概要
原作遊戯王・遊戯王DMのエピソードの一つ。「王(ファラオ)の記憶編」とも呼ばれる。
デュエル描写は多くないがOCG場面カードのモチーフは多い。
本作のクライマックスで、連載初期から張り巡らされた多くの伏線が回収され、物語は終局に向かっていく。一見遊戯王のコンセプトから離れた作風に見えるが、実はこの記憶をたどる旅そのものがとあるゲームを模しており、「遊び(ゲーム)を用いて敵と戦う」という遊戯王の集大成と言えるエピソードとなっている。
アニメDM版ではストーリー上の決闘シーンも追加されたり、漫画版ではバトルシティ編以降フェードアウトしていく海馬瀬人も積極的に関わるなど原作を補完する形で改変が行われている。一方でカットされたシーンも存在する。
また、アニメスタッフが交替や人員不足となっており、度々作画が荒れていることでも知られる。特に200話の「動き出した闇のバクラ」は顎がやたら尖っていたり、海馬の動作の間に挟まれる一瞬のカットがイケメン設定を置いてきたような変顔に見えるため、回全体を通して「動き出した闇の作画」と揶揄されネタ的な人気を集めた。
あらすじ
バトルシティ大会を制し、ついに3枚の神のカードを手にした遊戯。
神のカードを童実野美術館の石版の前にかざすと、闇遊戯の人格は古代エジプトの世界へ飛ばされ、そこで王として君臨していた。
一方、表人格の遊戯たちも、闇遊戯の記憶を取り戻すために古代エジプトの世界へ飛び込んでいく。
古代エジプトの世界で暗躍する盗賊王バクラ、そして神官セトをはじめとするどこか見た覚えのある姿をした千年アイテムの所有者たち。
千年アイテムと王の記憶を巡り、遊戯たちの壮大な戦いが始まる…
記憶編モチーフのカード
※固有記事があるものののみ