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特撮テレビドラマ『未来戦隊タイムレンジャー』の主人公。

未来は変えられなくたって、自分達の明日ぐらい変えようぜ!(Case File.2)


ユウリ、アヤセ、ドモン、シオン…お前達は1000年先にいる。俺はそこへ向かってるんだ。辿り着くわけないけど、でも…お前達とは確実に繋がってる。俺がこれから作る『明日』っていう時間の中で」(Case File,50)


演:永井マサル(現永井大


概要

本作品の戦隊レッドにして主人公であり、メンバー唯一の20世紀生まれの現代人。22歳。

大学卒業間際に偶然ユウリ達4人と出会い、ユウリからその高い格闘技術を買われ、変身システムを起動させる為の人数合わせでタイムレッドに変身させられる。


その後は、一度は変身アイテムクロノチェンジャーを回収され解放されるも、父・浅見渡ロンダー囚人のジェッカーの脅迫に遭っている事を知り、親の敷いたレールから脱するべく、要求してきた金を無事に取り戻したら独立を認めてもらう事を条件に、今度は自分の意志で「現地調達の増員」としてタイムレンジャーに加わる(この際に、時間保護局から過酷な指令を受けて呆然とする彼等に、将来を押し付けられた自分の姿を重ねている)。

後述するが、性格自体は正義感が強いものの、タイムレンジャーに加わった理由自体は正義感だけでなく、上記のような極めて個人的な動機であり、その点で珍しいレッドである。


出自は、政財界にも大きな影響力を持つ、作中世界有数の大企業グループ「浅見グループ」の会長である渡の一人息子、つまり御曹司として生まれたが、その出自から小学生の頃は親の七光りとして周囲のいじめを受けたり、逆に浅見の名に惹かれて媚びへつらう人間ばかりが集まっていた。

そういった経緯もあって、親の引いたレールに乗る自分の人生を良しとせず、以前から独立を目指して動いていた。


そして、タイムレンジャーとなってジェッカーを倒して上記した賭けに買った事で、正式に父から独立して以前から密かに借りていた東京都品川区の賃貸ビルで、ユウリ達4人となんでも屋トゥモローリサーチを開業した。

トゥモローリサーチでは、母方の祖父鷹宮義隆から習った空手を教えている。生徒の数は意外に多く、トゥモローリサーチでは稼いでいる方である。


また、彼はあくまで現地調達の一般人に過ぎない為、スーパー戦隊のレッドとしては珍しく、明確に戦隊のリーダーではないレッドである(タイムレンジャーの事実上のリーダーは唯一のベテラン捜査官であるピンクのユウリで、平時の仮のリーダーはイエローのドモンという事になっている)。


性格

御曹司育ち故にやや世間知らずなところもあるが、基本的には爽やかで誰に対しても人懐っこい好青年であり、性格は明るく正義感が強い熱血漢(ただし、この当時の熱血系のレッドの中では割と穏やかで冷静な方である)。

どんな相手にも偏見や先入観を持たずに接しており、空手の熱心な教え子に、その熱意に押されて採算度外視で練習に付き合ったりと、お人好しな面も多々見られる。


御曹司として、最初から決められた人生を歩むしかなかった出自であっても、むしろそういう出自だからこそ「自分達の明日くらいは変えられる」を信念とし、いかなる時も自らの意思で自らの道を歩む事を重視している。

Case File2で、竜也がユウリ達に言った「自分の明日くらい自分で変えようぜ」という言葉は彼等を大きく突き動かし、本作全体を通しての最も重要なテーマになる。


その姿勢は、ユウリ達未来人にも大きな影響を与えており、前述通り彼は戦隊のリーダーではないものの、有事の際はメンバーの精神的支柱となったり、その屈託のなさで周囲の人間を惹き付け、次第に集団をまとめていく力を持つ。このように本人にどこまで自覚があるかは不明だが、浅見グループの次期会長として育てられた御曹司だけあって、そのカリスマ性や統率力はかなりのもの。

また、彼の空手道場の生徒が竜也の下で意欲的に空手を学んだ結果、実際に不良グループの学生達を空手でぶっ飛ばせる程に強くなる等、指導者としての能力もかなり高いようである。


