暗黒竜イリスとは、進行諸島のライトノベル『失格紋の最強賢者』のキャラクター。
派生作品の『殲滅魔導の最強賢者』にも登場する。
『失格紋の最強賢者』の暗黒竜イリス
CV：井澤詩織
黒い鱗のドラゴンで竜の中でも格段に強く、超天災級の暗黒竜として神話に名を残す存在。
竜族の中でも変わり者とされており、魔術師ガイアスと竜族の衝突に関してもあまり乗り気でなく、早々に降参していたため結果的に数少ない竜族の生き残りとなった。
本編から5000年程前に起きた魔素融合炉の暴発事故の影響で全盛期の力が失われており、翼もボロボロで飛べなくなっている。
エイス王国付近の山に住んでいた所、ガイアスの転生体であるマティアスに交通手段として協力を依頼される。
マティアスの応急処置により最低限飛べるまでには回復したが、失格紋のマティアスにはそれ以上の治療ができず、完全な治療にはパーティーメンバーの成長を待たねばならないと聞かされ、マティアスのパーティーに加入する。
偽装のために赤髪の少女の姿に変身しているが、この状態でも単純な身体能力や魔力の保有量はマティアスを上回っている。
反面、人間の姿に不慣れで常識や知識も疎く、翼が損傷している影響で細かい魔力のコントロールができず、強大な力で周囲を振り回すトラブルメーカーになりがちで、常識外れと称されるマティアスが逆に抑え役に回らざるを得なくなっている。
人間の姿でも素手で他のドラゴンと戦えるほどの腕力を持つが、決め手には欠けてしまう。
武器を装備しようにも人間用の武器はイリスの腕力に耐えられず破損してしまうため、切れ味を抑えて頑丈さのみを追求した「杭のような槍」を装備している。
また、食欲はドラゴン基準のため人間の姿ではかなりの大食いかつ健啖家に写る。
背負っている巨大なリュックの中身はほとんど本人の食料で、依頼達成時にイリスに分配される報酬分も本人の食費でほぼ消えてしまっている。
コミカライズ版では常に空腹な面が描写されており、戦闘時以外は大半の場面でヨダレを垂らしているか何かを口にしている。
アニメでも食欲は相変わらずで、9話では道端に咲いている花を文字通り摘み食いしていた。
立体化
アニメ化に伴い、メディコス・エンタテインメントによるフィギュア化が決定した。
https://hobby.dengeki.com/news/1457523/
https://hobby.dengeki.com/news/1463238/
『殲滅魔導の最強賢者』の暗黒竜イリス
宝石を対価に人間を助けるため、竜族から「我らに仇なす竜」と呼ばれる暗黒竜。
神殿を根城にして金銀財宝を溜め込んでいた所、魔術師ガイアスに仲間として誘われる。
人間の仲間になるのは竜としての誇りが許さず戦いを挑もうとしたが、ガイアスが既に世界最強の竜だった邪竜王ディアボロスを倒していたことを知ると、神殿を崩壊させるほどの勢いで土下座した。
その後、人間の姿の方が伸びしろがあると判断したガイアスの指示により赤髪の少女に変身。
初のパーティーメンバーとして行動を共にする。
武器はガイアスが作成した杖を用いる。
魔法制御力を桁外れに向上させる効果があり、ガイアス自ら「無駄のない機能美」と自画自賛する形状だったが、杖を殴打する武器としか認識していないイリスによってあっさり破損してしまう。
絶対に破損しないように改良を重ねた結果、ガイアス曰く「無粋の極み」のような形状の武器となった。
関連タグ
| 名前・種族 | イリス、竜娘、ドラゴン |
|---|---|
| 仲間 | マティアス=ヒルデスハイマー、ルリイ=アーベントロート、アルマ=レプシウス |
