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CV:井上麻里奈(ヒーローズ)

概要

傭兵ガルザスの娘。幼い頃に父に連れられて旅をしていたが、ほんの少し目を離していた隙に奴隷商人にさらわれる。コノートの街で鎖に繋がれて売り物にされている姿を目撃したエーヴェルによって救出され、以後は彼女の養女として育てられる。父親のことは憶えており、ガルザスを加入させるには彼女の説得が不可欠である。

一人称は「私」と「あたし」。リーフからは妹のように思われている。勝気な性格ながら、リーフとナンナの仲にやきもきしてナンナに発破をかける年頃の少女らしい面も持つ。

冒頭からグランベル帝国軍にナンナと共に連れ去られてロプトの「暗黒の剣」を与えられ、狂戦士に豹変。レイドリックの余興で再会した養母に刃を向ける。魔剣に抗い決して母を殺めはしないため、救援が来るまでエーヴェルに耐えさせるのが定石だが、マリータを捕えた場合と手にかけた場合とで台詞が若干異なる。

やがて、レイドリックに雇われマンスターに居合わせていたガルザスに娘と気づかれる。ガルザスの手引きで帝国司祭サイアスに預けられ、彼に魔剣の呪いを解かれた。療養ののち、滞在先にリーフの軍が進軍してきたと知り、浄化された剣を手に合流する。

素性はイザークの王族の家系に連なる者であり、父やシャナン同様にオード直系で、背中に聖痕を持つ。15章でシャナンになりすましていた剣士シャナムに話しかけると、彼を本人だと勘違いして秘技「流星剣」の教えを乞い出鱈目を吹き込まれた結果、自力でこれを習得してしまう。

後日談では魔剣により我を失った件で、己の未熟さを克服するため修行の旅に出る。のちに大陸全土に名を馳せるが、それでも「私は母(エーヴェル)には遠く及ばない」と言い続けたとか。

覚醒』ではソードマスター。

因みにヒーローズではシャナムをシャナンと勘違いしたままでシャナンから剣技を学んだとシャナンに感謝して言っているが、肝心のシャナン本人は当然心当たりがなかった。

父方の血縁

名前続柄身分神々の系図
ガルザスイザーク王国リボー王家王子オード直系
不明祖父イザーク王国リボー王家族長不明
不明祖母イザーク王国イザーク王家第一王女不明
マナナン曽祖父イザーク王国イザーク王家国王オード直系
マリクル大叔父(祖母の弟)同上オード直系
アイラ大叔母(祖母の妹)イザーク王国イザーク王家第二王女オード傍系
シャナン従伯叔父(父の従兄弟)イザーク王国イザーク王家王子オード直系
スカサハ従叔父(父の従弟)同上不定
ラクチェ従叔母(父の従妹)イザーク王国イザーク王家王女不定
ホリン親族イザーク王国ソファラ家子息オード傍系

ユニット性能

クラスはソードファイターソードマスター

中盤にLv2で加入。剣士らしい初期値で、技・速さ・幸運が高く、力はあまりない。しかし、成長率が全体的に高めで、育成するとメキメキ強くなっていく。

また、追撃必殺係数が5と最高値となっており、追撃時の必殺の出しやすさのおかげで、当初の力の低さはあまり感じないことが多い。

専用武器は「マリータの剣」。元々は「あんこくの剣」だったものを、サイアスが呪いを解いたことで常用できるようになっている。

命中は平凡な数値だが、威力・必殺がそこそこ高めで、2回攻撃と武器スキル「見切り」が付与されている。

個人スキルは「月光剣」を所持。クラスチェンジで兵種スキル「連続」に加え、イベントで「流星剣」を習得できる。

今回の特殊剣技は同時に発動するように仕様変更され、実質的な上方修正を受けている。

ここまででわかるように、成長率・追撃必殺係数・専用武器・スキル構成全てが恵まれているユニット。

専用武器の必殺20は一見するとやや高め程度に見えるものの、必殺係数5との相乗効果で追撃時に100%必殺を2回連続で叩き込む武器となる。

ただし、剣しか使えない上に魔力の伸びはそこまで高くはないため(聖戦士の書でカバーできる範囲内ではあるが)間接攻撃に乏しく火力も出しにくい。また、必然的に魔法攻撃にも注意が必要になる。

最強ユニットの一角であっても決して無敵ではなく、あくまでも単純な近接戦闘能力が高いだけと考えた方がよい。

…逆に言えばその点を理解し、参入直後から魔力成長率UPの聖戦士の書をいっぱいに持たせて育成すれば問答無用の無敵ユニットになる。トラ7は魔法剣の性能が良いため、魔力が育ったマリータが装備すると本当に隙というものがなくなる。

ヒーローズ

魔剣に囚われし者 マリータ

「私は…誰?

