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久我虎徹

くがこてつ

久我虎徹とは、漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の動画に登場する架空のフィクションヤクザである。
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俺の名前は久我虎徹。武闘派の極道だ。

俺が日本一の極道になる……

公式サイトでの解説編集

本作の主人公。京極組の若き天才構成員。

元々の素質に加え 数々の死線をくぐり抜けたことにより戦闘力に磨きがかかった。

高校時代 唯一紅林二郎と互角にやり合った男で

圧倒的なスピードが武器。


概要編集

2021年11月28日の紅林二郎シリーズにて初登場。その後2021年12月8日の動画で、シリーズ化。彼が所属している腐った京極組(きょうごくぐみ)を変え、日本一の極道になる物語。「天羽組に最強の敵、現る」とも言われている。年齢は初登場時点で24歳であり、紅林二郎と同い年である。

京極組は任侠ヤクザであったものの、五代目親分・日下の就任がきっかけで金儲けのためなら罪のないカタギの一般人を餌食にするのも厭わない、仁義にもとる所業を平気で働く文字通りの暴力団と化した。久我は「銭に目が眩んで仁義忘れた」京極組を変える為に進んでいく。「腐ったこの組を変え、俺が日本一の漢になる。」というツイートもされている。誕生日は9月1日。


人物編集

容姿編集

上下黒の背広と濃い緑色のシャツ(ネクタイは着けていない)に、シャツと同じ色の革靴を穿いている出で立ち。髪型はツーブロックで地毛の色はくすんだオレンジ色。瞳の色は緑味の青または青味がかった緑で、感情が高ぶると光る描写がある。また顔立ちは非常に整っている。公式公認のイケメンでキャバ嬢からは勿論、アイドルや女優からも「カッコイイ」と本気で思われているがとある先輩構成員からは「キレイなFaceキライキライ!」と言われたりしている。ただし髪型はラップでディスられるほど受け入れられておらず、「言葉の暴力辞めろや」「悪口だけ韻踏めてねぇだろうが!」とキレながら攻撃する程強い拘りがある模様。またはっきりと「髪型を弄るな」と明言しており、本人曰く床屋代2万円の床屋でカットしてもらっている模様。ちなみに最近は値上がりして2万2000円になった模様。

オーラの色はアクリルスタンドでは髪色と同じくすんだオレンジ色。しかし本編では明るめの緑となっており安定しない。ちなみに身長は公式曰く180cmくらい(後から公式から身長は179センチと発覚)。

守り代を払う店の店長などからは「こてっちゃん」や「虎徹ちゃん」と呼ばれているが、バグ大ファンからは「クガコ」と呼ばれている。


天才ヤクザ 久我 虎徹

経歴編集

父親の顔を知らずに育ち、8歳の時にはシングルマザーだった母親が生活苦を理由に男と蒸発してしまう等、孤独な幼少期を過ごした。その後は祖父母からも見放されて施設に入り、不良となる。

高校時代は喧嘩は無双で、関東で最強とまで呼ばれて恐れられていたが、孤独な幼少期のトラウマが異常ともいえる「身内愛」を生み、仲間を傷つけた者には苛烈な報復を行って仲間からは止められる事もあった。高校時代、紅林の同級生であり、唯一紅林と互角でやり合えた学生時代からの因縁での相手でもある。

高校卒業後、20歳の時にアテもない日々を送っていた所を「将来デカイ男になる器だ」と関東有数の武闘派ヤクザ『京極組』の若頭から直々のスカウトを受けて極道の世界に足を踏み入れる事となる。その後は一条を始めとする強烈な戦力を持つ武闘派兄貴達の元で学びながら、死と隣り合わせの中で命を懸けて実績を積み上げていった。現在は京極組の若きエースとして、血にまみれた修羅の道を邁進している。また京極組を改革する為に、現体制に不満を持っているまだ腐っていない仁義と任侠を愛する組員を同志として集めている。

組ではシバイ(芝居=オレオレ詐欺などの特殊詐欺)のシノギも担当しているが、罪の無い老人をカモにするのは仁義に外れると、黒い噂のある連中を標的にしている。担当になったのはシノギの内情を知る為であり、いずれはやめさせるつもりである。

また、拷問ソムリエの伊集院茂夫と偶然鉢合わせた事もある。

その際は対峙しただけで圧倒的実力差を痛感し、死を覚悟しながらも彼に刃を向けたが、一瞬ですり抜けられてしまった挙げ句その場から一歩も動くことが出来なかった。後にある外道の情報を与えるため伊集院と再び接触し、情報料代わりに一戦を申し込んだ。前回の雪辱を果たすべく本気で挑むも流石に伊集院相手では敵わず、一方的に叩きのめされた。しかし、その際に受けた助言と戦いぶりは久我にとって大きな糧となっていた。

