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ミホライ

みほらい

『ウマ娘プリティーダービー』におけるミホノブルボンとライスシャワーのコンビ・カップリングタグ
目次 [非表示]

それでも、と私たちは言う。

挑戦者の勲章を、共に背負って。

概要

ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘ミホノブルボンライスシャワーのコンビ、カップリングタグ。

それぞれのモチーフとなっている競走馬は、1992年にクラシックレースを戦った世代であり、4月の皐月賞と5月の日本ダービーに勝利し、11月の菊花賞において「無敗の三冠馬」を目指すミホノブルボン(1番人気)を、ライスシャワー(同レース2番人気)が差し切ったという因縁の間柄。アニメ版『ウマ娘』(Season2)で主役を務めたトウカイテイオーメジロマックイーンとは世代が近いことから劇中では大きく取り上げられ、(登場人物を絞ったことで)互いに複数の役割を兼任していることもあり、かなり濃密な関係が描かれている。

Pixivにおいては統一されたタグとして便宜上の使われ方をしている部分もあり、話題に上がる際には「ブルボンライス」「ブルライ」と呼ばれることも多い(ブルライについては『A3!』のライブイベント「BLOOMING LIVE」の略称と混在していたりする)。


うまよん

第82話第109話で交流を持ち、眼前の課題に力を合わせて対処しようとする姿が描かれる。レースも絡まず素朴なやり取りではあるのだが……。


アニメ版

第1期

BNWに焦点が当てられた第1期OVA『BNWの誓い』において、ファン感謝祭の一環として企画された駅伝に参加。ライスシャワーは菊花賞組のチームB、ミホノブルボンは皐月賞組のチームNから、チームW(ダービー組)のアイネスフウジンと共に全7区のうち第1区を走っている。


第2期

両者が本格的に激突したのは、Season2の中盤。5度目の対戦となる菊花賞においてGⅠ初勝利(及び芝3000mのレコード更新)を上げたライスシャワーは、思いもよらない戸惑いや落胆の声に委縮し、「自分の勝利なんて誰も望んでいない」と思い詰めてしまう。

勝つことによって誰かを笑顔にできると信じてきた彼女にとっては、人々に夢を見せる無敗のウマ娘の背中に追いつくことこそが最も明確な目標であり、その憧れが大衆の期待を裏切る形で実現してしまったことで、祝福をもたらすよう願われた「ライスシャワー」という名前との乖離にも苦悩を深めていた。

出走が予定されている春の天皇賞は、最強のステイヤーと謳われるメジロマックイーンによる3連覇が期待されており、ライスシャワーはとうとう辞退を口にする。しかしそれは「出走すれば勝ってしまう」と言っているようなもの――直接対決を望むメジロマックイーンのため、トウカイテイオーはライスシャワーに出走を促そうと画策。その傍らで言葉を交わしたミホノブルボンを適任と見込んで、共に説得を試みる。


菊花賞後の故障によって休養を余儀なくされていたミホノブルボンは、レースへの意欲を失いかけているライスシャワーに思いをぶつける。夢こそ絶たれてしまったけれど、復帰への不安を乗り越える力をくれたライスシャワーは自分の「ヒーロー」であること、有馬記念での不甲斐ない結果をもどかしく思っていること、自分を負かした相手との再戦が新しい夢であること。

天皇賞でヒーローの強さを証明しなさい――ライバルとして託された願いに顔を上げたライスシャワーは、間もなく次走へ向けて調整に入る。走力はもちろん、既に2連覇しているメジロマックイーンには天皇賞・春のレース経験値でも後れを取っている、ならば精神力を以て限界を超えるしかない。同じようなスタイルで距離適性を克服し、クラシック二冠を勝ち取ったミホノブルボンに見守られながら、ライスシャワーは己と向き合い、集中力を研ぎ澄ませていく。

鍛錬の末に猛獣のごとき闘気を纏って天皇賞へ臨んだライスシャワーは、メジロマックイーンの視界に入る位置につけ徹底的にマーク。2周目3コーナー付近で仕掛けたメジロマックイーンに離されることなく最終直線へ入ると、先頭を走っていたメジロパーマーもろとも抜き去り、またもレコードタイムを塗り替えてGⅠ2勝目を飾った。


