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機動戦士ガンダムSEED

きどうせんしがんだむしーど

機動戦士ガンダムSEEDとは、サンライズ制作のTVアニメ。「ガンダムシリーズ」内の一作にあたる。
目次 [非表示]

決闘(DUEL)・暴風(BUSTER)・電撃(BLITZ)・盾(AEGIS)・攻撃(STRIKE) 五機のガンダム現る!!


概要編集

毎日放送制作ホストTBS系列局において2002年10月から2003年9月にかけ、土曜日夕方6時からの放送枠(通称「土6」)で放送されたTVアニメ。全50話。

本編と並行する形でコミックボンボン等でのコミカライズが行われた他、本作と世界観を共有した外伝『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』も展開されている。

前番組は『ウルトラマンコスモス』であったが、本作のヒットにより『土6』枠はアニメ枠として定着。後番組『鋼の錬金術師』(2003年版)および本作の続編である『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』等々ヒット作を相次いで生み出す結果となった。


前衛的なデザインと牧歌的な世界観を持っていた「∀ガンダム」とは対照的に、本作は『21世紀のファーストガンダム』をコンセプトに宇宙世紀作品とアナザーガンダムの中間的なデザインのモビルスーツ群と、「機動戦士ガンダム」の基本設定をなぞりながら制作当時の全シリーズの一部のオマージュをまとめるような要素(ただし世界観はアナザーガンダムのように宇宙世紀と独立している)が特徴。

そのような内容から放送当時は「初代に似ている」と評されていたが、実際のところ本作は下記のコーディネーターの設定など『機動戦士Zガンダム』の方が近い部分が多い。


放送当時は大きく人気を博してシリーズでも高視聴率を記録したが、主に富野ガンダム世代の男性の視聴者からは「1stやWの模倣」「デザインがWより更に女性向けを狙っている」と不評を買っており、ストーリー内容については初の女性メインライターとなったが「キラとアスランが男らしくない」「友情が女々しく見えて不自然」だと大きく批判の対象となり同年の仮面ライダー龍騎小林靖子の高評価と対照的な状況となった。


富野ガンダム世代が卒業していった現在は、本作に対する評価は徐々に変わりつつある。また、スタイリッシュなキャラクターデザインはある意味「古さを感じさせない」メリットが大きかったのか後年の劇場版『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』の大ヒットに繋がっている。


いまだに賛否両論な部分はあり、キャラの会話の難解さなども度々議論の的になる場面も少なくはないが、人種差別の問題を描くだけでなく人類同士の争いが終わらない理由を深く追求する作品内容は、アナザーでありながら宇宙世紀シリーズを最も踏襲した作りになっているのは間違いない。


また、本作の世界観はメディアミックス作品としては宇宙世紀に次ぐ規模を持ち、続編として2004年に『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が放送された他、前述の『ASTRAY』など、様々な派生作品が展開されている。


【ガンダムSEED】リマスターOP風キラ&フリーダム!


SEEDシリーズは宇宙世紀における『ニュータイプ』に相当する概念として、SEED(特殊な)空間認識能力の2つの要素が存在するが、前者は限られた人間しか知り得ない思想上の存在に、後者は個人の素養に類するため、戦争においてあまり関わらない。

その代わりにオールドタイプに相当するナチュラル、受精卵段階で身体能力を強化されている、強化人間に少し近い設定を持つ人種のコーディネイターが存在する。


両者は同じ人間でありながら互いに「異なる種族」として忌避・嫌悪する描写が多々見られ、従来の地球連邦枠の地球連合ジオン枠にプラントとプラントの自治防衛組織ザフトの他、ティターンズ枠の反コーディネイター組織ブルーコスモスと、彼らの支持母体たる秘密結社も登場、それもあってか戦争における最低限の倫理観が欠如しやすく、核兵器やマイクロ波発生装置などの大量殺戮兵器が頻出する上、更にコーディネイターに対抗するために兵器の一部として調整されたパイロット・生体CPU(=ブーステッドマンエクステンデッドとも呼ばれる。これらは旧作の強化人間に更に近い設定)が登場するなど、ガンダムシリーズにおいても類を見ない程に戦場の狂気が描かれている。また、本作での地球連合とザフトの戦争目的も、突き詰めると相手の種族の絶滅にあり、もっと言うと本作では、民族浄化目的での殲滅戦争が全編を通して描かれており、そのような凄惨な作風に拍車をかけている。