のちに彼も先輩格の武闘派同様異名で呼ばれる様になった。因みに彼の異名は「京極組の久我」である。

2023年1月20日付の動画では、同期の犬飼鷹四郎と共に獅子王組への出向が決まり、獅子王組眉済派の一員となった。後に京極組に復帰する。


性格編集

前述の通り、孤独な幼少期を過ごしたトラウマから身内愛が非常に深く、大事な仲間に手を出されるのが許せず、仲間を傷つけられた際は相手を惨殺する事も厭わない苛烈な性格。仲間が殺されかけたり無惨な死を遂げた時には本気の涙を見せる。

しかし、同じ組でも弱い人間を脅したり、平気で搾取を行うような組員に対しては仲間と見なさず、例え先輩であろうと呼び捨てにしたり、蔑んで悪態をついたりする上、喧嘩を売られた際は容赦なく打ちのめす(少なくとも外道構成員との喧嘩では現状全勝)。

とは言え、腐っても同じ組員である以上見限る様なことはせず、弱者から金を奪うシノギをやめるよう説得を試みたり、海瀬のような外道ながらも高い実力や根性を持つ者の事は「凄い人」と認め、尊敬する先輩達同様「兄貴」と呼ぶ等、一定の敬意は払っている。


弱者を助けたり、信念を突き通したりと、紅林と通ずる性格をみせるが、そこは極道の人間らしく、極道を舐めた半グレや京極組を裏切った者に対しては一切の容赦なく手にかける他、牛刀の橋本との戦いでダメージを負った紅林を容赦なく滅多打ちにするなど、卑怯な行為も辞さない(もっとも極道の世界、ひいては殺し合いの世界に卑怯も何もない)。


またカタギの人間には優しく佐竹博文との回では蛯川を追っていた際に佐竹に目撃情報を教えてもらった時に感謝の言葉を述べたり佐竹が缶コーヒーに混ぜられていたパラコートを飲んで苦しみもがいていた時すぐに救急車を呼び、「あんたの仇は取ってやるからな」と言っていた。この他、シマの見回りを精力的にこなしており、シマ内のカタギからは「コテっちゃん」の愛称で親しまれている。また、その性格やよく整ったルックスからシマの嬢達からモテており時折アプローチを受けているが、渡世人として、また任侠人として生き甲斐を見出しているためか今の所色恋沙汰には興味は無い模様。


基本的に紅林と同じく「弱者を助ける(仁義を通す)」性格だが、紅林の場合は祖母をはじめとする家族愛のおかげで真っ直ぐな性格になったのに対し、久我の場合は両親にも祖父母にも見放されて孤独な日々を送った影響で身内愛に飢えて極道になり、久我も親の愛情を受けて育ったらダークヒーローではなく紅林同様に真っ直ぐな正義漢になったと思われる。


ここ最近では、彼も狂人的な一面がはっきりとわかるようになっている。彼は京極組に害をなすものは、「海に沈めて苦しみながら溺死させて楽しむ」という拷問を行う。また、この拷問を佐古に動画を撮影させている。佐古曰く「うぅぅ……久我の兄貴怖えぇぇ……」。カタギに優しい任侠としての彼とのギャップも激しい。

外道を始めとする敵対相手には徹底的に怒りを見せているものの、相手の事情を汲んで情けや慈悲を見せる事も珍しくない。


五十嵐の指示で内部抗争中の眉済派に出向した際に二度対決。一度目は惨敗だったが、二度目は河に引き摺り込んで溺れさせた。しかし、直前に犬亥が生き別れた娘に会いに行き、再会を約束する場面を見た事で同情する心が湧き上がって救出する。そして内部抗争から抜けるように強く進言した。

守若との戦いで討ち死にし、勝手に使われたバイクを回収するためにその廃倉庫に赴いた際、亡骸を放置されている場面と遭遇。怨敵ではあるが、我妻がどうしようもないくらいに孤独だった末路に同情し、京極組で倒した責任を取る意味で弔った。

※但し、麻薬戦争にて、カルテルの武闘派構成員ダヴィッツとの戦闘で重症を負い、京極組に回収されて闇医者氷室一真に治療を受けていた裏神幹部辰巳春希高砂と共に尋問した際に、彼が裏神独立の背景に我妻の存在がいた事を話した際に、「あの野郎・・・死んでも尚イラつかせんのかよ」と死して尚、京極組を追い込んでいる事に憤っていた。


