『愉悦の為に人の家族を踏み躙り、残された者達の嘆きを嘲笑う』
「薄汚い関節技自慢が…… ならこの伊集院が、貴様の全ての関節を、逆に曲げてやろう」
『貴様の居場所などこの世には無い。楽に死ねると思うなよ』
「これが地下闘技場か。下衆共の欲望で鼻が曲がりそうだ」
「この試合、私と代わってくれないか?」
レオナルドの対戦相手「え……はい、分かりました……(全然勝てる気がしない……)」
「何だそのパンチは? ほらよ」
「立て下衆。貴様は関節技が得意だそうだな? 私とやってみるか?」
「何だ右手を盗って欲しいのか? なら肘関節を壊そう」
「次はアキレス腱を切っておこう」
流川「他のみんなは、両膝破壊しました! でもお前はそれぐらいじゃ済まないぞ!」
「テメェの骨を全部折って、地獄に送る拷問屋だよ」
「お前が弱いから台無しなんだろうが。もう一本の脚も壊しておいてやる」
「外道の手足は全部へし折って当然だ」
「私にタップなど通じない。被害者の怒りを、恨みを、悲しみを、貴様に刻み付ける」
「フン! フン! どうした!? 地下闘技場、ここがお前の舞台なんだろう!?」
流川「これは、お前が事件を揉み消した被害者達の恨みです!」
「拷問こそ私の舞台なんだ…… それに比べれば、お前の命などゴミ以下なんだよ」
「さあ、殴り続けてやるから、たっぷり苦しんで死んでくれ」
標的
各所で強姦殺人を働き、被害者遺族「吉野」「前島」「梅津」に逆ギレして違法地下闘技場に拉致し、得意の関節技や暴力で梅津と前島を惨殺した殺人レスラーで強姦魔「レオ」こと｢レオナルド島田｣と、警察に圧力をかけて替え玉を差し出してその事件を揉み消していた極悪政治家｢蛭谷｣に執行。
概要
今回の標的であるレオナルド島田が自惚れたレスラーであるが故に、その自尊心も誇りも全て破壊すべく行われた拷問。対戦相手に成り代わる形でレオナルドが出場する試合に伊集院が出場。その圧倒的な格闘能力でレオナルドの四肢を破壊し、そのままマウントポジションをとって死ぬまで殴り潰す。
経過
伊集院は事前にレオナルドの対戦相手に圧力をかけてすり替えており(対戦相手は「全然勝てる気がしない」とビビっていた)、その仮面と衣装を身に着けた姿でリングに上がった。
まずは顔面にパンチを食らわせて鼻を叩き折り、さらには右肘、アキレス腱両方と残った方の肩と肘を破壊。
そこで伊集院は仮面を外し、「何だお前は!? 一体誰なんだ!?」と困惑するレオナルドの髪を掴むと、「テメェの骨を全部折って地獄に送る拷問屋だよ」と正体を明かす。そして「貴様は己の獣欲を満たす為に罪のない女性達に地獄を味わわせたな。そして正当な裁きを望む遺族までも手に掛けた。それを申し訳ないと思わんのか?」と問いただすも、レオナルドは反省するどころか怒りと憎悪を剥き出しにしながら「そんなくだらねぇ理由で俺の舞台を台無しにしたのかよ! ここに比べたら死んだブス共なんざゴミ以下だ! 俺はここのスターなんだ!」と自己愛とエゴに満ち溢れた戯言をぶちまけた。
それを知った伊集院は当然激怒し、断罪を執行。かつて奴隷同士を死ぬまで戦わせた古代ローマの拳闘士の如く、素手のなんでもあり勝負というレオナルドの得意とする土俵で、文字通り身も心も完膚無きまでにへし折るという刑を執行した。
動けなくなったレオナルドはついに音を上げ、「僕は弱いです」と命乞いするが通るはずもなく、伊集院は「拷問こそが私の舞台でありそれに比べればお前こそゴミ以下だ」とレオナルドの戯言を丸々叩き返した後、マウントポジションでのパンチラッシュによって顔面を殴り潰し、レオナルドは吐瀉物を吐きながら絶命した。
今回の登場人物
加害者
- レオナルド島田
今回処刑された罪人その1。殺人狂にして無類の女狂い。元々違法地下闘技場で殺人ショーを生業とし、ファイトマネーで娼婦を買って交尾する事で殺人衝動と性欲を発散する日々を過ごしていたが、闘技場に改修工事が入ったことでそのルーティーン(もといそれによる収入)に少し穴が空き、殺人衝動と性欲を発散できずイライラを抑えられなくったという、たったそれだけの理由で連続強姦殺人を働いたというどこから突っ込むべきかも分からない理性の欠片もないケダモノ。タニマチである蛭谷の権力で身代わりを立てて罪から逃れ、さらに事件の真相を追っていた被害者遺族を無理やり地下闘技場リングに上げて公開処刑しようと目論んだ。
蛭谷達による八百長同然な試合ばかりとは言え、違法地下闘技場のチャンプである点からそこそこ腕が立つようだが、ヒューマンバグ世界における最強の一角と名高い伊集院からすれば名実ともにゴミ以下な雑魚であり、伊集院に攻撃を一度も当てられないまま四肢をねじ折られた挙句フルボッコにされて息絶えた。
