概要
FCからのロックマンのシリーズではファミコン最終作となる作品である。
このシリーズのみ、特定のボスを倒すとラッシュと合体することができ、攻撃力に特化したパワーロックマンや、空中を移動できるジェットロックマンになることができる。
シリーズで初めて海外からのボスキャラ応募を行い、ナイトマンとウインドマンが海外からの採用ボスとなった。
ストーリー
20XX年(※)。度重なるDr.ワイリーの世界征服計画に対抗すべく、X財団を初めとして、平和を目的とした世界ロボット連盟が発足。数々の対ワイリー戦闘ロボットが製作され、その中で特に優れた8体のロボットが集結。X財団主催の下、ナンバーワンを決めるロボット選手権が開催された。
ところが、8体のロボット全てが、X財団総帥のMr.Xに奪われてしまった。
本人によればMr.エックスはワイリーさえも手玉にとってしまう人物。
その人物から突如突きつけられた挑戦状。まさしく「史上最大の戦い」の火蓋が切られた。
※:前作までは200X年だったが、今作以降は20XX年になっている。
登場キャラクター
主要キャラクター
Dr.ライト(PS版のナビモードのみ登場)
ボスキャラクター
有賀版では、ミスターエックスナンバーズ(MXN)となっている。
DWN.041ブリザードマン
DWN.042ケンタウロスマン
DWN.043フレイムマン
DWN.044ナイトマン
DWN.045プラントマン
DWN.046トマホークマン
DWN.047ウインドマン
DWN.048ヤマトマン
エンディング(ネタバレ注意!)
結局ワイリーはロックマンに敗北してしまいワイリーは遂に逮捕されることになるが、これで完結しないメッセージがシリーズで唯一最後に表示される。
…そう、次回作であるロックマン7に続くのだ。
余談
- ロックマン6とMEGANAN6(NES)では実はOPデモのBGMが全く異なる。
- タイトル画面でしばらく放置するとシリーズ初のプレイデモが流れる(ブリザードマンステージで固定)。
- ボスが攻撃を食らった後に少し無敵時間がある為、弱点武器でハメるのはほぼ不可能。特殊武器の無駄撃ちに注意。特にワイリーマシン戦。
- ボス決定デモでは、ボスのステータスから動力エネルギー・ステージの名称まで事細かく表示される。シリーズでは一番情報量の多いボス決定デモである。
- FCのロックマンではエネルギーバランサー・ビートを取った状態の8ボス撃破パスワードが何故か二種類存在している。
- 今作ではビートを得るには4つの該当するステージの正しいルートのボスを倒さねばいけないため、場合によっては二度同じボスと戦わねばいけない。ちなみに正しいルートへはパワーロックマンとジェットロックマンのどちらかもしくは両方ないと絶対に進めない様になっている。
- ケンタウロスマンを除くボス7名は後にロックマンエグゼのネットナビのモデルになっている。
- タイトルは恐らく『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」編のパロディ。世界各地から優れたロボットが集結するという展開もそのオマージュだと思われる。
- 何故か一時期、このロックマン6は下請けが製作したという噂が流れていたが、現在では公式はそれを否定している。
- ロックマン6が発売された1993年の段階では時既に家庭用ゲーム機の主流は16ビットゲーム機となっていた時代にまでファミコンでの発表にこだわり続けていたロックマンシリーズだったが、次作でついに次世代機に舞台を移す事となる。
- 特殊武器の発射音声がバスターと変わらないものが大半で、本作の不満点のひとつに挙げられるがこれはバグとのこと。
関連タグ
ロックマン1 ロックマン2 ロックマン3 ロックマン4 ロックマン5
財団X…今作のX財団とほぼ同じような設定の財団。