一方でツンデレという可憐な点もある。



能力編集

人望もあり覇王になる漢と呼ばれる程の天才的な極道の素質を持っている。

生まれつき人並み外れた動体視力と反射神経を持ち、次元が違うと自他共に認める速さが特徴。本人曰く、「練習ゼロで県記録を出した」との事。

彼は高校3年間は関東で最強と呼ばれるほど喧嘩は無双で、それは京極組においても外道にも等しい武闘派ヤクザを一方的に攻撃する他、得物のコンバットナイフで瞬時に半グレを斬り殺すなど、覇王になる男と称されるに相応しい実力を持つ。因みにコンバットナイフは現在確認されているだけでも、エルゴノミックグリップのスタンダードなもの、M9バヨネット、モダンなトレンチナイフ、ボウイナイフの4種類で、いずれも金属部分が緑色に塗られている。また、自身の拳はスピードがある反面威力が劣ると短所を理解しており、砂鉄入りのサンドナックルを装着する事で短所を補っている。或いは、因縁の宿敵のようにパワーとタフネスで押し切ったりする。

カチコミする際は、紅林二郎のように拳で鉄拳制裁したり、工藤清志のように腸をナイフで掻っ捌いたり、中には伊集院茂夫が行うような油風呂の拷問をするなど、多様な方法でやり合う。天羽組の狂人達のような特定の攻撃手段への拘りはなく圧倒的スピードから多様な攻めを行えることが最大の強みと考えられる。

相当に頭の回る人物でもあり紅林曰く「頭脳派」。プライドは高いが実利や善悪を優先して頭を下げることが出来る他偉大な先輩のように様々な武器の扱いにも長けておりナイフや拳銃、装身具といったサイズが小さい武器を常用している。反面、機動力が落ちる為か日本刀やライフルなどの長物は使わない。

本人曰く、「バイク通勤」しているらしく、この事から(大型かどうかは不明だが)普通二輪免許も保有している事が分かる。


使用した武器、道具編集

近接戦におけるメインウェポン。ブレードが緑の物を使う。

最近ナイフではなくこちらを使うことが多くなってきた。

お馴染みの武器。速撃ちが得意。また、久我は基本的に敵の銃弾はかわす。

主に移動で使用。流石の久我も長距離走では乗り物を使う。

砂鉄を詰めた手袋。パンチの威力を強化する。


弱点編集

しかしながら、圧倒的な速度を活かしたワンサイドゲームを得意としていた為、絶対的な格上の相手に対する「捨て身」と言う選択肢がそもそも無い模様。それ故、この選択をした小峠とその圧倒的なメンタルの強さに対し心底怯える様子もあった。これは宿敵である紅林とも対照的である(紅林は戦闘能力が高く場数を踏んではいるものの戦闘技術に関しては全くの素人であり、その道の達人である相良ルーク黒羽根に一方的にやられていたが、捨て身のカウンターで倒している)。また伊集院茂夫によると予備動作がわかりやすいことと注意力が欠けているという欠点があるようで伊集院は上着による目眩しで彼の高速の拳を回避し反撃している。


また、紅林と同じく戦闘能力は自身の才能に依存しきっており、戦闘技術自体は素人に毛が生えた程度と言って差し支えない。それ故、ゴールデンドーンの用心棒である則本からは「お前は速さだけだ」と喝破され、中国最強の殺人拳法家のからは「類稀なる速さだが、基礎がなっていない」「腰の入っていない手打ちの拳」と酷評されている。また、伊集院からは「速いが予備動作がある」「視野が狭い」と指摘された上で全ての攻撃を躱された挙句、滅多打ちにされている。上述の元など、大陸の殺し屋相手に戦う事も増えたが、日本より格段に治安が悪い国の、それも裏社会と言う文字通り修羅の国のような世界で「腕利き」呼ばわりされている人物と戦っているので、最近では攻撃を見切って回避出来ずズタボロにされる事もしばしば。こう言った格上と呼べる人物や相性の悪い相手との戦闘を碌に経験しておらず、経験値が圧倒的に不足しているのも致命的な弱点といえる。


ちなみに、この点については京羅戦争にて爆発的な成長を見せて克服。強敵相手にも動きながら頭を回すことが出来るようになったばかりか見ただけで敵の隠れたケガを見抜く視力まで獲得した。


戦闘以外では極道の掟である「親の命令は絶対」に極度に縛られているところ。他の良識派もそうだがたとえ組の内部抗争の敵対勢力と言えど権力に屈してしまう。日下生前の頃は日下の使用やそもそも日下が招いた組滅亡の危機にも事の真相を知らず(知ることが出来ない状態だった可能性が高い)天羽組主導でヤクの密売をしていたと誤解している状態にある。またあれだけの悪事をした日下に対しても敵討ちをしなければならないという事態に陥っており久我自身の思想とは真逆の方向性を走らざるを得ない状態にある。日下が討伐されたあと五十嵐により真っ当な親の命令が下るようになってからはこの点は問題なくなった。


だが、小峠が評した様に、自身の弱点を全て克服し成長した久我がどれ程恐ろしい存在かは言うまでもない。


人間関係編集

京極組内部編集

久我は別組織の主人公とは異なり、下の名前の虎徹と呼ぶ人もいるが苗字で呼ぶ人もおり、下の名前で呼ぶ人の割合は概ね半分程度である。


何でだ久我ぁ!! 護れと言っただろうがぁ!? 何が「間に合いませんでした」だ! 舐めとんのかぁあああ!!