一方で、かなりのお調子者で調子に乗って失態を犯す事も多々ある他、本当に辛い時は本心を隠す為にわざとふざけた態度を取る悪癖もある。それが時としてユウリに誤解と溝を生じさせる事もあったが、最終的には誤解を解いて和解している。

また、その人懐っこさは初期のアヤセやユウリ、そして滝沢直人のように他人から一定の距離を置くタイプの人間からしたら、見方によってはかなり鬱陶しい性格であるとも言える。


ちなみに御曹司としての社会的な知名度はかなりのものであり、フルネームを聞いた途端に態度を一変する大人も多く、一般人には無縁の施設にもほぼ顔パスで出入りしたりもできるが、本人はそういう周囲からの扱いこそを嫌がっている。


戦闘力

その戦闘力は物語開始当初からかなり高く、ユウリ達4人がかりでもある程度は張り合える程で、この手の一般人出のレッドとしては初期からかなり強い方である(本人曰く、以前には泥棒を単独で私人逮捕した経験もあるらしい)。


この強さの大元は彼が得意とする空手であり、元々は祖父の義隆から「浅見」ではない自分自身の力として学んだもので、幼少期の竜也はこの空手で自信を取り戻していじめからも抜け出した。この経験から、空手の技術には強い自信を持ってその後も意欲的に磨き続け、その結果全国インターハイで準優勝するまでに至っている。

このインターハイで準優勝止まりだったのも、渡と交わしていた「インターハイで優勝したら自分の好きな大学に行く」という賭けに勝つ寸前になって浮かれた結果の自滅であり、実力自体は優勝者の滝沢直人と完全に互角だった模様。


この為、タイムレッドとしても基本的には徒手空拳による肉弾戦が多く、他にもダブルベクターを使った剣術等、メンバーの中でもドモンと並んで前衛での近接戦を得意としている。

ただし、正規の訓練を積んだ訳ではないので、初回起動時は他メンバーのように上手く扱う事が出来ず、弾丸除けに失敗して銃撃をまともに食らってしまったりもしていた。


主な対人関係

当初は真面目過ぎる彼女との折り合いは微妙だったが、Case File.25を転機にやがてお互いに内心で好意を抱くようになる。しかし、生まれた時代の違いと、やがて未来へ帰らなければいけない彼女への想いに悩む事となる。


メンバーの中では特に絡みが多く、相棒のような存在となる。Case File.3では、誰よりも早くアヤセが持つ持病・オシリス症候群に気付いたが、彼の要望でそれを隠す事になる。


お調子者で性格的にも近い為か、最も打ち解けるのは早かった。しかし一方で、良くも悪くも感情的な彼とは対立する場面も度々見られた。Case File.7でドモンが入院した際には、「土門太郎」と名付けた。


当初はその性格と異星人という身の上もあって、竜也はよく分からない相手として認識していたが、やがて彼の背景を知って打ち解けていった。シオンは竜也を慕っており、竜也もドモンと共にシオンを弟のように可愛がっている。


かつて空手のインターハイで対決した事がある相手で、大学では同じ空手部に所属していた。現在は渡が設立した民間警備会社シティガーディアンズに所属している。竜也は彼を友人として認識しているが、直人の方はその出自や「力」に関する考えの相違からライバルとして認識しており、劇中では幾度も対立する。


竜也の父親で浅見グループ会長。自らの思い通りにいかない息子に対して不満を持っているが、同時に自身もかつて同じように浅見から逃れようとあがいていた過去があるので複雑な思いを抱いている。中盤にて竜也がタイムレッドだと知った後、他の4人と直接交渉してシティガーディアンズに招こうとするが拒絶され、以降はタイムレンジャーの素性が公表されないように情報操作を命じていた。


時間保護局の隊長で、ユウリ達4人の上司。外見は髪型以外は竜也と瓜二つだが、性格は真逆で冷徹で高圧的。竜也の子孫ではあるが、直系であるかどうかは不明。部下の4人に20世紀に残ってロンダーズへの対処を命じる一方で、彼自身は物語の裏で何やら不審な行動を繰り返しているが...


