全国図鑑	No.0016
カントー図鑑	No.016
ジョウト図鑑	No.010
セントラルカロス図鑑	No.017
ローマ字表記	Poppo
ぶんるい	ことりポケモン
タイプ	ノーマル / ひこう
たかさ	0.3m
おもさ	1.8kg
せいべつ	50%♂・50%♀
特性	するどいめ/ちどりあし(第4世代から)/はとむね(隠れ特性)
タマゴグループ	ひこう

各言語版での名称と由来

言語	名称	由来
日本語	ポッポ	ポッポー(鳩の鳴き声)
英語・スペイン語・イタリア語	Pidgey	pigeon(鳩)+budgie(セキセイインコ)
ドイツ語	Taubsi	Taube(鳩)
フランス語	Roucool	roucouler(鳩が鳴く)
韓国語	구구	구구(gugu、鳩の鳴き声)
中国語	波波	日本語名の音写
ロシア語	Пиджи	日本語名の音写
ヒンズー語	पिजी	日本語名の音写
タイ語	ป็อปโปะ	日本語名の音写
ヘブライ語	פידג'י	日本語名の音写
リトアニア語	Pidžis	英語名より

進化

ポッポ→ピジョン(Lv.18)→ピジョット(Lv.36)→メガピジョット(メガシンカ、ピジョットナイト)

概要

第1世代『ポケットモンスター赤・緑』から登場した恒例となっている、序盤に出現する鳥ポケモン、いわゆる序盤鳥の初代。

ことりポケモン…名前こそ鳩ぽっぽだが、どっちかというとスズメかヒバリあたりに近いデザイン。

シナリオ最序盤に捕獲し、ピジョットに進化させて最後まで連れて歩いた人も多いことだろう。方向感覚に優れるところは一応ハトらしい。アニポケでも伝書鳩のような役どころで活躍していた事からも鳩らしさ(？)は活かされているようである。第5世代でまんまハトなポケモンが追加されたが。

ポッポが単純な鳩モチーフというよりかは我々が日常的に見かける鳥類の特徴を合成したポケモンというのが一番近いのかもしれない。

また争いを好まず大人しい性格とのことだが、「やせいの　ポッポが　とびだしてきた！」→「ポッポの　でんこうせっか！」といったことは良くあることについてはどう釈明すべきか。

小さな虫を食べているらしい……ということはポケモンの世界にもどうやら小さな虫はいるようだ。ちなみに本来ハトは草食性だ。

また、名前が回文となっているポケモン第1号である。

ゲームでの特徴

初代・FRLG・ピカブイ

元祖序盤鳥。コラッタと共に序盤に出現する。
ストーリーにおいては、初代ライバルのグリーン・ピカブイライバルのシンが捕獲して以降、先発として出してくるようになる。
『青』のみ、クチバシティでカモネギ(アッカ)を交換で入手する事ができる。

金銀クリスタル・HGSS

引き続き序盤で登場するが、日中にしか登場せず夜は代わりにホーホーが出現する。
ストーリーにおいてはキキョウシティのジムリーダー・ハヤトの手持ちとして登場する。

RSE・ORAS

野生では出現しないが、『ORAS』ではピジョンがサファリゾーンに出現する。

DPt・BDSP

229ばんどうろに出現するが、『プラチナ』を除いて大量発生時に出現する。

BW・BW2

『ホワイト』でのみ、ホワイトフォレストにじゅくがえりのシュウサクがいると出現する。

XY

2ばんどうろ・3ばんどうろ・フレンドサファリ(ひこう)に出現する。なお、本作では初めて草むらに入る時必ず最初に出くわす(御三家を入手し最初に草むらに入って2歩歩くと必ずこいつが飛び出してくるように設定されている)。

SM・USUM

『USUM』で木曜日にウラウラ島で島スキャンを行うとピジョットが出現する。

第8世代～

第8世代『ソード・シールド』、『LEGENDSアルセウス』、第9世代『スカーレット・バイオレット』には登場しない。

性能

種族値

	HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
第1世代	40	45	40	35	※	56	216
第2世代から	40	45	40	35	35	56	251

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。

第1世代ではかぜおこしはノーマルタイプかつポッポ一族専用の攻撃技だった。

使用トレーナー

ゲーム版

アニメ版

ラルフ(無印100話)
エミリ(無印100話)
ナナコ
ヒバリ(無印153話)
ワタリ(無印164話)
デンジロウ(無印164話)
オーキド博士(無印245話)
ツツジ　↔️　アザミ(AG15話)
シズエ(DP70話)
ゴウ

漫画版

ブラック➡️ゴールド(ゴールデン・ボーイズ)
ハヤト（ジョウの大冒険）

アニメ版

アニポケ・サトシの旅シリーズ

〈レギュラーの手持ち〉

ゴウのポッポ
- 新無印20話にて「ポケモンオリエンテーリング」の最中で木に止まっていたところをゴウにゲットされた。コハルに懐いている。
- ホシガリスによってポケモンフーズが無くなった事件では、ポケモン達の喧嘩を止めようとしたゴルーグの胸のパーツが外れて暴走している時、カラカラやカモネギと共にゴルーグの胸のパーツを持ってきて静止させた。
- 第107話ではいつもは水辺で遊んでいたが水が汚れた事でゴルーグの所に来たいわポケモン達(イシツブテ、アローライシツブテ、ダンゴロ)と喧嘩していた。
- ちなみに、新無印第6話で別個体のポッポをゴウがゲットしようとしたが失敗して逆に「かぜおこし」で吹き飛ばされてしまった。