久我が所属する京極組の前組長。渡世では組長である彼の命令には絶対であるためにその命には従ってはいる。しかし、実態は組長の責務を放棄しておきながら都合の良いときだけ権限を振りかざす暴君であるために久我は内心「オッサン」とよんだりするなど全くもって日下への敬意はない。

いずれは日下を追い落として組の再建を図っている久我にとってはむしろ最大の敵ともいえる存在。

とはいえ、腐っても組のトップであるため自分の信念の真逆の行為であるにもかかわらず天羽組との全面戦争で狙われていると知れば組の威信に関わるという理由で守るようにしていたが何者かに討伐されており犯人探しをする羽目になった。闇落ちした過去を知った後の葬儀の際は「道を踏み外したが この人がいなきゃ今の京極組はなかった」と評している。


久我! 良かった。目を覚ましたか

京極組のカシラであり実質的な組長ともいえる人物。久我を極道に誘った人物である。日下とは対照的に久我は五十嵐に対しては敬意を示しており、彼が渋面を浮かべた際には積極的に力になろうとする程。

五十嵐のほうも久我の働きを評価しており、こちらは良好な上下関係を築けている様子(五十嵐が六代目組長に就任して以降も、彼らの関係は良好な模様)。


虎徹、ウチのシマで違法売春やったらどうなるっけ?

京極組に所属する久我の兄貴分の一人であり、良識派の組員。久我のことを「いずれは組を背負って立つ男」と高く評価しており、久我もまた一条を強く尊敬している。

一方で組を裏切った者や敵対組織には寸分の容赦もない様を恐れることも。


お前は京極組再建を目指して動いてると聞く。なんかあったら頼ってこい

京極組に所属する久我の兄貴分の一人であり同じく良識派の組員。しかし戦闘モードに入ると会話不可能になる狂人でもあり久我も当初は不始末が原因で彼からの制裁を受けたことから「ビビッて話しかけられなかった」と口にするほどに恐れられていた。

しかしともに半グレの制裁を終えた後組織再建に動いていることに手を貸すことを誓い同志となった。

また彼と一条が久我のライバルである紅林と出会った際、両者ともに「久我が君(紅林)と戦いたがってた」と伝える描写があったことから、その後も私的な交流もあったと推察できる。


なんじゃあテメェは……舐めてんのか?

久我ぁ。またウチのシマを荒らしてる愚連隊がいるみてぇだ

京極組に所属する兄弟分の一人であり良識派の組員。かつては半グレ組織に属しており久我とは敵対していたが、拳を交えるうちに男気にほれ込み京極組に入門、以降は対等な関係になっている。

犬飼の戦闘力については高く評価している一方、サンドナックルを着用した一撃を「拳が固い奴」と勘違いしたり敬語を使い慣れていない等といった一面から久我から「バカ」と称されることも。

最近では苛立つ久我にローズヒップティーを振る舞うなど、彼の扱いを心得ている模様。


兄貴の為なら、俺はいつでも盾になります!

京極組に所属する久我の舎弟。久我のことを一番舎弟を自称するほどに尊敬しており久我もまた業務の際には野島を連れることが多く双方ともに信頼しあっておりよき兄弟関係を築いている。

しかし同時に「純度100%の狂人」と称しており、野島がやりすぎたり狂気じみた言動を言いかけたときには静止したり突っ込みをいれたりもしている。京炎戦争において舎弟や兄貴分、幹部上司を殺されていく中で狂気が暴走していき、遂には久我にまで反発するような素振りや口ぶりも見せるまでに険悪になってしまっている。

そして我妻に挑むも、傷一つ付けられないまま致命傷を負い、久我に謝りたかった後悔を抱きながら命を落とした。後に亡骸を久我に発見され、戦争終結後に葬儀を執り行われた。


泣いた分だけ強くなれ。虎徹

京極組に所属する兄貴分であり、一条、近藤らと同じく良識派の構成員。

類稀な戦闘力ゆえに久我をはじめとした様々な舎弟達からは恐れられつつも慕われる傑物。


なんじゃあ久我ぁ……俺とやんのか? 最近勘違いしとるなお前……

久我ぁ、おめぇは凄えよ。組のみんな分かってる。ただな、甘い蜜を一度吸ったら、簡単に戻れねぇんだよ…… オメェ見てるとよォ……俺も先代の教えのような任侠を重んじる極道に戻りたくなった……

京極組に所属する久我の兄貴分の一人でありかつては外道行為をはたらいていた組員。当初は腐ったシノギに手を出していたため久我から見下されており(内心呼び捨てで呼んでおり、対面したときですらさん付けで呼ぶに留めるなど)、相良のほうも一度自身をボコボコにした久我への恨みを募らせていたりと険悪な関係だった。

しかし次第に久我が組織改革に奔走する姿と覚悟に感銘を受けたらしく、良識派に転身することを宣言し、久我と和解。その後は相良の兄貴を呼び他の良識派の兄貴分と同様に敬意をもって接している。そして天京戦争で戦死し葬儀が執り行われた際、久我は彼の棺に縋り付いて泣き喚いており、最終的には強く慕う相手になっていた。


オウ虎徹!元気にやっとるか?

