CV:畑耕平
公式サイトでの解説
天王寺組2大武闘派組織の一つ戸狩派のNo.2。
スピード・パワーともに天王寺組トップクラス。接近戦(ナイフ)を得意とする。
大阪の文化を心から愛しており馬鹿にされると激昂する。
概要
関西系武闘派極道組織の天王寺組の戸狩派No.2の猛者であり「リアルパーフェクトヒューマン」を自称する。
人物
基本情報
異名(自称) | リアルパーフェクトヒューマン |
---|---|
身長 | 181cm |
誕生日 | 12月26日 |
血液型 | AB型 |
メインウェポン | ナイフ |
好きな食べ物 | お好み焼き、たこ焼き、串カツ、551 |
座右の銘 | ツッコミは世界を救う |
経歴 | 高校生(卓球部所属)→ゴンタクレ→天王寺組 戦闘員→戸狩派No.2 |
容姿
緑色の頭髪をオールバックにしてサングラスを着用しており、緑色の肌着の上からゼブラ柄を模した黄土色のシャツを羽織っている。肌着に筋肉のラインが浮き出ているのを見ただけでもかなり鍛えられていることが窺える。
サングラスや風貌で分かりにくいが、素顔は中々のイケメン。
性格
一言で言えば、大阪を心から愛する発言や振る舞いが目立つ生粋の関西人であり、特にタコ焼きやお好み焼きなどの「粉もん文化」を誇りに思っているらしく、大阪に関連する事を馬鹿にされるとすぐ怒り出す。また串カツに必要不可欠なソースがチューブになって泣きながら嘆く、などとにかく大阪愛が凄まじい。大阪文化を担う者にも愛着があり、美味なお好み焼き屋は褒めちぎり東京支店にも戦争中通ったりもする。
他にも「バカ」呼ばわりされても同様にすぐブチギレる(本人曰く「アホ」なら許せるらしい)等の沸点の低さや、攻撃を仕掛ける前に技の名前を言っては読まれて反撃を許してしまう等、どこか隙のある人物。 派閥トップの戸狩玄弥と二人きりで食事をした際は漫才染みた掛け合いをする辺り、彼とは良好な関係を築けている模様。彼も戸狩と同じく「赤森地区」という部落差別の地域出身であり、出身地が同じで戸狩と似たような経験をしてきたからこそ信頼していると推測される。
このように愛嬌のある一面が描かれて、悪役かどうか疑わしい場面を数多く見せているものの、天羽組に情報を提供していた大阪の情報屋である南原を「関東に魂を売った関西の恥」と断じて容赦なく惨殺するなど(本人曰くお好みの美味さ忘れてもんじゃに魂売った)、極道としての容赦のなさも見せていた。
能力
彼は「リアルパーフェクトヒューマン」を自称しており、戸狩の側近だけにパワーやスピード、タフネスや精神力は相当に高いレベルであり、まともな殴り合いでもあの紅林二郎と渡り合えるほどである。
自身の身体能力とセンスを持ってすれば、家庭用調理器具の泡立て器等すら武器にして見せており、受けた紅林さえ「ナイフだったら勝負にならない」と驚嘆させ、実際に刃物を使っていれば何回やられているか分からないと戦慄させた。
ナイフの腕前は至高の領域と称されており、正面切っての斬り合いならば天羽組最強戦力の一人でありあの殺し屋ピンクとの戦いに勝って見せた小林幸真相手に渡り合うほど。
風貌に違わず、打撃が当たる瞬間に首を捻って衝撃を流したりとテクニックもかなりのものであり、卓越したディフェンス力や驚異的な危機回避力も、小林相手に手負いの傷を受けながら致命傷を何度も回避して見せ、小林も「超一流」と認めているほどに優れている。
過去
戸狩と同じく赤森地区出身という理由だけで不当に差別されていたらしいが、戸狩や室屋柊斗に馬渕春斗(こちらは本人ではなく視力障害を持った親友)と異なり、過去の差別経験等に関して深くは語られていない。
伊集院茂夫・紅林二郎・一条康明・部南忠志と共に学生時代の部活歴がはっきりしている数少ない人物。伊集院たちは全員野球部だが渋谷は卓球部だったらしく、部活での経験はナイフ術に活かされることとなる。