これは後に2024年3月25日、NHKで放送された特番『アニメが問う戦争と未来 ~ガンダムSEEDの20年~』にて、“放送前年に起きてしまった〈アメリカ同時多発テロ〉から端を発する、人と人の争いの凄惨さが大きくクローズアップされた為” と要約されている。また、制作当初こそ福田氏と宮河氏は戦争の凄惨さを極力隠す方向 で決めていたが、当時のMBSプロデューサーの竹田靑滋氏が「〈アメリカ同時多発テロ〉が起こった上、(太平洋戦争の悲劇を)知らない世代が増えている現代だからこそ、それを明確に表さないといけない(要約)」と提起し、更に両澤女史も『戦争』『いじめ』に置き換える形で、子供達にそれを考えてほしい(要約)」との考えも併さり、本作の執拗な人種差別と戦場の凄惨さが定まった。


音楽制作ではソニーグループのSPE・ビジュアルワークス(但しテロップではソニー・ミュージック名義)と当時松下(現:パナソニック)グループであったビクター・エンタテイメントと、日本の電機業界においてはライバル関係の会社が手を取った意味でも話題となった。また、本作以降音楽制作がキングレコードからソニーミュージック、ビクター及びフライングドッグに移行した(ただしAGE以降からバンダイナムコグループの傘下であるランティスビルドファイターズからもフライングドッグ同様ソニー・ミュージックとライバル関係にあるエイベックスに移行。尚、UCのみソニー・ミュージック単独である)。


ガンダムシリーズは本作以降セル画からデジタル制作に移行した。

スペシャルエディション編集

TVシリーズ全50話を再編集して一部に新作カットを追加した特別総集篇。

序盤の戦いを描いた「虚空の戦場」、アラスカやオーブでの戦いを描いた「遥かなる暁」、最終決戦を描いた「鳴動の宇宙」の3作が制作された。


ストーリーは短縮されており、一部のキャラが登場しなくなったり、TV版とは異なる末路を迎えるキャラが存在するなど、TV版とはいくつか異なるシーンがいくつかあるのも特徴。

また、キャラクターを演じた声優が諸事情で変更されているものもある(ニコルやアイシャ等)。


HDリマスター版編集

2002年10月5日の番組放送から10周年を数えた2011年10月に発表された新プロジェクト。

2012年1月3日から同年11月27日まで、TOKYOMXおよびBS11にて全48話が放送された。

ネット動画もバンダイチャンネル(日本国内)・ガンダムインフォYouTube(日本国外)で配信されている。


リマスター版は展開そのものに変更は無いが、一部のシーンが前述のスペシャルエディション準拠、続編の『DESTINY』のキャラクターが登場、画面サイズを16:9に変更、映像がHD撮影された上で作画の修正や新規カットの追加がなされている。

この他にも総集編に該当する第14話と第26話が削られている他、エンディングテーマである「RIVER」と「FIND THE WAY」(46話と最終話を除く)が「Distance-」に差し替えられており、ストライクガンダムの新規装備であるパーフェクトストライクガンダムエールストライクガンダムを差し替えて一時的に登場する。


なお、オリジナル版とは別作品になっている他、コピーライト表記も「創通・サンライズ」(制作クレジットは「SUNRISE」のみ)となっており、TV版の製作に携わった毎日放送の名前が無い(恐らく版権保有期限が切れた為とされる)。


現在、動画配信サイトで視聴できるのはこのHDリマスター版であり、オリジナル版(原作)は半封印扱いとなっており、オリジナル版を視聴する場合はDVDを購入する必要がある。


あらすじ編集

コズミック・イラ70年(C.E.70)に勃発した、「ナチュラル」(出生前に遺伝子操作を受けない従来の人類)率いる国家郡・地球連合と、「コーディネイター」(出生前に遺伝子操作を受けた新人類)率いる宇宙国家・プラントの争いは、収まる兆しを見せずに拡大し続け、世界中を戦火へ飲み込もうとしていた。


C.E.71、工学を専攻するコーディネイターの少年キラ・ヤマトはナチュラルの友人達に囲まれ、中立国オーブの資源衛星ヘリオポリスで平和に暮らしていた。しかし中立のはずのヘリオポリスでは地球連合軍による新型MSの開発が秘密裏に行われており、その情報を掴んだプラントの国軍・ザフトによりヘリオポリスは強襲を受ける。