劇中での活躍

タイムレンジャーとなって以降は、正体がばれると活動し難くなるというユウリ達の意見もあって、長らくその正体を隠して活動しており、父親を初めとした20世紀人は誰も彼の正体を知らなかったのだが、ヘルズゲート囚人の一人・凶悪犯ジャグルとの戦いで、ジャグルから浅見渡滝沢直人、そしてシティガーディアンズを庇い、マスク割れを起こした事で正体を知られてしまう(ちなみにジャグルの攻撃の衝撃は凄まじく、竜也の周囲の地面は陥没し、タイムレッドのスーツは焼け焦げて重傷を負った)。


これによって渡には、タイムレンジャーがトゥモローリサーチのメンバーだと言う事も知られ、シティガーディアンズへの引き抜きに失敗して以降は、彼が浅見の力を使ってタイムレンジャーの正体を隠すべく報道規制を行っていく事となる(本人はあくまで「タイムレンジャーの力を外部に利用されない為」としている)。

また、直人は竜也への対抗意識と権力欲から、未来からブイレックスと共に届いたブイコマンダーを入手し、タイムファイヤーとなってブイレックスを制御する等、竜也の正体バレによって展開が大きく変わる事になる。

ちなみに直人も、竜也や他のメンバーの素性は知ったのだが、渡の箝口令に加えて、そもそも直人は竜也が浅見グループ内での力を持つと困る立場なので、最後まで彼等の正体を口外はしなかった。


それでも、以降は引き続きロンダー対策の為に戦っていた竜也達だったが、再び次元の歪みが発生し、同時に物語の裏でずっと暗躍していたリュウヤが彼等の前に姿を現す。

そして、彼の口から驚愕の事実が語られる事になった。




※以下ネタバレ注意

































実は、彼がタイムレッドになった事は最初から歴史上の事実であり、起こるべくして起こった事であった。


本来の歴史においては、Case File2にて最初にリバウンド(=巨大化)した囚人ジェッカーとの戦いでユウリ達4人が死亡し、その中で竜也だけがただ一人生き残る。

その後、囚人ハーバルの襲撃で父・渡も死亡し、竜也はその跡を継いで浅見グループの新たな会長となる。


そして、彼は浅見グループを更に発展させ、それによって巨大化した民間警備会社のシティーガーディアンズは、やがて未来におけるインターシティ警察(ユウリや彼女の父親が所属していた国際警察組織)の基礎となる。

以上が、本来の歴史通りの筋書きであった。


自分の意思で選んでいた筈の道が、全て予め決められていた歴史通りだった事にショックを受けた竜也は、リュウヤに「歴史を変えるな」と促されるままにクロノチェンジャーを返還し、タイムレンジャーを脱退した。

そして歴史の通りに父は重体となり、役員からの必死の嘆願を断りきれず、会長代理を引き受ける直前までいってしまう。


しかし、自分に未来を押し付けていると思っていた父もまた、かつて浅見の名を捨てようと必死にもがいていた事、そして今も諦めずに戦い続けている事を母から聞かされ、気付けばトゥモローリサーチに帰ってきてしまっていた竜也は、クリスマスツリーに飾られたシオンの短冊を見て、再びそれでも自分の明日を変えるという決意を固め、仲間達の元に戻る。

一方で、部下を歴史保護の為の道具として扱うリュウヤに、いよいよ我慢の限界に達していたユウリ達も、竜也の帰還を受けていれて、リュウヤから半ば取り上げる形でクロノチェンジャーを取り返し、竜也はタイムレッドとして復帰する。

その後、リュウヤが告げた歴史とは裏腹に、渡は息を吹き返して一命を取り留める。これによって竜也達はリュウヤが語る歴史が必ずしも絶対ではないという確信を得る事となる(この理由については定かではないが、本来の歴史にはいなかった直人のタイムファイヤーの介入があったからではないかと考察されている)。


そして、2001年に世界の半分が崩壊する大消滅が起きると知った後は、その原因の調査と阻止の為に奔走。一方で未来の人間であるユウリ達を巻き添えにしない為、4人を強引に未来に送り返し、一人死ぬべき運命を告げられた直人も救おうと、シティガーディアンズでの立場を失って逃走し、ゼニットの攻撃で重傷を負った彼を救出する。


この時、初めて直人と腹を割って直接対話をし、直人に対して「力を求めているだけではないか」と告げたが、逆に直人からは特に具体的なプランも将来の展望もなく、浅見グループから逃げていた事を「力から逃げていただけ」と返され、結局自分達が本質的には似た者同士であった事を再認識する。

