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「船が コショウしちゃったのは

 ツイてないケド…

 しんせつなキミに であえテ

 ホーント、よかったヨォ。」


概要編集

星のカービィWii』で初登場したキャラクター。

天かける船「ローア」の主。ポップスターの遥か彼方にある星「ハルカンドラ」の住民で、その星に住む悪いドラゴン「ランディア」から逃げてきたらしい。

不時着する過程で船のパーツがバラバラに飛び散り、途方に暮れていた所、カービィたちの善意でパーツを集めてもらうことに。


ローアに常駐し、カービィたちのサポートをしてくれる。話しかけると攻略の進捗状況に応じていろんな話を教えてくれる。中には過去のカービィシリーズに関連する話も聞ける。


一人称は「ボク」で、セリフの要所や語尾にカタカナを交えた口調で話す。


カービィシリーズの登場人物として発売当初希少であったセリフ付きキャラクター。

上記の通り物語のキーパーソンであるためpixivでの投稿数も多く、最近ではカービィ、デデデ、メタナイト、ワドルディに次いで出番の多いキャラとなっている。


異世界の言語のような「マホロア語」を話すが、この時の声はカービィシリーズの作曲者のひとり、安藤浩和氏の声を加工したものである。

「カービィ」という単語だけはわざと聞き取れるようにしている様子。


名前は「魔法」+「ローア」、そして古語の「まほろば(素晴らしいところ)」から来ている。「まほろば」に関しては、彼の故郷から取ったというが⋯⋯?


容姿編集

版権ログ④ほぼマホロア

茶色い卵型の体を黄色い歯車模様の青いフードで包み、口元を覆うベルトを通して白いマントを羽織っている。メタナイトのような黄色い目をしている。頭には円錐形の耳のような何かが生えている。手は体から離れて浮いており、薄い黄色の手袋をしている。


本来の目的(ネタバレ注意)編集













「ブラボー、ブラボー。

 さすがは 星のカービィ」


「よく、ジャマなドラゴン…

 ランディアを たおしてクレタネェ。」


「オォ…

 ついに手に入れタゾ…」


「コレぞ無限のチカラを持つ…

 「マスタークラウン」!」


まほまほらくがき


ソウさ! ねらいは 始めカラ

  このクラウン だったんダヨ!


な〜んて カオしてるんダィ?

  じゃあ ゼンブ教えてヤルヨ。


本作 の真の元凶にしてラスボス


実はランディアが悪いドラゴンというのは真っ赤な嘘。マホロアはランディアが守っている、無限の力を持つマスタークラウンを狙っていたのだ。

クラウンをランディアから奪おうとしたが返り討ちにされ(ローアはランディアの住む山に埋まっていたらしい)、逃げる途中で不時着したのがポップスターであり、カービィたちを騙して船のパーツ集めをさせ、ランディアも倒させようと企んでいたのだ。


カービィたちがランディアの撃退に成功すると本性を現し、強奪したマスタークラウンを頭に載せて巨大な王の姿に変化した。かくして『虚言の魔術師』は全宇宙を支配する手始めにと、ポップスターの侵略を宣言する。


まほまほらくがきその2

しかし、ランディアの協力を受けたカービィたちに敗れ、倒れたマホロアの魂は暴走したマスタークラウンに飲み込まれてしまう。自我を失い怪物と化すが、倒されるとマスタークラウンが砕けて断末魔(ソウル形態では「カービィ」のようにも聞こえる)を発し、異空間の中に消えていった。


エクストラモードでエナジースフィアを全て集めてから話しかけると、「キミ(カービィ)の存在を前から知っていた」「知り合いがキミとケンカした」という話が聞ける。とにかく謎が多い人物である。

この「知り合い」が誰かは今のところ明かされていないが、ファン間からは所業やポジションの類似性からマルクではないかとされている。


なお、戦闘BGMは「支配してアゲルヨォ」「CROWNED」の2種類があり、特に後者はローア船内のBGM(彼方からの旅人マホロア)や「グリーングリーンズ」、「カービィ凱旋」のアレンジメドレーになっており人気が高い。


また第二形態のテーマ曲である「CROWNED」は「王位に就いた」という意味が篭められている。


その後の作品におけるマホロア編集

20周年スペシャルコレクション編集

ゲームモード「もっとチャレンジステージ」にて登場。

『星のカービィWii』で登場したサブゲーム「チャレンジステージ」に無かったコピー能力でステージのタイムアタックができる。

ちなみに、舞台となるのはマホロアが自ら作ったテーマパークである。


各レベルの最後ではマホロアと競争することになる。

Wii版での戦闘はクラウンに頼りきる形であったが、カビコレのレースではクラウン無しで戦う。

特に最終レベルのEXでは様々な性能を持ったエネルギー弾を発射する攻撃を主体とし、並の中ボス達よりずっと激しい攻撃を仕掛けてくる。

この事から、クラウンが無くても(ランディアには及ばないとはいえ)それなりの実力を持っている事が窺える。

ちなみにカービィがダメージを受けたりマホロアより後ろにいたり、マホロアが先にゴールするとマホロアがクククッと笑ってくる。


またEDにも登場し、カービィに手を振った後はローアに乗りこみ去って行った。

このマホロアの存在は後日談なのかパラレルなのか議論が分かれていたが後述の「デデデでデンZ」等を見るにある程度の答えが公式から出されている(海外版ではカービィらに迷惑をかけた詫びで遊園地を作ったという説明がゲーム内でされている)。

もっチャレ!


トリプルデラックス編集

マホロアと一緒に今作の敵タランザの絵が飾られている部屋がある。外見も似ているため、何か関係があるのかもしれない。

またストーンカービィの石ころ変身では稀にマルクと並んだ黄金像に変身できる。

100%クリア時に見られるおまけムービーではしれっと観客席におり、隣にはマルクもいる。


デデデ大王のデデデでデンZ編集

おもてのエクストラ「CROWNED」の紹介文が彼らしい文体でありその存在を匂わせており、うらエクストラにて、新曲「CROWNED Ver.2」と共に、目隠し布を持って本人が登場。

浮遊しながら緞帳でデデデ大王の行く手を隠し、デデデ大王がミスをすると笑う。

ステージ内にも第一形態(クラウンを被りボスとなった時の姿)の魔法陣を模した飾りがある。


そして、またしてもこのゲーム自体、彼が作ったアトラクションの一つであることがMiiverse上で語られた。

異空間で迷子になりながらも、ひょっこり脱出し、カービィ達のポップスター帰還後、他の世界を旅しながら、その先でテーマパークを作っているのではないか、との事。(海外版の『20周年スペシャルコレクション』では罪を償うためにこのように様々な事をしていると深く掘り下げられた説明があった)

