概要
アイルランドの文筆家であるジョージ・バーナード・ショー(1856年-1950年)が書いた戯曲『ピグマリオン』をミュージカルに作り直したもの。
言語学の教授と大佐の賭けの対象に選ばれた下町の花売り娘が、洗練されたレディに仕立て上げられていく過程を描く。
ただし、オチは「洗練されたレディに仕立て上げられていく過程で、花売り娘は自分を確立し、主人公である教授の元を去ってしまう。その後に、主人公の教授は、賭けの対象に過ぎなかった花売り娘を愛していた事に気付く」という苦いもの。
1956年3月にブロードウェイミュージカルとして初演、1962年9月までの6年半にわたり、2717回に渡って公演が行われた。ヒロインのイライザを演じたのは、イギリスの女優であるジュリー・アンドリュースであった。
1964年には映画化されておりイライザ役はオードリー・ヘプバーンに交代している(メインイラスト参照)。
日本でも1963年9月に東京・日比谷の東京宝塚劇場(初代、またの名をアーニー・パイルシアター)で上演されて以来、断続的に上演されている。なお、東京宝塚劇場での初演の際には、アメリカでは「ブロードウェイミュージカルが初めて日本で上演された」と、ニュースのネタになってたりする。
なお、ジョージ・バーナード・ショーがミュージカルを忌み嫌っていたため、ショーが死んでから制作に取り組んだ。
関連イラスト
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表記揺れ
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東宝(日本版の上演請負元)