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漫画『BLEACH』の登場人物。

「完璧です マユリ様」


巻頭ポエム

吾子の手かわいや さまよう手

吾をもとめて 流離うて

寄らば離れる 手をとって

引きて歩もう 沙汰の果て(71巻)


概要

所属護廷十三隊十二番隊副隊長
身長167cm
体重52kg
誕生日3月30日
CV釘宮理恵黒崎夏梨との兼役)

寡黙で無表情、常に隊長の涅マユリの後ろに付き添う黒髪の女性。

死覇装ミニスカート丈。その実態はマユリが己の義骸技術・義魂技術の粋を集めて作られた最高傑作の人造死神にしてマユリの娘。彼に毎回理不尽に虐げられているが、決して逆らわず、絶対的忠誠を貫いている。

口癖は「完璧です、マユリ様」。科学者として「完璧」を嫌悪するマユリだが、ネムのこの発言に怒った事はない。

女性死神協会では副会長代理であり、会長の草鹿やちるには気に入られており、ネムもやちるには甘いところがある。


従来の常識ならコン及び他の義魂達と同じく死神扱いはされない筈だが、誕生時にマユリの遺伝子情報を元に血肉が生成されており、魂も独特のカスタマイズがされている上に、マユリ自身が「私の娘」と公言していることからマユリの血縁者として認知されている。


体はあくまで義骸であるためか、華奢な外見に反し片手で瓦礫を持ち上げるなど身体能力が高く、生命力を奪われ干乾びてもマユリなら元に戻すことが可能(作中では石田雨竜曰く「描写できないこと」をされることで生き返っている)。

因みに女性死神の中でも上位に入るほどにスタイルが良く、回を追う毎にバストサイズも大きくなっている。

同じ血液なのでマユリの疋殺地蔵の毒は効かない。副官章の裏には疋殺地蔵用の解毒薬を持っており、毒に冒された他者に渡す事が出来る。


マユリとの関係

傍目から見るととんでもない親子関係である。初期は理不尽な暴力は当たり前、バラバラにすると脅されたり、戦闘では捨て駒同然に敵もろとも切り捨てられるなどとんでもない扱いを受けていた(ただし、これはマユリが「私の最高傑作がこの程度で壊れるわけがない」と言う自信と信頼を持つが故の行動である)。

しかし、徐々にそういった場面は少なくなり、最近はせいぜい暴言を吐かれる程度に収まっている。ジゼルとの戦闘でも真っ当なサポート役としてマユリを補佐するなど、二人の関係は以前のそれとは少々違う事が窺える。


後に、マユリの夢を体現する被造死神計画「眠(ねむり)計画」によって生み出された七番目の個体である事が明らかになった。正式名称は眠七號

「眠」とは「起きたまま見る夢など馬鹿げている」というマユリの皮肉であり、眠七號が日々成長していく間、マユリは常に夢の中にいる。

「無から新たな魂を造る被造死神計画は全死神の夢」とマユリは語っていたが、部下である阿近は「この計画はマユリ自身の夢である」と言っている。

また阿近は、「彼女が普通の人間や死神の魂魄と同じように成長していくことそのものがマユリの夢であり、彼を夢の中に誘わせている」と推測している。

本人は眠七號という名を気に入っていたが、日々成長し賢くなっていく彼女に自分の気持ちを悟られたくないマユリは、眠という言葉を避ける為に「ネム」と呼ぶようになった。

多くの経験を積み成長を重ねたネムは、もはやマユリにとっても失えば取返しが付かない存在に至ってしまい、それが中盤から彼女への待遇が変化した理由でもあった。


戦闘能力

斬魄刀を所持している描写は無く、作中での戦闘は体術を主体にしている。

普段から高い身体能力を持っているが、敢えて肉体のリミッターを意図的に解除することができ、細胞の組織崩壊ギリギリのレベルまでフィジカルを引き上げることで、超人的な身体能力やパワーを得て戦闘を行える。


  • 義魂重輪銃

自身の魂魄を削って弾丸に変えて腕から撃ち出す。

劇中では魂魄を6%削って使用し、巨大化したペルニダを粉砕する威力を発揮した。




最終章「千年血戦篇」にて

星十字騎士団ペルニダとの戦いにて、それまでは傍観に徹していたが、マユリの危機を察知して自身も参戦。この行動はおびただしい数の戦いを経て多くを学び、マユリを護ることで「成長する」という使命を遂行できることに気付いたため。


リミッターを解除した高い戦闘能力でペルニダを圧倒し、自身の魂魄の6%を削り直接打ち込む技「義魂重輪銃」を放ち倒したかに思えたが、バラバラになったペルニダの神経で貫かれ、肉片にされてしまう。しかし、ネムの肉片を捕食したペルニダは、ネムの脳下垂体に埋め込まれていた強制細胞分裂加速器官を取り込んだことで強制成長により自滅したため、命と引き換えにペルニダを討ち取る功績を上げたといえる。


肉片が吸収される直前に大脳だけはマユリによって取り返された。その際マユリは作中唯一ネムの身を案じた台詞を述べた。


“次のお前” を “今のお前” と同じに育てるのにどれ程の負担が私にかかるかお前に解るのかネ?


 わかりませんと答えたネムに


わからんなら自分の判断でなど動くな!


お前に自らの判断で死ぬ自由など無い!お前が死ぬのは私が"死ね"と命令した時だ!わかったら立て!


