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ヤマト・命

やまとみこと

ヤマト・命とは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の登場人物。
目次 [非表示]

「自分は、今度こそ、彼等を見捨てたくありませんっ……」


「貴方が団長で、貴方と出会えて……良かった」


プロフィール

年齢16歳
身長157C
種族ヒューマン
職業冒険者
所属タケミカヅチ・ファミリアヘスティア・ファミリア
Lv.2
二つ名絶†影
CV赤﨑千夏

概要

元【タケミカヅチ・ファミリア】所属の冒険者で、極東の国家系ファミリア『朝廷』出身のヒューマンの少女。幼い頃に両親を失った孤児で、【タケミカヅチ・ファミリア】の面々とは家族同然に育った。


二つ名は【絶†影】と、多くの二つ名の中でもとてつもなく痛々しい名で呼ばれている。因みに提案した神はディオニュソスで、タケミカヅチ様は当然のごとくブチ切れてたが、抗議する暇もなく即決定してしまった。もっとも当の命本人は自身の二つ名に特に不満はなく、むしろ誇らしく思っている(これは神と下界の住民の感性に隔たりがあり、神からすれば痛々しい中二病のネーミングセンスも、下界の住民は普通にカッコいいと思えるため)。


本編6巻で【アポロン・ファミリア】が【ヘスティア・ファミリア】に『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を仕掛けた際に、ベル達の力となるべく1年の期間を条件に【ヘスティア・ファミリア】に『改宗(コンバージョン)』する。


人物像

容姿

黒髪長髪の大和撫子風の美少女。普段はさらしで抑え込んでいるが、スタイルもかなり良い。


性格

非常に生真面目で義理堅い性格をしており、誰に対しても礼儀正しく、卑怯な手段を使うことを嫌う。また、活路を見出すためなら自分が犠牲になる事も厭わず、仲間達の為に道を切り開こうとする姿は、都市最強の冒険者であるオッタルも称賛するほど。

ベル同様に嘘や隠し事が下手で、作中では【ヘスティア・ファミリア】の新団員募集の際に、入団希望者達の前でヘスティアに多額の借金がある事を暴露して、機会を台無しにしてしまった事もある。


非情にお風呂好きで温泉に目がなく、【アポロン・ファミリア】との『戦争遊戯』の後に手に入った【ヘスティア・ファミリア】の新ホームには、命の希望を酌んで極東風の檜風呂が設けられている。ちなみに『OVA版オリジナルエピソード』『メモリア・フレーゼ』『バトル・クロニクル』では命とお風呂絡みのストーリーがあるが、温泉に入る前に謎の儀式をしたり、温泉を探してダンジョン探索をしたりと、破天荒な事ばかりして周囲を呆れさせている。


料理を特技としており、命が食事当番の日は仲間達から好評となっている。故郷の料理なら大体できるが、作った事がない料理でも一度食べてレシピさえあれば上手く作れる。『豊饒の女主人』で働く羽目になった際は、即戦力になるくらい手際の良さと臨機応変さを評価された。


後述の多芸さもあってか画力が高い一面があり、『メモリア・フレーゼ』のイベント『創造神らの戯画騒動』では、オラリオ随一の漫画家として短期間で名を轟かせることになる。


周囲との関係

育ての親にして元主神。幼い頃は彼に対して父親のような感情を抱いてたが、現在は恋愛感情を抱いている。もっともタケミカヅチは神々の中でも屈指の天然ジゴロ且つ鈍感なので、彼に対してやきもきする事も多い。


【タケミカヅチ・ファミリア】時代からの仲間で、幼少期からタケミカヅチの元で家族同然に育った。【ヘスティア・ファミリア】に移籍した現在も、彼らとの交流は続いている。


幼馴染の狐人(ルナール)の少女。幼少期は貧困に苦しんでいた自分たちに食料を分け与えてくれた恩人で、身分の違いがありながらも知己と呼べる仲にまでなり、まるでお姫様のような春姫を見て、彼女の英雄になろうと誓った時期もあった。現在は、同じ派閥に所属する仲間。


作中の様相

ベル達が初めて中層へ進出した同じ日に【タケミカヅチ・ファミリア】のメンバーで迷宮(ダンジョン)の中層を潜っていたが、千草が負傷したため退却する中、桜花の提案で追って来るモンスター達を振り切るために、偶然居合わせたベル達のパーティに『怪物進呈(パス・パレード)』を仕掛けてしまう。命はそのことをずっと負い目に感じており、彼らの救援に赴いて無事に発見した時は土下座して謝罪し、それをベルに許されたことから彼に恩義を感じ、何かと協力するようになる。


【ヘスティア・ファミリア】と【アポロン・ファミリア】との『戦争遊戯』で、主神のタケミカヅチに自ら志願して1年間の期限付きで【ヘスティア・ファミリア】に改宗する。『戦争遊戯』では、【フツノミタマ】で多くの敵を足止めしていた。


春姫が歓楽街を支配する【イシュタル・ファミリア】にいることを知ると、ベルと協力して春姫救出を敢行する。儀式の場でLv.3のサミラと戦い、ステイタスの差で圧倒されるが、彼女を道連れに自爆する。その後、瀕死のところをオッタルに発見されてエリクサーを与えられて、一命を取り留める。


『女神祭』の3日目にみんなとシルを捜索していたが、フレイヤの下知が下った【フレイヤ・ファミリア】の第一級冒険者達の襲撃を受け、臨戦態勢を取る暇もなくガリバー兄弟のドヴァリンの大槌に吹き飛ばされ、戦闘不能になる。フレイヤがオラリオ中に『魅了』を施されたことで襲撃された記憶を奪われ、本拠に訪れた「フレイヤの眷族」と認識しているベルを警戒し、敵意まで向けていた。その後、フレイヤの『魅了』が解除された際は、今までのベルへの仕打ちに対する強い罪悪感と自己嫌悪に苛まれるが、ベルを迎えに行くためにベルの元へ駆けて行った。


『派閥大戦』では、桜花と共に派閥連合の斥候部隊に配置される。しかし、ヘディンの作戦で派閥連合が保有する【クロッゾの魔剣】の多くを無駄撃ちさせられて一転して窮地に陥ったが、アイシャたちと合流して椿率いる中央部隊と合流を図ろうとする。しかし、ガリバー兄弟が現れて追い詰められるが、ナァーザが『クロッゾの魔剣』の無駄撃ちを避けたことで『魔剣』を補給できて、辛うじて持ち堪える。


その後、リューの途中参戦と『豊饒の女主人』のルノアたちが援軍に現れたことで勝ち筋が見え始める。アーニャの異常魔法【レミスト・フェリス】でステイタスが低下したガリバー兄弟を、リリの指示でガリバー兄弟を重圧魔法【フツノミタマ】で動きを封じた後で、ナァーザの異常魔法【ダルヴ・ダオル】で更にステイタスが低下したガリバー兄弟の三男ベーリングを居合技『絶華』で倒した。しかし、アレンの高速魔法『グラリネーゼ・フローメル』でアイシャたちと共に吹き飛ばされて戦闘不能になる。


冒険者としての能力

好んで使っているのは刀を使った剣術だが、育ての親のタケミカヅチが武神ということもあって、幼少期から多岐にわたる武芸を叩き込まれており、槍や手裏剣、さらには無手での体術も含め、一通り使いこなす事はできる。更にモンスターや仲間を探知するスキル、強力な重力魔法などを所有しており、あらゆる事を卒なく器用にこなすオールラウンダーとして、ダンジョン探索や対人・対モンスターとの戦闘において大いに貢献している。


また、タケミカヅチから叩き込まれたもうひとつの戦闘スタイルとして、「」としての戦い方も体得している。このスタイルは基本理念からして「主と見込んだものへの忠義、そして目的を果たすためなら『正々堂々』などかなぐり捨て、相手の裏をかき、どんな汚い戦法や道具でも使う」というものであり、基本的に生真面目な武人肌の命の気性には合わないのだが、春姫救出のときのような『彼我の戦力差があまりにあり過ぎて、正攻法では乗り越えられない状況下で、それでも突破すると覚悟を決めた際』には思い切って、そちらの戦い方に切り替えている。


本編登場の少し前にLv.2にランクアップを果たしており、現在ではステイタスが同Lv.帯の中堅どころに迫るところまで達している。彼女がLv.2になってから半年程しか経っていない事を踏まえると、かなりの速度で成長していると言える。


ダンジョン18階層での『漆黒のゴライアス』との激戦から、リューの事を密かに目標として掲げている。その為、戦争遊戯編からはその信念を武器に、並行詠唱の技量を向上させることに努めている。余談だが、上記の通り彼女は冒険者としてのポテンシャルはかなり高く、幼少期から武神の手解きを受けていた事もあって、仮にリューと同Lv.帯になれば同等、もしくはそれ以上の才能を発揮する可能性は十分にある。


  • 絶華(ぜっか)

長刀《春霰》で繰り出せる居合の技であり、自身の二つ名【絶†影】から名前を取った(無論、タケミカヅチはいい顔をしなかったが)。下層種『クリスタロス・アーチン』の巨躯を両断してみせた。

  • 円月投(ミカヅチ)

絶華と並び、タケミカヅチとの修行で培った技の中で、とっておきのサマーソルト。アクア・サーペントの牙を、叩き折る程の威力がある。


ステイタス

Lv.2(原作18巻時点)

耐久器用敏捷魔力
F319F308F389F341H170
耐異常
I

スキル

  • 八咫黒鳥(ヤタノクロガラス)