デデドン!(Z)


因みに、カービィと友達になりたかったのはどうやら本心だったらしい事がMiiverse上で語られた。海外版の記事によれば無意識に友情に近い感情を抱いていたとのこと。


みんなで!カービィハンターズZ/スーパーカービィハンターズ編集

店主マホロア


まさかのよろずや店主


「よろずや」として登場。白い衣装になっており、『スーパーカービィハンターズ』では「店主マホロア」という名称がつけられている。詳しくはそちらを参照。


スターアライズ編集

当初は、ストーンコピー能力で『みんなで!カービィハンターズZ』の衣装バージョンを石像で見る事が出来た。

後に、ドリームフレンズに関する無償アップデートで歴代の作品のキャラクターが次々と復活するようになって以来、マホロアも同様にこの作品に参戦出来るのではないか...と、彼のファンはいつか来るかもしれないその日まで密かに待ち望んでいた。

特に、マホロアと同じような立場のキャラが今までの無料アップデートでフレンズ化した事から、その期待や願いははますます高まりつつあった。そして......


2018年11月8日に、公式Twitterでタランザスージーと共に無料アップデートの第3弾でドリームフレンズとしてプレイアブル化される事が発表され、同年11月30日に実装された。


通常版

ブラボー ブラボー、と 「星のカービィ Wii」から

キュートな きょげんの まじゅつしが やってきた!

フレンズと言えば トモダチ。 トモダチと言えば

そう、ベストフレンズ。 つまり ボクの出番だネ!

さぁ ミンナ、サッサと宇宙ヲ 支配しに イックヨォ!


星のマホロア 心からのベストフレンズ

「ベストフレンズの力、見せツケテ ヤルヨォ!」

クックックック と「星のカービィWii」から ふてきな

きょ言の まじゅつしが、トモダチダヨォと アヤしく参戦!

悪には悪の、気配を感じる 力があるのか!?てきに回すと

やっかいだけど⋯ トモダチだったら、たのもしい?


何と、マルクに続いてラスボスで尚且つソウル組からの参戦となり、フレンズ化を待ち望んでいた多くのファンがこの朗報に歓喜した。デデデ大王、マルクに次いで三人目にプレイアブル化したラスボスでもある。マルク同様に怪しい気配に呼応するように参戦したようである。


バルフレイナイト戦のBGM「覇王戴冠 〜OVERLORD〜」(編曲者:安藤浩和)は「CROWNED」をベースにいくつかの関連曲を組み合わせたメドレー形式の曲。具体的には「デンジャラスディナー」、「飛べ!星のカービィ」、「無限のチカラ」、「勝利への道」(「必殺!スーパー能力」寄り)、「スカイタワー」のフレーズが含まれている。

「overlord」は直訳すると「君主」という意味。創作的な意訳では「魔王」と訳されることも。マスタークラウンを手に入れて宇宙の支配者にな

ろうとした一人の魔術師の野心を表すような曲名といえ、また「overload」と言い換えると「過負荷」と言う意味にもとれ、また力の暴走によって破滅した本編の彼を見ると皮肉である。「CROWNED」が絶望の曲なら、こちらはある意味新たな希望を感じる曲ともいえる。


ファンの間からは前述のマルク、およびこちらも最後まで悪役であったダークメタナイトなどと一緒にドノツラフレンズと一部でネタにされている。半年以上前にマルクが発表された時点で、その時はマホロアの参戦が確定していなかったにもかかわらず、ユーザーからは既にドノツラフレンズの枠扱いされていた。ダークメタナイトを予想出来た人が少なかった事も合わせ、マホロアの前科とそれによる(色んな意味での)信頼が如何に厚かったかが分かる。

第2弾アップデートのシルエットクイズでは「洗濯されたマホロア」「氷漬けにされたマホロア」と一部のファンからは何かとネタにされていた。

そして上記の説明文を見てのとおり、過去の一件は全く反省していない様子。さすがはドノツラフレンズの鑑である。

最も、「…ナーンテネッ!おどろイタかい?」となる流れも否定できない。後述の後日談からその説は真実味を少し増している。


また、発表された翌日に既に登場確定しているにもかかわらずザン・パルルティザーヌ自身の人気で「1000万RT間違いなしダヨォ!」と口車に乗せて自らのシルエットクイズを出させた(しかもうっすら色が見える)うえ、その2時間後に彼女に「本人が今にも自分で言ってしまいそうなので、もう答えだ。」とあっさりカミングアウトするという珍事件を起こした。いろいろな意味であざといという言葉が似合うキャラクター。

パルルは追加ドリームフレンズをあだ名をつけて呼んでいるが、この一件が原因なのか、彼についたあだ名は"イカサマたまご"だった(さらにその後パルルにイカたまと略された)。以前よりその体形から煮卵と呼ばれる事があったが、遂に公式から卵扱いされる事となった(しかもコック能力で出てくる食べ物は目玉焼き)。

彼自身このあだ名がかなり気に入らなかったようであり、その後、三魔官シスターズの紹介の際に彼女たちに仕返しか否か"信号機三人娘"という愛称をつけたり、アップデート前のカウントダウンで自らを真実の魔術師と名乗りパルルをパルメザンチーズよばわりしていた(前者はパルルからは「フッ、悪くない愛称だ。」とたいして気にされてなかった)。かと思ったら後に自分から「イカサマたまごの、マホロアダヨォ」と呼び掛けている…どうやら心から嫌がっている訳では無いようだ。


一方で、上記の通り「カービィと友達になりたかった本心」が叶った瞬間でもあり、本人が前線で仲間と共に戦うシーンの初披露である。ローアにとってもプレイヤーサイドで戦闘能力を発揮する初の機会である。

そのスペックは凶悪の一言であり、アップデート第3弾で追加された高難易度コンテンツに対する救済策の一角。


ちなみにハイネス三魔官の言語では、「マフォ=嘘」「ロア=楽園」という設定があるため、ユーザーの考察の一つに、(「マフォ」と「マホ」を発音違いの範疇と解釈することを前提として)彼は名前からして嘘つきなのではないかという説もあるそうな。また、彼が故郷と言い張るハルカンドラはその有様からして「嘘の楽園」と呼ぶに相応しい魔境でもある。


技一覧編集

  • まりょくきゅう(B離す)

前方向に魔力球を1発発射。電気属性を持つ。

連打すると角度が変わるが、水中だと発射速度が落ちる。

溜め段階に応じて回転しながら飛んでいく「レボリューションボウル」、炎属性の「レボリューションフレイム」に変化。原作最終バトル(エクストラモード含む)で使用した技を再現できる。


