作品情報
概要
イラストはいとうのいぢ。
SF、メタフィクション、タイムリープもの、ループもの、超能力もの、異次元もの、推理もの、ラブコメ、学園ものなど多様なジャンルを描いた作品である。セカイ系の代表的作品ともされ、多くの人物や作品に影響を与えた。
女子高生涼宮ハルヒが、「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的に設立したクラブ「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」(通称:SOS団)のメンバーを中心に展開する「ビミョーに非日常系学園ストーリー」。
世界累計発行部数は2000万部。原作の10巻と11巻は初版51万3000万部と、ライトノベルの最高記録を樹立した。
アニメも大ヒットし、主題歌『ハレ晴レユカイ』『最強パレパレード』による踊ってみた・歌ってみたも大いなる盛り上がりを見せた。
『エンドレスエイト』などは未だに話題になるほどである。
テレビアニメ版の概要は『涼宮ハルヒの憂鬱』を参照。
2010年春に劇場版『涼宮ハルヒの消失』が公開された。
pixivでも多数の作品が投稿されている。
コミカライズ版やアニメ、ゲームの他、スピンオフに『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』『長門有希ちゃんの消失』などがある。
既刊一覧
No. | タイトル | 収録作 |
---|---|---|
1 | 涼宮ハルヒの憂鬱 | |
2 | 涼宮ハルヒの溜息 | |
3 | 涼宮ハルヒの退屈 | |
4 | 涼宮ハルヒの消失 | |
5 | 涼宮ハルヒの暴走 | |
6 | 涼宮ハルヒの動揺 |
|
7 | 涼宮ハルヒの陰謀 | |
8 | 涼宮ハルヒの憤慨 | |
9 | 涼宮ハルヒの分裂 | |
10・11 | 涼宮ハルヒの驚愕 | |
12 | 涼宮ハルヒの直観 | |
13 | 涼宮ハルヒの劇場 |
※ - 初回限定版のみに付属の小冊子に収録。
第1巻は、児童書向けのレーベル「角川つばさ文庫」からも発売されている。
10・11巻は上下巻。2011年5月に同時発売されて以降長らく新刊が発表されず(散発的に短編は2作発表されていた)、コミカライズ版『憂鬱』やスピンオフ作品である『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』『長門有希ちゃんの消失』も連載終了=完結となった後の2020年、新刊となる原作12巻『直観』が9年ぶりに発売。さらに2024年11月に『劇場』が発売予定。
OFFICIAL FANBOOK
登場人物
北高生
SOS団員
その他の北高生
「機関」関係者
「佐々木」関係者
その他
余談
- シリーズの舞台となる街は、公式には明言されていないが原作者の出身地である兵庫県西宮市(阪急神戸線や阪急甲陽線沿線がメイン)がモチーフであり、アニメ版は当地でロケハンが行われいわゆる聖地巡礼の先駆けとなった。
- ツガノガクのコミカライズ版は実は二代目で、みずのまこと版の初代コミカライズ版が存在していたが、角川書店側の事情で闇に葬られてしまった。
- みずのまこと氏が角川に無許可で成年同人誌を描いた、というのは全くのデマである。
- スニーカー文庫ではない通常の角川文庫からも刊行されている。イラストはなく、表紙には写真家の岩倉しおり氏の写真が使用され、一般文芸作品のような趣きとなっている。実際Amazonの販売ページではカテゴリは「一般文芸」とされている、
関連タグ
涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒの消失 SOS団 情報統合思念体 機関(涼宮ハルヒシリーズ)
users入りタグ
涼宮ハルヒ100users入り/涼宮ハルヒ500users入り/涼宮ハルヒ1000users入り/涼宮ハルヒ5000users入り/涼宮ハルヒ10000users入り/涼宮ハルヒ50000users入り/涼宮ハルヒ100000users入り