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概要

ゲームプレイを捨てること、つまりプレイ中のゲームを意図的に打ち切り・終了すること、特に対人対戦プレイの場面で、一方のプレイヤーが相談なく試合を放棄すること

もともとはアーケードゲーム由来の用語で、文字通りプレイを中止して席を立つことだが、現在ではコンシューマーゲームやブラウザゲームソーシャルゲームなどのネットゲームボードゲームTCGのようなテーブルゲームなど、ゲーム全般を幅広く指す。


捨てゲーの主な理由

  1. プレイ中に急用が入った
  2. ゲームに飽きた
  3. ミス後の立て直しに失敗、協力プレイ中の仲間が落ちるなどしてやる気を失った
  4. ノーミスやハイスコア到達への目処が立たなくなった
  5. 勝てない・負けた事への腹いせ
  6. (乱入などが起こった際)対人戦を嫌うプレイヤーによる放棄

などがある。


いずれにせよ、順番を待つプレイヤーや対戦相手に不快感を与える事に繋がるので、やむを得ずプレイを止め離脱する場合はわざとゲームオーバーになるか、対戦相手にその旨を伝えるのが望ましい。


近年では、アーケード、コンシューマー問わずネットワーク対戦が主流となりつつあるが、特に後者では周囲の目がなくカジュアルにプレイできる反面「飽きたから」「他プレイヤーへの八つ当たり、嫌がらせ」などの身勝手な理由で簡単にプレイを放棄する(回線を切断する)例が後を絶たない。

このため、意図的な回線切断や放置の対策として、接続の一時制限やランクダウン、アカウント凍結等の処分が行われるゲームが増えており、一例として『ストリートファイターⅣ』では、プレイ中に意図的な回線切断を行うと「切断率」がカウントされ、BP・PP(※バトルポイント・プレイポイント。いずれも対戦プレイによって得られるゲーム内ポイント)が減少するというペナルティが課せられるようになっている。


ソーシャルゲームにおける「捨てゲー」

捨てゲーが行われる主な理由は上記のアーケードゲームやコンシューマーゲームと同じだが、ソシャゲ特有の理由として「対戦相手との能力に大き過ぎる差がある」というものがある。

これは、単にプレイヤー自身のテクニックの差というよりは、無課金〜微課金プレイヤーと重課金〜廃課金プレイヤー(課金兵)のマッチングで、課金額の差で勝敗が決まるような場面が少なからずあり、一方のプレイヤーが戦意を失い捨てゲーになってしまうという問題である。


特に対戦プレイにおいては、キャラクターや武器、スキルといった要素について、課金額が高い側が圧倒的に戦力が強い・有利な場合が多く、無課金プレイヤー、つまり弱い・不利なプレイヤーが「どうせ勝てないから」と捨てゲーに走ってしまう可能性がある。

プレイヤー同士の対戦要素がない作品も存在するが、対戦要素があるゲームでは、課金の有無やその金額によって生じる差の根絶は不可能といえる。

もちろん運営側が課金額でゲーム体験が大きく変わらないように適切にバランスコントロールする必要があり、無課金〜微課金でも十分楽しめるよう調整している良心的な運営も多いが、中には「勝てないのは課金していないから。無課金でゲームにタダ乗りしている方が悪い」と考える悪質な運営や廃課金者もいる。


また、廃課金プレイヤーが協力プレイで(もしくはチーム対戦の味方として)無課金と見られるプレイヤーと一緒になった場合、廃課金側が「戦力が弱いので役に立たない」「お荷物をキャリーするのが面倒」と判断し捨てゲー(途中退場)する事もある。中には、自分が無課金なのに同じく無課金のプレイヤーを嫌うケースもある。

これに関しては「課金額は少ない(≒戦力としては劣る)なりに一生懸命に取り組んでいる」プレイヤーがいる一方で、報酬目当てで協力プレイに参加するが、実際には他のプレイヤーにおんぶにだっこで全く働かない「寄生」プレイヤーが存在しているという問題もあり、他プレイヤーのサポートを受けつつ自分なりに頑張りたい無課金プレイヤーと、寄生を避けたいので初心者含む無課金プレイヤーを拒む廃課金プレイヤーとの間ですれ違いが起こっている。



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