  • キルニードル(地/上+B離す)

こちらも原作のボス戦で使った地面から針を生やす技。通常時は2本だが、溜め技の「ダブルキルニードル」や「クアッドキルニードル」では4本、8本と増加していく。


  • マホロアストーム(D/B)

風を纏って回転しながら突進。上下調節が可能なほか、長押しで飛距離がアップする。発動中は無敵。

元ネタは『20周年スペシャルコレクション』の「VS.マホロア」で使っていた突進技。


『みんなで!カービィハンターズZ』に登場したジェムリンゴを模した爆弾を3つ(水中では1つ)投げる。もう一度コマンド入力で起爆する(クスクス笑うような表情を見せる)。

起爆せずに放置すると4回まで膨らんでいって威力が上がる。ちなみに他の技の使用中でも起爆可能。


  • ブラックホール(空/上+B長押し)

魔法陣から星型のブラックホールを出現させる。方向キーで魔法陣を動かし、発動位置を調整できる。火力が高く多段ヒットし、アイテムも吸い寄せられる優れもの。

ただしすっぴんのカービィとは相性が悪く、カービィが攻撃に使うための敵や星をブラックホールで吸い込んでしまう事故が結構ある。場合によっては敵の攻撃で落としてしまった能力星をブラックホールに吸い込まれて処分される大事故へ繋がる可能性も。マルクのブラックホールも理論上は同じ事故が起こりうるのだが、マホロアの場合はブラックホールをリモートで動かせるため事故率がかなり大きい。最前線をマホロアに譲るのも手。


原作の代表的なスーパー能力が登場。使用しながら移動できるほか、無敵まで付いている。

さすがにカービィが使用していたスーパー能力版の360°攻撃には及ばず、攻撃が届く角度は270°になっている(後方が範囲外)。ただこれでも真上や真下をカバーしているため、真後ろを取られない限りは悠々巻き込める。

剣のデザインは紫で中央のロゴが歯車型という特徴があり、第二形態のものとは異なる。そして後述の『Wiiデラックス』では使用できないが……?


  • リフバリア(地上L/R)

原作の第一形態でスーパー能力を受け止めていた星形バリア。ガード削りを受けないバリアを展開する。

2回ずつ被弾するごとに1ピース欠けていき、ガード削りに関係なく10回被弾すると全部壊れて普通のガードになってしまう。バリアが壊れた時には破片で攻撃できる。


  • いくうかんバニシュ(空中L/R)

異空間にテレポートし(方向キーで移動可能)、出現時に攻撃する。性質はエスパーの「バニシュ」と同様。


  • コーリングローア(上長押し)

本編で拠点だったローアを召喚し、他のキャラが乗り込むとブンナゲフレンズと同様のフレンズ能力トベマホローア」が発動する。


独立した技ではないが、マルチプレイならせーのでドン!によりマホロア砲も使用可能。原作で使用した数々の攻撃をマスタークラウンなしで放つ姿に驚いたファンは少なくなかったようだ。(ただし、クラウンが無くてもそれなりに実力を持っているのは前述の通り)。

置きブラックホールを相手に合わせて置き続けるだけでダメージをどんどん稼げ、更にそこからウルトラソード、レボリューションフレイムなどの攻撃を合わせる事ができるため、波状攻撃によって大きなダメージを見込める。


斬撃を扱える上、属性も風・電気・炎と3つ操れるため、属性付加要員としても優秀(炎はタメが必要であり、フレンズスター搭乗時は電気属性扱い)。CPUでもブラックホールやウルトラソードで結構なダメージを稼いでくれるため強い。


敵の攻撃に対しては、マホロアストームによる無敵以外にも、地上では強ガードのリフバリア、空中では一定時間無敵になる異空間バニッシュで対処可能であり、防御性能も優れている。

まさしくラスボスの名にそぐわないスペックの持ち主で最強クラスだとも思われる。

誤操作しにくい意味でも優秀。


マスタークラウンの影響?編集

Swichのゲームニュースに、ウルトラソードについてだけではあるがクラウンの力ではないかという疑惑があり、そこからファンの中にはかつてマホロアが使用していたマスタークラウンの後遺症としてこのような数々の強力な技を繰り出せるのではと解釈している人もいるようである。裏切った時のマホロア(特に力に強く飲み込まれているソウル形態)を見るにそう思える要素はある。


  • 口の目出現のみの技→ブラックホール、アナザーディメンション
  • 魔法陣を使った技→コピー能力解除、画面反転技、レボリューションフレイム(EXのみ)
  • 口の目出現+魔法陣を使った技→ギガトンスノーハンマー、ウルトラソード、ミラクルビーム、ドラゴストーム、マホロア砲、キルニードルワープ
  • 本体変化なし→コーリングショット、魔力球、ワープホールアタック(風無しマホロアストーム?)

マホロアエピローグではクラウンと関係のあるボスが、元々技を持たない憑依先が特徴と関連のないワープホールと瞬間移動を使う。ゲームニュース情報前は、もっとチャレンジステージの通常マホロアが本来の技を使っているという説があり、上記の内容を見ても問題は少ない。炎技であるレボリューションフレイムに関して、通常形態が使うレボリューションボウルは手の魔方陣を大きくするが、EXのように魔方陣を作らないため技強化の可能性がある。敵召喚はコーリングショットがあり、空間利用と考えられるところがあるため不明である。


カービィファイターズ2編集

まさかのバディの一人として参戦

スペックはほぼ据え置きだが、対戦ゲーム故か無敵判定がほとんど無くなっている(一応ストーリーモードにおけるボス戦は無敵判定が付く)。

また、ウルトラソード発動時やレボリューションフレイムタメ中に動くことができなくなっており、ジェムリンゴボムを一度に投げる個数も3個から1個に減らされている。

しかし、いくうかんバニシュについては長い間姿を消すことが出来なくなってしまったが、ステージの半分以上を一瞬でワープできる壊れ技になっている。


Twitterのある映像では共にバディのひとりであるグーイと戦闘中にもかかわらずHALと打ち上げられた花火を二人で見上げていた。


カービィのグルメフェス編集

マホロア本人は登場しないが、着せ替えで彼を模したカラーとスキンやバトロワ用ステージ「マホロアケーキ」などが登場する。

「マホロアケーキ」はグルメランクを上げると解禁されるが、両端が回転してる上にさらに時間が経つと中心に穴ができるという彼の性格を表したようにバトロワ用ステージの中で特にギミックが激しい構成となっている。


