概要
遊戯王OCGにおいて、5期まで適用されていた新エキスパートルールの次に導入された公式ルール。
マスタールール(6期~7期中盤)
- 用語として生け贄召喚、生け贄、融合デッキがそれぞれ「アドバンス召喚」、「リリース」、「エクストラデッキ」に変更される。
- メインデッキが40枚以上60枚以下に、エクストラデッキとサイドデッキがそれぞれ15枚以下に制限された。
- 新しいカードの種類としてシンクロモンスターが登場。
- 新しい種族としてサイキック族が登場。
マスタールール2(7期中盤~8期)
- 起動効果と優先権に関するルールが調整される。
- 新しいカードの種類としてエクシーズモンスターが登場。
マスタールール3(9期)
- 先攻側の通常のドローが廃止(形式としてドローフェイズは行う)。
- お互いのフィールド魔法が共存可能で、張り替えによる相手のフィールド魔法を破壊できない。また、自分のフィールド魔法を張り替える際も破壊ではなく墓地へ送る処理となる。
- ダメージステップに5つのタイミング「ダメージステップ開始時」「ダメージ計算前」「ダメージ計算時」「ダメージ計算後」「ダメージステップ終了時」が設定された。
- リバース効果や一部の起動効果は誘発効果に統一された。これによって効果の分類は永続効果・起動効果・誘発効果・誘発即時効果の4種類になる。
- 新しいカードの種類としてペンデュラムモンスターが登場。
- フィールドにペンデュラムゾーンが追加された。
- 新しい種族として幻竜族が登場。
新マスタールール(10期)
- フィールドが大幅に変更された。
EXモンスターゾーンの追加によってEXデッキからの特殊召喚が制限された。
Pゾーンは魔法&罠ゾーンと合体した。
- 新しいカードの種類としてリンクモンスターが登場。
上述の特殊召喚の制限がこのカードによって広げる事ができる。
そのためリンクモンスターが圧倒的に有利なゲームデザインとなっていた。
それに伴いシンクロモンスターやエクシーズモンスターの相場が安めだった。
守備表示を持たないリンクモンスターの登場により【スパイダー】や【ゴーストリック】のような形式変更テーマは地獄を味わうこととなった。
- 新しい種族としてサイバース族が登場。
マスタールール(11期・12期)
新マスタールールではEXモンスターゾーンかリンクモンスターのリンク先にしか特殊召喚できなかった融合・シンクロ・エクシーズモンスターは9期以前と同じくメインモンスターゾーンにも出せるように緩和される。
一方でペンデュラムモンスターやリンクモンスター自体にルール変更は無い。
明記されたものを除きデッキやEXデッキで効果を発動できなくなった。
効果の発動前に発動場所からカードが移動した場合は発動できなくなった。
召喚が無効化されていれば召喚していないのと同じになった。
罠カードとしても扱う罠モンスターが魔法・罠ゾーンを圧迫しなくなった(サイクロン等で除去できなくなった?)