子守唄とは、子供、とくに乳幼児をあやして眠らせるために歌う歌である。
「子守歌」と表記することもある。
曲調は穏やかで、ゆったりとした速さを持つものが大半である。
伝統的な民謡の子守唄や、「子守唄」と題のついたクラシック曲もあるが、これらに限らず子供が安心して寝付いてくれれば、それがその子の子守唄になるのであろう。
内容については、子供の立場にたつか、子守をする者の立場に立つかで内容が変わってくる。
大きく分けると二とおりある。
- 「子供にすてきな贈り物をしてあげよう」「安心して眠りにつけるように見守ってあげよう」など心優しい内容を述べるもの
- 「泣き止まない子供が憎たらしい」「さっさと寝ないと恐ろしい目に遭うぞ」などと脅すように歌っているもの
クラシックやポップスでは前者が多い。民謡では前者のタイプもあるものの、後者のタイプがしばしば見受けられる。