ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

十二国記

133

じゅうにこくき

講談社X文庫ホワイトハート(挿絵あり)、講談社文庫(挿絵なし)、新潮文庫で出版されている小野不由美の異世界ファンタジー小説。及びそれを原作としたアニメ作品。

概要

十二国記とは、小野不由美作の古代周王朝の歴史や古代地理書山海経などを原典とする中華風ファンタジー的な世界設定の小説群のこと。設定や歴史は各作品共通しており、原則として広大な世界のある地域を舞台として物語が展開する。主人公も中嶋陽子ら後述の主要人物が中心だが、別の主人公が立つ作品もある。挿絵は、山田章博が担当している。総じてこの世界に存在する十二の国の王と麒麟が中心の物語すなわち「十二国記」シリーズと呼ばれている。

書名タイトル一覧

詳しくは→十二国記シリーズの作品名一覧

登場人物

主要登場人物のみ記載する。

その他の登場人物は→各作品に記載。

十二国記の世界

天帝がかつて存在した世界を一度滅ぼして作り直した世界とされ、天帝が定めた法『天綱』が教条的に働く世界である。

十二国記の世界は中国の周時代をモデルにした世界であり、山海経に登場するような神仙妖魔の存在する世界となっている。

この世界の人は女からではなく、木になる卵果(らんか)という果実から生まれる。

人々が住む里にはそれぞれ里木(りぼく)と呼ばれる木があり、ここに行いの良き夫婦が祈ることで卵果が実る。

家畜もまた里木に祈ることで実り、野獣たちは野木(やぼく)と呼ばれる野の木に自ずから実るという。

上空には雲海と呼ばれる深い海があり、下界から雲海の上に出ることは出来ない。

ただし、各国には王都をはじめとして何ヶ所かに凌雲山と呼ばれる雲海を貫いてそびえる山があり、山の地下をくり抜いた通路から雲海の上と下を行き来することができる。

十二国

世界は十二の国と中央の黄海からなる。詳しくは→十二国記の国々と黄海の一覧

麒麟によって選ばれ、天帝に代わって国を統治する人物のこと。王になる人物は麒麟のみが感じ取れる「王気」を放っている。

麒麟の服従の誓いを承認した時点で人として死に、神として生まれ変わるとされる。

冬器で首や胴を絶たれるか、天命が失われた場合(つまり、自ら天に願って神籍を抜けるか(禅譲)、麒麟が死んだ場合)を除いては、死ぬことはない。

前の王と同じ姓でない限り(易姓革命の思想が影響)誰でも新王になるチャンスがあるが、世襲は許されておらず、王の血縁者が新たな王に選ばれることもない。

王が祭祀・郊祀を行い、道を失わずに統治を行っている限りは、天帝の加護で国は自然災害や妖魔から守られる。

だが、王が道を失うと荒れ始め、王が崩御すると妖魔の襲来もあって一気に荒れていく。

王となった者は神籍に入るため、正式な結婚はできない。ただし、王に登極する前に結婚していた者は、その関係を維持し子をもうけることも可能。

王と王の家族の特権で仙籍に入った王族は、国の頭文字と同じ音の漢字を当てた国氏を使う。

景王 氾王 宗王 劉王 延王 采王 塙王 供王 泰王 廉王 峯王 徇王

麒麟

獣であるが神でもある存在で、神獣と呼ばれる。生国の民意の具現化ともいわれており、天帝の意思が素通りするだけの存在ともいわれている。天から二つの使命を受けている。すなわち王を選ぶことと、選んだ王の統治を臣下として支えることである。

雌雄の別があり、男性の麒麟が麒、女性の麒麟が麟である。獣の形で生まれ成長にするにしたがい人の形をとることもできるようになり、さらに成長すると人の形と獣の形のいずれでも行動することが可能となるが、角を切られると麒麟としての本質を失うこととなる。