京極組に所属する久我の兄貴分の1人であり、先先代(日下の先代)の頃からの古参構成員。

愛娘の由美子と同じ様に久我のことも息子の如く気にかけており、父娘ともに久我とは公私で付き合いのある兄貴。


あぁん!? 二度と話しかけんなって言っただろうが久我ぁ!

虎徹ぅ、今日黒猫が横切ったんだよ。勘弁してぇ……

京極組に所属する久我の兄貴分の一人である構成員。当然久我からは(当初は)「きたねぇシノギをする」「海瀬のバカ」と思い切り軽蔑していた。

一方で喧嘩のセンスは相良以上に高く、相良は獲物である警棒を用いても久我に一撃を与えることができなかったのに対して、海瀬は素手で久我に対して一撃を与えることができる技量を持っている。

持前の頑丈さも相まってか久我は終始海瀬を圧倒しながらも彼のポテンシャル肌で感じたか、

「すごい人」と面と向かって評価し、呼び方も「海瀬の兄貴」と改める等ある程度は敬意を示している。しかし、この喧嘩依頼、海瀬との関係性が犬猿の仲になり、二度と話しかけるなと告げたが、どこかでこの汚いシノギを辞めた模様。その後久我からカチコミをしてほしいと頼まれ、カチコミ後に和解し、相良と同じく良識派の兄貴分になった。その後はカチコミや行動を共にすることが増え、犬猿の仲だった面影はないほど仲が良くなっており、最早コンビと言っていいほどの関係になった。故に、京炎戦争我妻京也によって命を奪われた時には号泣と現実逃避を葬儀まで何度も繰り返すほど悲しんだ。


親父からの指名……俺は早くも出世街道かぁ…… 久我の兄貴ぃ、抜いちゃったらすいません

しかしですね久我の兄貴、現地でマッチング成功した場合は少し抜けてもいいですか!?

久我の舎弟にして、やや可愛げのある新米構成員。普段は守若の遊び相手という半ば重要(?)な任を専門で任されているが、久我と組む機会も少なくない(但し組の用事や兄貴達からの頼まれごとを私情で後回しにしようとするなど、鉄刀兄弟ほどではないがやや不真面目な部分もある)


組外編集

久我ぁ!! 今日ここでテメェをぶちのめす!

城ヶ崎……一緒に叩き潰すか。ちょっとの間、テメェとの再戦はお預けだ

紅林二郎とは同い年で、紅林と拳を交えた事があり、唯一互角にやり合えた相手でもある。同じく京極組の外道を狩る紅林は一度相手の攻撃を凄まじいタフネスで耐え切ってから圧倒的威力の鉄拳で顔面を拳で破壊するが、久我は自身の圧倒的スピードを活かして敵を一方的に殺戮、あるいは拳で滅多打ちにする事を得意とする。今でも紅林とは対立している模様で、2021年12月23日付の動画では「紅林のガキ、決着付けたらんといかんな。」と最後にあることと、実際に紅林二郎シリーズにて「コイツ(久我)も京極組の一員として俺の命を狩り取りに来やがった」とあることから、近々紅林と拳を交える事を覚悟している。

2021年12月28日の動画ではついに2人が再会、一戦交える事となる。この時は不始末を起こした元京極組構成員の「牛刀の橋本」を確保、粛清する目的だったため、目的最優先で久我の方から引く結果になった。しかし、紅林は橋本に背中と右肩を斬られていたため、おそらく久我が容赦なく戦闘を続けていたら紅林は負けていたと思われる。

しかし、ヒューマンバグ公式によると、次の戦いではもっと壮絶になるとのことで、久我は頭から血を流している他、紅林は久我に何度か殴られたのか痣が出来ていたりと、共にかなりの大乱闘になった模様。また、久我の袖がないことが勝負のカギだと語られている。

ここ最近では、紅林二郎シリーズで、久我の兄貴分である一条や近藤が紅林と遭遇した際「久我虎徹がやりたがっている」と久我が紅林に戦闘の意を示していることを伝えることもあり、いよいよ戦闘が近くなっていると思われる。

2022年3月5日付の動画で、この戦いが投稿された。詳しくは紅林二郎VS久我虎徹を参照。

天京戦争終結後、羅威刃がばら蒔いていた薬物で中毒になった不審者が小学校にカチコミした事件では共通の敵を倒すために病院で協力関係を結んだ。京羅戦争では久我に設楽の情報を伝えたり、戦争終結後に羅威刃を傘下に入れようとした戒炎の情報を久我に伝えている。ちなみに戒炎の情報を伝えた時には、焼肉を奢る予定であり両者の関係性は悪くはない模様。