しかし、その後直人はゼニットの銃撃を受けて結局歴史通りに死亡。最期に竜也に「お前は変えろ」と伝えてブイコマンダーを託して息を引き取り、竜也は一人その亡骸を抱えて慟哭する。


続く最終決戦では、右腕にブイコマンダーを装備した通称タイムレッド・ダブルブレスとなって、DVディフェンダーとブイレックスと受け継いでギエンの軍勢と戦う。

そして、強奪したタイムジェットγで再び戻ってきたユウリ達と共に、最後の強敵ネオクライシスと戦い、DVディフェンダーでブイレックスの中のλ2000をζ3に変換し、そのブイレックスのレックスレーザーによってギエンの中にあったλ2000を、原子レベルに分解して消滅させた事で、大消滅の被害を最小限に食い止めて現代を救う事に成功。


全てが終わった後は、自分達の時代へ帰還する4人とそれぞれの互いの思いを伝え合う。そしてユウリには「もっと早く伝えれば良かった」と後悔と共に自身の想いをようやく伝え、互いに涙を流して抱き合いながら永遠の別れをした。


エンディングでは冒頭の2番目の台詞を語りながら、渡にも「いつか浅見(グループ)と向き合えるようになるよ」と告げており、そしてランニングの途中で仲間達に似た現代人と、直人に似た男性に出会って微笑んでいた。


パワーレンジャーでは

こちらではウェズリー・コリンズというキャラクターが変身する、レッドタイムフォースレンジャーとして登場。

戦闘中に下品なジョークを飛ばしたりと、原典以上にお調子者感が強調されているが(いかにもアメリカ的なお調子者主人公である)、基本的には原典の竜也に準ずるキャラクターである。


こちらも最終的には父親と和解し、彼の設立した武装組織シルバーガーディアン(原典の「シティガーディアンズ」)に、「財閥の後取り息子」としてではなく、あくまで「リーダーとしての能力を買われて」入隊する。

本作では、生存したエリック・マイヤーズ/クォンタムレンジャー(原典でいうところの直人/タイムファイヤー)をパートナーとし、引き続き人々の生活を守っていく事になる。


続編『パワーレンジャー・ワイルドフォース』では、ガーディアンのリーダーとして登場する(原典での直人のポジションになる)。更に未来からやってきたオルグを追ってきた、タイムフォースメンバー達と再会する。

本作では、ワイルドフォース(百獣戦隊ガオレンジャー)と共闘した他、一応ではあるが歴代レッドが集合した『FOREVER RED』にも登場。歴代レッドと共に戦った。


余談

演じた永井大氏はその後、2019年の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のマスターブラック役で、戦隊シリーズ二度目の出演を果たしており、第45話の回想でリュウソウブラックへの変身シーンが描かれたが、変身ポーズがどう見てもクロノチェンジャーを操作する際の動作だった。


初期設定では、竜也は剣道の達人という設定だったが、演者の永井氏の特技に合わせて空手に変更された。


関連イラスト


関連タグ

未来戦隊タイムレンジャー

タイムレンジャー タイムレッド トゥモローリサーチ


マスターブラック中の人繋がり。また、弟子中の人の名前が「タツヤ」である。表面上の言動はリュウヤに似ているが、本質的な性格は竜也と同じで正義感に強い人物。

風切大和:16年後のスーパー戦隊の主人公で戦隊レッド。彼も異世界人で構成された初期メンバーの中で唯一の現地人であり、異世界人の彼等と共同生活を行い、父親と確執がある点も共通している。ただし、彼は竜也と違って同戦隊のリーダーである事に加え、終盤近くまで父親との確執は隠しており、更に最終回後も他のメンバーと完全に別れてはおらず、いつでも会える状況にある。

陣マサト:12年後の脚本家が同じスーパー戦隊追加戦士で、何かを抱えている時にわざとふざけた言動をする等、性格に共通点が見られる。


雉野つよし:ファンサービス程度ではあるが、所持していた名刺の1枚に竜也の名前があった。記載された職業は原典と同じ空手師範。


ブラックコンドル/結城凱メガブラック/遠藤耕一郎ゴーイエロー/巽ダイモンマスク割れを経験した先輩戦士。


戦隊レッド

巽マトイ浅見竜也獅子走

未来は変えられなくたって、自分達の明日ぐらい変えようぜ!(Case File.2)