街で有名なゴンタクレだったところをスカウトされたことで天王寺組に入門し、現在に至る(参照)。
活躍
- 2023年2月3日の動画(紅林二郎)
初登場。紅林のアパートの隣人である深道真津梨に誘われ大阪のリゾートバイトに来た紅林が借金を取り立てている舎弟をボコボコにした所で遭遇し戦闘に発展する。(ボケとツッコミを交えながら)凄まじい身体能力と天性の格闘センスで紅林と互角以上に殴り合い、武器を使った勝負では泡立て器を用いて主導権を握る。しかし、フライパンを使った紅林の攻撃で流れを絶たれ振出しに戻りそうなところで真津梨が消火器を発射したことで中断させられ一時は逃がしそうになる。すぐに追いつき戦闘再開する矢先で紅林が自身を抱えて道頓堀に投げ込まれそうになるも、すんでのところで紅林と一緒に濁ったドブ河に落ちた。その後は速やかに逃走した模様。
「おお、今の耐えるかタフやな ほな次は俺の通天閣アッパーをお見せする」
「阪神の優勝の前借りかぁ!? カーネル!」
なおこの年の阪神が本当にリーグ優勝と日本一を達成したことで渋谷は一部視聴者から預言者扱いされた。
冒頭で登場。戸狩と一緒に串カツ屋で食事している際に串カツのニ度漬け禁止のソースを共有する大阪の文化がもう感染症対策で二度と出来ないかもと言われ、涙を流しながら嘆いていた(その際に戸狩も泣くなと言ったが、本人もそれに堪えたのか涙を流していた)。
因みにそのシーンではどこか寂しそうな目をしながらソース入りのチューブで串カツにかけていたそうな。
「戸狩の兄貴…串カツのソースみんなで使うんもう出来へんのですかね?」
「ぬぉおおお!大阪の文化がぁあああ!」
- 2023年3月15日の動画(小峠華太)
若頭の大嶽徳史の指示で東京侵攻に参戦。その際に見せた大阪愛の暴走に室屋に突っ込まれてしまう。
戸狩と道中で別れ、天羽組が味方として引き込んでいる大阪の情報屋である南原の動きを察知する。大阪愛の強さによる理論に基づき、天羽組に与する南原を惨殺した。これにより天羽組は大阪での動きを把握できなくなったばかりか、他の大阪の情報屋も殺される事を恐れて協力を拒むようになったため、天王寺組は情報戦で優位に立った。同時に天羽組も臨戦態勢を整えさせる事にもなったが。
「大阪の良さをわかっていない東京もんは全員大阪に移住させます」
「大阪の人間が東京に関与するのはお好みの美味さ忘れてもんじゃに魂を売ったのと一緒や」
「裏切り者は絶対に許さん。くたばれ、大阪人の恥さらしが……」
- 2023年5月8日付の動画(小峠華太)
大嶽の指示で天羽組と繋がりが太く代替わりして日の浅い組として丸山組の組長である曽根と接触して協力を取り付ける事に成功した。丸山組から逃走する天羽組組長の天羽桂司や若頭の阿久津敏朗らより先回りして岸本隆太郎と共に待ち伏せ、銃撃と鉄球に加えガソリンによる放火で抹殺を試みるも、青山琉己の機転で未遂に終わる。
そして、青山との勝負に発展する。
- 2023年5月19日付の動画(小峠華太)
天羽組の狂人兄貴の一人である青山と激突した。
- 2023年6月16日付の動画(伊集院茂夫)
拷問ソムリエ・伊集院茂夫と激突した。
大阪にいたころに天王寺組としてミカジメ料を受け取っていて、渋谷自身もその店の常連であったお好み焼き屋チェーンの職人・谷中が、東京へ天王寺組が進出してきた先にあった支店の店長になったため喜んで通い詰めていたが、その谷中が、現地で暴虐の限りを尽くしていた未成年ばかりの新興半グレ組織「フィアー」にたまたま遭遇したことで目をつけられ、遊び半分に嬲り殺しにされたことを知り激怒。(東京進出した天王寺組のシマでフィアーが暴れていたこともあいまってか)フィアーの下っ端構成員を残虐に狩りながらそのアジトを突き止め、襲撃。そこで、息子殺しの犯人としてフィアーを嗅ぎ回っていた事で目をつけられ拉致されていた谷中の父を発見したことで怒りが極限に至り、谷中の父を守りながら、そこにいたフィアーの構成員らを片端から血祭りにあげる。