悲鳴と兵士や技術者たちの血が飛び交う中を逃げ惑い、思いがけずMS工場に辿り着いたキラは、ザフトの軍人となり新型MS強奪の命を受けたかつての親友アスラン・ザラと再会する。


登場人物編集

主要キャラクター編集


地球連合軍編集

アークエンジェル編集


大西洋連邦/ユーラシア連邦/ブルーコスモス編集


ザフト編集


バルトフェルド隊編集


プラント編集


オーブ連合首長国編集


明けの砂漠編集


その他編集


機動兵器・戦艦編集

編集


用語編集

シリーズに関連する組織・用語は「コズミック・イラ」を参照の事。

アークエンジェル

大西洋連邦軍(地球連合軍の主要軍隊)所属の最新式強襲機動特装艦。 艦長は「マリュー・ラミアス」。 主人公「キラ・ヤマト」はストライクガンダムとともに本艦に乗艦することとなり、 基本的にSEEDの物語はこの軍艦の軌跡を追う形となっている。


詳細はアークエンジェルを参照。


クルーゼ隊

ラウ・ル・クルーゼ率いるザフト所属のエリート部隊。 もう一人の主人公アスラン・ザラを始め、イザーク・ジュール、ディアッカ・エルスマン、 ニコル・アマルフィ等のプラント最高評議会議員の子息をエースパイロットとして集めている。 第1話でガンダム4機を地球連合軍から強奪後、その機体で執拗にアークエンジェルを付け狙う。



主題歌編集

オープニングテーマ編集

INVOKE-インヴォーク-(PHASE-01~PHASE-13 SE完結編「鳴動の宇宙」挿入歌)

作詞:井上秋緒

作曲・編曲:浅倉大介

歌:T.M.Revolution


moment(PHASE-14~PHASE-26)

作曲・編曲:土橋安騎夫

作詞・歌:Vivian or Kazuma

ガンダムシリーズではじめて外国人歌手が歌ったオープニング曲でもある。


Believe(PHASE-27~PHASE-40)

作詞:西尾佐栄子

作曲:あおい吉勇

編曲:斉藤真也

歌:玉置成実

玉置成実のデビューソングでもある。


Realize(PHASE-41~FINAL-PHASE)

作詞:BOUNCEBACK

作曲:大谷靖夫

編曲:荒井洋明、大谷靖夫

歌:玉置成実


エンディングテーマ編集

あんなに一緒だったのに(PHASE-01~PHASE-26、SE1「虚空の戦場」、HDリマスター版PHASE-28)

作詞:石川千亜紀

作曲・編曲:梶浦由記

歌:See-Saw


RIVER(オリジナル版PHASE-27~PHASE-39)

編曲:渡辺善太郎

作詞・作曲・歌:石井竜也

TV版エンディングテーマ2。


Distance-(HDリマスター版PHASE-29~PHASE-39、PHASE-41~PHASE-45、PHASE-47~PHASE-49)

作詞・作曲・編曲:梶浦由記

歌:FictionJunction

HDリマスター版オリジナルエンディングテーマ。


FIND THE WAY(オリジナル版PHASE-40~FINAL-PHASE、SE完結編「鳴動の宇宙」、HDリマスター版PHASE-46、HDリマスター版FINAL-PHASE)

作曲:Lori Fine (COLDFEET)

編曲:島健

作詞・歌:中島美嘉


挿入歌編集

静かな夜に(PHASE-07~PHASE-09、PHASE-14、SE1「虚空の戦場」)

作詞:梶浦由記

作曲・編曲:佐橋俊彦

歌:ラクス・クライン(田中理恵)

HDリマスター版ではReTracks版が使われた。


水の証(PHASE-36、PHASE-41、SE2「遥かなる暁」)

作詞・作曲・編曲:梶浦由記

歌:ラクス・クライン(田中理恵)

HDリマスター版ではReTracks版が使われた。


暁の車(PHASE-24、オリジナル版PHASE-32、オリジナル版PHASE-40、SE2「遙かなる暁」ED)

作詞・作曲・編曲:梶浦由記

歌:FictionJunction YUUKA

HDリマスター版ではReTracks版が使われ、PHASE-40では同版がEDテーマとして使われた。


Meteor-ミーティア-(PHASE-26、オリジナル版PHASE-29、PHASE-35、PHASE-47、SE2「遥かなる暁」)