自身に寄せられる期待や願いに応えることが、別のだれかの夢を壊してしまう勝負の残酷さに胸を痛めながらも、メジロマックイーンをはじめとする戦友たちから贈られた称賛の拍手と、ミホノブルボンの飾らない祝福に心を奮い立たせるライスシャワーの直向きな姿は、視聴者に強い印象を残すこととなった。

Season2のトレーナーズBOX「ウマ箱2」ではコンビで第2コーナーのジャケットを飾っており、同イラストは購入特典のサポートSSRとして実装されている。


二人がおとなしめに描かれている他の媒体と比較しても、声を荒げて好敵手を叱咤する表情豊かなミホノブルボンや、「鬼」とまで形容されたライスシャワー渾身の激走など、アニメ版の描写には思い切ったところが多く、OP・EDの特殊演出に至るまで、ライスシャワーという競走馬が予期せず背負った宿命を強く意識して構成されているのも特徴。


第3期

第1話では登校中の生徒たちに紛れて並んで歩いている姿が映り込んでいる。ライスシャワーは美浦寮、ミホノブルボンは栗東寮のため、途中で行き合ったか、あるいはどこかで待ち合わせて一緒に登校してきたものと思われる。

また、ストーリー的にも2期の流れを汲んでいる影響か、第2話でお披露目となったOPアニメではサブキャラクターラッシュの中で、私服姿で揃って登場。カフェの二人席に座り、何やら睦まじい様子のコンマ数秒で視聴者の不意を突いていった。

第4話ではキタサンブラックの特別トレーニングにハードトレーニングの経験のある二人がコーチとして指導した。


アプリ版

上記のサポートSSRはミホノブルボンの[祝福はフーガ]。フーガ(fuga)とは主題を転調させながら追うように反復する「遁走曲」のこと。

サポートカードイベントでは“なかよし☆こよしちゃん倶楽部”なる書物で他者とのコミュニケーションの手段を模索するブルボンと、彼女の指名で協力者となったライスとの手探りの研究が始まる。学園の仲良しペアを観察した末に二人が辿り着いた“仲良し”の形を通して、レースから少し距離をおいた二人のプライベートでの様子が描かれている。


メインストーリー

第2章で主役を務めるライスシャワーが超えるべき背中として、三冠に王手をかけたミホノブルボンが登場。徹底マークの末にミホノブルボンを下し、初のGⅠタイトルを手にしたライスシャワーだが、観衆の多くが求めていたのは「ミホノブルボンの三冠達成」であったという事実を突き付けられてしまう。

ミホノブルボンは何よりの目標としていた三冠を阻止された訳だが、ライスシャワーの実力に敬意を表し、故障を経験しながらも再戦の機会に向けてトレーニングに励む傍ら、スランプに陥ったライスシャワーの闘志に再び火を点けるため、馴染みのスパルタ式で協力する。


ストーリーイベント / Make up in Halloween!

学園の年中行事、寮合同のハロウィンパーティーを取り纏める実行委員長となったミホノブルボン。周囲が申し出る助力を丁重に断りながら、鋼のような使命感でいくつもの仕事を抱え込んでいく彼女を案じながらも、自分では力になれないと思い悩むライスシャワー。その様子を見かねたゼンノロブロイは、きっかけ作りのために勇気を出して二人を恐怖の遊園地、もとい夢の国「ハロウィンランド」へと連れ出した。

衣装係として世話を焼くタマモクロススーパークリークに見守られながら、仮装の力を借りた「ヴァンパイア」と「幽霊さん」は、おずおずと歩み寄り――。


ウマうたジュークボックス

2021年11月15日のアップデートで実装された、ホーム画面での楽曲再生機能。仄かな熱のこもったコメントと共に、ライスシャワーのソロ曲『ささやかな祈り』をリクエストするミホノブルボンが複数のトレーナーに目撃されている。


RRI / ロボ(Robot)とバラ(Rose)と委員長(Iincho)

アプリ版のHalf Anniversary前日譚・第3話にて登場したトリオユニットのような何か。息の合ったダンスレッスンを見せるBNWに触発されたのか、バクシンオーが命名したらしい。ロボ扱いを心配するライスをよそに、ブルボンは「『バラ』と並べても語感がよい」と肯定的。

上記のジュークボックスでは各々のリクエスト曲が流れると真っ先に「ウマいね」を押しているらしく、仲の良さが窺える。


グッズ


備考

史実における対戦は5回に及び、ミホノブルボン号が4勝、ライスシャワー号が1勝。ミホノブルボン号は8戦中唯一の敗戦となった菊花賞を最後に、故障からの復帰の目処が立たず引退。ライスシャワー号は5年間で25戦を走り6勝(GⅠ4勝)を上げたが、最後の出走となった宝塚記念を走り切ることは叶わなかった。


