コノミ「あーっ、可愛い~!」
データ
体長 | 40cm |
---|---|
体重 | 4k |
出現場所 | GUYS基地内ほか |
概要
第8話「戦慄の捕食者」で初登場。
マケット怪獣としてすでに実戦投入されていたミクラスを強化すべく、CREW GUYS JAPANがミクラスに電気系怪獣の能力を加える『エレキユニット』の運用実験を実施していた際のトラブルによって誕生したイレギュラーな存在。
マケット怪獣を構成する「高エネルギー分子ミスト」の生成に使われていた粒子加速器の故障(『セブン』でミクラスがエレキングに倒されたトラウマにより一部データがはじき出されたことが原因だったらしい)によってエレキングのデータを有したミストの一部が漏れ出し、粒子加速器の真上にあるフェニックスネスト内部にてそれが実体を伴って現れた。
見た目はエレキングそのものだが、構成する分子ミストの量自体が少ないため大きさと頭身は人間の赤ちゃんぐらいしかなく、鳴き声もエレキングのそれとは異なる愛嬌のあるものとなっている。
とはいえそこはやはりエレキング、小さくとも人を痺れさせる程度には電撃を放つことができ、捕まえようとしたイカルガ・ジョージはこのせいでしばらく出撃不能になった。
また、『エレキユニット』にネロンガやエレドータスといった他の電気怪獣のデータが併用されていた影響か、透明化能力も有している模様。
活動時間は他のマケット怪獣同様1分だが、分子ミストの再チャージにかかる時間が1秒以下のため、消えてもまた直ぐに現れる。
戦略的には何の役にも立たないうえ、登場から程なくしてGUYSの施設内に続々と現れ電気を食べまくるという騒動を引き起こしてしまったが、そのぬいぐるみのような可愛さが幸いし、トリヤマ補佐官から『官公庁にはマスコットキャラが必要』という主張が出たことでCREW GUYS JAPANのマスコットキャラとなり、粒子加速器が修復された後もたびたび登場している。
ちなみに名前の由来は「リミテッド(Limited=少ない)」の略から(構成する分子ミストの量が「少ない」ことが由来と思われる)。コノミが命名したもので、隊員たちの間では「リム」と呼ばれている。
以降の作品でも設定を変えてたびたび登場しているが、特に新世代ヒーローズ作品ではエレキングの幼体として扱われている模様。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
第9話「ペンドラゴン浮上せず!」に登場。
メビウスのリムエレキングとは姿形こそ同じだが設定的には全く異なる存在であり、レイのエレキングがバトルナイザーの機能によって小型化して出現したものである(なお劇中にてバトルナイザーの小型化機能が使われたのはこの一度限りであり、ゴモラやリトラ(S)など他の怪獣にも同様の事が可能なのかは不明)。
エレキングそのものが姿を変えた個体である為か、相当なパワーの電撃を出せるようで、機能を停止したスペースペンドラゴンに電気エネルギーを供給して復旧させるという何気にすごい活躍を見せている。
ウルトラゾーン
設定上は怪獣特捜隊のマスコットキャラクターとされているが、本編には登場せず公式ガイドブック収録のスチール写真のみの登場。
ガイドブックでは「昨今の節電事情に配慮して未登場になった」と説明されている。
ウルトラマンタイガ
第15話「キミの声が聞こえない」に登場。
チブル星人マブゼが怪獣を生み出す為の実験材料として捕獲されていた怪獣の一体。
マブゼが管理するラボにて檻に入れられた上に両手に手枷を付けられた状態でヒロユキに発見されるが、その後のラボの破壊に伴って他の捕らえられていた怪獣達と共に逃亡した。
なおマブゼは自身の演説を邪魔された際には怒り狂って怪獣達を捕らえた檻に電撃を流していたが、上述の通りリムエレキングにとっては電気はご飯も同然である為に効果があったのかはかなり怪しいところである。
ウルトラマンデッカー
第5話「湖の食いしん坊」に登場。
ピット星人ユウコが飼っているエレキング「エリー」が成長した姿で、ウナギ状の幼体と着ぐるみを用いた人間大のサイズの中間の形態として回想シーンに登場した。
意外なことに「エレキングの未成熟体」と明示され描かれたのは今回が初めてである。人間でいうと小学生くらいだろうか?
このときまではまだマンションの一室で飼育されていたが、地球での異常な成長スピードにユウコも戸惑いを見せ始めていた。
さらなる詳細は上記のリンクを参照。
ウルトラ怪獣散歩
第10回で登場。別名はマケット怪獣なため、設定はおそらく「メビウス」準拠。
ウルトラ怪獣界一のピット星人ファンらしく、ゲストとして登場。
知能は原作では子供のように描かれていたが、本作では怪文書じみたファンレターを持ってくるなど明らかに成体ぐらいの知能を持っている。
ライブステージでの活躍
THELIVEスターズ編「決戦!惑星エスメラルダ」でエメラナ鉱石を多数取り込んだ個体が登場。とても幼く惑星を襲った敵の手下に襲われてる所を休暇でエスメラルダに帰ってたジャン兄弟がトラブルに合い二人を探しに来てたウルトラマンゼロと仲間達に助けられ自分をかばってくれたゼロを親と思い込みそのままゼロに懐くも真の黒幕に乗っ取られるも意識はしっかりして抵抗してゼロ達の逆転に繋げ解放された。戦いが終わったた後はゼロに懐いてるのもありこのままウルティメイトフォースゼロに加入しモロボシ君に次ぐ第2のマスコット枠に定着している。
余談
劇中ではジャンプなどの大きな動きが必要な部分はCGが、それ以外のシーンでは主にパペットが使われている。
『メビウス』本編内でもマスコットキャラとして扱われているだけあって商品化も意外と多い。
中でも『メビウス』放送当時にインスパイアから販売された1/1スケールのリムエレキングは撮影に使われたパペットのレプリカと言っても相違無い出来になっている。
当初は「ミニット怪獣」という名称で、エレキングの他にレッドキングやキングジョーもデザインが用意されていた。また、ミクラスもラフデザインのみ描かれている。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
ハネジロー:マスコット怪獣の先輩。
ライチュウ:見た目が似てて電気キャラという点が共通。しばしば両者を絡めたネタも見られる。