星のカービィWiiデラックス編集

マホロアランドのやつマホロアエピローグ

本編はもちろんながら新しく追加されたコンテンツ「わいわいマホロアランド」にも支配人マホロアとして登場する。

さらには「『スターアライズ』までに何があったのか」ということも補完される様子。

そのため、今作では事実上のもう一人の主人公と言える


サブゲームの一つ『刹那の見斬り』では、4番手の対戦相手として登場。カービィはウルトラソード、こちらはローアを使ってくるため第一形態のバトルのオマージュとなっている。


大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL編集

スピリッツで登場。ランクはACEのアタッカーだが、特性は何もなくスロット3つな事だけが取り柄のシンプルな能力。ただし対戦時は画面逆転があるので対策はしっかりと。

BGM編集

ボス時の戦闘BGMはマホロア第一形態CROWNEDを参照のこと。

星のカービィWii編集

正式曲名:「彼方からの旅人マホロア」

作曲者:安藤浩和


ファイルセレクト画面、モードセレクト画面、ローア内部で流れる曲。

本作のメインテーマの1つであり、マホロア本人のテーマ曲として様々な曲にフレーズが使用されている。以下、正統派アレンジを記載。


20周年スペシャルコレクション編集

2種類のアレンジが存在。

正式曲名:「もっとチャレンジステージ」

編曲者:安藤浩和


レベル1・2の戦闘BGM。

原曲よりも明るめのアレンジとなった。



正式曲名:「異空ヲカケル旅人」

編曲者:安藤浩和


レベル3・EXの戦闘BGM。

短調・ロックアレンジで、ループ直前には「4人の仲間と:クッキーカントリー」のフレーズが入る。

トリプルデラックス』の「大王のデデデでデン」ではエクストラの課題だが、裏モードのため屈指の難易度を誇る。


スターアライズ編集

2種類のアレンジが存在。

正式曲名:「ブラボー!マホロアがキテアゲタヨォ」

編曲者:小笠原雄太


ドリームフレンズとして召喚した際のジングル。

冒頭のパートが使われた。



正式曲名:「ココロノスガタ」

編曲者:安藤浩和


同名のメモリアルイラストのBGM。落ち着いたピアノ音源になった。

『Wiiデラックス』ではマホロアエピローグのリザルト画面でも流れる。


Wiiデラックス編集

主なアレンジはこの2曲だが、他の数多くの新曲にも一部フレーズが使用されている。

正式曲名:「WELCOME TO THE MAGOLOR LAND!」

編曲者:安藤浩和


わいわいマホロアランドのメインエントランスで流れるBGM。

ブラスバンド風になっており、一部パートには「全てキエテ ~ それぞれの世界へ」と「異空ヲカケル旅人」のフレーズも含む。



正式曲名:「みつけて!マホロア図書館」

編曲者:安藤浩和


同名のサブゲームのBGM。トイピアノ風の音源になった。

ラストスパートに入るとテンポアップした「ドタバタ発見!マホロア図書館」が流れる他、裏曲は8bit風になっている。



漫画版編集

どの作品でも腹黒い・お金にがめついキャラは変わっていない傾向にある。

一部の『Wiiデラックス』発売後に刊行された書籍では、同作で判明したネタバレがあるため注意。

も~れつプププアワー!編集

7巻から登場。次回作の悪役次々回作の悪役に比べるとあまりゲームとキャラが変わっていない。

原作と同じく当初は「宇宙船ローアが壊れて困っている」というのを演じ、プププランドに住み着いていた。しかし人知れず自力で修復すると本性を現し、ローアの力で全宇宙の征服に向けて動き出す。


……ということを一人で宣言した瞬間、カービィが崖の上から蹴って飛んできた小石がローアにぶつかり粉々に破壊されてしまった


このため宇宙征服の野望は遠のいてしまい、マホロアの本性もカービィたちが知ることはなかった(マスタークラウンも登場しない)。以後はプププランドの住民として普通に過ごしている。

宇宙船を自力で修理したという経歴からか、家を要塞に改造するなど発明家や科学者としてのキャラを持つようになった。


学園編では教頭として登場しており、バウ校長を爆殺してその座を奪おうとする。バウを倒したと思ってこれからは自分が校長になることを宣言するが、直後に吹っ飛ばされたバウが突っ込んできたため轟沈した。


メインキャラとしては登場しておらず、出て来ても2コマか3コマくらいでフェードアウトするということが殆ど。

腹黒キャラなのだが、カービィの騒動に巻き込まれては「フザケンナヨォ!」とブチギレるキャラの方が強く出ていた。


プププヒーロー編集

ローアと共にポップスターに不時着。カービィにランディアを倒させるようにだましたのはゲーム内と同じ。カービィたちに対して「使えねーヤツらダナ」と舌打ちするなど、序盤から邪悪な存在であることを匂わせている。


以後もたびたび愚痴ったり、涙目で感謝しながら内心で嘲笑ったり、カービィたちのピンチを前に昼寝するなど酷い態度を取り続ける。

間近で見ていたチリーには半ば本性を見破られており、終盤ではメタナイトにも正体を見抜かれかけた。しかし通信がダメになったことで指摘される前にうやむやとなり、かなりホッとしていた(緊張してビクつくマホロアというレアな姿が拝める)。

カービィのコピー能力を研究しており、船内にはコピー出来る敵キャラをガラス管に詰めた保管庫(原作におけるコピーお試し部屋か)を作っていた。


ラストバトルではマスタークラウンを手にしたことで本性を現し、カービィたち4人と激突を開始。カービィのコピー能力を調べ尽くしていたので終始優位に立ち回る。

最終的にはゲームと同じように第二形態(意識は保ったまま)になるが、未だ知らなかったスーパー能力、ドラゴストームに焼き払われ消滅した。


……と思われていたが、ウルトラスーパープププヒーローにてまさかの電撃復活。ゲーム通りテーマパークを作っている(ちなみに本作は『Wiiデラックス』発売前に連載されており、ある意味逆輸入ともいえる)。

ナックルジョーポピーブロスJr.キャピィのことを「格闘バカ」「大王の腰巾着」「ザコ」とメモしているなど根っこは変わっていないが、暴走したロボットをカービィと協力して止めるなど改心はしている。

後の回ではコックカワサキの作った不味い炒飯を食べて邪念が抜けていた


ゲーム版ではカービィにばかり話しかけていた(1Pプレイの都合上だが)が、この作品ではカービィの同居人であるチリーと共にローアで留守番しており、冒険に出ているカービィ達よりも、チリーと絡むことの方が多い。