作詞:井上秋緒

作曲・編曲:浅倉大介


Zips(SE1「虚空の戦場」)

作詞:井上秋緒

作曲・編曲:浅倉大介

歌:T.M.Revolution

SEEDMSVのPV及びOPテーマにも使われている他、続編のSE1では「UNDER COVER」版が挿入歌として使われている。



各話リスト編集

話数やサブタイトルは2002年に放映されたオリジナル版に準拠する。

※マークはHDリマスター版には無いエピソード。

PHASE(話数)サブタイトル主な内容・備考
PHASE-01偽りの平和1月25日 ザフトがヘリオポリスに侵入 キラとアスランが再会する
PHASE-02その名はガンダムストライク起動 アークエンジェル発進
PHASE-03崩壊の大地ヘリオポリス崩壊 ミゲル戦死
PHASE-04サイレントランストライク初出撃
PHASE-05フェイズシフトダウンストライクがエネルギー切れを起こし絶体絶命
PHASE-06消えるガンダム軍事要塞アルテミス ミラージュコロイド発動
PHASE-07宇宙の傷跡ユニウスセブンで物資補給 ラクス初登場
PHASE-08敵軍の歌姫ラクスがアークエンジェルに
PHASE-09消えていく光連合軍救援艦隊到着 ラクスが人質に
PHASE-10分かたれた道フレイ激怒 ラクスをザフトに返還
PHASE-11目覚める刃キラ、初の種割れ
PHASE-12フレイの選択連合第8艦隊到着 ハルバートン登場
PHASE-13宇宙に降る星2月13日 大気圏突入 ハルバートン戦死
PHASE-14果てし無き時の中で ※OPテーマ変更 総集編1 血のバレンタインの悲劇について
PHASE-15それぞれの孤独アークエンジェル、アフリカ砂漠に
PHASE-16燃える砂塵砂漠の虎・バルトフェルド隊出現
PHASE-17カガリ再びレジスタンス・明けの砂漠登場
PHASE-18ペイバックタッシル壊滅 アフマド戦死
PHASE-19宿敵の牙キラ、バルトフェルドと対面 ケバブのソース論争 サイがストライクを動かすも…
PHASE-20おだやかな日にアスランの休日
PHASE-21砂塵の果てストライクVSラゴゥ
PHASE-22紅に染まる海アークエンジェル、紅海へ 初の水中戦
PHASE-23運命の出会いVSモラシム隊 アスランとカガリの出会い
PHASE-24二人だけの戦争無人島で助けを待つアスランとカガリ
PHASE-25平和の国中立国オーブ カガリの正体が明らかに
PHASE-26モーメント ※総集編2
PHASE-27果てなき輪舞OPテーマ変更2 EDテーマ変更 3月25日 M1アストレイ初登場
PHASE-28キラ学生クルーが両親と再会する(DVDにはディレクターズカット版有り)
PHASE-29さだめの楔4月15日 ニコル戦死
PHASE-30閃光の刻4月17日 トール戦死 ストライクVSイージス アスラン、初の種割れ
PHASE-31慟哭の空キラがMIAに アスランに衝突するカガリ
PHASE-32約束の地にAA、アラスカの連合本部へ 生きていたキラ ディアッカに襲い掛かるミリアリア
PHASE-33闇の胎動ムウ、ナタル、フレイに転属命令
PHASE-34まなざしの先5月5日 オペレーション・スピットブレイク フリーダム起動
PHASE-35舞い降りる剣フリーダム降臨 大量破壊兵器サイクロプス起動
PHASE-36正義の名のもとにラクスが国家反逆罪に ジャスティス起動
PHASE-37神のいかずち5月25日 パナマ攻略戦 ストライクダガー初登場
PHASE-38決意の砲火6月13日 アズラエル初登場 悪の3兵器出現
PHASE-39アスランオーブVS連合 アスランがオーブ側に加勢
PHASE-40暁の宇宙へEDテーマ変更2 6月15日 AA宇宙へ ウズミの壮絶なる最期
PHASE-41ゆれる世界OPテーマ変更3 ビクトリア奪還作戦 シーゲル死す
PHASE-42ラクス出撃エターナル発進
PHASE-43立ちはだかるものドミニオン初登場
PHASE-44螺旋の邂逅L4コロニー・メンデルでの戦闘
PHASE-45開く扉キラの出生の秘密と正体が明らかに
PHASE-46たましいの場所ヴェザリウス撃沈 NJCがアズラエルの手に渡る
PHASE-47悪夢は再び9月23日 核ミサイルの恐怖再び ボアズ消滅 ジェネシス出現
PHASE-48怒りの日ジェネシス第1射 プロヴィデンス初登場
PHASE-49終末の光ジェネシス第2射 カガリ、唯一の種割れ 光に飲まれるムウがMIAに ドミニオン撃沈
FINAL-PHASE終わらない明日へ9月27日 最終決戦 プラントと連合に停戦協定が結ばれる
AFTER-PHASE星のはざまで最終回の後日談 DVD最終巻の特典OVA