最後に谷中殺しの主犯である同組織のボス・涌井を手にかけようとしたところで、谷中の父に復讐依頼を受けてフィアー(さらに言えば涌井の)惨殺に動いていた伊集院が乱入し涌井を搔っ攫ったことで、ターゲット横取りとその闘気への強い警戒感から今度は伊集院に刃を向け、応戦でナイフを出した伊集院と切り結ぶことに。あの青山すら大苦戦せしめたナイフ捌きは伊集院に高く評価されるも伊集院はその斬撃を完璧にいなしきり、そのまま合気の投げ技で渋谷をコンクリの床に叩きつけ、戦闘に没入していた渋谷の気勢を寸断。改めて敵手の姿を認識したことで、初めて目の前の男が「有名な拷問士の伊集院」であることに気付くと、『谷中の父から伊集院が依頼を受け抹殺に動いた』ことを察し、刃を収めて涌井の始末を伊集院に託したのだった。
尚、涌井は灼熱ラックで全身を引き伸ばされ元の身長の3倍の長さになって死亡した。
- 6月26日の動画(戸狩玄弥)
半グレ制圧をミヤネ屋を理由に岸本に押し付けようとした後、戸狩過去編に登場。戸狩同様赤森地区出身(※)で出身のことを当時は頑なに喋っていなかったらしい。同じく赤森地区出身で差別を乗り越えた戸狩に諭され彼も差別を乗り越えた模様。
※同じ赤森地区ではあるが、厳密には戸狩が南部出身、渋谷は北部出身である。
- 2023年7月28日の動画(大嶽徳史)
よく行動を共にし、舎弟の中でも特に可愛がっていた岸本が飯豊朔太郎に殺されてしまった事に伴い葬儀を行った際は、誰よりも号泣していた。
天王寺組 リアルパーフェクトヒューマン VS 天羽組 最狂の戦士 最後の砦を担う漢の戦い
天羽組の武闘派達が攻め入った事を知り、天羽組事務所を襲撃している戸狩に変わって自ら陣頭指揮を取り馬渕と共に解決に乗り出す。
天羽組最強戦力の一人である小林が天王寺組構成員を斃しながら広い宴会場まで辿り着いた際、室屋や岸本を殺された怒りを抱きながら登場する。
岸本や室屋をやられた怒りを抱きながら戦闘に発展し、小林でさえ警戒せずにいられないナイフ捌きとディフェンス力を見せ付けるが、小林が円卓をぶん投げて来たところでジャンプ回避する。
しかし、それは小林が確実に渋谷を捉えるための一手であり、強烈な蹴りを受けて壁に叩きつけられてしまう。
それでも抵抗するが、小林のクリエイティブな戦い方の前に劣勢に追い込まれ顔を少なからず切り裂かれてしまうが‥
戸狩に代わって大嶽を守る自分が最後の砦を担っている重責を抱きながら、小林を葬らんばかりの気迫と咆哮を見せ付ける。
再びスタートを切り、ダメージを感じさせない強烈な攻めは小林さえ後退を余儀なくさせ、戦局を有利に傾けようとしていくが、思わぬ事が起きてしまう。
小林に隠れるように命じた天羽組舎弟の速水泰輝から銃による不意打ちを受けた事で完全に流れを持っていかれ、小林の実力と作戦の前に詰みかける状況だった。
強がる渋谷だが、戦闘が起きている事を知った馬渕の乱入によって助かり、自分は手負いながら二対一の有利な状況に持ち込むのだった。
馬渕と自身の二対一の有利な状況の中、小林は畳を盾やフリスビー代わりに使う戦法を取った事で五分に持ち込まれ、隙を作られた事で速水と共に外へ脱出する事を許してしまう。同時に小林が大嶽の下へ辿り付かれる事を懸念し、しばらく追走した後に部下と共に合流し小林と速水を迎え撃つ態勢を整えていく。
最終決戦 大将を守る最後の砦の信念を懸けた死闘
小林の音も無い奇襲を受けるが、勘で躱し切り部下と共に迎撃する。大嶽を守ろうとする天王寺組の人員は自分を含め皆優秀だったのもあり、応援を呼ぶチャンスを得る。
有利に立ち回る中、一瞬の隙を突くかのように小林は草木を渋谷らに投げつけて視界を奪う。奇襲されかけるが、ナイフで接近戦に持ち込む。それぞれの陣営が迂闊に手を出せない中、渋谷は圧されてしまう。
