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土田世紀

つちだせいき

『ツイッターて何?』◇日本の漫画家(故人)、「俺節」「同じ月を見ている」「編集王」を著した。
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概要編集

しばしば漏らしていたが作風は極めて『泥臭い』の一言に尽きる。


多くの登場人物たちは、いい年の大人とは思えない程熱く、感情のこもったセリフと共に己の命を燃やし物事に取り組んでいく。

作画面でも時にインクの重さが感じられるのではないかと言う程描き込んだり、泥臭さ極まる作風だったが2012年4月24日肝硬変のため自宅で逝去した。43歳だった。


1986年

投稿作「残暑」でコミックオープン・ちばてつや賞一般部門に入選。

これが未成年と題したシリーズ連載の第1話となり、デビュー作となった。


1991年

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載開始した、津軽高校生上京して演歌歌手を目指す俺節』(題字を北島三郎が手掛けた)ブレイク


1994年

マンガ編集者に転身した元ボクサーの成長を描く編集王でヒットを飛ばした。

2000年には原田泰造ネプチューン)主演でテレビドラマ化された。


1999年

ヤングサンデー(小学館)にて連載された「同じ月を見ている」は、第3回文化庁メディア芸術祭優秀賞に受賞。同作は2005年窪塚洋介主演で映画化もされた。


2011年

週刊漫画ゴラク(日本文芸社)にてシリーズ連載かぞくを発表していた。

2012年4月27日発売の同誌5月11日18日合併号には同作の最新話が掲載されている。

(コミックナタリーより転載)


2013年

『かぞく』単行本化


2017年

かつて、「俺節」愛蔵版にあてた読み切り漫画やインタビューに

「それでは皆様、消える漫画家で会いましょう?」などというふざけた事を

書き記してくれたものの、ドキュメンタリー作家・大泉実成の『消えたマンガ家』に

取り上げられる事となった。(映画情報誌・映画秘宝2017年6月号&7月号より)


2023年

『かぞく』映画化…世界配信開始!



漫画単行本・作品リスト編集

既在単行本

 『ノーサンキューノーサンキュー』(小学館)

 『ギラギラ』 - 滝直毅・原作

 『夜回り先生』 - 水谷修・原作

 『ルート66 -もうひとつの尾崎豊物語- 』

 『雲出づるところ』(講談社)

 『水の中の月』

 『月球』

 『競馬狂走伝ありゃ馬こりゃ馬』 - 田原成貴・原作

 『永ちゃん』

 『高 -たか-』

 『タックルBERT』

 『俺のマイボール』(双葉社)

 『現金を燃やす会』(日本文芸社)

 『せっかちピンちゃん』

 『鯱(シャチ)』

 『鐘(かね)』

 『卒業』

 『春の夢』 - 宮本輝・原作

 『吉祥寺モホ面』

 『サバス』 - 原作:土田世紀+作画:尾上龍太郎のコラボ

未収録・読み切り

 『俺のまんが道』(講談社「モーニング」より)

  - 土田世紀本人のまんが道

 『ラーメンまんが』(集英社「増刊ビジネスJ まんぷくジャンプ」より)

  - ラーメンへのエッセイ漫画、連載当時の風評あり

 『ぬかずにヌルハチ』(コミックキューより)

  - 『編集王』の同名作品とは内容は少し違う

関連人物編集

尾上龍太郎 北村永吾 張慶二郎

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