通常寿命は30年程度だが、王を選定した麒麟は王が崩御するまでは冬器で頸を落とされるか失道の病にならない限り不老不死となる。

麒麟にとって他者の流す血は毒であり、それを「穢れ」という。それゆえにみずから戦うことはできず、身を守るために「妖魔」を調伏して使役せねばならない(使令)。また、動物由来の食品も食べることができず、もし仮に食べた場合「穢れの病」を発症する。

詳しくはタグ先→「十二国記」の麒麟

景麒 氾麟 宗麟 劉麒 延麒 采麟 塙麟 供麒 泰麒 廉麟 峯麟 徇麒

天綱・地綱

天綱は天帝が定めたと言われる法である。具体的には王が蓬山にて登極する儀式の際に、

頭に直接聞こえてくる法である。有名なのは

  • 「天下は仁道をもってこれを治むべし」
  • 「兵をもって他国に侵入してはならぬ」
  • 「子を願う者は同じ里の婚姻した夫婦でなければならぬ、婚姻する者は必ずその国の男女でなければならぬ」

王は天綱に従って統治を行うべしとされている。実際仁道をあまりに離れた統治を行うと、

麒麟は病に倒れ(失道の病という)、やがて死んでしまう。

そして麒麟が死ねばまもなく王も死ぬことになる。

「兵をもって…」はさらに強制力があるとされており(覿面の罪(てきめんのつみ)という)、

かつて他国に派兵した才国の王・遵帝は、民を救う善意による行動であったにもかかわらず数日にして崩御、采麟も使令に襲われ食い殺されてしまった。

ちなみに、この条文は「正統な国権の侵害」を禁じるものであり、その国の正統な国主の許可があれば他国が兵を入れることができる。

地綱とは王が定める法のこと。具体的な税率をはじめ各国独自の制度はこれで定められる。

通常は官僚が発案し三公六官の賛成を経て、王が承して御璽を押すことで効力を発揮する。

御璽には霊的な力があり、例えば後述するように官僚を御璽のある文書で任命することで不老不死にできる。

地綱は天綱に背くことは出来ないとされる。

例えば「子を願う者は・・・」の天綱に背いて同じ国に戸籍のない者同士の婚姻を認めた王がいたが、

夫婦が里木に子を願う帯を結ぼうとしてもどうしても結べず、ついに子を得られなかったという。

神籍・仙籍

十二国世界では国を安定して維持させる為、王とその家族、官吏とその配偶者と子供は、基本的には「冬器」という特殊な呪をかけた武器以外では害することが出来ない不老不死の体になる。

王の場合は麒麟に跪かれた時点一般の戸籍が抹消されて「神籍」に、それ以外は王がその者を「仙籍」に入れる事でこの扱いを受ける。また、天が直接管理する仙籍もあり、天によってこれに任じられた仙人は飛仙という。

仙籍は下野するなどして仙籍を抜けても元通りの生活が出来るが、王は選定を受けた際に人として死に神になったとみなされる為、神籍を抜ける事は死を意味する。

仙籍は王が死んでも代わっても抹消されない限りはそのままなので、王よりはるかに年上の官僚は珍しくなく、十二国世界では官僚の力が強い。

仙籍は上から順に・卿伯・上大夫・中大夫・下大夫・上士・中士・下士に分かれる。

伯位以上の仙は自力で蓬莱(日本のこと)や崑崙(中国の事)に行ける特権を持ち、王の近親者・冢宰・三公・州侯以外に新設することは天綱で禁じられている。ただし、天が直接任じた飛仙は伯以上も存在する。

なお、十二国世界の言語は蓬莱や崑崙とは全く異なるものだが、神仙の頭の中ではそれらを何らかの呪力で勝手に翻訳される模様。

海客・山客が神仙になった場合も同様で各自の母語に翻訳される。

ただし、文字(漢文)は日本人の場合は白文を読み下せる人でないと読み書きが出来ない。

官制

十二国の政治制度はどの国もほぼ同じで、王と麒麟の下に無数の中央官僚・軍・地方官僚が従うシステムになっている。官僚はまた仙籍にも入るので、以下官名の後ろにカッコ書きで付記する。麒麟は宰輔(公)とも呼ばれ、仙籍としては国内唯一の公として臣下の頂点に立つが、その仁にして争いを嫌う性質から実権を持たされることは稀である。王后や太子(王の息子)や公主(王の娘)等の王の近親者があればこれも公に任じられる。