一度目で小林相手に互角以上に斬り合えていたのは、小林が速水に援護射撃させるために敢えて力を抑えていたに過ぎず、今度は本気にさせてしまった事で圧されてしまうのだった。
徐々に削られていき、正門で須永と撃ち合っている部下らに大嶽の防衛と小林の打倒に人員を回す指示を飛ばすも、須永の奮戦がそれを阻む。小林もまた集中力をさらに上げてきた事で反撃されるが、信じられない光景を目にする。
臨戦態勢を整え、部下に𠮟咤激励する大嶽の姿であり、大将を守らんと更に気合いを入れ直す渋谷と舎弟達だった。
天王寺組の若頭である大嶽が前線に入った事で、更に気合いを入れる渋谷達。小林に投げつけられた手榴弾を牽制しながらそれを捕まえ手前で爆発させる事で被害を最小限に抑える。小林は手榴弾の煙で奇襲をかけるも、大嶽参戦による天王寺組サイドの士気の向上に比例するかのように勢いを取り戻していく。
銃撃戦を脅威に感じた小林は隠れていた木に登って大嶽を狙い撃つ作戦に打って出る。小林は上った先で銃撃して陣形を乱れさせた後に再度懐に飛び込もうとするが、天王寺組の精鋭達によって止めて見せる。それでも早撃ちのスピードでは小林が勝り一人を戦闘不能にしてみせるが、その相手が倒れる寸前で小林の脇腹に鉛玉を叩き込む。
間を置かず渋谷が突っ込むが、僅かに頭を晒していた大嶽に小林の銃が襲う。そこを天王寺組の精鋭の一人である高槻が大嶽を庇うも、大嶽は肩に被弾してしまう。小林と再び斬り合う流れになるも、小林の大嶽を狙う素振りが渋谷の隙を容易く誘える状況になった事で徐々に不利になってしまう。それでも渋谷は大嶽を守るべく気力を振り絞り拳銃で反撃していき、大嶽らも援護射撃した事で小林を後退させる。互いの戦力が削れる中、ある人物が乱入する。
永瀬らをヤミ医者に担ぎ込んで戻ってきた天羽組の卑怯軍師・野田一だった。
天王寺組サイドも野田の加勢を痛く思うも、野田本人の傷も乗り込んだ時よりも酷くなっていた。
羽王戦争の引き金となった野田と大嶽、因縁深き二人が相対する中、一つの波紋を呼んだ。
突如銃声が鳴り響き、気づいたら自身の腹部に銃弾が浴びせられていたのだ。
それを浴びせたのは、ひたすら隙を突く事を待ち続けていた天羽組の舎弟である速水だった。
渋谷はそれでも執念で立って銃で抵抗して一旦退避する。
「あのボケどもをカシラに近づけん…」
「この命に代えても戸狩の兄貴の代わりにカシラを守る…」
「俺が最後の砦…なんや…」
自分が最後の砦であり、カシラである大嶽を必ず守り抜こうとする。しかし・・・
撃たれ斬られ続けた体はすでに限界を超えており、そのまま意識を落としてしまい、動けなくなってしまった。
微かに息が残っていると信じた大嶽は高槻に渋谷ら重体の構成員を闇医者に運ぶように指示し、自らが殿を買って出るのだった。
この時点で「渋谷が死んだ」等のナレーションがされていないためまだ絶命してはいないものの、予断を許さない状況となった。
- 2023年11月20日の動画(小峠華太)
- 2023年11月27日の動画(小峠華太)
羽王戦争編の最終回およびアフターストーリー。
大嶽徳史の指示で闇医者に運び込まれたおかげで何とか一命をとりとめることができたらしく、羽王戦争終結に伴い大阪の病院へと移送された。しばらくは安静状態だったが、アフターストーリーにて行われた大嶽の告別式の頃までには羽王戦争での傷が癒えたものと思われる。
- 2023年12月08日の動画(戸狩玄弥・渋谷大智・似鳥正男)
後半にて戸狩・似鳥と共に漫才的なやり取りを交えながら状況整理していた。
- 2024年03月13日の動画(戸狩玄弥)
ある意味ここまでが羽王戦争アフターストーリー。
大阪城にて行われた大花見大会で司会にお好み焼き作り、あとツッコミ担当として大忙しだった。
