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SDガンダム外伝の第1弾。


『星が集うとき、大いなる影は滅びる』(カードダス)

『星降るとき、大いなる地の裂け目より、神の板を持ちて勇者現る、その名はガンダム』(OVA)


ストーリー

スダ・ドアカワールドの平和が、ジオン族を率いるサタンガンダム(サンタじゃないぞ)により破られた。

記憶喪失の謎のガンダム族、「騎士ガンダム」はなりゆきからラクロアの国を襲うジオン族と戦う。

仲間たちと共に旅の中で炎の剣霞の鎧力の盾の三種の神器を集め

魔王サタンガンダム恐怖の正体、モンスターブラックドラゴンを倒したのだった。

登場キャラクター

騎士ガンダム/戦士ガンキャノン/僧侶ガンタンク/天馬ホワイトベース/妖精ジムスナイパーカスタム

町人ジムヘンソン一家/騎士アムロ/レビル王/フラウ姫/鍛冶屋テム

宿屋ミライ/騎士セイラ/戦士スレッガー


ゴブリンザク/ワームアッグガイ/タートルゴッグ/スライムアッザム

クラブマラサイ/バウンドミミック/スケルトンドーガ/キラーズゴック

戦士ザク/戦士ドム/騎士ギャン/騎士グフ

騎士ゲルググ/騎士ジオング/ジャイアントジオング/騎士サザビー

魔王サタンガンダム/ブラックドラゴン

戦士黒い三連星/騎士ランバ・ラル/魔道士ララァ


謎の騎士シャア


料理人カードダスツチダ/長老キサバシ/少年アル


ジムヘンソン家で飼っているボールの名はマッカートニー

ミライが連れている子供はハサウェイとチェーミン。

シャアが乗る白馬の名はファメル


ネタバレ

3種の神器を組み合わせることにより騎士ガンダムのパワーが10倍に。

騎士ガンダム+3種の神器>ブラックドラゴンとなり騎士ガンダムの勝利


余談

『力と霞と炎』今言えることはこれだけだ。

ブラックドラゴンの能力は『データ不明』と記載されているが、戦士ザクの証言によれば9,999。

これはラクロア勢が束になっても敵わない数値である(因みにサタンガンダム(HP1,200)に対しては、ガンダム(HP500)・キャノン(HP300)・タンク(MP200)・アムロ(HP250)の四名による合体攻撃(合計1,250)で凌いでいる)

が、カードダス右下に書かれているひらがなを順に読むと『ブラックドラゴンを倒したければ二つの石を合わせ、その言葉に耳を傾けてみよ』という文章が現れる。

そこでアイテム『石版』にスライムアッザムが持つ欠片をあわせてみると、『選ばれし者の許に三つの星が集うとき大いなる力が十の分身を生むだろう』という文章が(日本語で)現れる。

つまり伝説の勇者たるガンダム(HP500)が力の盾(+150)・霞の鎧(+150)・炎の剣(+200)をそろえた時(合計1,000)、その力が十倍に強化される(=10,000)ことでブラックドラゴンの力を僅差で上回るのである。

生まれる『分身』が十体ならば、能力の合計は『本体』を含めて十一倍になるという解釈もあるが、結果は同じである。


横井画伯による漫画版では、冒険に同行していた少年アルがガンダムの『騎士の鎧』を託されている。これは『ガンダムクロスNo.10ナイトガンダム』の『中のヒト』をアルが務めていたことと連動しており、ガンダムの顔パーツを外すことで『鎧を着たアル』が再現できるという趣向である。


なおOVAでは、騎士とサタン・二人のガンダムの闘いの中、シャアの手で破片が合わされ完全な姿となった石版に『日本語でもアルファベットでもない謎の言語』で碑文が出現し、石版そのものがその力に相応しい遣い手=真の勇者を選定。

選ばれし勇者・騎士ガンダムが石版の碑文から『オーノホ・ティムサコ・タラーキィ』という呪文を読み取り、その場で三種の神器を出現させる。壮麗なBGMと共に神器が装着されるシーンは一見の価値あり(私見)

