君も粉微塵になればぁ?
CV:伊藤タカユキ
公式サイトでの解説
CODE-ELに所属する暗殺者。
火薬による粉塵爆発や石灰など様々な粉を撒いて敵を追い詰める戦い方から「死粉の伊舎堂」と呼ばれる。
ジェイクとの戦いの末、自ら仕掛けた粉塵爆発に巻き込まれ死亡。
概要
世界的に有名な殺し屋集団「CODE-EL」に所属しているトップランカーの暗殺者であり、銀田グループリーダーの銀田栄角の懐刀と称される。異名は「死粉の伊舎堂」。
基本情報
異名 | 死粉の伊舎堂 |
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殺し屋ランク | トップランク |
メインウェポン | 黒い粉(火薬)、白い粉(石灰)、拳銃、ナイフ |
経歴 | CODE-EL 銀田派 → EL戦争 |
容姿
茶髪のショートヘアに小洒落た服装と左目の泣き黒子に陽キャな雰囲気が特徴的な青年。左首付近には炎を模したタトゥーを施している。肌が白い。
性格
一見爽やかでフランクな喋り方をする優男のような印象の男。
だが冷徹なアサシンかつ銀田直属の部下なだけにターゲットを容赦なく抹殺していくだけでなく、仲間ごと爆破に巻き込んでも何とも思わない等、冷酷冷徹な人物。
また、邪悪な笑みを浮かべながらカリンに「俺が飼育してやる」と言い放つ下卑た一面も持っている。
実力
戦闘スタイル
「死粉」の異名の通りあらゆる粉を使って暗殺や戦闘を行う。
立ち合いの最中に特殊調合した爆発する粉末を操り相手を爆殺する事を得意としており、その他石灰や猛毒の粉末等の使用にも長けている。トップランカーの一人なだけにナイフと銃の扱いも一流であり、基礎戦闘能力も相当高い。細身な外見だが、建物から落下し地面に叩きつけられた直後に紅林の一撃を受けても顔面陥没や気絶もせずその場から逃走する等タフネスも相当なレベルである。
使用した武器、道具
- 黒い粉
伊舎堂のメインウェポン。まき散らした後に引火する事で爆発を起こす。
- 白い粉
石灰であり、少しでも目にかかれば失明リスクが高い。目潰しは勿論、敵との距離を作るために使用する。
- 拳銃(チャカ)
組織の標準装備。腕前も一流。
- ナイフ
組織の標準装備。腕前も一流。
- 奥の手の粉
本人曰く、「できれば使いたくない」と言い切るほどの危険物。毒キノコの成分が混ざっており、少しでもかかれば身体の自由が殆ど利かなくなるほどの効能である。
活躍
初登場。
銀田に呼ばれ、報酬次第では頑張らせてもらう決意表明を伝え、期待と信頼を寄せられることになった。
EL戦争の傍ら、紅林二郎&綾小路乃武と激突。
報酬目当てで真っ当な弁護士・石川の暗殺を狙った。囮の手下が石川邸の玄関を爆破し警護に当たっていた紅林やと戦闘になる。紅林と綾小路が手下たちを倒してからは紅林との戦いに突入。
手始めに爆発する粉塵を使って紅林にダメージを与え、石川を悪く言った後にナイフの猛襲を浴びせて優位に立つ。紅林のパンチを躱しながら今度は目にかかれば失明の危険がある石灰をまき散らして距離を詰めてナイフで切り裂き、角度やタイミングを完璧に出した爆破粉塵で追い打ちをかける。手にかける直前まで追い込むも、紅林が覚醒した事で本能的に危機感を感じ、今度は石灰と爆破粉塵を混ぜた戦法を取るが、紅林は絵画を思い切り振り回した事で粉を吹き飛ばされてしまった事に驚くが、即座に体勢を立て直し紅林の左腕をナイフで貫く。しかし、耐えられた上に紅林の万力のような馬鹿力で3階から一緒に落下させられ、自分が下のまま地面に叩きつけられた事もあって大ダメージを受けてしまう。