という「自分の作品を自分以外が壊そうとするな(所謂ツンデレ)」という言い回しをした。


血戦後は、彼女の大脳をもとにして眠八號(少女)が誕生している。


関連イラスト


関連タグ

BLEACH 護廷十三隊 十二番隊 眠七號 義骸

涅マユリ 石田雨竜

「完璧です マユリ様」


巻頭ポエム

吾子の手かわいや さまよう手

吾をもとめて 流離うて

寄らば離れる 手をとって

引きて歩もう 沙汰の果て(71巻)


概要

所属護廷十三隊十二番隊副隊長
身長167cm
体重52kg
誕生日3月30日
CV釘宮理恵黒崎夏梨との兼役)

寡黙で無表情、常に隊長の涅マユリの後ろに付き添う黒髪の女性。

死覇装ミニスカート丈。その実態はマユリが己の義骸技術・義魂技術の粋を集めて作られた最高傑作の人造死神にしてマユリの娘。彼に毎回理不尽に虐げられているが、決して逆らわず、絶対的忠誠を貫いている。

口癖は「完璧です、マユリ様」。科学者として「完璧」を嫌悪するマユリだが、ネムのこの発言に怒った事はない。

女性死神協会では副会長代理であり、会長の草鹿やちるには気に入られており、ネムもやちるには甘いところがある。


従来の常識ならコン及び他の義魂達と同じく死神扱いはされない筈だが、誕生時にマユリの遺伝子情報を元に血肉が生成されており、魂も独特のカスタマイズがされている上に、マユリ自身が「私の娘」と公言していることからマユリの血縁者として認知されている。


体はあくまで義骸であるためか、華奢な外見に反し片手で瓦礫を持ち上げるなど身体能力が高く、生命力を奪われ干乾びてもマユリなら元に戻すことが可能(作中では石田雨竜曰く「描写できないこと」をされることで生き返っている)。

因みに女性死神の中でも上位に入るほどにスタイルが良く、回を追う毎にバストサイズも大きくなっている。

同じ血液なのでマユリの疋殺地蔵の毒は効かない。副官章の裏には疋殺地蔵用の解毒薬を持っており、毒に冒された他者に渡す事が出来る。


マユリとの関係

傍目から見るととんでもない親子関係である。初期は理不尽な暴力は当たり前、バラバラにすると脅されたり、戦闘では捨て駒同然に敵もろとも切り捨てられるなどとんでもない扱いを受けていた(ただし、これはマユリが「私の最高傑作がこの程度で壊れるわけがない」と言う自信と信頼を持つが故の行動である)。

しかし、徐々にそういった場面は少なくなり、最近はせいぜい暴言を吐かれる程度に収まっている。ジゼルとの戦闘でも真っ当なサポート役としてマユリを補佐するなど、二人の関係は以前のそれとは少々違う事が窺える。


後に、マユリの夢を体現する被造死神計画「眠(ねむり)計画」によって生み出された七番目の個体である事が明らかになった。正式名称は眠七號

「眠」とは「起きたまま見る夢など馬鹿げている」というマユリの皮肉であり、眠七號が日々成長していく間、マユリは常に夢の中にいる。

「無から新たな魂を造る被造死神計画は全死神の夢」とマユリは語っていたが、部下である阿近は「この計画はマユリ自身の夢である」と言っている。

また阿近は、「彼女が普通の人間や死神の魂魄と同じように成長していくことそのものがマユリの夢であり、彼を夢の中に誘わせている」と推測している。

本人は眠七號という名を気に入っていたが、日々成長し賢くなっていく彼女に自分の気持ちを悟られたくないマユリは、眠という言葉を避ける為に「ネム」と呼ぶようになった。

多くの経験を積み成長を重ねたネムは、もはやマユリにとっても失えば取返しが付かない存在に至ってしまい、それが中盤から彼女への待遇が変化した理由でもあった。


戦闘能力

斬魄刀を所持している描写は無く、作中での戦闘は体術を主体にしている。

普段から高い身体能力を持っているが、敢えて肉体のリミッターを意図的に解除することができ、細胞の組織崩壊ギリギリのレベルまでフィジカルを引き上げることで、超人的な身体能力やパワーを得て戦闘を行える。


  • 義魂重輪銃

自身の魂魄を削って弾丸に変えて腕から撃ち出す。

劇中では魂魄を6%削って使用し、巨大化したペルニダを粉砕する威力を発揮した。




最終章「千年血戦篇」にて

星十字騎士団ペルニダとの戦いにて、それまでは傍観に徹していたが、マユリの危機を察知して自身も参戦。この行動はおびただしい数の戦いを経て多くを学び、マユリを護ることで「成長する」という使命を遂行できることに気付いたため。


リミッターを解除した高い戦闘能力でペルニダを圧倒し、自身の魂魄の6%を削り直接打ち込む技「義魂重輪銃」を放ち倒したかに思えたが、バラバラになったペルニダの神経で貫かれ、肉片にされてしまう。しかし、ネムの肉片を捕食したペルニダは、ネムの脳下垂体に埋め込まれていた強制細胞分裂加速器官を取り込んだことで強制成長により自滅したため、命と引き換えにペルニダを討ち取る功績を上げたといえる。


肉片が吸収される直前に大脳だけはマユリによって取り返された。その際マユリは作中唯一ネムの身を案じた台詞を述べた。


“次のお前” を “今のお前” と同じに育てるのにどれ程の負担が私にかかるかお前に解るのかネ?


 わかりませんと答えたネムに


わからんなら自分の判断でなど動くな!


お前に自らの判断で死ぬ自由など無い!お前が死ぬのは私が"死ね"と命令した時だ!わかったら立て!


という「自分の作品を自分以外が壊そうとするな(所謂ツンデレ)」という言い回しをした。


血戦後は、彼女の大脳をもとにして眠八號(少女)が誕生している。


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