ユウリ、アヤセ、ドモン、シオン…お前達は1000年先にいる。俺はそこへ向かってるんだ。辿り着くわけないけど、でも…お前達とは確実に繋がってる。俺がこれから作る『明日』っていう時間の中で」(Case File,50)


演:永井マサル(現永井大


概要

本作品の戦隊レッドにして主人公であり、メンバー唯一の20世紀生まれの現代人。22歳。

大学卒業間際に偶然ユウリ達4人と出会い、ユウリからその高い格闘技術を買われ、変身システムを起動させる為の人数合わせでタイムレッドに変身させられる。


その後は、一度は変身アイテムクロノチェンジャーを回収され解放されるも、父・浅見渡ロンダー囚人のジェッカーの脅迫に遭っている事を知り、親の敷いたレールから脱するべく、要求してきた金を無事に取り戻したら独立を認めてもらう事を条件に、今度は自分の意志で「現地調達の増員」としてタイムレンジャーに加わる(この際に、時間保護局から過酷な指令を受けて呆然とする彼等に、将来を押し付けられた自分の姿を重ねている)。

後述するが、性格自体は正義感が強いものの、タイムレンジャーに加わった理由自体は正義感だけでなく、上記のような極めて個人的な動機であり、その点で珍しいレッドである。


出自は、政財界にも大きな影響力を持つ、作中世界有数の大企業グループ「浅見グループ」の会長である渡の一人息子、つまり御曹司として生まれたが、その出自から小学生の頃は親の七光りとして周囲のいじめを受けたり、逆に浅見の名に惹かれて媚びへつらう人間ばかりが集まっていた。

そういった経緯もあって、親の引いたレールに乗る自分の人生を良しとせず、以前から独立を目指して動いていた。


そして、タイムレンジャーとなってジェッカーを倒して上記した賭けに買った事で、正式に父から独立して以前から密かに借りていた東京都品川区の賃貸ビルで、ユウリ達4人となんでも屋トゥモローリサーチを開業した。

トゥモローリサーチでは、母方の祖父鷹宮義隆から習った空手を教えている。生徒の数は意外に多く、トゥモローリサーチでは稼いでいる方である。


また、彼はあくまで現地調達の一般人に過ぎない為、スーパー戦隊のレッドとしては珍しく、明確に戦隊のリーダーではないレッドである(タイムレンジャーの事実上のリーダーは唯一のベテラン捜査官であるピンクのユウリで、平時の仮のリーダーはイエローのドモンという事になっている)。


性格

御曹司育ち故にやや世間知らずなところもあるが、基本的には爽やかで誰に対しても人懐っこい好青年であり、性格は明るく正義感が強い熱血漢(ただし、この当時の熱血系のレッドの中では割と穏やかで冷静な方である)。

どんな相手にも偏見や先入観を持たずに接しており、空手の熱心な教え子に、その熱意に押されて採算度外視で練習に付き合ったりと、お人好しな面も多々見られる。


御曹司として、最初から決められた人生を歩むしかなかった出自であっても、むしろそういう出自だからこそ「自分達の明日くらいは変えられる」を信念とし、いかなる時も自らの意思で自らの道を歩む事を重視している。

Case File2で、竜也がユウリ達に言った「自分の明日くらい自分で変えようぜ」という言葉は彼等を大きく突き動かし、本作全体を通しての最も重要なテーマになる。


その姿勢は、ユウリ達未来人にも大きな影響を与えており、前述通り彼は戦隊のリーダーではないものの、有事の際はメンバーの精神的支柱となったり、その屈託のなさで周囲の人間を惹き付け、次第に集団をまとめていく力を持つ。このように本人にどこまで自覚があるかは不明だが、浅見グループの次期会長として育てられた御曹司だけあって、そのカリスマ性や統率力はかなりのもの。

また、彼の空手道場の生徒が竜也の下で意欲的に空手を学んだ結果、実際に不良グループの学生達を空手でぶっ飛ばせる程に強くなる等、指導者としての能力もかなり高いようである。


