「うにゃ!」(※イケボ)
被り物のような胴体より巨大な頭とやたら細い四肢に不釣り合いなデカい肉球付きの手足、細長くしなやかに動く尻尾を持つ。
見た目はほぼほぼ不気味なゆるキャラであり、普段は食事に生のキャベツ一玉を丸かぶりし、暇さえあれば人目を盗んで美少女フィギュアのスカートの中を覗いている。
その正体は『力の進化』ではなく『愛の進化』を遂げた種族で構成される宇宙政府『ネビュラ』に所属する宇宙人。
先生はその中でも唯一平和維持のための武力行使を任された種族・『着ぐるみ族』の戦士であり、地球人のような『愛』か『力』か未だ未分化な種族の進化を、可能な限り自主性を尊重し見守る『穏健派』に属している。 本名は「ラシャヴェラク」。
着ぐるみ族には強大な運動性能と念動力(サイキック)への防御力を有する巨大ロボのような戦闘形態への変身能力があり、先生の場合はマフラーたなびかせる忍者のような、重厚ながらも俊敏性を感じさせるシャープなデザイン。
体内に人を呑み込んで匿う、呑み込んだ搭乗者と自分の念動力を足し合わせて強化する、等の機能もあり、本編では宗矢を呑み込み(曰く『念力合体』)ながら前転しつつ変身する。なお、宗矢曰くコクピット内部は生温かいらしい。
必殺技は『ギガキャットハンマー』。肘から先を変形させた長大な鈍器で、先端には肉球のようなマークがある。決まればグランドパラディンの念動巨神装光も一撃で粉砕する。
また、一時的に戦闘力を強化するブーストアイテム『コスモマタンビZ』(見た目はほぼワンカップ酒)を摂取すれば、光の翼で飛行する鎧武者形態にパワーアップするが、変身解除後はしばらく搭乗者諸共前後不覚で悶絶する『二日酔い』状態になる。
飛行中は機動力やバランスの問題からか、ギガキャットハンマーよりも、両手に三本ずつ発生する光のエネルギー刃『ギガキャットブレイド』を多用する。
自分の姿そっくりそのままな宇宙船も持っており、この宇宙船に呑み込まれることでさらなる超巨大戦闘形態(原作者曰く『にゃんこ大将軍』)に変身し、ネビュラウェポン(封印装置)も一撃で粉砕できる『テラキャットハンマー』が使えるようになる。