概要
山の麓と山頂側間の昇降や、川や谷間などの横断のために開発された人や荷物を運搬するための輸送装置である。
「架空索道」や「空中ケーブルカー」とも呼ばれる。
出発点と到着点となる2地点の間にロープ(現在では金属製のケーブルがほとんど)を渡し、ゴンドラや籠などを吊り下げる。
稼働上の構造は数種類存在するが、貨客事業用のものは共通してゴンドラが自走しておらず、出発点又は終着点のオペレーターがモーターによるケーブルの巻き上げ操作をしている。
日本では法律で鉄道の一種に分類されており、地方鉄道法による索道規則で規制している。
扉のある箱型ゴンドラを用いる普通索道と、スキー場のリフトなど椅子型ゴンドラを用いる特殊索道に区分している。
手動式の比較的小さなものは、東西問わずかなり昔から存在する。
現在はスキーヤーや登山客の輸送に用いられる他、遊園地内でや最寄駅から入口までの移動手段としても設けられる事が多い。
国内の路線・事業者(一部)
関連イラスト
関連項目
ロープウェー(表記揺れ)