ちなみに別述の相良との対戦では、紅林は相良のスピードに全くついていけず、相良の攻撃を何度も食らって重傷を負いながらも、最後のパンチ1発で相良をノックアウトさせた。一方、久我は相良の攻撃を余裕でかわしていたものの、パンチ2発でも相良を倒すには至らなかった。この結果から、パワーでは紅林が勝り、スピードでは久我が勝っていると視聴者の間では評価されている。他にも両者共に伊集院茂夫に稽古をつけてもらったという共通点もある。久我も紅林も「予備動作がわかりやすい」「攻撃の軌道がわかりやすい」という弱点があると指摘され、一方的に叩きのめされているが共通している。しかし、戦闘後もヘロヘロになりながらも意識を保っていた紅林と、大怪我を負って失神した久我との間で、タフネスの違いが露わになった。


おい小僧、貴様京極組か? この外道を守るというなら死ぬぞ……

ほう……どういう風の吹き回しだ? 京極組の久我……

2022年1月4日の伊集院茂夫の動画にて組の薬物に手を出して破門になった元構成員の「藤岡竜男」の始末のために隠れ家に乗り込むが、依頼者の娘を惨たらしく殺した彼を屠る予定の伊集院や流川と鉢合わせになってしまう。伊集院との交戦を避けるよう組員に言及している天羽組とは違い、同構成員の白武同様伊集院の事は知らされておらず、藤岡の身柄を渡すよう強気に迫るが、伊集院から凄まじい殺気を向けられ一瞬で実力差を実感し死を覚悟する。それでも気合いで彼にナイフを向けるも、まだ年若い事や道に外れた者を裁くという心意気が同じだった事から、伊集院には見逃された。

彼にとって人生で初めて、自ら【敗北】を認めた瞬間であったが、この経験で久我は一気に成長したらしい(彼曰く、「今まで自分は強いと思い上がっていた」との事)。2022年1月7日付の動画では、伊集院を化け物と呼ぶなどかなりの恐怖を示しているが「あの男も超える」「今なら動ける」と再戦の意を固めている。

後に外道の情報を提供する見返りとして一戦交えたのだが、そもそもの身体能力がほぼ同等な上、経験則と技術で圧倒的に勝る伊集院には全く敵わず、フルボッコにされて失神させられてしまった。

尚、この時までにある程度情報を掴んで交流を持ったのか、天羽組の組員達と同様に伊集院のことを「旦那」と呼び、敬語で接しており、天羽組(小峠)同様に仲介役になる他、外道が忽然と行方不明になった事に、伊集院が「拷問ソムリエ」として動いたというのをある程度予想できるようになっている。また、西園寺から4代目組長の頃の京極組に居た外道の話を聞かされた際、「拷問されるやつじゃねーか」と内心呟いている。

伊集院の方も久我の成長には目をかけており、厳しい態度で当たりながらも上述の喧嘩で気絶する前に約束を守って情報を提供する姿勢を「嫌いではない」と評しており、久我も彼に勝利し認められる事を目標にして日々精進している。そして2024年5月13日の動画で2年4ヶ月ぶりに共演、伊集院が何者かに襲撃される現場にかち合う模様。


多分ですがさっきここを通りましたよ。凄い目をしていました

黒焉街に訪れては事件に巻き込まれ死にかける男。現在佐竹が黒焉街で何かに巻き込まれると久我がたまたま遭遇し佐竹を助けるパターンが通例になっている。佐竹は久我が紅林のライバルということは知っているかは不明だが、彼に紅林と似たものを感じ、紅林同様に命の恩人として恩返しをしようと考えている。


貰ったぁあああ!! 死んどけ久我ぁあああ!!

何言ってんだ久我くん。筋物同士の喧嘩だ。何も思っちゃいねぇ

敵対組織・天羽組の主人公。久我はどうやら小峠に目を付けているらしく、速水曰く小峠と久我は間違いなくぶつかると言われていたが、4/14の動画で遂に激突。素の戦闘・身体能力自体は久我の方が圧倒的に上で、小峠に捨て身の覚悟で相討ちに持ち込まれるまでは終始彼を一方的に切り刻んだ。しかし、戦闘後に病院で久我は小峠の精神力に恐怖を感じて涙し、六車から慰められることとなった。