パチンコ化編集

2023年5月、SANKYOから「フィーバー機動戦士ガンダムSEED」としてパチンコ化が発表された。

非宇宙世紀シリーズでパチンコ化されたのは初となる。


実はSEEDのパチンコの商標登録は2006年とかなり早い段階からされていたが長いこと音沙汰がなく、劇場版ΖやガンダムUCの方が先んじてパチンコ化されていた。

この時期といえば『最初の劇場版SEED制作決定が発表された』タイミングでもあり、その劇場版SEEDの公開日決定に合わせるかのようにパチンコの稼働が発表されたため、最初から劇場版SEED公開と連動させる計画だったと思われる。


余談編集

当初、福田元監督サイバーフォーミュラOVAシリーズの遅筆、その後のシリーズ打ち切り、GEAR戦士電童の遅筆や設定変更等による製作スケジュール遅延→開始延期といった苦い経験から、妻の両澤千晶をシリーズ構成から外すつもりだった。ところが、それを知った両澤の抗議、また作品への熱意に押し切られ、結局シリーズ構成に起用する。


これが後に2人のアニメ作家生命を左右する事になるとは、当時は思いも寄らなかっただろう。

当初の企画書段階でのタイトルは新機動戦士ガンダムSAGAというタイトルだった。


本作のガンダムの額には刻印が彫り込まれていると言う共通点を持つ。この刻印にはイタリア語の数字が刻まれているが、特徴として勢力を問わず連番になっている。なお、プロヴィデンスのみ型番の「X-13A」が刻まれていない。続編『DESTINY』では刻印の法則が変更されているため、連番なのは本作のみになっている。

該当MS額の刻印主な意味
デュエル
  • UNO
  • X-102
ガンダム1号機
バスター
  • DUE
  • X-103
ガンダム2号機
ブリッツ
  • TRE
  • X-207
ガンダム3号機
イージス
  • QUATTRO
  • X-303
ガンダム4号機
ストライク
  • CINQUE
  • X-105
ガンダム5号機
カラミティ
  • SEI
  • X-131
ガンダム6号機
フォビドゥン
  • SETTE
  • X-252
ガンダム7号機
レイダー
  • OTTO
  • X-370
ガンダム8号機
ジャスティス
  • X-09A
  • NOVE
ガンダム9号機
フリーダム
  • X-10A
  • DIECI
ガンダム10号機
プロヴィデンス
  • UNDIC
ガンダム11号機

関連イラスト編集

かけがえのない存在[2019]seed

舞い降りる剣閃光の刻

新しい剣(核動力)キラとラクス


関連動画編集


HDリマスター版全48話をぎゅーっと凝縮!!『機動戦士ガンダムSEED』スペシャルダイジェスト


関連タグ編集

ガンダム ガンダムシリーズ アナザーガンダム ガンダムSEED

SEED 種割れ 対艦刀 土6


ガンダムSEED&SEEDDESTINYのノマカプ一覧


SEED100users入り SEED500users入り SEED1000users入り

SEED5000users入り SEED10000users入り


機甲戦記ドラグナー:設定や用語に共通点が多いロボットアニメ。


バトルスピリッツ:2020年3月14日に機動戦士ガンダムSEEDメインの構築済みデッキ「OPERATION SEED」が発売された。


土6

ウルトラマンコスモス(2001年夏秋、2002年冬春夏)→本作(2002年秋、2003年冬春夏)→鋼の錬金術師(2003年秋、2004年冬春夏)


シリーズ編集

∀ガンダム← 機動戦士ガンダムSEED →SDガンダムフォース


機動戦士ガンダムSEED機動戦士ガンダムSEED DESTINY



外部リンク編集

公式サイト(SEEDシリーズ総合)

公式サイト(SEED)

公式Twitter

サンライズの作品情報ページ

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