最初はそうでもなかったがチリーに恐ろしい程に執着するようになり、一緒にローアに居られることを喜んだり、本性を現した後は「二人で宇宙を支配しようじゃナイ、キミにポップスターアゲルヨォ!」と誘いかけるシーンすらも存在する。

チリーもただただ驚いて引くばかりだったが、マホロアが消滅した際に寂しそうに名を呟いている。

生還した後もチリーへの執着は変わっていないようで、隣に家を建てたり、彼のぬいぐるみを作ったりしている。


まんぷくプププファンタジー編集

3巻にゲストとして登場。スージーやタランザと一緒に食べ放題の店を経営しており、悪人ではない。

スージーはステーキ、タランザは寿司、マホロアはスイーツを担当している。

ちなみに台詞はなし。


11巻ではリメイク版の発売に伴ってメインキャラクターとして登場。

ローアの事故を装ってポップスターに現れ、カービィとペンギン(デデデ)に「宇宙船を直してくれたら宇宙旅行に連れて行くヨ」と近付いた。目的は二人を利用してマスタークラウンを探させること。

しかし計画は上手くいかず、カービィから提供される宇宙船はどれも役に立たないものだったのでブチキレて自分で宇宙船を新造する。その後もカービィから不条理なボケで迷惑をかけられ続け、何度かキレるも無事(?)にハルカンドラまで到着。


ここで宝探しと称して二人にマスタークラウンを探させるが64日経過しても全く進展しないためさすがにデデデに怒られた。

直後、カービィの起こした騒動により計画書を落としてしまい、それを見たデデデに騙していたことがバレてしまう。


最強の力を手にして宇宙を支配するという目的を語りカービィと激突を繰り広げることに。

カービィのコピー能力は通用しないと勝ち誇るがスーパーコピー能力には対抗できず劣勢となる。どれだけ攻撃してもカービィには通用せず、しかも自分たちは友達だと言いながら迫って来る。恐怖しながらもマホロアは騙していたから友達じゃないと否定するが、カービィの圧倒的な猛攻の前に敗北し、否定する気力も無くなって肯定することに。


マスタークラウンを手にすることもできず、しかも激しい戦闘で宇宙船が壊れてしまったためどこにも行くことが出来ない。目的も居場所も失ったマホロアは泣き叫ぶが、それでも友達だと手を差し伸べてくれたカービィに友情を感じ改心に至るのだった。

二人でポップスターまで帰るところで幕を下ろすが、デデデの存在を忘れられて取り残すという酷いオチとなった。


以後は温泉旅行を賭けたクイズを主催したり、マホロアランドを経営して荒稼ぎしたりとエンターテイナー的な役回りで登場するようになる。カービィに友情を感じているのは本心だが、騒動を巻き起こして皆が焦るのを見るのも楽しいというサディストな面も見せている。このためろくでもないイベントを企画してはデデデの怒りを買って殴られるのが定番となった。

驚いた時やぶん殴られた時によく「マ"アッ!!!」と奇声を上げる事が多い。


今日もまんまる日記!編集

外伝作品「パズルプラネット」でチョイ役として登場後、本編では「カービィファイターズ2」回から準レギュラーとして登場。

雑貨屋や占い師など色んな商売に手を出してはデデデ相手に怪しげな物を売りつけている。胡散臭いところもあるが原作とは違い悪人ではない。


4巻では呪いの鏡や不気味なマスクをデデデの前に持ってきており、それによってシャドーカービィが生まれたり、彼のイタズラで闇の絆の仮面を付けられたデデデとメタナイトが戦闘狂に豹変するという事態を引き起こしてしまった。


デデデとメタナイトは、バディファイターズタワーにてカービィを倒すことで塔の主から絆を認められ、更なる力を授かることを目的としていた。

責任を取れということでワドルディによってグーイの口の中に押し込められ、カービィたちに同行することに。


カービィ&ワドルディVSデデデ&メタナイトが激戦を繰り広げる中、置いてきぼりにされたマホロアとグーイは協力して戦場まで到達。その絆を認めた塔の主によって「バディシューティングスター」を与えられ、訳も分からないままカービィたちをぶっ飛ばしてしまい、ついでにデデデとメタナイトの仮面を破壊した。


奇しくも「カービィたちを出し抜いて強大な力を手に入れ攻撃を仕掛ける」という原作通りの役回りを果たしたことになる。


その後、占い師としてデデデを占うが、結果が最悪だったので「助かりたければ」と1億ハルトマニーもする石像を売りつけようとした(実は既にメタナイトにも5000万ハルトマニーで石像を売りつけている)。メタナイトには悪質な詐欺(わざと悪い結果を占って高額品を売りつける)と思われて剣を向けられ、マホロアも戦闘形態(マスタークラウンはかぶっていない)に変身して迎え撃とうとする。


マホロアは「ボクはただ占いをしてるだけダヨォ」と告げ、再び不吉な占いを再会。その結果を自分自身の攻撃でメタナイトに体現しようとするが、直後、ワープスターで降下して来たカービィに追突され、そのまま料理の下準備をしていたコックカワサキの焚火に突っ込み、最後はダイナブレイドに捕獲されてどこかへ連れて行かれてしまった


詐欺商法紛いだったものの占い自体は当たっており、マホロアが身を以て体現したことで恐れをなしたデデデとメタナイトは石像を大事にして身を守ろうとするのだった。


5巻ではディスカバリー編に突入してしまうため出番は大幅に減り、わずか1コマのみの登場。


6巻では一転、Wiiデラックス編が描かれたためメインキャラに昇格した。

大まかな役回りは原作(ハルカンドラでのストーリーがメイン)と同じになっているが、『Wiiデラックス』で判明した設定にテコ入れがされた。


元々ローア内に遊べる施設をいくつか作っていたのだが、その理由は「みんなが楽しめるテーマパークを作って、支配人になって楽しい毎日を過ごしたいから」。そのため、第一形態ではマスタークラウンの力で様々なアトラクションを生み出している。


しかし、原作同様マスタークラウンは「無限の力を宿しているが、強い心の持ち主でないとクラウンそのものに宿る自我に誘惑され、欲に溺れて己を見失ってしまう」という代物。マホロアは内心テーマパークの夢を諦めかけていたため、簡単に願いを叶えられる力を求めていたところをマスタークラウンに誘惑されつけこまれていた

第二形態に変貌した際には本人の自我も消えかけるが、カービィの呼びかけでどうにか自意識を保っていた。そして最後の力でアーマーをコピーさせ、彼に自分の介錯を頼み倒されたことで元に戻る。


