概要
水は生物にとって必要不可欠であり、人間に信仰される水神は身近であったり、高位の存在だったりする。象徴として魚や蛇、天候を操る龍の姿をとる時もある。
水神の分類として、海神や川神、雨神がある。
水神一覧
アイヌ神話
ホヤウカムイ(蛇神)
レプンリリカナイナウウクカムイ(アイヌ民族に伝わる鯨の長。)
ワッカウシカムイ(水の女神)
アフリカ諸国の神話
ノモス(ドゴン族・水と大地の祖霊)
マミ・ワタ(エウェ族)
アボリジニ神話
虹蛇(蛇神)
ウィルンパ(雨神、虹蛇)
エインガナ(虹蛇)
ユルルングル(虹蛇)
アステカ神話
トラロック(雨神)
アルメニア神話
アナヒット(豊饒と癒し、知恵と水の女神)
イヌイット神話
セドナ(海神)
アイパルーヴィク(海の邪神)
イドリラギジェンゲト(海神)
アルナプカプファールク(海の邪神・女神)
ヌータイコック(氷河の神)
イラン神話
インド神話・ヒンドゥー教
ヴァースキ(蛇神)
ガンガー(河川神)
サラスヴァティー(河川神)
ナーガ(蛇神)
八大竜王(蛇神)
ウガリット神話
ダゴン(穀物神、海神)
ヤム(海神)
エジプト神話
ネイト(ネイトという名前は、「水」を意味すると見られている。)
東欧諸国の神話
朝鮮神話
イムギ(竜神)
ギリシャ神話
オケアノス(海神)
オーケアニス(海や泉、地下水の女神)
ステュクス(河川神)
テティス(海神)
トリトン(海神)
ニュンペー(海を司るネーレーイス、川や泉を司るナーイアスがある。)
ポセイドン(海神)
レウケー(オーケアニス・海や泉、地下水の女神の一柱。)
ケルト神話
マナナン・マクリル(海神)
ルシタニア神話
スラヴ神話
ルサルカ(名前は、古代スラヴ人のルサーリイという祭りに由来し、豊穣神としての一面もあると言われる。)
中国神話・道教
雨師(雨神)
媽祖(海神)
日本
えびす(海神)
木花咲耶姫(噴火を鎮める水神として富士山に祀られたとしている。)
水虎様(青森県津軽地方の水神。水虎とは名前が同じだけで無関係。)
住吉三神(海神)
タケミナカタ(蛇神)
沼御前(蛇神)
宗像三女神(海神)
ワタツミ(海神)
磯良(海神)
ポリネシア神話
カボ・マンダラット(ニューカレドニアに伝わる巨大なヤドカリの姿をした女神。)
カマプアア(ハワイ神話の豚、農耕、海を司る男神。)
タニファ(ニュージーランドに伝わる竜神。詳細はポリネシア神話の項目を参照。)
トゥナ(メラネシア・ポリネシアの鰻の神。)
フィンランド神話
アハティ(深海の神)
イク・トゥルソ(海の邪神)
ブードゥー教
北欧神話
エーギル(海神)
ギュミル(海神)
マヤ神話
イシュ・チェル(水神)
チャク(雨神)
メソポタミア神話
アプスー(淡水の神)
エンビルル(運河の神)
ティアマト(海水の神)