実質的な全ての官僚のトップは冢宰(候)であり、その下に王の身辺を司る天官、土地と戸籍を司る地官、祭祀と学校を司る春官、軍事と土木工事を司る夏官、法令と外交を司る秋官、技術開発と製造を司る冬官という六官からなる中央行政府がある。天官長を太宰(卿伯)、地官長を大司徒(卿伯)、春官長を大宗伯(卿伯)、夏官長を大司馬(卿伯)、秋官長を大司寇(卿伯)、冬官長を大司空(卿伯)とそれぞれ呼んで、その下に六官の官僚たちからなる国府が従っている。この指揮系統とは別に、宰輔に直属する王の相談役として三公(候)がある。

軍は中央軍としては六軍からなる。大司馬の指揮下にある禁軍の左軍・中軍・右軍と宰輔が兼任する首都州候の指揮下にある首都州師の左軍・中軍・右軍である。それぞれ将軍(卿)が率いており、各軍12500人の合計75000人が定員。

地方は宰輔が兼任する首都州以外に八つの州が置かれ、以下各州とも郡、郷、県、族、党、里に細分される。州のトップは州候(候)と呼び、王に直属する。その指揮する行政組織(州府)としては、令尹(卿伯)が率いる州六官と、各軍7500人の二軍~三軍に予備兵力を加えた計20000人余りからなる州師が控えている。郡は太守、郷は郷長、といった様に細分された行政単位もそれぞれの長が率いる官僚が統治する。最小の行政単位である里には25の家が含まれ、日常感覚でいえば古代中世の小さな村程度に相当するといえよう。里は里宰が長として面倒を見て、里祠にて祭祀を行う。また里宰の相談役として閭胥(ちょうろう)がいて、身寄りのない子らを預かる里家を管理し、里の学校である小学の教師も兼ねる。

官吏の任免については、基本的に国の学校である大学の卒業生を下士として登用し、仙籍に入れることになる。大学への入学については、閭胥が推薦した小学の生徒が、次々と上級の学校に進学して選抜され、最も優秀な者が最終的に大学に入学することになる。下士以上が不老不死の仙籍にある官僚となるが、実は国府にせよ州府にせよ、仙籍になく通常に年を取る多くの下級役人や奄(げなん)、奚(げじょ)が働いている。また官僚は家族や使用人を必要に応じて仙籍に載せて不老不死にすることができる。しかし官僚もその家族も永遠に役所に勤めているわけではなく、途中で何らかの理由で仙籍を離れて去るのが一般的である。特に官僚より先に家族が仙籍を離れることが多いという。

国府にせよ州府にせよ凌雲山(りょううんざん)と呼ばれる天にそびえる山の中腹にある。王宮は雲海の上である。

仙籍にある官僚たちの役所は定めある命の民たちが行きかう下界からは離れており、まして王宮から下界の様子を知るのは難しい。

妖魔

原則として世界の中央にある黄海の地に蠢く人を害す獣のこと。しかし荒れた国の辺境にはどこからともなく出現し、荒廃の果てには首都まで襲うようになる。

詳しくはタグ先→『「十二国記」の妖魔』の項目参照。

用語

海客(かいきゃく)・山客(さんきゃく)

詳しくはタグ先→「海客」の項目参照

蝕によって十二国世界に流されて来た日本人を海客、中国人を山客と呼ぶ。

玉泉(ぎょくせん)

宝玉を生み出す泉。小さな玉を種として沈めておくと、大きな玉の結晶が得られる。土地の貧しい戴国では重要な産業。同様に金泉、銀泉もあるという。

郊祀

王が行う自然を鎮める儀式。単なる祭祀ではなく、実際に自然災害を減らし

妖魔を国外に去らせる効果があるため、この世界では重要である。

ただし、正当に麒麟に選ばれて天に認められた王が行わないと効果はない。

それゆえ災害と妖魔の襲来に苦しむ民は、常に正当なる王の出現を望むことになる。

黄朱の民

定住せず、芸や商売をしたりしながら諸国をまわる浮民のこと。

地域によって、朱旌朱民、または、「黄海の民」と言う意味から黄民(こうみん)とも呼びならわされる。

使令

麒麟の使い魔になった妖魔のこと。

タグ先「使令」の項目参照。

朱旌(しゅせい)