 ああ…でも…コノ剣デ

 コロスの…みんな…ミンナ」

属性
兵種剣/歩行
武器暗黒の剣(専用)
奥義月光
A柔剣4
B見切り・追撃効果3

2019年5月から登場。物語前半で暗黒の剣により暴走していた頃の闇堕ちマリータが最初に実装。

専用武器の「暗黒の剣」はキラー武器効果と自分のHPが50%以上の時、攻め立て効果。連続を再現したもので、見切りはBスキルで所持。月光も所持している。

ステータスは高い速さで他は典型的。高速型でガンガン月光を入れていくタイプといえる。

弱点はキャンセル効果や魔防が低い。速さは高い数値ではあるものの、自分から速さを上げる効果がないのでやや厳しい。聖印で補うか味方の援護でカバーしよう。

2022年7月のアップデートで錬成武器対象に。HPが25%に緩和され、攻撃速さ+5が追加。特殊錬成効果は敵のHPが75%以上の時はさらに戦闘中、攻撃速さ+5かつキャンセル効果無効。そして敵の速さが敵の守備より1以上高いと敵の速さ-8、それ以外は守備-8。これで条件が緩和して追撃しやすくなり、敵のステータス次第で戦闘中にデバフをかける新たな個性を得た。

月と星の剣士 マリータ

「私はフィアナのエーヴェルの娘マリータ。

 この剣で、守ってみせます。

 そう、今度こそ、必ず。」

属性
兵種剣/歩行
武器マリータの剣(専用)
奥義月光
A攻撃速さの孤軍3
B回避・一撃離脱3
C攻撃守備の奮起3

2019年12月から登場。こちらは通常版になり、得物もマリータの剣になっている。

闇堕ち版とステータスを比べると攻撃と守備が僅かに上がっただけでほぼ変化はない。

兵種が同じためか性能面は差別化。

専用武器「マリータの剣」はキラー武器効果に加えて孤立していると全ステータス+4の孤軍2と見切り・追撃効果3の複合スキル。Aスキルも孤軍、Cスキルも奮起と原作の加入時の状況を再現したのか、味方から離れて戦うスタイルになっている。

Bスキルは一撃離脱の上位互換で自分を1マス手前に移動させる+自分より遅い相手からのダメージを速さの差に応じた割合で軽減する。

闇堕ち版と違って速さを上げる効果が増え、追撃もしやすくなった。弱点も魔防の低さも闇堕ち版と同じだが孤立しないと発揮しないので味方とくっつかずに戦おう。

2023年8月のアップデートで錬成武器対象に。自分から攻撃した時でも効果が発動するようになり、敵の速さ守備のバフ無効が追加。特殊錬成効果は自分のHPが25%以上の時は戦闘中さらに全ステータス+4かつキャンセル無効と速さ10%分、ダメージに加算して軽減効果無効。これで孤立する必要性も減り、敵の速さ守備のバフ無効やダメージ増加にキャンセルと軽減対策が出来る新たな個性を得た。

同じ兵種の競合としては無条件の見切り・追撃効果と奥義カウント変動を無効化するベレス(ベレト)や錬成で速さと火力に特化したワユがライバルとなる。

流星開眼 マリータ(開花英雄)

属性
兵種剣/歩行
武器花開く心技の剣(専用)
奥義心流星
A攻撃速さの孤軍4
B回避・怒り3
C迅雷風烈・偶数3

2022年3月から開花英雄として登場。同時実装の父ガルザスと属性が競合する。

衣装はイザークの王族をイメージカラーに模したアレンジ。

二人のマリータとステータスを比べると攻撃、速さ、守備一番高い。HPはやや低くなっているが低いほどではなく40と典型的。

花開く心技の剣はキラー武器効果と1ターン目の奥義発動カウント-1に加え、戦闘開始時にHPが25%以上で全ステータス+5かつ見切り・追撃効果、そして戦闘後には奥義発動カウントを-1する。

奥義の心流星は初登場。速さの30%分、ダメージに加算する他、速さが敵より高くかつ奥義発動可能状態なら範囲奥義と戦闘中に受けるダメージを速さの差×3%(最大30%)を軽減する回避効果を持つ。Bスキルとも重なるので、奥義発動可能状態時の軽減割合は実質速さの差×7%(最大70%)ということになる。奥義発動可能状態でなくともBスキル単体で軽減も出来て常に軽減効果は発動する。武器効果によりハタリカアラ同様奥義発動可能状態をほぼ維持できるのもポイント。

しかしこの奥義に付いているダメージ軽減効果は奥義以外として扱われ、狙撃などには対しては無力。ウルはもちろんのこと、子どもヒーニアスやシノン、バレンタインクロムではスキル次第だが一撃で倒されてしまう。