一方で、かなりのお調子者で調子に乗って失態を犯す事も多々ある他、本当に辛い時は本心を隠す為にわざとふざけた態度を取る悪癖もある。それが時としてユウリに誤解と溝を生じさせる事もあったが、最終的には誤解を解いて和解している。

また、その人懐っこさは初期のアヤセやユウリ、そして滝沢直人のように他人から一定の距離を置くタイプの人間からしたら、見方によってはかなり鬱陶しい性格であるとも言える。


ちなみに御曹司としての社会的な知名度はかなりのものであり、フルネームを聞いた途端に態度を一変する大人も多く、一般人には無縁の施設にもほぼ顔パスで出入りしたりもできるが、本人はそういう周囲からの扱いこそを嫌がっている。


戦闘力

その戦闘力は物語開始当初からかなり高く、ユウリ達4人がかりでもある程度は張り合える程で、この手の一般人出のレッドとしては初期からかなり強い方である(本人曰く、以前には泥棒を単独で私人逮捕した経験もあるらしい)。


この強さの大元は彼が得意とする空手であり、元々は祖父の義隆から「浅見」ではない自分自身の力として学んだもので、幼少期の竜也はこの空手で自信を取り戻していじめからも抜け出した。この経験から、空手の技術には強い自信を持ってその後も意欲的に磨き続け、その結果全国インターハイで準優勝するまでに至っている。

このインターハイで準優勝止まりだったのも、渡と交わしていた「インターハイで優勝したら自分の好きな大学に行く」という賭けに勝つ寸前になって浮かれた結果の自滅であり、実力自体は優勝者の滝沢直人と完全に互角だった模様。


この為、タイムレッドとしても基本的には徒手空拳による肉弾戦が多く、他にもダブルベクターを使った剣術等、メンバーの中でもドモンと並んで前衛での近接戦を得意としている。

ただし、正規の訓練を積んだ訳ではないので、初回起動時は他メンバーのように上手く扱う事が出来ず、弾丸除けに失敗して銃撃をまともに食らってしまったりもしていた。


主な対人関係

当初は真面目過ぎる彼女との折り合いは微妙だったが、Case File.25を転機にやがてお互いに内心で好意を抱くようになる。しかし、生まれた時代の違いと、やがて未来へ帰らなければいけない彼女への想いに悩む事となる。


メンバーの中では特に絡みが多く、相棒のような存在となる。Case File.3では、誰よりも早くアヤセが持つ持病・オシリス症候群に気付いたが、彼の要望でそれを隠す事になる。


お調子者で性格的にも近い為か、最も打ち解けるのは早かった。しかし一方で、良くも悪くも感情的な彼とは対立する場面も度々見られた。Case File.7でドモンが入院した際には、「土門太郎」と名付けた。


当初はその性格と異星人という身の上もあって、竜也はよく分からない相手として認識していたが、やがて彼の背景を知って打ち解けていった。シオンは竜也を慕っており、竜也もドモンと共にシオンを弟のように可愛がっている。


かつて空手のインターハイで対決した事がある相手で、大学では同じ空手部に所属していた。現在は渡が設立した民間警備会社シティガーディアンズに所属している。竜也は彼を友人として認識しているが、直人の方はその出自や「力」に関する考えの相違からライバルとして認識しており、劇中では幾度も対立する。


竜也の父親で浅見グループ会長。自らの思い通りにいかない息子に対して不満を持っているが、同時に自身もかつて同じように浅見から逃れようとあがいていた過去があるので複雑な思いを抱いている。中盤にて竜也がタイムレッドだと知った後、他の4人と直接交渉してシティガーディアンズに招こうとするが拒絶され、以降はタイムレンジャーの素性が公表されないように情報操作を命じていた。


時間保護局の隊長で、ユウリ達4人の上司。外見は髪型以外は竜也と瓜二つだが、性格は真逆で冷徹で高圧的。竜也の子孫ではあるが、直系であるかどうかは不明。部下の4人に20世紀に残ってロンダーズへの対処を命じる一方で、彼自身は物語の裏で何やら不審な行動を繰り返しているが...


