概要
自動車に関しては、「オート三輪」とも呼ばれるのでそちらも参照。
三輪車は車輪が3つあるため、自転車に比べて安定性がある。
大人が幼児用の三輪車に乗ることもできるが、サドルやペダルも小さく乗りにくい。
その乗りにくさを利用してゲームや競技として親しまれることもある。
なお、大人サイズの三輪自転車も存在している。
基本的には後輪側が二輪だが、物によっては前輪側が二輪となっているものもある。
幼児用の三輪車ではペニー・ファージングのようにペダルと車輪が直結しているが、こちらでは二輪の自転車と同じ機構になっているのが基本であり、二輪となっている側にはハンドル操作時に生じる回転数の差を解決するためにデファレンシャル・ギヤが内蔵されている。
このタイプは前述の通り二輪車に比べて安定性が高いため、転倒しやすい高齢者向けのシティサイクルや、リヤカーを一体化させて運搬能力を向上させた業務用の大型自転車などに多く見られる(クロネコヤマトが使っているものが有名)。
また人を乗せてタクシーとして利用されているもの(自転車タクシー)は、
「ベロタクシー」(ヨーロッパ・アメリカ)
「サイクル・リクシャー」/「リキシャ」(インド・バングラディシュ・ネパール)
「サムロー」(タイ)
「シクロ」(ベトナム・カンボジア)
「セダップローイ」(ベトナムの一部)
「トライシャ」(マレーシア・シンガポール)
「トライシクル」(フィリピン)
「トリシークロ」(中南米)
「輪タク」(1980年代までの日本、現在は「ベロタクシー」「シクロ」の名称で使用)
等と呼ばれている。