ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

海へ〜SummerWalts〜

うみへさまーわるつ

1998年11月5日セガサターンにて発売された「スーパーリアル麻雀」シリーズのキャラが登場する全年齢指定のAVG。正式名称は「リアル麻雀アドベンチャー・海へ~SummerWaltz~」
目次 [非表示]

概要

豊な自然に囲まれた街「浜が埼」を舞台にプレイヤーは「化石グランプリ」なるイベントに参加する為、夏休みの1ヶ月間民宿に滞在し、同じ民宿にこれまた同じく夏休みの間の1ヶ月間滞在している女の子達と親密になってゆく、いわゆる「ギャルゲー」な物語。


ゲームシステムは、基本月曜~金曜が化石採掘調査の日、土日は街を散策して女の子がいたら会話して親密度を上げるの2つの目的を進める。

採掘で収集できる化石はランダムでコモン・アンコモン・レアとランク分けされており、その収集した化石を麻雀の役のように組み合わせて、最終的に高得点を出せばグランプリ優勝が決まる。

採掘の最終日(金曜)には特定のキャラクターと収集した化石のトレードができ、役作りを強化できる。

グランプリで優勝してもできなくても、女の子たちとの親密度には何の影響もない。


土日のAVGパートは1日が朝昼晩に分かれており、それぞれ行動を選択できる。マップ上にマークが出現している箇所に女の子がいる(もしくはイベント発生)ので、それを狙い会話を進め親密度を上げる。会話は選択式と、会話の途中で選択枝を選ぶ「ATS方式」が採用されている。


夏休みの最終日に女の子キャラクターとの親密度が最高であれば「スーパーエンディング」、普通なら「ハッピーエンディング」、基準以下だと「バッドエンディング」のマルチエンディング方式。また、特定の女の子のストーリーで2周目をクリアなどすると グラフィックに変化が起こる。


登場女の子キャラクターと物語

  • 遠野みづきPV):「綾と晶が浜が埼に行く」ので「付き添いついでに海で泳ぎまくろう」と思っていたが、街で運命の出会いが

  • 藤原綾(PV):ひいおばあちゃんの育った故郷の街を見たく、お祭りもあるので晶とみづきを誘ってやってきたのだが……。

  • 早坂晶(PV):「小さい頃好きだった男の子が浜が埼に住んでいる」との情報を聞きつけ会いたくなり、丁度「綾が行く」ので一緒に同席するのだが……。

  • 香山タマミPVI):友達に「夏休み明けに彼氏を紹介する!」と宣言したものの未だ彼氏できず。一念発起で真理さんを連れて彼氏探しの旅へ……。

  • 来宮ゆかり(PVI):浜が埼の特異な「精霊流し」文化に惹かれ、クリスを誘い夏休み旅行に……。

  • 栗原真理(PVI):タマミに「彼氏探しの旅につきあって!」とお願いされ、自身も彼氏がいないので一緒に彼氏探しの野望に……。

  • クリス・ガーランド(PVI):好きな時代劇小説の舞台が浜が埼と知り、聖地巡礼も兼ねゆかりと夏休み旅行に……。

※PVIIキャラはゲストキャラなので攻略は不可。


企画初期はホラーゲームだった?!

シナリオにはベントスタッフの手塚一郎氏。社のHPでもこれについて本人が語っている。

「機種がサターンということもあり、18禁レートで出そうということになっていました。

といってもHなゲームということではなく残酷描写があっても問題にならないようにする、との意図からです。担当からは「何ならひとりやふたり首を飛ばしちゃってもかまいませんから」なんて言われていたのですが(実話)さすがに手塚も人の子なので、なかなか踏ん切りがつきません。そうこうしているうちに、やはりファンの人たちを悲しませるのは避けたいということで、いわゆるギャルゲーへと変わっていったのでした。」(原文抜粋)。

 

化石発掘でなくカメラマン?!

また、手塚氏の考えでは「主人公はカメラマンで、カメラを使ったイベントを盛り込んだタイプのものだった」と公言。

「たとえば、真っ暗な公園で指輪を落として困っているキャラクター登場→特定の場所でフラッシュをたく→指輪に光が反射して発見……といった感じのものです。が、他のメーカーから「カメラマンを題材にしたゲームが出る」といった情報が入り、残念ながらボツになってしまいました。」(原文抜粋)。


キャラはフルボイス

会話をスキップすると音声が出なくなる事が多いが、基本登場キャラはフルボイスで喋る(※PVIIキャラ、その他キャラは喋りません)。


本家麻雀ゲームでもあまり喋らないので、各キャラが語り出した時は新鮮さを感じる。

特にクリスやゆかり、真理との会話は麻雀ゲームでは味わえなかった「性格や人柄」をこれでもかと表現し、恋愛ゲームとしてのイレコミ具合もより強固になってくる。


キャラクターデザインはシリーズ本家の田中良氏ではなく、SDキャラの方で有名な須永氏が担当。原画もアニメ寄りで表情豊かな氏の技量が窺える。


謎のエキストラモードやおまけ

全キャラをハッピーエンドでクリアすると、浜が埼の人魚伝説にまつわる新ストーリーが遊べる。また、女の子たちの他お世話になっている民宿のおばちゃんとの恋愛も可能(!)。


2周目以降でのプレイではみづきとのキスシーンの変化、綾との人口呼吸シーン、晶の風呂シーン覗き、タマミとのミニゲーム、ゆかりのメガネの有無、真理の水着などに変化がある。


街でのアンケートに答えると、各キャラの様々なコスプレ画像が見れる。

全8種×7人の全56画像。PVIキャラの月波学園制服姿は必見。


2周目以降は街の映画館に入ると、これまでの思い出のシーンをリプレイして鑑賞できるようになる。


関連タグ

スーパーリアル麻雀 恋愛ゲーム

関連記事

親記事

スーパーリアル麻雀 すーぱーりあるまーじゃん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1701

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました