『JUNGLEJAN!』
『RAIDENJI!』
『ガッチャーンコ!』
『ライトニングジャングル!』
概要
『仮面ライダーガッチャード』に登場する形態。
ジャングルジャンとライデンジのライドケミーカードをガッチャードライバーで組み合わせて変身するガッチャードの派生形態。
共通装備「パンクライダゴーグル」は電撃の様な形状のサングラス型。複眼に重ねることで激しい閃光から複眼を保護して、ジャングルに紛れた一本の木を見つけ出すほどの優れた探知機能を発揮する。
スペック
身長 | 220.9cm |
---|---|
体重 | 156.3kg |
パンチ力 | 8.2t |
キック力 | 9.1t |
ジャンプ力 | 5.5m(ひと跳び) |
走力 | 12.7秒(100m) |
特殊電線とそこから放つ電撃による遠隔攻撃を得意とする形態。
重厚な見た目に違わずパワーは比較的高めだが、スチームホッパーから60kg以上増えた重量が表すが如くスピードは全形態でワーストクラス。自ら動くよりもどっしり構えて向かってきた相手を迎え撃つカウンタースタイルのフォームである。
大型化した素体に巨大なアーマーを纏い、さらに下駄のようなパーツを履いているため同タイプのゴルドメカニッカー以上にボリュームのある容姿(実際こちらの方が20kg以上重い)。
取り分け目を引くのが両肩に突き出た「ジャングルストレージ」。ワイルドモード時に発電した莫大な電力を貯蔵する超大容量高エネルギー密度蓄電池を内蔵した、ライトニングジャングルの電源である。
この形態の要となるのが、各所から伸びたつる植物の特性を持つ特殊電線・ヴァインケーブル。対象に絡みつかせて電撃を送り込んだり、足を経由して地中から対象の足元から出現させると言った動きで機動力の低さと広い範囲をカバーする。
腕部の「ライトニングブランチ」は枝葉のように伸縮してパンチのリーチを自在に変化させる事が可能。膝と足先に装甲を装備した脚部「ルートエレキック」は、高密度化により増した重量と電撃を乗せた強力なキックを繰り出す。
頭部を覆う「ジャンメット」は厳しい自然環境に耐え抜く強度を備え、ジャングルジャンが持つ自然エネルギーと共に生きるノウハウを変身者に与える。
口の「デンジクラッシャー」は音声を電気信号に変換することで携帯電話などの通信機器との直接会話を可能とする。
必殺技
- ライトニングジャングルフィーバー
ワイルドモードに変形して地面から大量の巨大コイルを生やし、無数のコイルから電撃を食らわせる。
電撃によって動きを封じた隙にライダーモードに戻り、連続で電撃を帯びたキックを叩き込んでいく。
また、ライトニングブランチを伸ばし相手に巻き付け直接電気を流すパターンもある。
ガンバレジェンズでは地面を踏み砕くと電撃を纏った巨大コイルで敵の動きを封じ、両手に電気を込めてコイルに掴んで爆発させる。
ワイルドモード
ライトニングジャングルワイルド
第11話に登場。
見た目は無数のケーブルが絡まった柱のような機械で、ガッチャードライバーは中央部に配置されている。
10万キロワット級の発電能力を誇る特殊発電形態で、発電した電気はライダーモード時の攻撃に使用される。
上部「ワイルドライトニングジャングルフォリッジ」は降り注ぐ太陽光やそよぐ風を、下部「ワイルドライトニングジャングルステム」は地中深くに張った根から吸収した地熱や熱水を錬成素材として莫大な電力を生み出す。
また、対象の周囲に特殊放電コイル「ツリーオブテスラーダ」を無数に林立させ、電気の密林を形成する能力を持つ。
ガッチャーブラザーズ
『JUNGLEJAN!レインボー!』
『RAIDENJI!レインボー!』
『ガッチャーンコ!』
『ライトニングジャングル!ヒアウィーゴーン!』
ライデンジ「ライデンジ!」
ジャングルジャン「ジャングルジャン!」
スーツアクター:???
第41話に登場したライトニングジャングルの特殊形態。仮面ライダーレインボーガッチャードの能力・レインボーブレスによって生み出された。こちらは複眼部分と胸の炉部分が標準と違い虹色になっている他、ジャングルジャンとライデンジの意思が入っている点で異なる。
最終話にも登場。仮面ライダーエルドに立ち向かったものの、ニジゴンがエルドの攻撃で黄金化したことでガッチャブラザーズの変身も解除された。
余談
- ライダーモードを披露した形態では初めてアーティファクト属性のケミーを使用した形態である。
- いわずもがな「ジャングル」も「電池」もアイテムこそあれど仮面ライダーどころか特撮ヒーロー全体を見ても珍しいモチーフである。
- 形態名が元になったケミーの名前から大きく変化している(他に倣うなら「ライデンジャングル」辺りが妥当になる)。変化する例自体はマッドパイレーツ(パイレ ッツ+マッドウィール)、スパイクルホエール(ギャン ボエール+スパイクル)、ゴルドメカニッカー(メカニッカ ニ+ゴルドダッシュ)などがいるが、ここまで異なるのはガッチャンコケミーでは唯一である。