モンスター専用の探知系スキル。周囲の遭遇経験のあるモンスターを探知する事ができる。隠蔽は不可なので、これによって初見以外のモンスターなら不意討ちを防ぐ事ができる。効果範囲は命のステイタスとコンディションによって左右され、発動すると精神力(マインド)を消費する。ちなみに対象がモンスターのため、『異端児』に対しても効果が入る。

  • 八咫白鳥(ヤタノシロガラス)

もう一つの探知系スキルで、こちらは眷族専用。自分と同じ主神の眷族を探知する事ができる。位置情報は視野範囲を超えて、頭に直接浮かび上がる。効果範囲、隠蔽不可な効果も八咫黒烏と同様で、発動すると精神力を消費するのも同じである。ちなみに自身と同じヘスティアの『恩恵』と『血』を与えられた生きた武器である《ヘスティア・ナイフ》も探知可能である。


※ダンジョンからの遠征帰還後に発現可能となったスキルがあるのだが、ヘスティアは発現させず保留状態にしている。理由としては、きっと自爆系でヤバそうなスキルだからとの事。これまで命は、魔法を使って自分もろとも周りの敵の動きを封じるという荒技を何度も使用しているので、この事が影響で発現可能になったスキルだと思われる。


発展アビリティ

  • 耐異常

状態異常の攻撃に耐性を持つことが出来るアビリティ。


魔法

  • フツノミタマ

フツノミタマ!!!

詠唱式:【掛けまくも畏(かしこ)き--いかなるものも打ち破る我が武神(かみ)よ、尊き天よりの導きよ。卑小のこの身に巍然(ぎぜん)たる御身の神力(しんりょく)を。救え浄化の光、破邪の刃。払え平定の太刀、征伐の霊剣(れいおう)。今ここに我が命(な)において招来する。天より降(いた)り、地を統(す)べよ--神武闘征(しんぶとうせい)】


重圧魔法。発動と同時に上空に巨大な光剣が出現し、地に複数の同心円が発生。光剣が同心円の中心に突き立つと、最大で半径50mの巨大なドーム状の重力結界を展開し、中にいる者を押し潰す。効果範囲が広く、強力過ぎるためタケミカヅチから閉鎖空間であるダンジョンではなるべく使うなと厳命されている。


階層主級のモンスターの動きすら一時的だが封じるほどの威力を誇り、作中ではLv.5相当の力を誇る階層主『漆黒のゴライアス』や『アンフィス・バエナ』にも通用した。外伝『ソード・オラトリア』のエニュオとの最終決戦『狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)』では、『精霊の分身(デミ・スピリット)』が放つ光線魔法を重力で地面に叩き落とす防御手段として使用している。


装備

  • 東雲(しののめ)

命が初期から装備していた刀。18階層でのゴライアスとの戦闘で折れてしまった。

  • 残雪(ざんせつ)

バベルテナント八階にて自ら発掘した掘り出し物であり、【ヘファイストス・ファミリア】の下級鍛冶師の作品。14400ヴァリス。新武器を打ってもらうまでの代替えだったが、アイシャに蹴折られてしまった。

  • 地斬(ちざん)

【タケミカヅチ・ファミリア】から【ヘスティア・ファミリア】に改宗する際に、タケミカヅチから贈られた二本一組の名剣『雌雄一対』の片割れである短剣(もう片方はタケミカヅチが彼女との絆の証として持っている)。

  • 虎鉄(こてつ)

ヴェルフに打ち上げてもらった刀。材料は『ライガーファングの牙』と、『下層』の採掘物である『黒銀鋼(ノスティール)』を混ぜた複合金属で出来ている(なお、ヴェルフの悪癖で「寅次郎(シマじろう)」と命名されそうになったのを必死に阻止した経緯がある)。


また、遠征の際には焔雲模様の刃文をした長刀《春霰》、苦無の《赤夜》などの飛び道具を複数装備している。


余談

作者のインタビューによると、命の【ヘスティア・ファミリア】加入はリリとヴェルフのみでは少し地味と思い、戦争遊戯編を書く直前に決まったらしい。(外部リンク

しかし先の展開を含めて違和感が全くなく、命が【ヘスティア・ファミリア】に加わったことはすごく重要なピースだったと作者自身も強く感じたという。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ベル・クラネル ヘスティア(ダンまち) サンジョウノ・春姫

カシマ・桜花 ヒタチ・千草 タケミカヅチ(ダンまち)

リリルカ・アーデ ヴェルフ・クロッゾ リュー・リオン


三輪霞中の人が同じで真面目な性格、刀を主武装にするなど共通点多し。

ヤマト(ONEPIECE):同名の女性キャラ。こちらの中の人は命が目標に掲げているリュー役の早見沙織

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