再び自分を被らせようと悪あがきを続けるマスタークラウン。しかしマホロアは薄れゆく意識の中で「なんか疲れちゃった」「欲張りすぎるのは良くない」と後悔しながらも、「自分の考えたテーマパークを楽しんでくれたトモダチ」にいつかまた会えることを願いながら異空間の彼方へと消えていった……。


……が、余韻もつかの間次のページですぐに戻ってきたためカービィ以外の全員が混乱することに。本人曰く「現実世界と異空間の時間の流れは違う」「色んな世界に飛んで頑張ってた」らしい。


ゆるっとプププ編集

1巻ではモブで背景の数コマのみの登場だったが、2巻で準レギュラーに昇格。

ゲームとはあまりキャラが変わらず腹黒さは健在で、話の流れもほぼ同じ。


フリーダムなカービィには出会って早々卵と間違われて料理されそうになる

カービィとバンダナワドルディに対しては「お腹を空かせた兄弟達のために出稼ぎに出ていた」と説明していた。

ポップスターに不時着したのは春(本編開始前)で、カービィに半ば忘れられていたのと125個もエナジースフィアがあったのでローアの完成が冬にまでかかっている。

マスタークラウンの力で全宇宙を支配しようとハルカンドラに向かうも、ToDoリストを落としたことで2人に計画がバレてしまう。


だが「宇宙支配のためにカービィを利用する」という計画の下に、「テーマパークを作る」というもう一つの計画が書かれていた。

しかし「テーマパークを作るのは1人きりじゃできない」と、マホロアは自分の夢を叶えられないと断じていた。


しかしカービィは「マホロアは1人じゃない」と友達でいようとしてくれた。あまりにも純粋過ぎるカービィを見て「こんなの全然計画と違い過ぎる」としながらも、「ホントの計画を夢見てもいいかな」と少しだけ希望を持つことができたのだった。


後にわいわいマホロアランドをオープンしたことで夢を実現させることができた。遊んでいるなかでカービィにマホロアランドの日誌を見られてすっとぼけていたが、カービィから感謝されたことでマホロアはようやく「本当の友達を見つけられた」と自覚することができたのだった。


小説版編集

角川つばさ文庫の星のカービィシリーズ6作目「大迷宮のトモダチを救え!」でマホロアが登場。

やっぱりゲスい一面は変わらず、自らに対して疑心全開なカービィ達を再び騙しにかかる。その中でマホロアの望みの姿になるシーンがあり、それはマホロアのまま巨大化した姿だった。ゲーム作品よりえげつない彼の姿がそこにある。

なお、メタナイトやデデデ大王は何か企んでいると察していた模様。

また、食べ物に目がなくお人好しなカービィも、ワドルディからマホロアがポップスターに来た事を知らされると食べようとしたカステラを放置して飛び出し、開口一番に「おまえ...なぜ...」「何をしに来たんだ!?もうお前の思うとおりにはさせないぞ!プププランドから出ていけ!」といつもの彼とはまるで別人のように辛辣に怒鳴ったほど。マホロアに泣きつかれて仕方なく彼を助けることになっても「もしもウソだったら、その時はマホロアをこらしめるから」と怖い顔で言っていた(それでまた騙そうとするマホロアもマホロアである)。

マホロア自身は騒ぎを起こせばカービィと冒険できると思ったと話し、本当の友達と呼べる相手が一人もいない故にそれが何なのか分からず人を騙して困らせることばかりしているのではと察したカービィはマホロアと友達になろうとカービィは歩み寄ったが、(カービィの言葉に一瞬だけ鈍ったためあながち嘘ではないようであったが)あるをしたせいで、カービィの逆鱗に触れてしまった。その後はカービィに因縁の相手のひとりとなってしまっている。


9作目の『カービィハンターズZ』の話(「結成!カービィハンターズZの巻」)ではよろず屋店主としての彼も登場。装備の販売や知識は確かなものだが、こっちもこっちで何も知らないカービィに武具を定価以上の値段でに売りつけるかなりジェムリンゴにがめついぼったくり商人だった。

ただし、この時のカービィは「同じ人物でもポップスターとハンターズの世界では別人」と捉えていたため、「マホロアもこの世界では性格が異なる」と考えており、ぼったくられても気付かなかった(そのため、マホロアの本性を知っているバンダナワドルディが付き添い、見張るようになった)

15作目で上記の続編の『スーパーカービィハンターズ』の話(「スーパーカービィハンターズ大激闘!の巻」)でも相変わらずであり、上記の悪行がバンダナワドルディにバラされたほか、復興中の城下街が怒り狂ったアナザーナイトメア率いる魔物の軍団に襲撃された際にタダで装備を貸してくれたと思ったら、「ただのレンタルで、欲しかったら払え(要約)」と最悪の状況であんまりにも空気の読めない行為を平然としでかし(レンタル代をせしめなかったが)、復興中の街が破壊された上、彼の標的がカービィハンターズZだと住民達に知れ渡ったことで「カービィ達がいるから魔物に襲われる」「アナザーナイトメアを怒らせたせいで自分達まで狙われた」「その上、碌に装備もない」と結果的にカービィハンターズZと住民達の間に深刻な亀裂が生まれてしまう。

(それでもメタナイト曰く「ウソつきで、がめつくて、ぼったくり屋だが、装備の知識やよろず屋の腕は抜群」とのこと)


16作目のスチームパンクの世界を描いたカービィと夢幻の歯車の話(「夢幻の歯車を探せ!」)では、薬売りとして登場している。夢幻の歯車を奪うためにまたしてもカービィ達を騙しているが、夢幻の歯車を求めた理由はローアを動かしたいためであり、「まっててネ、ローア」とローアを気遣う言葉を口にしている。


26作目の「刹那の見斬りで悪を断て!」では、(お菓子)商人として登場。カービィ達を引っ掻き回し、漁夫の利を狙って暗躍し続けたが、最終的にカービィに成敗されることとなった。


カービィに成敗されても、反省するどころか再びカービィを騙そうとするスタンスや、パラレルでもカービィたちを騙す役割から、ファンの中には「頭にマスタークラウンの破片が残っているんじゃない?」と冗談交じりなコメントをする者もいたりする。


しかし、わいわいマホロアランドをテーマにした、27作目の「おいでよ、わいわいマホロアランド!」では一変(これまでと同一の世界線)。カービィ達と本気で仲直りする目的もかねて、自分が夢見ていた「マホロアランド」を建設、彼らをもてなしていた(もてなし方も園内やホテルの料理は全て無料で食べ放題スタンプカードの景品を一人一人に合わせたものにすると気合が入っている。料理が全て自分モチーフという点は彼らしい)。