当然、遠距離武器相手では何も出来ないので軽減があってもなるべく喰らわない方が良い。

ちなみにこの心流星は歩行かつ剣槍斧装備のユニットへ継承が可能である。シャナンの偽物であるシャナム直伝の技だったが故に誰でも使える本家流星よりも強い奥義となってしまった。

中の人

担当声優の井上麻里奈はファイアーエムブレム初担当。演者の名前から井上マリータと言われる事もある。

関連タグ

ファイアーエムブレム トラキア776 ファイアーエムブレム覚醒 ガルザス

黒髪セミロング 女剣士 王女 養子 悪堕ち

フィオーラ…同シリーズの中の人繋がり。ヒーローズでの通常版が後発も共通。

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  • 作者-mogehiko

    FE聖戦の系譜(ヴェルトマー多)+トラキア776

    基本カップリング→アルアイ、アルディア、サイマリ、アサユリ、シャナラク ◆帰って来た闇の匂い(アイーダ→アルヴィス+マンフロイ) ◆息子の事以外(アルヴィス&サイアス) ◆足元揃えて拾ってくれる(サイアス×マリータ、アーサー×ユリア、シャナン×ラクチェ) ◆二人っきりでお話しを(サイアス×マリータ)
  • 【聖戦】ファバルパティ兄妹のお話

    誓約

    時系列としては聖戦5章~6章の間、ブリギッドがゲッシュという誓約を交わした時の話。 3章の回想も少し含まれます。 一部トラキア776の設定に繋げています。 本小説の内容は、個人の二次創作の範囲と言えど、かなりデリケートな部分が多いかと思われます。 以下注意書きと考察を載せておりますので、目を通していただくことを推奨します。 ※聖戦ブリギッド=トラキア776エーヴェルという前提です。 ※ある意味死ネタになるのかも……というのも、聖戦OPデモよりレヴィンがマンフロイ戦の際に命を落とし、フォルセティにバルキリーされたことから、私はブリギッドも一度何かしらの理由により命を落としていると考えました。 ※TREASUREに掲載されている加賀さんのインタビューより、エーギルはその人が持つ生命力、ゲッシュは竜族との誓約として採用しています。 ※レヴィンが結んだ誓約とブリギッドが結んだ誓約は似て非なるものだと考えています。 まずレヴィンですが、本来なら死ぬべき運命だったところ(エーギルが消滅済)を竜族フォルセティが蘇生しています。つまりは禁忌を犯したことになります。故にレヴィンはゲッシュが消滅してもレヴィンとして生きることができなくなったと捉えました(シレジア王位放棄=シレジアへの帰還ができないともとれる聖戦EDより)。 対してブリギッドは、本来なら死ぬべき運命ではない不慮の事故に遭ってしまったところを、ウルにイチイバルを授けた竜族(名前はゲーム内TREASURE内共に未発表)により蘇生されたのではないでしょうか。 エーギルが残った状態での蘇生は禁忌ではないため、ブリギッドはゲッシュ消滅後、記憶を取り戻しブリギッドとして生きることができた(子供達に会いに行った=ユングヴィに帰還できたと考えられるトラキア776EDより)のではないかと考えました。 ※ちなみに私独自の解釈としてゲッシュとは、蘇生と引き換えに誓約の証として何かを竜族に預け(レヴィンの場合は心の一部、ブリギッドの場合は記憶)、さらに何かしらの使命(レヴィン、ブリギッド共に『光』を支え見守ること)を与えられることとして捉えています。 ※若干ややこしいのですが、竜族の名前、ダーナ砦で神器を継承した者の名前(=血筋の名前)と授けられた神器の名前が別にあるのでここで整理します。 ●レヴィンはセティの血を引く風魔法フォルセティ継承者(竜族の名前もフォルセティ) ●ブリギッドはウルの血を引く聖弓イチイバル継承者(竜族の名前は不明) ※以上のことを踏まえ、ブリギッドが記憶がなくエーヴェルとして生きてることの私なりの妄想と補完を本小説として形にしました。 (聖戦のブリギッドとファバルパティ兄妹を推している身としては、トラキア776の事実や設定は正直苦しいものがあるため、かなり頭を悩ませました……トラキアはパラレルと捉えていたりもします(笑)) ※最後の方にトラキア776のキャラクターであるマリータも少し登場します。 ※ファバルパティ兄妹のお話シリーズの一環として書いてますので、ジャムブリ前提かつブリギッドはデューと共にコノートへ逃れているという設定です(今までのお話を未読でも理解できるように書いているつもりなので単発としても読めると思いますが、これまでのお話も読んでいただけると嬉しいです(笑))。 ※改めて、ウルの聖痕は左腕にあるという個人の設定を採用しています。
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