互いのダメージが甚大になる中、紅林の精神を超えた動きによる渾身の一撃をもろに喰らいながらも、毒キノコの成分が入った粉を浴びせる事で追撃を止める。しかし、とても戦える状態じゃなかったのもあって、「次はこうはいかない」と言い残して撤退する。
銀田派 死の粉塵vs毛利派 殺しの手品師 虚々実々
- 3月24日の動画(瓜生龍臣)
「金鳳…… 怪我を背負って4人も戦闘不能に追い込むなんて凄いじゃないのw」
金鳳「仲間ごと吹き飛ばすなんて流石のゲスっぷりね……」
毛利、カリン、ボロボロの金鳳を乗せたコモケンの車を追跡した殺し屋達が金鳳に蹴散らされた直後に登場し、手負いの金鳳を爆破で重傷に追い込む。それを見たカリンがクリスタルナイフで牽制するも、難なく躱す。
「カリン…… お前はこの後、俺が飼育してやる」
ゲスの如き醜い表情を浮かべてカリンを嘲笑うと、手負いの金鳳を石灰入りの粉や黒い粉で翻弄し、加勢に入ろうとした毛利とカリンを追い払うが、眩い光に見舞われる。
「ぐぅ! なんだぁ!?」
ジェイク「楽しそうなことしてんじゃーん! 僕ちゃんも混ぜてよ!」
そこに現れたのはジェイクだった。
すぐさま粉で応戦するも、ジェイクにはあらかじめ粉の対策をされていたうえに素の戦闘能力も負けていたのもあって追い込まれる。
そのまま万事休すかと思いきや…
「粉の動きを読もうなんてバカだねぇ…… 粉ってワガママなんだよ」
「木っ端微じぃいいいん!!」
実は風の動きを読んでおり、黒い粉を風に煽らせてジェイクを爆破する。
ジェイク「思ったよりもやるじゃん…… でも今ので思いついちゃった」
しかし、ジェイクは辛うじて爆破を回避しており、そんなジェイクを確実に爆破するべく先ほどよりも大量の粉を撒き散らす。
「さっきよりも大量だ! 今度は逃げられない!」
ジェイク「僕ちゃん念のためにこれを持ち歩いてるんだよねぇ…… Mr.ダイナマイト! ジェイク・ザ・ボンバー!!」
しかし、ジェイクがダイナマイトを爆破させたことにより、その爆風で粉を自身の方に押し戻されてしまった。
そして…
ジェイク「一発くらい自分で吹き飛んどけよ」
「なぁあああ!?」
すかさずジェイクにライターを投げ込まれたことで逆に爆破を自分が喰らってしまった。
「ぐぁ…… クソ…… がぁ」
ジェイク「ごめんね伊舎堂くん…… 君みたいな騙し合いのタイプは好物なんだ」
かろうじて意識は繋いだものの為す術はなく、最期はジェイクに銃撃されて絶命し、後に石灰入りの白い粉はくすねられた。
- 3月25日の動画(紅林二郎)
彼と紅林の戦闘が回想シーンとして挿入された他、死亡翌日になって思わぬ活躍?を見せる。本動画は紅林が初めて明確に敗北した回であり、(他に卑怯などもあったが)彼との戦闘の傷が癒えていなかった事が東海の喧嘩屋である桜庭恵吾に敗北した原因の一つとなってしまった(桜庭は先制で紅林の喉仏を突いており、これは紅林が師事している伊集院茂夫に指摘されている弱点であり、これも一因になったとも言える。)。
3月24日の動画の続き。伊舎堂自身は前回のあらすじとして冒頭に少しだけ登場するも、本編には登場していない。
ただし、前回の終盤でジェイクに奪われた石灰入りの白紛は対鶴城戦で目潰し用として使用される。しかし鶴城相手には意味を為さなかったどころか、(一応同じ派閥に与する)鶴城から「子供騙し」と自身の戦法を間接的にバカにされてしまう始末であった…
余談
CODE-EL銀田派の主要幹部の中ではかなり不遇な扱いを受けている。特に初登場から僅か26日で退場したことは飼育顔(通称)と並んでネタにされている。
他にも、公式ホームページ公開直後の時点では運営陣に存在を忘れられていたりもした(もちろん、後にちゃんと追加された)。