クラシック戦線での激突を『ウマ娘』として再構築した関係ゆえ、追いつ追われつのライバルであることは大前提だが、どことなく無垢さの残る二人だけに、レースを離れるとたまに女児のようなやり取りをする。

クールで事務的な情緒未発達のド根性型と、不運でネガティブながら心優しい妹気質というキャラクターの化学反応が魅力のひとつとなっている節もあり、双方とも素直過ぎるため、会話は良くも悪くも直球勝負。


ちなみに両者のモチーフは共に1989年生まれで、誕生日はライスシャワー号が3月5日、ミホノブルボン号は4月25日。このあたりが『ウマ娘』にもそのまま反映されているなら、ライスシャワーの方が少しだけお姉さんということになる。

学園においては共に高等部で、ライスシャワーが小柄(145㎝)なこともあって身長は15㎝差。

アニメでは「ライス」「ブルボンさん」、『うまよん』やアプリ版では「ライスさん / ライスシャワーさん」と微妙に距離感が異なる。

またミホノブルボンは栗東寮、ライスシャワーは美浦寮である。


Season2・藤本さとる総作画監督による描き下ろし応援イラスト(第7話)

「ミホノブルボンvs.ライスシャワー」“激闘譜”- 文春オンライン


余談

ちなみに、ミホノブルボン役の長谷川育美とライスシャワー役の石見舞菜香は、同じ所属事務所であり、こちらは長谷川が先輩で石見が後輩である。

石見は長谷川のことを「学生の頃からお世話になっており、現場で隣にいると安心できる、なんでも相談できる先輩」と評し、長谷川は石見のことを「今では自分の考えをちゃんと持っている芯のあるしっかり者、こっちも頼りにしている」と評しており、互いの関係は良好である模様。


関連イラスト

ウマ箱2撮影後のミホライ今日の練習ライスブルボンふたりでお出かけ

ブルボンとライスミホライミホノブルボンとライスシャワーのデート祝福の名前

ライスシャワー&ミホノブルボンセンシティブな作品


関連タグ

ウマ娘プリティーダービー トレセン学園

ウマ娘のコンビ・カップリング・グループタグ一覧

  • サクラバクシンオー… いわば'92世代の同期。両者の初対戦にあたるスプリングステークス(1800m)に出走したが大敗、短距離路線へと進みスプリンターとして大成した。血筋から中・長距離での活躍も期待されていたため、『ウマ娘』では真剣に両者をライバル視しており、同時に学級委員長としていろいろと手助けをしてあげている。
  • ニシノフラワー… 同期。短距離路線で活躍し「天才少女」と呼ばれた。あまり社交的ではない同室のブルボンを何かと気にかけている。
  • ゼンノロブロイ… ライスの同室。図書委員を務める穏やかな文学少女で、ハロウィンイベントではライスとの出会いが描かれている。'03世代。
  • ハルウララ… ライスの友人。持ち前の天真爛漫さでライスのネガティブ思考を中和している。'99世代。
  • マチカネタンホイザ… 同期。ミホノブルボン号やライスシャワー号とはしばしばレースで顔を合わせ、93年の目黒記念(GⅡ)では菊花賞馬ライスシャワーを下している。善戦を見せた一方、何かと病気に悩まされた。
  • トウカイテイオー… 1年先輩('91世代)。無敗のままクラシック二冠を達成した直後の故障により菊花賞を断念せざるを得なかったことから、『ウマ娘』では「無敗の二冠ウマ娘」としてミホノブルボンと縁を持つ。ミホノブルボン号に故障が無ければ直接対決が実現していたであろう相手。ラストランとなった93年の有馬記念ではライスシャワー号と戦った。
  • メジロマックイーン… 2年先輩('90世代)。ライスシャワー号が「鬼を宿して」競り勝った最強格のステイヤー。アプリ版ではメインストーリーにおいて同じチームに所属しており、ライスの天皇賞出走へ向けて能動的にかかわっていく。なお、こちらでは年齢的な上下関係が逆転している。


ポプテピピック…2022年10月より放映開始された2期のEDにて、デュエット曲をウマ娘より先んじて実行された。

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