〈ゲストなど〉

無印第1話
- 古参のファンならポッポに上着を被せて捕まえようとしたサトシがかぜおこしとすなかけを立て続けに食らうシーンは見覚えがあるはず。

無印81話の群れ
- 第1話でサトシと因縁のあるオニスズメがオニドリルへと進化してボスに君臨し、彼らの群れから脅かされていたが、サトシのピジョンがピジョットへと進化した事で撃退。ピジョットは群れを守る為にサトシと別れた。
- それから時が経ち…サトシの旅シリーズ最終話でサトシのピジョットと共にサトシの前に再登場。群れのポッポ達が成長していた事もあり、ピジョットをサトシの元へと送り出した。

無印88話
- ピンカン島のピンクの個体が登場。

無印100話
- マンダリン島・ヤンベラの町に住むラルフとエミリの手持ちの2匹が登場している。

無印153話
- ポケモン演劇団の団長ヒバリの手持ちが登場し、ピカチュウ達を捕らえたロケット団の居場所を突き止めている。この時サトシは「俺にも鳥ポケモンがいたらなぁ」と発言しているが、次回で色違いのヨルノズクを捕獲している。

ナナコのポッポ
- 無印118話でナナコがサトシとバトルをした時に出したポケモン。サトシはいきなりリザードンを出した為全く相手にならなかった。しかしロケット団相手には活躍した。

無印164話
- ポッポを使った小型郵便物運送の「伝書ポッポ屋」のオーナー・デンジロウと孫のワタリのニックネーム付きのポッポ達(ネンジ、ブンタ、アキラ、コウジ、タツオ、タクゾウ、ケン)が登場。時代の流れからデンジロウがポッポ屋を廃業しようと考えていたが、ワタリがロケット団からポッポを取り返した様子を見てワタリのポッポ屋の修業を続けさせる事を認めた。

オルドリン
- 無印211話「ポッポとデカポッポ！まだみぬそらへ!!」にて主役を飾ったパイロットキャップを被っているのが特徴のポッポ。名前はアポロ11号の宇宙飛行士であるエドウィン・バズ・オルドリン氏からとったものと思われる。
- 天敵もおらず飛ばなくなり丸々太ったデカポッポたちが暮らすデカポッポ島が舞台。オルドリンはその中でただ一羽、空を飛ぶことに強い憧れを抱き、努力の末に飛行能力を取り戻したポッポだった。誰よりも高く飛びたいと願い太陽を目指して飛んでいき、最後には身体が半ば凍り付きながら宇宙空間にまで到達した。
- 鳥ポケモン史上初、宇宙まで飛んだ鳥ポケモンである。同じく努力の末に言語能力を得たＲ団のニャースからは強いシンパシーを感じられており、遥かな空を目指しながら一匹と一羽が通信機で交わした会話の場面は、涙を誘う屈指の名シーンとなっている。
- マイナーながらかなりの良作回のひとつであり、ファンの一部からは「世界一高く飛んだポッポ」として親しまれている。

オーキド博士のポッポ
- 無印245話にて、オーキド博士がエビチャタウンで開かれる公開収録に赴く途中でゲット。オーキド博士達に成りすましたロケット団が会場のお弁当を奪って逃げようとした時には、強烈なふきとばし攻撃でロケット団を星にした。

AG15話：カナズミシティのポケモンの一匹として登場し、女生徒エミリが連れている。
DP70話：シズエがマジックでポッポを出している。

その他

無印	1話・2話・65話・81話・149話・250話・274話(群れ)
AG	147話・178話・180話(群れ)・191話
DP	73(群れ)
BW	141話・142話
XY	1話・2話・4話・7話・18話・34話(イメージ)・36話・89話・108話(イメージ)
SM	42話・46話
新無印	1話・2話(映像)・6話・20話(映像)・26話・30話・33話・46話・49話・53話・54話・70話・87話・135話・136話
めざポケ	1話・6話
劇場版	ルギア爆誕・結晶塔の帝王(メール)・時を超えた遭遇・水の都の護神・波導の勇者・ディアルガVSパルキアVSダークライ・超克の時空へ・キミにきめた!・みんなの物語

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ

1話：セキエイ学園にて、モブで登場
3話・5話・6話：野生で登場

漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

1章でオーキド研究所にいたポケモンで数匹登場。

同じく1章ではメカポッポが登場。セキチクシティのサファリゾーンの案内役で2体存在し、それぞれ1号・2号とつけられている。ツアーの最中にレッドが違反行為をしたせいでニドキングに襲撃され2号は大破。パーク内の野生ポケモンに襲われ、2号とレッドは共に逃げる事になる。
- 自分はプログラムされているだけと話しているが、感情を持っているような言動を見せる。性格は上記のように怒る・驚くなどを見せ、マダツボミ系の観察などもしている。自律思考能力が非常に高く、羽を使った飛行も可能。レッドの道具を見て、ウツボット達の巣から逃げる方法を即座に編み出すなど機転が利くほか、ポケモンの笛も吹ける。また、「サファリボール」も幾つか体内に収納している。最後は、無事にレッドと共に帰還した。