朱線の入った仮の旌券。

旌券とはこの世界で使われる身分証明証のことで、ちょっとしたお使いに行くにも行政区分が違う土地に行くには持っていかないといけないため大抵の人が持っている。

失くしたなどの理由で仮に発行されるのが朱旌であるが、戸籍のない黄朱の民は最初から朱旌が発行される。

朱民(しゅみん)

旅芸人という意味でも使われる。

蝕(しょく)

本来、重なってはいけないはずの十二国世界と蓬莱(日本)・崑崙(中国)がある世界が一瞬つながってしまう災害。

呪力を使って人為的に起こすことが出来るが、殆どが自然発生したもの。

本来交わってはいけない世界が交わる為、十二国世界の蝕の通り道では甚大な被害が起き、向こう側の世界も、王が蝕を使って世界を渡ると大津波などの災害が起きる。

蓬莱や崑崙の人が蝕で十二国世界に流されることがあるが、どういう訳かその逆は伯以上の位を持つ仙でしか出来ない上に、胎果でない限り実体を完全には保てないらしい。

胎果(たいか)

十二国記の世界では動物と新種の植物は全て木に実る卵果から生まれる。

人の卵果は親でないともぎ取れないが、蝕によって強引にもぎ取られてしまうことがある。

これによって本来は十二国の世界に生まれるはずだった人間が、誤って卵果のとき異界に流されそちらで育ち、再び十二国の世界に戻ってくる人間を胎果と呼ぶ。

冬器(とうき)

妖魔や仙人を斬ることができる特殊な呪を施した武器。冬官府で製造される。使いようによっては王を斬る大逆の手段にもなるため、一般の武器より流通の規制は厳しい。

半獣

獣と人間の姿が混じってしまっている者のこと。

自らの意思で獣人の姿と人の姿の両方の姿を取ることが出来る。

その異様さと、天綱に取り扱いの規定が無い為、近年まで多くの国で差別の対象となっていた。

現在も個人レベルでは異様さ故に差別視されることが多い。

蓬山(ほうざん)

黄海の中央、つまりはちょうど世界の中央にある五山の山々の一つ。蓬廬宮という宮殿があって飛仙が集っている。麒麟が生まれ育つ場所であり、王に選ばれんとする者はこの山を目指す。

詳しくは→黄海参照

昇山

王となろうとする者が麒麟から王気の有無の判別を受ける為に妖魔のいる黄海と蓬山を辿り、麒麟に面会する行為。

麒麟が選定ができるまで成熟したと判断されると、該当する麒麟の属する国の麒麟旗が挙がり、昇山が可能になる。ただし資格があるのは該当する麒麟の国に籍がある者だけで、また昇山は一生に1回しかできない。

次王が昇山者の中にいた場合、旅の困難が大きく軽減されるが、その者が死亡してしまうと幸運のツケが周囲に襲い掛かる。

アニメ

2002年4月から2003年8月にかけて全45話が放送された。

主題歌

オープニングテーマ

「十二幻夢曲」

作曲・編曲 - 梁邦彦

エンディングテーマ

「月迷風影」

作詞 - 北川恵子 / 作曲・編曲 - 吉良知彦 / 歌 - 有坂美香

関連タグ

全般

総合小野不由美 十二国 中華風ファンタジー
固有名詞麒麟 女怪 使令 妖魔 妖獣 騎獣 
users入り十二国記100users入り十二国記500users入り十二国記1000users入り十二国記5000users入り十二国記10000users入り
小説users入り十二国記小説10users入り十二国記小説30users入り十二国記小説50users入り十二国記小説100users入り十二国記小説300users入り十二国記小説500users入り十二国記小説1000users入り
固有評価タグあなたが主上か
組み合わせタグ慶国三人娘
カップリングタグ十二国記のカップリングタグ一覧