劇中での活躍

タイムレンジャーとなって以降は、正体がばれると活動し難くなるというユウリ達の意見もあって、長らくその正体を隠して活動しており、父親を初めとした20世紀人は誰も彼の正体を知らなかったのだが、ヘルズゲート囚人の一人・凶悪犯ジャグルとの戦いで、ジャグルから浅見渡滝沢直人、そしてシティガーディアンズを庇い、マスク割れを起こした事で正体を知られてしまう(ちなみにジャグルの攻撃の衝撃は凄まじく、竜也の周囲の地面は陥没し、タイムレッドのスーツは焼け焦げて重傷を負った)。


これによって渡には、タイムレンジャーがトゥモローリサーチのメンバーだと言う事も知られ、シティガーディアンズへの引き抜きに失敗して以降は、彼が浅見の力を使ってタイムレンジャーの正体を隠すべく報道規制を行っていく事となる(本人はあくまで「タイムレンジャーの力を外部に利用されない為」としている)。

また、直人は竜也への対抗意識と権力欲から、未来からブイレックスと共に届いたブイコマンダーを入手し、タイムファイヤーとなってブイレックスを制御する等、竜也の正体バレによって展開が大きく変わる事になる。

ちなみに直人も、竜也や他のメンバーの素性は知ったのだが、渡の箝口令に加えて、そもそも直人は竜也が浅見グループ内での力を持つと困る立場なので、最後まで彼等の正体を口外はしなかった。


それでも、以降は引き続きロンダー対策の為に戦っていた竜也達だったが、再び次元の歪みが発生し、同時に物語の裏でずっと暗躍していたリュウヤが彼等の前に姿を現す。

そして、彼の口から驚愕の事実が語られる事になった。




※以下ネタバレ注意

































実は、彼がタイムレッドになった事は最初から歴史上の事実であり、起こるべくして起こった事であった。


本来の歴史においては、Case File2にて最初にリバウンド(=巨大化)した囚人ジェッカーとの戦いでユウリ達4人が死亡し、その中で竜也だけがただ一人生き残る。

その後、囚人ハーバルの襲撃で父・渡も死亡し、竜也はその跡を継いで浅見グループの新たな会長となる。


そして、彼は浅見グループを更に発展させ、それによって巨大化した民間警備会社のシティーガーディアンズは、やがて未来におけるインターシティ警察(ユウリや彼女の父親が所属していた国際警察組織)の基礎となる。

以上が、本来の歴史通りの筋書きであった。


自分の意思で選んでいた筈の道が、全て予め決められていた歴史通りだった事にショックを受けた竜也は、リュウヤに「歴史を変えるな」と促されるままにクロノチェンジャーを返還し、タイムレンジャーを脱退した。

そして歴史の通りに父は重体となり、役員からの必死の嘆願を断りきれず、会長代理を引き受ける直前までいってしまう。


しかし、自分に未来を押し付けていると思っていた父もまた、かつて浅見の名を捨てようと必死にもがいていた事、そして今も諦めずに戦い続けている事を母から聞かされ、気付けばトゥモローリサーチに帰ってきてしまっていた竜也は、クリスマスツリーに飾られたシオンの短冊を見て、再びそれでも自分の明日を変えるという決意を固め、仲間達の元に戻る。

一方で、部下を歴史保護の為の道具として扱うリュウヤに、いよいよ我慢の限界に達していたユウリ達も、竜也の帰還を受けていれて、リュウヤから半ば取り上げる形でクロノチェンジャーを取り返し、竜也はタイムレッドとして復帰する。

その後、リュウヤが告げた歴史とは裏腹に、渡は息を吹き返して一命を取り留める。これによって竜也達はリュウヤが語る歴史が必ずしも絶対ではないという確信を得る事となる(この理由については定かではないが、本来の歴史にはいなかった直人のタイムファイヤーの介入があったからではないかと考察されている)。


そして、2001年に世界の半分が崩壊する大消滅が起きると知った後は、その原因の調査と阻止の為に奔走。一方で未来の人間であるユウリ達を巻き添えにしない為、4人を強引に未来に送り返し、一人死ぬべき運命を告げられた直人も救おうと、シティガーディアンズでの立場を失って逃走し、ゼニットの攻撃で重傷を負った彼を救出する。


この時、初めて直人と腹を割って直接対話をし、直人に対して「力を求めているだけではないか」と告げたが、逆に直人からは特に具体的なプランも将来の展望もなく、浅見グループから逃げていた事を「力から逃げていただけ」と返され、結局自分達が本質的には似た者同士であった事を再認識する。

