音符の「靑」は、すみきっているの意。きれいに搗いた米(精米した米)の意味や、すんだ心の意味を表す(新漢語林)。
大辞泉-せい【精】
- 心身の力。元気。精力。「―のつく食べ物」。(文例):「こう矢鱈に松ばかり並んで居ては歩く―がない」〈漱石・坑夫〉
- 人間以外のものに潜んでいるといわれる魂・霊魂。精霊。「森の―」。
- 細かく詳しいこと。また、そのさま。「―を尽くす」。(文例):「論文の―なるは智の洽(あまね)きにあり」〈田口・日本開化小史〉
- よりすぐってあること。まじりけがないこと。また、そのさまや、そのもの。
- 精液のこと。「―を漏らす」。