相変わらずソースにはこだわっており、本人がいない中で準備する舎弟達は漏れが無いかピリピリしていた。
同期である白石とは漫才的なやり取りを交わしていた。椎名に小林と戦った時のことについて聞かれた際は素直に実力を認めていた。
終盤では三國には相変わらず分からないポイントの使い方について聞いていた。
(涙を流しながら)「桜の下でお好み焼き 大阪に生まれて良かった…」
「MCの渋谷大智です!三國の親父 乾杯のご発声をお願いしまぁす!」
「ビールとたこ焼きと私!揃ったら最強!」
「仁志!お好み焼きに入れるモンはなんや!?」
仁志「愛しさと切なさと心強さです!」
「それ涼子や」
「完璧な出来やぁあ!」
「桜の下のお好み焼き!」
白石「渋谷くん お好み焼きは大阪人の太陽やね なかったら凍ってまう」
「お前誰やぁああああ! 凍るかぁああ!」
白石「いやいや 同期同期 今日もツッコミ全力やね」
「せやけど辛い戦争やったなぁ 渋谷が死んだらもう夢でしか会われへんやん」
「何言うとんねんお前」
「まぁ勉強なったわ 死にかけたけど」
「まぁ過去は過去や 親父が言うた通り前向いて進んで行かんとな」
「よっしゃ!まだまだ飲まなあかんけど 戸狩の兄貴 中締めお願いします!」
活躍(天王寺組シリーズ)
- 2024年4月13日の動画(本人)
シリーズ開幕回にして、城戸・浅倉・馬渕・戸狩に続き、天王寺組サイドで初の主役とメインナレーションに大抜擢される。
強打者として有名でファンの野球選手が絶不調に憤っていたが、その実態は半グレ組織が展開する野球賭博への加担の強制によるものと判明した。
強烈な怒りを燃やして馬渕とカチコミ、主犯と実行犯を他の構成員ともども壊滅した。
陣内に厳命され馬渕(及び渋谷に強制連行された似鳥)と共に堺市の半グレ組織である「真燐破」にカチコミを掛けた際、その場に居合わせた関東の武闘派半グレ組織である羅威刃の東雲竜政や秋元詩郎と激突した。
余談
アホは許せるけどバカは言うたらあかん言葉やろ
戦闘中に紅林が軽口のつもりで渋谷に対して「バカ」と言ったところ、渋谷はこれにガチギレしたというシーン。ほぼ同じ意味合いなのにもかかわらず「『アホ』はセーフで『バカ』はアウト」という、渋谷が唱えた一見不思議な主張の背景には関東圏と関西圏の文化の違いがあると思われる。
というのも、関東圏では「バカ」は割とフランクに使われる一方で「アホ」は場の空気が凍る侮蔑の言葉として避けられる傾向にあるが、関西圏では真逆で「アホ」の方がフランクに使われる一方、「バカ」は言い争いに発展するレベルの侮蔑の言葉として避けられているのである。 つまり、関東圏出身の紅林が軽口として言い放った「バカ」というワードは、関西圏出身で大阪愛の強い渋谷にとっては最大級の侮辱と捉えられたわけである。
また、『はじめの一歩』の作者である森川ジョージ氏も「『バカ』だと冷たく突き離す感じがするが『アホ』だとなんとなく柔らかくなる。 そうかだから弟子にはこの言葉なのかとあるアニメを観て気がついた」とポストを上げている。
関連項目
阪神タイガース、オリックスバファローズ…共に関西を本拠地とするプロ野球の球団。紅林二郎と大阪の道頓堀で戦闘した際に戎橋から川に投げ込まれた時、「阪神の優勝の前狩りか!?」や「カーネル!」と叫んだため、ファンである可能性が高い。余談だが阪神には渋谷と同じ下の名前を持つ「石井大智」投手が、2023年の日本シリーズで阪神と戦ったオリックスには紅林二郎の兄・紅林孝太郎と同音異字の「紅林弘太郎」内野手が在籍している。ちなみにこの二人は日本シリーズの3戦目と4戦目で対戦した(3戦目の対戦結果はバントフライで4戦目はセンター前ヒット)。
伊達英二…「はじめの一歩」に登場する元ボクサーで、元フェザー級日本チャンピオン。渋谷と同じように、相手のパワーを逃がすなど、相手の力を発揮させない技術の持ち主。