『十二国記』の設定や世界観と他作品のキャラクターを掛け合わせたパロディ作品に関してはこちらのタグではなく「十二国記パロ」タグを使用することが推奨される。

コメント

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 主従の観桜

    「十二国記」二次小説です。 『2019「十二国」桜祭』管理人作品第4弾です。 「4/10は主従の日」ということで4/10に投稿した慶国主従の観桜のお話です。
  • 行間

    仲間

    太師邸に住まう人々が、飲み会をしながら麒麟談義をします。 *このシリーズを始めてご覧になる方へ 最初に、第一話のキャプションに目を通していただき、この設定でOKでしたら、お読みいただけますとありがたく思います。 シリーズ第一話↓ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15206278 *一部、変更しました!(2021.06.11)
  • 信じるもの

    李斎支援してくれた国にお礼に行く。 才国

    李斎と楽俊は才国に行きます。何故か最後の泰麒が
  • 日常坐臥

    日常坐臥-慶国-

    読み:にちじょうざが。 意味:毎日行われるいつもの生活、普段常々。 昔書いた、いくつかの国の話を載せようと思います。
  • 景王さまの幼馴染みは始まりの呼吸の剣士【前編】

    このお話は主人公に優しくないどころか試練をこれでもかと与えてくることに定評がある十二国記の登場人物である中嶋陽子こと景王さまに成り代わってしまった元アラサーな主人公が幼馴染みの始まりの呼吸の剣士な縁壱さんと十二国世界に飛ばされて。 偽王に捕らわれてしまった己が半身たる麒麟、黒死牟殿を奪還するべく。旅をして。雁州国の延王であるしのぶさんの助力を得て玉座につくまでの物語。 自分が陽子に成り代わったことは把握したが景麒が十二鬼月の上弦の壱なんだが。なるほど、クロスオーバー。マイナスにマイナスを掛けたらプラスになるが絶望に絶望を重ねても希望は生まれないんだと頭を抱える陽子成り代わり主上。 しかし、漢前度カンスト済みな陽子成り代わり主上は幼馴染みの縁壱さんから超弩級に重たい好意を寄せられながら。六つ目という異相から歴代の王に疎まれていた黒死牟殿を無自覚に口説き落したついでに国をきっちりを建て直します。 これは漢前な景王さまとその双翼と謳われるようになる縁壱さんと黒死牟殿のお話。 
    11,123文字pixiv小説作品
  • 生真面目無骨男が愛を乞う

    6月1日追記 pixivで公開していた二次創作は、「ハーメルン」に移動させています。 しばらくしたら、このpixivでは非公開に致します(セクハラとか無理なので……)。 過去に書いたものから順次移動させております。この作品も6月上旬中にはハーメルンに投稿する予定です。 その後、どのタイミングで非公開にするかTwitterでお知らせしようと思っております。 twitter/washu72802210 ***** よそ様の素敵な驍宗様の求愛シーンを拝読しているうち、私も書いてみたいと思いましたが…スミマセン「面白みのある驍宗様」はいません。原作の、ひたすら堅苦しいばかりの生真面目無骨男のまんまです。清潔感だけはたっぷりですがw 私は普段「白い墟からのびる道」というシリーズを書いており、シリーズ中すでに求愛シーンは書いてしまっているので、それで今回はシリーズ外で設定も白紙に戻してトライしてみました。にもかかわらず、驍宗様のキャラはあんまり変わりません。私の萌えの幅はかーなり狭いようです…。 (※「白い墟からのびる道」シリーズは「李斎、新しい職を拝命する。」https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12105275から約30作ほどです)。 面白みのある、色んな驍宗様については他の皆様のお話で楽しませて頂こうと思いました。
    10,623文字pixiv小説作品
  • ジャンルごちゃ混ぜ

    隙間を埋める存在・4

    お久しぶりの混合小説です。 書きながら作中では触れませんでしたが、客観的にはホラーではないかと思えるシーンがありました。気付いた方笑ってください。 愛情に押し潰されてしまえ! そう思いながら書いた今作も、お楽しみいただけたら幸いです。
  • 水は方円の器に随う(十二国記/尚陽)

    久しぶりに十二国記を全部読み返したら尚陽にカッとなったものの、どう頑張っても恋人同士でいちゃこいてる二人を想像できずこうなりました。 これでも尚陽と言い張ります。 表紙お借りしました→https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60431045
  • 吃了嗎?