この天京戦争で小峠とバトルしたことは久我にとってはプラスだったようであり、次の京羅戦争で羅威刃屈指の幹部設楽紀明との対戦で強敵との闘いでは命を捨てる覚悟が大事だということを思い出したため、久我は右手の親指以外の指を犠牲にする代わりに頸動脈を外し、体勢が崩れた所で設楽の顔面に交通事故レベルの強烈なパンチを叩き込みそのままダウンさせた。最後は設楽にナイフで心臓を深く刺して勝利を掴み、設楽によって命を奪われた兄貴分の敵討ちを成し遂げる事が叶った。後に国生の葬式の際に野田とともに参列しており、悲しい表情を浮かべていた。久我は上述の天京戦争での一件の詫びとして頭を下げたが、小峠は特に気にしている様子はなかった。一方で小峠も、久我との戦争以降、背中が分厚くなったと阿久津から評価されている。


久我虎徹…肚が決まったいい目をしている。だが寿命は短そうだ

京極組に敵対する半グレ組織『羅威刃』の二代目トップ。

鷹橋をはじめとした数多の仲間を死に追いやった張本人であり、京極組にとっては不倶戴天の敵。


どうした、その程度か?京極の天才なんだろう?」

京羅戦争で久我が激突した羅威刃の幹部。城ヶ崎と共に事務所を襲撃して西園寺の命を奪った張本人。

戦闘力に関しては久我を圧倒できるほどの危険人物であるが、西園寺の死と命を捨てる覚悟によって覚醒した久我により激戦の末に討たれた。




戦績編集

真っ向勝負に於いては、前述の通りの強さから、現状久我自身が完全にノックアウトされて敗北した事は皆無であった。


しかし、とある日に元京極組であったヤク中にして女殺しの外道・藤岡竜男を粛正する為に、藤岡の隠れていた廃屋に乗り込み、同じく藤岡を粛正しに来た伊集院と遭遇した際には、伊集院の規格外のオーラに冷や汗が止まらなくなる程の恐怖を覚え、足がすくむ程の恐怖に襲われてしまう。

それでも京極組として藤岡の一件はケジメを付けんと、何とかナイフを取り出して伊集院に刃を向けるも、伊集院には「外道を狩るという志は同じである」という理由で見逃された。

まともに戦い合う事は無かったものの、この一件は久我にとっては不戦敗に等しい経験で有ったと言えるだろう(久我はこの一件を屈辱として捉え、伊集院をも超えて日本一の極道を目指そうと改めて決意を露わにしていた)。


その他にも、紅林二郎との勝負で殴り合いの末に相打ちとなったり、天羽組須永や中国拳法家・元とは勝負が着かない内に逃走されたりして引き分けとなった事が有る。

そして、小峠華太との一騎打ちに於いては、ドスとナイフで腹の抉り合いとなった際に、小峠の捨て身に恐怖して動きが止まる場面が有ったものの、仮に小峠が久我を刺しに来た場合も両者共に命を落とすと見られていた為、久我の敗北とは言い難い結果となっている。


しかし2022年3月13日付の動画では、一度西横キッズの三島らによる車での体当たり→鉄パイプによる滅多打ちにより、瀕死の状態に追い込まれた。幸い野次馬の女性が通報した事で西横キッズは逃げて行ったものの、西横キッズ側は殆ど傷を受けなかったり、このままでは西横キッズに殴られて殺された可能性が有った為、数少ない敗北と言えるかも知れない(尤も、後日真っ向勝負となった際には、三島は久我を刺し殺そうとしたものの、拳銃で足を撃たれた挙句に惨殺されている。また、久我をリンチした一人である藤本も、一度久我との喧嘩で負けている)。


後に2022年5月31日付の動画において、伊集院が探す外道の情報を提供する見返りという形で再戦が叶った。以前とは違い、幾つも修羅場を潜った為に伊集院の殺気で硬直する様な無様は晒さず(それでも「帰りたい」と内心弱音を吐いていた)、腰が抜けそうな恐怖の中、伊集院に襲い掛かる。しかし、「自らを鼓舞して相手に襲い掛かるということは、冷静さを欠いているのと同義」と喝破され、黒い布で視界を奪われた直後に足払いを喰らい、そのままの流れで拳で滅多打ちにされた。しかし、「一発でも当てる」という執念で反撃の拳を繰り出すも、予備動作を見抜いていた伊集院に首を傾けるだけで回避され、そのまま後ろ髪を引っ掴まれて顔面に膝蹴りを叩き込まれて見事にK.O.された。そして「視野の狭さ」と「すぐに冷静さを欠く」事を指摘され、伊集院に対して情報を渡した後、白目を剥いて気絶した。伊集院からすれば「稽古をつけてやった」という認識であり本気を出しておらず、それでも全く敵わなかった久我の完敗であった。


京極組の地力の真骨頂とも言える京羅戦争においては西園寺の兄貴の敵討ち国生の兄貴の敵討ちをそれぞれ完遂。大怪我を負いつつも戦闘の天才である設楽紀明秋元詩郎に勝利している。(秋元は殺すことは出来なかったが)