しかし、その後直人はゼニットの銃撃を受けて結局歴史通りに死亡。最期に竜也に「お前は変えろ」と伝えてブイコマンダーを託して息を引き取り、竜也は一人その亡骸を抱えて慟哭する。


続く最終決戦では、右腕にブイコマンダーを装備した通称タイムレッド・ダブルブレスとなって、DVディフェンダーとブイレックスと受け継いでギエンの軍勢と戦う。

そして、強奪したタイムジェットγで再び戻ってきたユウリ達と共に、最後の強敵ネオクライシスと戦い、DVディフェンダーでブイレックスの中のλ2000をζ3に変換し、そのブイレックスのレックスレーザーによってギエンの中にあったλ2000を、原子レベルに分解して消滅させた事で、大消滅の被害を最小限に食い止めて現代を救う事に成功。


全てが終わった後は、自分達の時代へ帰還する4人とそれぞれの互いの思いを伝え合う。そしてユウリには「もっと早く伝えれば良かった」と後悔と共に自身の想いをようやく伝え、互いに涙を流して抱き合いながら永遠の別れをした。


エンディングでは冒頭の2番目の台詞を語りながら、渡にも「いつか浅見(グループ)と向き合えるようになるよ」と告げており、そしてランニングの途中で仲間達に似た現代人と、直人に似た男性に出会って微笑んでいた。


パワーレンジャーでは

こちらではウェズリー・コリンズというキャラクターが変身する、レッドタイムフォースレンジャーとして登場。

戦闘中に下品なジョークを飛ばしたりと、原典以上にお調子者感が強調されているが(いかにもアメリカ的なお調子者主人公である)、基本的には原典の竜也に準ずるキャラクターである。


こちらも最終的には父親と和解し、彼の設立した武装組織シルバーガーディアン(原典の「シティガーディアンズ」)に、「財閥の後取り息子」としてではなく、あくまで「リーダーとしての能力を買われて」入隊する。

本作では、生存したエリック・マイヤーズ/クォンタムレンジャー(原典でいうところの直人/タイムファイヤー)をパートナーとし、引き続き人々の生活を守っていく事になる。


続編『パワーレンジャー・ワイルドフォース』では、ガーディアンのリーダーとして登場する(原典での直人のポジションになる)。更に未来からやってきたオルグを追ってきた、タイムフォースメンバー達と再会する。

本作では、ワイルドフォース(百獣戦隊ガオレンジャー)と共闘した他、一応ではあるが歴代レッドが集合した『FOREVER RED』にも登場。歴代レッドと共に戦った。


余談

演じた永井大氏はその後、2019年の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のマスターブラック役で、戦隊シリーズ二度目の出演を果たしており、第45話の回想でリュウソウブラックへの変身シーンが描かれたが、変身ポーズがどう見てもクロノチェンジャーを操作する際の動作だった。


初期設定では、竜也は剣道の達人という設定だったが、演者の永井氏の特技に合わせて空手に変更された。


関連タグ

未来戦隊タイムレンジャー

タイムレンジャー タイムレッド トゥモローリサーチ


マスターブラック中の人繋がり。また、弟子中の人の名前が「タツヤ」である。表面上の言動はリュウヤに似ているが、本質的な性格は竜也と同じで正義感に強い人物。

風切大和:16年後のスーパー戦隊の主人公で戦隊レッド。彼も異世界人で構成された初期メンバーの中で唯一の現地人であり、異世界人の彼等と共同生活を行い、父親と確執がある点も共通している。ただし、彼は竜也と違って同戦隊のリーダーである事に加え、終盤近くまで父親との確執は隠しており、更に最終回後も他のメンバーと完全に別れてはおらず、いつでも会える状況にある。

陣マサト:12年後の脚本家が同じスーパー戦隊追加戦士で、何かを抱えている時にわざとふざけた言動をする等、性格に共通点が見られる。


雉野つよし:ファンサービス程度ではあるが、所持していた名刺の1枚に竜也の名前があった。記載された職業は原典と同じ空手師範。


ブラックコンドル/結城凱メガブラック/遠藤耕一郎ゴーイエロー/巽ダイモンマスク割れを経験した先輩戦士。


戦隊レッド

巽マトイ浅見竜也獅子走

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