    おまけのショコラショー

    Happy VD ! 現パロで同棲している尚陽ちゃんが毎回何かをもぐもぐするシリーズ。 年齢詐称(+5~7くらい)なので飲酒OK設定。
  • 心の瞳

    驍李SS。 春節の三人です。 常世の風習とか暖房とかは想像ですので、温かい目でみていただけるとありがたいです。
  • 疑問

    海客達が集まってお茶飲んでいるだけの話です。
  • ふとももの用途

    驍李界の隅っこで密かなブーム、診断メーカーで遊んだ結果の出来心です。 とてもふざけた話にしあがりました。 お題はこちら↓ ゆきおんか🔰の驍李は『相手の太ももに10分顔を挟まないと出られない部屋』に入ってしまいました。 80分以内に実行してください。 Twitterに上げたものに驕王目線で加筆修正しております。 ※驍李になってない上に、若干驕王様の罰ゲームです。
  • 、明日

    泰麒と、驍宗様と、 年齢操作で驍宗様(10)になっています。 少年王が見たいなあと思っていたらこれができました。王というよりも小5男子みが強いです。
  • ジンバボのネタ。

    ジンバボのネタ。2

    十二国記パロです。ジンニキが麒麟でベルモットが女怪でラムが従者でウォッカが使令です。
  • 妖魔の剣

    ラスト付近に流血シーンがあります。苦手な方はスルーして下さい。驍宗vs阿選の直接対決なお話です。驍宗と阿選の関係について、軽い捏造をスパイスとしてふりかけてあります。
  • サンプル

    【サンプル】はなむすび【尚陽】※完売しました

    十二国記尚隆×陽子。六太が持ち帰ってきた花束を見て、二人は記念になるようなことをはじめる話になります。 「とにかくやってみるのが大事だと思う……尚隆」 5/30オンラインイベント「0530超#エアブー2021-day2-」合わせの新刊になります。 ●通販はとらのあな(https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040030910622/) BOOTH(https://isobemochi.booth.pm/items/2992000)になります。 (BOOTHは6月末に十二国記オンラインイベントがあるため、それと合わせて通販開始予定です) ※とらのあな通販予約開始しました A5/18P/オンデマンド イベント頒布価格200円 よろしくお願いします。
  • 若木の誓い

    さくらさく

    「十二国記」二次小説です。 拙宅で開催した『2012「十二国」桜祭』投稿第1弾です。 「夕映え」「若木の誓い」続編になります。 後ろにおまけもつけてみました。
  • 子連れ狼が行く 外伝 in 十二国記

    緋の風 白銀の月 01

    *注意書き 子連れ狼シリーズ外伝です。クロスオーバー。 なので、戦国BASARA夢と言いつつ、夢主は全力で十二国記世界を駆け回ってます。 え、戦国BASARA?ってぐらいBASARA要素ないです。キャラもほぼ小太郎のみ。 なんでも許してくれる人向けですので、ご了承ください。 それでもよければ、どうぞ。
  • 戴国の小さなおはなし

    戴国の小さなおはなし 2

    驍泰かつ泰麒愛されです。一話の注意書きを参照の上で閲覧してください。 驍宗様の安否が知れぬ長い長い長い長すぎる冬の時代を、同士と共に越えてきた者の一人です。 戴の冬はこんなもんじゃねぇのを知っておるのです。 燃料の少ない日々ですが、皆様の心の荊柏のひとかけらにでもなれれば幸いです。
    18,382文字pixiv小説作品

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

十二国記
133
編集履歴
十二国記
133
編集履歴