概要
漫画『遊戯王』のアニメシリーズの第2作。全224話。
テレビ朝日系列の東映版遊戯王の時点で、原作の「マジック&ウィザーズ」(M&W)という名称が「デュエルモンスターズ」(DM)に変更されたため、本作でもその設定を引き継いでいる。
キャストは、東映版から完全に一新されている。
アニメ本編は、第1話原作の海馬初登場回と「DEATH-T」編の最終戦を合わせたオリジナルエピソードで開始し、第2話以降から「決闘者の王国(デュエリスト・キングダム)」編へと展開されている。
東映版同様、テレビ東京版でも原作の残酷でブラックな部分が変更されており、嘆くファンも少なくない。
※キースの死亡回避やペガサスの生存など(後に遊戯王Rに引き継がれる)
またアニメ本編では、原作では一部省略もしくは存在しなかった対戦者同士のデュエル回が設けられることもあったが、度々原作ストックに追いついてしまったため、幾度となくアニメオリジナルの回が放送された。
●デュエルモンスターズクエスト編(vs BIG5)
●ドーマ編(vsダーツ&ドーマの三銃士)
●KCグランプリ編(vsジークその他諸々)
などが代表例として挙げられる。
本作の最後を締めくくる闇遊戯vs表遊戯 通称「戦いの儀」において、原作では作者高橋和希氏の体調が良くなかったこともあり、本来の予定よりも短くなってしまったが、アニメ版ではアニメスタッフの頑張りもあって有終の美を飾る出来となっている。
※三幻神が3体すべて召喚されたり、過去のエースモンスターらが召喚されたりと、まるで同窓会のようだった。
なお、正式名称は遊☆戯☆王だが、pixivにおいては入力のしやすさから「遊戯王」が使用されている。
「遊☆戯☆王DM」、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」タグはあまり活用されていない。
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ストーリー
ゲーム好きの高校生の武藤遊戯は、ゲームショップを経営する祖父の武藤双六から、古代エジプトより伝わるという誰も解いたことがない千年パズルをもらった。苦労の末にこの千年パズルを解いたとき、闇に眠るもう1人の武藤遊戯が現れ、新たなデュエルが始まった。
登場人物
武藤遊戯(AIBO・表遊戯)/闇遊戯(ATM・王様)(CV:風間俊介)
アーサー・ホプキンス(CV:小高三良)
レベッカ・ホプキンス(CV:たがみかおり)
ジョン・クロード・マグナム(CV:郷田ほづみ)
ペガサス・J・クロフォード(CV:高杉Jay二郎)
闇のプレイヤーキラー(CV:かねこはりい)
マリク・イシュタール/闇マリク(CV:岩永哲哉)
イシズ・イシュタール(CV:島本須美)
イシュタール家先代長(CV:安崎求)
ヴィヴィアン・ウォン(CV:田中理恵)
セルゲイ・イヴァノフ(CV:吉川寛司)
ポール・マクレイガー(CV:松本忍)
大邪神ゾーク・ネクロファデス(CV:海津義孝)
光の創世神ホルアクティ(CV:深見梨加)
主題歌
オープニングテーマ
「voice」(第1話 - 第48話)
作詞・作曲 - 悠希 / 編曲・歌 - CLOUD
「Shuffle」(第49話 - 第80話)
作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 奥井雅美
「WILD DRIVE」(第81話 - 第131話)
作詞・作曲 - 永井真人 / 編曲 - 永井真人&WILD&DELICATES / 歌 - 永井真人
「WARRIORS」(第132話 - 第189話)
作詞 - 生沢佑一、IPPEI / 作曲 - 山下雄大 / 編曲 - 清水武仁 / 歌 - 生沢佑一
「OVERLAP」(第190話 - 第224話)
作詞 - Kimeru / 作曲 - 渋谷郁央 / 編曲 - 藤田宜久 / 歌 - Kimeru
エンディングテーマ
「元気のシャワー」(第1話 - 第48話)
作詞 - 松本隆 / 作曲 - 植野慶子 / 編曲 - 大平太一 / 歌 - 前田亜季
「あの日の午後」(第49話 - 第80話)
作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 矢吹俊郎 / 歌 - 奥井雅美
「楽園」(第81話 - 第131話)
作詞 - RUMIKO / 作曲・編曲 - SHOJI / 歌 - CAVE
「あふれる感情がとまらない」(第132話 - 第189話)
作詞・作曲 - 生沢佑一 / 編曲 - 生沢佑一、寺島良一 / 歌 - 生沢佑一
「EYE'S」(第190話 - 第224話)
作詞 - マイクスギヤマ / 作曲 - 生沢佑一 / 編曲 - 大島こうすけ / 歌 - 生沢佑一
関連タグ
【原作/アニメ/漫画】 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王5D's 遊戯王ZEXAL 遊戯王ARC-V
【TCG】 遊戯王OCG