なお、『力と霞と炎(TIKARA_TO_KASUMI_TO_HONOO)』を逆に読むと『OONOHO_TIMUSAKO_TARAKIT』となる。

この三種の神器は本来の装備の変化・あるいはパーツ増設によって形成されているため、上記のような鎧の継承は行われない(それ以前にアル自身が登場していない)。

また三神器は装着者の身体に多大な負荷をかけるため長時間の使用は不能という描写があるが、炎の剣がブラックドラゴンもろとも火山の火口(ジオンブラック城跡地)に消えた後は二神器を普通に着て歩いている(この設定はラクロアンヒーローズでも霞の鎧に限り採用されている)

スライムアッザム

スライムとアッザムをモチーフとしたこのモンスターはスダ・ドアカワールドの各地に多様な亜種が存在する。上記の石版の欠片を持つスライムアッザムは呪いにより姿を変えられた騎士セイラ(横井画伯による漫画版では妖精ジムスナイパーカスタム)であり、ガンダム一行に欠片を渡すべく奮闘する。

なおSFCソフト『SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産』(1991)には標的をスライムアッザムに変身させる『スライムル』の呪文が存在し、セイラがLV27でこれを習得する。

スレッガーとブライト

『ラクロアの勇者』編では青いノーマルスーツを模した鎧を着込み、コアブースターを模した盾を構えている戦士スレッガーだが、のちの『光の騎士』編では鎧を脱いで頭にはバンダナを巻き船乗りに転職、コーヒー大好きブライト船長の許で働いていることになっている。

これはおそらく巨人の襲撃でラクロアが崩壊したあと、再建のための資材や国民の食料等を輸送する航路を、海洋棲モンスターや海賊の脅威から守れる『戦闘経験の豊富な水夫』が要求されたためと思われる。

やがてジムヘンソンJr.が『インディジムヘンソンJr.』として冒険のたびに出た際、スレッガーが(主にツッコミ担当として)同行することになるが、ブライト船長は船を沈められても『あーコーヒーうまい』などとつぶやいており、泰然自若を通り越して正気を疑われるレベルである。

このブライト船長はラクロア城下町(横井版では山奥のスロク村)の宿屋の女将・ミライの夫であり、ミライは夫の留守を預かり宿屋を切り盛りしているということになっているが、実際にはブライトがあまりにマイペース過ぎて宿屋の経営に向いていなかったのかもしれない。

ジムヘンソンJr.

話はいささか前後するが、町人ジムヘンソン一家の長男・ジムヘンソンJr.も重要なキャラクターである。

カードダスでは赤子の姿でジムヘンソン婦人に抱かれているが、続く『伝説の巨人』編では(母に寄り添う形でではあるが)しっかり自分の足で立っている。また漫画版ではサタンガンダム率いるジオン族が最初に襲撃した時点で立って歩いており、この成長速度から『実はイスカンダル人』という説が、あったりなかったり?


そしてこのサタンガンダム初登場のシーンで、プレゼントをくれるヒトだと思い込んだJr.が靴下片手にサタンのマントを引っ張り、サタンが『サンタじゃない!』と怒り狂い、ジムヘンソン夫婦がJr.を抱いて逃げ去る。


このやり取りはサタンが騎士ガンダムに倒される直前まで延々と繰り返され、最後にはサタンがジムを恐れ逃げ回るまでになる。

それ以前に、ジオンブラック城最奥の魔王の間に家族そろって何度も入り込んでくる町人、という時点で十分おそろしい。

この点からも、ラクロア騎士団の戦力にインディガンダムを加えた騎士団長アムロの判断は適切なものだったといえよう。


後の『光の騎士』編決着後にジムヘンソンJr.の願いは叶い、プレゼントとしてザクレロキャットをもらえるのだが、これがインディジムヘンソンJr.の冒険へとつながり、操獣士としての才能を開花させることとなる。