これまでの経歴や途中で起きたハプニングのせいでまた何か企んでいるのではと疑われたりもしたが、最終的に目的通り彼らとの親交を深めることが出来た。その一方でカービィ用に用意していた手作りのスペシャルケーキをつまみ食いしたデデデ大王と、(自業自得とはいえ)自分をなかなか信用しなかったメタナイトにはやややり過ぎともいえる仕返しを行っており、バンダナワドルディからは「誰かをハラハラさせたりびっくりさせたりすることが大好き」と評されている。

テーマパークを作った理由に関しては本人曰く「ずっと前からテーマパークを作りたかったが、そのことを忘れて宇宙を支配するという夢に取りつかれた」らしく、その後苦しい旅の果てに本当の夢を思い出したという。


余談編集

初登場の『Wii』より黒幕としてデビューしたマホロアではあるが、データを100%にすると見られるボーナスムービーで、よく見ると観客の1人としてかぶりつきを陣取っている

これが後の作品でならば、「かつての作品で黒幕をやっていたキャラ」という立ち位置を出ないのだが、本作は「黒幕だった作品そのもの」であるため、そんな彼が完全クリアの祝いにかけつけた観客として出演するのは相当シュールである。もしかすると、この時点で後々の扱いの方向性は定まっていたのだろうか?


また、前例があるとは言え、仲間だと思っていたキャラクターの「裏切り」は当時のプレイヤーに大きな衝撃を与え、トラウマや後遺症が残ったプレイヤーは本作以降の作品での相棒キャラを信頼できなくなるという現象が跡を絶たない。しかも、それらのキャラは実際に敵役の関係者ではあったのだから、猶更である。さらには、この現象はカービィ作品のみならず様々な作品にも飛び火しており、「一見いい奴そうに見えるキャラが真っ先に疑われる」という形で現れている(前例が存在していたり、該当キャラクターが味方側だとさらに加速する)。いかにマホロアの残した爪痕が深いかが窺い知れるだろう。

この風潮をよく思わないファンも当然いるため、ネタにする時は注意が必要である。


とはいえ、wii本編においてのマホロアのカービィへの友情は決して全部が嘘ではなかったという事は公式から直々発表されており、その後の後発作品においては友好関係を築けている事は紛れもなく事実ではある。

メディアミックスにおいても、先述の情報発表前の作品であるプププヒーローにおいてチリーへの誘いを拒絶された際ショックを受けており、また「ボクだって、ホントはミンナト...」と言い残す所から、当初から全てが嘘ではなかったのでは?と考える考察も存在しており、小説版「大迷宮のトモダチを救え!」においてもカービィを悲しませた事や友情を投げ掛けられた事に少なからず動揺している様子も存在する。

他にも細かく探せば多数見受けられるが、彼のカービィらに対するトモダチという感情が「都合の良い存在」から「本当の友情」に変化しつつあると取ってもおおよそ間違いのない関係になっているといっても良いだろう。

見方を変えれば「嘘や打算、支配を抜きにした付き合いを知らない孤独な存在」とも取れるキャラクターでもあるかもしれない。人によって解釈は異なるにしても、「単なる嘘つきで腹黒く図々しい虚言の魔術師」で済ますには惜しいキャラクターであるのは間違いない。

少なくとも現状カービィとは友好関係にあるのは間違いなく、ユーザーの心境こそ様々であるが毎回のように前科を引き合いに出すのは受け入れがたいユーザーもいるため、マルク共々、過度なヘイトやドノツラフレンズネタを場と関係ない場所まで持っていくのは避けるべきである。

そして、カービィ世界でも少ない「台詞付きのキャラクター」の中でも、客演したときに壊れ技をひっさげて来たり、本編終了後に補完エピソードが描写されたり、Twitterにてコメントする頻度が非常に多いなど、カービィのキャラクターの中でも特別に優遇されているといっても過言ではない。間違いなくプレイヤーの人気が公式にも彼の存在を認めさせたと言えるだろう。


マホロアの台詞に関して嘘と疑われる部分は、お人よしと言いかけての「シンセツ」が友達になれた時の話では「しんせつ」に、「こきょう」がDXの追加台詞で「コキョウ」に、「シハイ」が「支配」(DX追加台詞、クラウンを被った後、スターアライズの説明(フレンズヘルパー)、マホロアエピローグの魔力球・天MAXの説明(自分の心の中)、マホロアランド)となっている所だろう。

「シハイ」に関しては「きっと、セカイをシハイできるような、モ~ットスゴイアイテムもあるハズ!」から、不信なら「できる」、信じてるのにわざとあやふやにしてるなら「きっと」「ハズ」が嘘になるため、自分にとって重要な隠し事も文字の変更に含まれる可能性がある。世界までは支配できないという不信も考えることはできるがそれでも「できる」が嘘になる可能性が高い。

クラウンを被った後の「全ウチュウの支配者」もスターアライズのヘルパー説明では「宇宙ヲ支配しに イックヨォ!」となっているが、これは支配の規模に嘘があるのだろう。スターアライズの「支配」が行動しようとしている内容なことと敵の所に行くのが事実なため、黒幕を倒して何しようか考えていたのだろうか?

「こきょう」は「コキョウ」以外に公式Xの「故郷」があるが、意味のない言葉はテキストを見やすくするために平仮名やカタカナに変わることがあるので、嘘も同じ扱いなのだろう。


当初は何故全宇宙の支配が目的だったのか実は明かされていない。星のカービィキャラクター大図鑑によるとマスタークラウンを手に入れて、ハルカンドラを支配しようと企んでいると書かれている。しかしクラウンを被った後の発言では、「コノ星」(ハルカンドラ)から全宇宙の支配に目的が変わった。公式Xによるとあのマホロアは、膨れ上がった野望と魔力をむき出ししていると書かれている。

ハルカンドラの支配が目的でも支配で何がしたいの?というコメントが存在するが、支配できれば自分の思うがままにできるため、理想のハルカンドラの再現、ハルカンドラのアイテムの独り占めやデラックスで明かされた夢などが挙げられる。

全宇宙の支配に関してはマスタークラウンが怪しいがデラックスのネタバレになるので詳細は後述に。


関連イラスト編集

デフォルト編集

人を驚かせて喜ぶマホロア虚像雪だまコロコロマホロアボトルシップ星カビ絵まとめ11想Wiiデラックスおめでとうー!!!🥳🥳🥳トベマホローアカービィログ1マホロア少しまとめカービィまとめウソツキのひ彼方からの旅人覇王夜空を泳ぐ船人気者

