CV:KONTA
プロフィール
概要
マリク・イシュタールの片腕であり、レアカード窃盗集団「GHOULS」の一員。デュエリストとしての実力はレアハンター中最強を誇る。
高い忠誠心を有し、義理堅く情に厚い男。顔の左半分の古代文字の文様は、マリク・イシュタールの闇人格を封印し彼の背中に刻まれた碑文の苦痛を共有する為、彼自身が刻み込んだものである。
主人のマリク含め、勝利の為には卑劣な手段を厭わないデュエリストばかりであるグールズにおいて、真っ向からの勝負を行う武人肌の人物。また、マリクの分も含めた12枚のパズルカードを自力で集めるなど、威圧感溢れる風貌とは裏腹に律儀な男。
使用デッキは殆ど全てのカードを罠カードで運用した罠ビートデッキ。
元々捨て子であったところを、イシズとマリクの両親に拾われて育てられたという過去を持つ。
養母からは愛情を注がれていたが、幼少期に他界。養父からは使用人としか思われておらず虐待を受けていたが、それでも両親のことは慕っていた。
闇マリクが父を殺害してからは、彼の暴走を抑えるべく付き従う。
作中では自身こそがグールズのボスだと装って決勝トーナメントに参加する。城之内とのデュエルでは彼を詰ませる事に成功し、勝利したも同然の状態になるが、そのデュエルスタイルの高潔さから本物のマリクではないことを見抜かれる。それに焦ったマリクが本物である信憑性を持たせようとラーの翼神竜のコピーカードを使わせようとした結果、神の怒りを買い気絶。城之内と「先に起き上がった方が勝利」という天下一武道会のようなルールが適用された事によって敗北を喫した。なお、現実には偽造カードの使用によるルール違反での反則負けとなるので、城之内の勝利には十分な正当性がある。
なお、城之内はこの後のマリク戦において事実上勝利しており(ルール的には勝ち確の状態から負傷退場)、マリクに事実上勝利した城之内に事実上勝利しているリシドは実際のところマリクより強いのでは?というのはファンの間では良く言われる。マリクの分のパズルカードを集めたのもリシドだし…。
また彼のデッキ構成を考えると、他の参加者である遊戯や海馬、舞らは城之内の「サイコ・ショッカー」のような罠対策のカードを持っていないため、より一層の苦戦を強いられる可能性が高い。舞の「ハーピィの羽根帚」も「アヌビスの裁き」で返り討ちにできる。
描写的にも高い実力を有しており、遊戯王界の隠れた強豪として名高い人物である。
捨て子だった事から家族というものに強い憧れを持っていたが、最終的には意識を取り戻しイシズ・マリク姉弟と再会し、イシュタールの家族として迎え入れられている。
OCG・キャラデッキにおいて
「Maze of the Master」の新規カードで強化される。