- 蛭谷
今回処刑された罪人その2。サツに不要な圧力をかけるヒューマンバグ大学ではおなじみとなった極悪政治家で、依頼人である吉野氏から明確な抹殺対象として見られていた。
流川から「揉み消した事件の被害者の恨みを知れ」と怒りを向けられ彼から膝をへし折られる拷問を受け、最終的に殴り潰されて死亡した(なお流川に取り押さえられた際、失禁していた)。
- その他老害
蛭谷と共にレオの殺人ショーを見物していた外道老人共。全員流川に膝関節を逆向きにされて再起不能になった。
違法地下闘技場の雑務をしているモブ。吉野氏を取り逃した。
被害者
- 吉野
今回の依頼人。妻の幸子と娘の由美子と暮らしていたが、レオナルドによって妻子を殺害されてしまう。居酒屋で出会った前島と梅津と共にレオナルドを探すが、レオナルド達の罠にはまり、地下闘技場で強制的にレオナルドの対戦相手にされてしまう。妻子を侮辱したレオナルドに殴りかかろうとするが、返り討ちに遭い、顔がボロボロになってしまうも、前島と梅津の自己犠牲によって地下闘技場から脱出し、ごみ捨て場で気を失っていた所をエマに救われた。その後、彼女の紹介で伊集院の元に訪れた。
- 吉野幸子、吉野由美子
今回の被害者その1、2。吉野の妻子。
娘の由美子は大学の卒業を控えており、「卒業式の後はまわらないお寿司屋で食べたい」と楽しみにしていた。しかし、家に侵入してきたレオナルドに強姦された挙げ句、殺害された(死因は刃物による刺殺)。
- 前島
今回の被害者その3。眼鏡をかけた男性。職業はエンジニア。
レオナルドによって妻の玲子を殺害され、居酒屋で飲んでいた時に吉野や梅津と出会い、三人でレオナルドを探す事を決意する。
ネットでレオナルドの情報を掴むが、レオナルド達の罠にはまり、強制的に対戦相手にされてしまう。左肘を折られるも、吉野を肩車して吉野を地下闘技場を脱出させる事に成功した。その後、レオナルドの関節技で首を絞められ、殺害された。
- 梅津
今回の被害者その4。太めの男性。
レオナルドによって妻の美穂を殺害され、居酒屋で飲んでいた時に吉野や前島と出会い、三人でレオナルドを探す事を決意する。
レオナルドの情報を掴むが、レオナルド達の罠にはまり、強制的に対戦相手にされてしまう。吉野を痛めつけていたレオナルドを取り押さえるが、レオナルドに膝靭帯を切られ、首の骨を折られ殺害された。しかし、梅津の行動が吉野を逃がすチャンスを作った。
- 前島玲子、梅津美穂
今回の被害者その5、6。それぞれ前島の妻と、梅津の妻。
家に侵入してきたレオナルドに強姦された挙げ句、殺害された(玲子は浴槽で溺死、美穂は絞殺による窒息死)。
その他
- レオナルドの対戦相手
違法地下闘技場の控え室で待機していた時に伊集院と遭遇し、「私と代わってくれ」と頼んできた伊集院に試合を譲った(睨みつける伊集院を見て「勝てる気がしない」と怯えていた)。
余談
伊集院達に断罪されたレオナルドと蛭谷達の遺体だが、その後闘技場に放置された模様。
そんな蛭谷も悪徳政治家仲間である大鳥と同じく、人間同士が殺しあう姿を楽しんでいた下衆だった。
今までは拷問器具や生物や植物で外道達を死に追いやっていたが、今回は素手や関節技だけで外道達に制裁を下している。
伊集院は拷問開始時やナレーション時では流川を呼び捨てで呼ぶ事があったが、今回は流川とは別行動だった為、拷問開始時の台詞はなく、ナレーション時も流川を「くん」付けで呼んでいた。
今回伊集院の左肩付け根の傷が消えており、「何らかの理由で傷が消えたのではないか?」という考察がなされていたが、後の動画以降では復活していたため、作画ミスであったことが判明した(五十嵐幸光の小指復活問題のように後付けで理由付けされる可能性はなくはないが)。
因みに、この回を最後にデスゲーム回では外道に悔恨の念を問う事は無くなり、そのまま拷問を執行する形となった。
なお、この馬乗りパンチでの撲殺はのちの他シリーズの戦争にて採用されるようになる。
関連タグ
カリン:彼女もまた、外道(名を紫陽花と云う)にフルボッコ刑を執行した。因みに、レオナルドはほぼ裸だったが紫陽花は水着を着用していた。
濃硫酸の足湯→フルボッコ→焼き土下座からのうんこ直食い
伊集院茂夫による冷凍拷問、伊集院茂夫による断腸草:同じく、断罪対象が悪徳政治家。両者共、地獄以上の極限の苦痛を味わわされてから引導を渡されている。
伊集院茂夫による自然を使ったブービートラップ、伊集院茂夫による断腸草:同じく、被害内容がデスゲーム関係。