第一形態編集

瀬戸際无题いつも隣にいますマホロアクラマホEX无题💍タイクツな王様

第二形態編集

マホロアソウルゴメンネおえかきたのしいね「マホロア」


関連項目編集

星のカービィWii 星のカービィ20周年スペシャルコレクション トリプルデラックス

デデデ大王のデデデでデンZ みんなで!カービィハンターズZ スターアライズ

カービィ デデデ大王 メタナイト ワドルディ

マスタークラウン マホロアソウル 店主マホロア ボロロア ヌホロヌ



外部リンク編集


Wiiデラックスで判明した事実編集

この先は星のカービィWiiデラックスで判明した設定が書かれています。(ネタバレ注意)




























「ハンターズ」に登場する店主マホロアは並行世界の存在ではなく、本編のマホロアその人であるが、「ハンターズ」に至るまでの詳細はマホロアエピローグで判明する。

マホロアエピローグクリア後、異空間ゲートからマホロアが飛び出したのはプププランドではなく、別の異空であるプププ王国だった。

ボロボロの服を補修した彼は、一緒に持ち込んだ力ある果実=ジェムリンゴを元手に商売を始め、その結果王国で活動していたハンターズ世界のカービィがお得意様になった……という話であった。


ただし、その後どうやってプププランドに戻って来て、一度はマホロアを見限ったローアを再び使役するに至ったのかは今もって謎である(スペシャルページの記述から推測するに、あくまでマスタークラウンの強奪に不本意だっただけで、ローア自身はマホロアにそこまで悪感情はなかった可能性もある)。ハンターズ世界にはディメンションホールが結構な頻度で開いているようなので、そこを通って来たのだろうか?

あるいは20周年スペシャルのエンディングの描写から、ローアが迎えに来たという可能性もある。


また、「Wiiデラックス」のエクストラモードでマホロアと話すと、以下の情報が開示される。

  • 実はハルカンドラの住人ではなく、「未知の魔力とテクノロジーが眠る約束の地(=ハルカンドラ)」に憧れた旅人
  • ハルカンドラで長く過ごしていたのは事実で、ローアもそこで発掘した
  • 元々「全宇宙のみんなが楽しめるようなテーマパークを作る」という壮大な夢があった

「ハンターズ」でよろず屋を開いていたのはその元手づくり&支配人としての経験蓄積が目的だった模様。

そんなマホロアの夢は、最終的に「20thスペシャル」や「デデデでデンZ」「Wiiデラックス」において、マホロアランドという形で実現することになる。


また、前述の全宇宙の支配の動機も、第一形態のEXのスペシャルページとマホロアエピローグでの罪悪感に駆られるアピール(自分の手のひらを見るモーションや涙を拭うようなモーション)、上述のローア内での追加台詞などから考察すると


①最初は「全宇宙のみんなが楽しめるようなテーマパークを作る」という夢を叶えようとしていた。

②計画の失敗が続き、自分の思い通りにならない世界に苛立ちを覚え始める。

③そんな中、マスタークラウンの存在を知り、邪な支配欲に憑りつかれてしまい、ハルカンドラの支配を企むようになった(ローアEXのスペシャルページを見るに、ローア発掘の時点でそんな思いを持ってしまったことになる)。

④カービィ達がランディアを倒したら、即座にランディアからマスタークラウンを奪い無限の力を得て全宇宙の支配を実行に移した。

⑤自分の計画を阻止しに来たカービィ達を始末するべくローアを操ったり、自らの手で倒そうとしたが返り討ちにあってしまい、マスタークラウンに意識を奪われ異形の姿に変貌してしまう。

⑥カービィ達の活躍によってマスタークラウンが砕かれ、異形の姿から元に戻り異空間に飛ばされる。

力を失った姿で目を覚まし、異空間を彷徨う中で本当に大切なものを思い出し、自らの過ちにケリをつける。

資金を集めた後になんらかの形で本編世界に帰還し、無事にマホロアランド開設。


というのがマホロアの真相なのかもしれない。

不器用でひねくれた性格から、本当は誰かを求めているだけの孤独な存在だったとも考えられ、テーマパークを夢見つつも支配欲に取り憑かれたのはそれが理由で、戴冠により歯止めが効かなくなったのかもしれない。

もしくは(ハルカンドラの支配を考えつつも)ギリギリまで自分の夢であるテーマパーク開発のためにマスタークラウンの力を利用しようとしたが、マスタークラウンを戴いた瞬間に「戴いた者の心の内の悪意を増幅させる力」により、全宇宙を支配する方向性に切り替えてしまった、とも考えられる。

いずれにせよ、本作の黒幕でもありながら、マスタークラウンに踊らされた被害者、と言えなくもない。


星のカービィWii以降、キャラクターに台詞が付くようになったシリーズでは、キャラクターごとに台詞のフォントが統一されるという小ネタがあり、通常時とマスタークラウンを被って変身した後ではマホロアの台詞のフォントが異なる。(Wii原作も共通)

歴代悪役と比較しても、

一方、スターアライズのみ例外で、三魔官ハイネスは通常時とアナザーディメンションヒーローズジャマハートの影響で凶暴化していた時(三魔官がジャマハートの影響で凶暴化したという記載はないが作中の描写からほぼ確定的)ではフォントが変化しない(あくまで凶暴化しただけで第三者に操られて喋らされた訳では無いのであれば、前者の法則に当てはまらなくもない)。

前者の法則に従うのであれば、マスタークラウンの支配が進んでいたことを暗示していた可能性がある。


Wii以降の彼が改心した状態だとしたら、スターアライズのスペシャルページなどの言動はカービィをからかうつもりで口走ったものと思われる。同時に、スターアライズカービィファイターズ2では本心からカービィの仲間になろうとしたと考える事ができ、スターアライズで自分のことをベストフレンズと称したのは虚言ではなく多少からかいこそはあるが、少しくらいは本気であるとも捉えられる。

また、マホロアエピローグでのステータス最大後のコメントには友達を想う台詞や友達との遊びを求めるような台詞が散見される。

(一方で支配を目論むような台詞も見られるが、彼のことなので嘘、もしくはからかってるだけの可能性もある)


最初は、カービィの事を自分の計画を達成する為の駒としてしか見ていなかったが、次第に本心から友達になりたいと思えるようになったのだろうか。そういう意味ではカービィの影響を受けてある程度変わったと言える。

そのことが発覚したことで、ファンの間では「(カービィを騙した事実は変わらないが)マホロアの印象が変わった」、「マホロアがもっと好きになった」という好意的に評価をする声が続出している。

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