ファミコンソフト光の騎士ではジークジオン打倒前からさすらいのカードバトラーとしてインディジムヘンソンが登場するが続編の伝説の騎士団を見るに家族はブリティスへと移住したらしい。

ゲーム

GBカートリッジ『ラクロアンヒーローズ』

発生するイベント、登場するキャラクター及びモンスターは『ラクロアの勇者』編と『伝説の巨人』編をベースとして、物語全体はほぼオリジナルのものになっている。

『ラクロアの勇者』編に関わるネタを挙げると(以下ネタバレ注意)


騎士ガンダムの表記は『ナイト』。戦士ガンキャノンは『キャノン』僧侶ガンタンクは『タンク』で、騎士アムロは『アムロ』。パーティーメンバーは以上四名で固定。

騎士セイラは城下町にとどまり、冒険には参加しない。話すと『どうのつるぎ』をくれる。


ゴブリンザクの親玉として色違いの『ホブゴブリン』が登場。口調も子分より凶暴。


騎士ランバ・ラルが戦士黒い三連星とともに盗賊団を率いているが、なぜか関西弁を話す。これが影響するかどうかは不明だがほしの竜一の漫画版でもこいつらはコンビを組んでいる。

さらに三連星の中央のヒトがガイアではなく『ガイ』。

また盗賊団に捕まりタンク一人で配膳係をさせられている際、『そうだ!このゆうしょくに すいみんやくを いっぷく もってやるか ヘッヘッ』というセリフを発している。

逆に本人が悪いものでも食ったのかと疑いたくなる。


ククルス湖の神殿で『ほうぎょく』を入手し、ドアンの街で『ナイトサザビー』を倒すとアムロを仲間に出来るが、なぜか壷の中に閉じ込められている。

なお戦闘中アムロが攻撃する際、ナレーションに『いきまーす!』というセリフが入る。

グラフィックも音声も無いが、カットイン演出の一種と言えようか。


火山帯ではララァが作り出した魔法の壁が行く手を阻み、これを突破するためには『ほうぎょく』が必要になるのだが、実はララァを先に倒して通ることも可能。

『かえんこうせき』を入手すると『こちらにわたせ』と襲ってくるのが『デビルジオング』。

見た目はジャイアントジオングそのもの(ジャイアントジオングは登場しないので、字数制限による改名と推測される)。


妖精の森のマクベ・カッツェ


力の塔・最上階で一行を待ち受ける『ララァ』は、ゴブリンの洞窟でナイトたちに救出された少女。シャアに対して抱いた恋心をジオン族に利用され、シャアがジオンの騎士だと思い込まされている。

彼女を倒したあと、アムロは『と・とりかえしの つかないことを してしまった・・・』というセリフを発している。


ピラミッドを訪れていた戦士スレッガーは、ジオン族との戦闘で負傷し宿屋に逗留していたが、タンクの治療魔法で元気を取り戻しラクロアに帰国する(横井孝二の漫画版でも同様の理由で引退するが途中までユニオン族の一員として戦った為かファミコン版ではなんとパーティキャラに昇格)

ピラミッドの横にいつの間にか現れていたスフィンクス像が魔法で変身させられた天馬ホワイトベースであり、ピラミッドクリア後は『てんまのふえ』で召喚しマップ上を飛んで移動可能。


ゲームオリジナルキャラクターとして『エルメスドラゴン』と『ムシャゴースト』(倒すと低確率で銘刀『どうたぬき』を入手可能)が登場。

この二体は2015年、『ナイトガンダムカードダスクエスト』にて復活。


ラスボスであるブラックドラゴンがナイトたちに敗れた際のセリフは『そ・そんなばかなー ゆめだー!柳生一族の陰謀が元ネタのこれはゆめだー!』


エンディングで、アムロがなぜかキャノンのコスプレをする(彼なりの盛装?)

関連タグ

騎士ガンダム ジークジオン編


伝説の巨人

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