続く京羅戦争においては、戒炎のトップ我妻京也と同組織NO.2の麻生成凪に襲撃されるも、姐さんである五十嵐梢を守り、逃げ切ることに成功している(但し、海瀬は我妻により殺されている)。その後の海瀬の葬式を狙って襲撃した麻生と緋田功哲郎によって、重症を負わされることとなる。その後、傷も治まると、有効組織の友山組を戒炎が襲撃したことにより、増援として駆けつける。そして、我妻と対峙する。久我は、一条のアドバイスを思い出し、類稀なるスピードで我妻を追い詰め始めるも、古傷が開いたことと、我妻の搦手により、徐々に力を削がれていく。金的を加えるも、隙を産むには至らない。その直後、先程、我妻と対峙し、敗れた犬飼が満身創痍になりながらも、戦場に駆けつけた。然し、二人とも既に限界に達しており、我妻にかなり削られて、犬飼は倒れた。それでも、二人は我妻にダメージを与えることはできたものの、倒すまでには至らなかった。その最中、久我は五十嵐と高砂明夫がまだその場にいることを見つける。それを我妻に見抜かれ、五十嵐を襲撃される。五十嵐は、車の給油口にライターを投げ入れ、我妻を巻き込み爆破したが、それでも、我妻を倒すまでには至らない。そこに、一条が到着し、我妻との戦闘に持ち込むも、我妻は倒れない。結局、近藤や佐古が駆けつけたことにより、我妻に逃げられた。その後は、一番弟子の野島の死を知り、激昂。怪我を押して、戒炎の下部組織を襲撃するなど、我妻に小さくないダメージを与えた。その後、我妻は守若によって倒された。この一連の抗争で、久我は、幹部を殺すなど目立った功績を上げた訳ではないが、麻生や我妻との戦いの中で視野の広さやスピードに磨きがかかっている描写が示されており、この戦争を通して確実に成長していることが描写されている。


その後、マッド・カルテルの日本支部だった裏神を滅ぼすために、本部から送られてきた刺客であるパク・ソジュンと激突。パクに対してもスピードでは勝っていたが、パクの特殊な斧やメリケンナックルによるジャブのダメージを受けるものの、紅林やその他の強敵との戦いの中で強化された久我のタフネスにより、耐え抜き、持ち前のスピードでカウンターを飛ばすことに成功した。その後は増援が来たことにより、パクは撤退したが、この戦いも久我の成長を思わせるものであった。


因みに、2024年9月13日時点で久我が「戦闘不能」という形で敗北した事のある(引き分けを除く)相手を纏めると、

西横キッズ城ヶ崎賢志&爆弾魔の津田伊集院茂夫犬亥鳳太郎麻生成凪&緋田功哲郎の計7名と言える。

しかし、西横キッズや犬亥に対しては徹底的なリベンジを果たしている辺り、久我の執念深さも見て取れる。


声優編集

声優は、伊集院茂夫紅林二郎でも担当している「伊藤タカユキ」氏が担当している。


余談編集

弱点(?)編集

非常に頭の切れる彼だが本人曰く「勉強は出来ない」らしい(恐縮屋の手伝いを指示された時に発覚)。やはり机の上の勉強は有能さとは関係ないということなのだろうか?


ツッコミ編集

上にも下にもキャラの濃いボケ担当を多数抱える久我は日常会話ではツッコミに回ることが多い。以下、久我のツッコミ集

  • 海瀬将悟:口頭で多数(迷信を信じて帰ろうとした時、食事中半グレが暴れてカチコミを拒否した時)
  • 守若冬史郎:口頭で複数(狂人的発言へのツッコミ)
  • 野島翔:口頭2回しばき1回(作戦立案を丸投げされた時)
  • 花沢伊織:しばき2回(裏社会への勉強不足)
  • 佐古大和:しばき7回(理由は多数)

弟分である佐古をヤキを入れる時にダイナマイトを使用したことがある。組の備品か彼の私物化は不明である。


関連タグ編集

ヒューマンバグ大学 京極組 京極組良識派の構成員

ヤクザ 革命家 イケメン ダークヒーロー


小峠華太:京極組と並ぶ極道組織、天羽組の主人公で先の天京戦争では腹を刺し合った。

永瀬光一:天羽組に所属している狂人ヤクザ。彼は久我と同じく幼少期の頃に母親が蒸発し、施設に入ったがグレている。その後は天羽の妻である京子に拾われて過ごして今に至っている。

紅林二郎:高校時代からの宿敵。圧倒的な速さを武器に無傷で相手を屠る久我に対し、こちらは圧倒的なパワーと防御力を駆使した捨て身戦法を用いて戦う。反面、正義感が強い、戦闘に関して天才的な素質を持つ、極度の負けず嫌いなど共通点も多い。

角中正樹:敵対組織 "戒炎" の幹部であり、戦闘の際に一条康明から何度もハゲ呼ばわりされても最期まで不快感を露わにすることなく散った男。敵対者に髪型をイジられる度にブチ切れている久我も少しは彼の態度を見習って欲しいものだ。

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