「貴様等ぁ、今度こそ吹っ飛ばしてくれる!」
概要
第8話「救急戦隊活動停止」に登場。
身体中から針が生えた漆黒の姿をしており、更にその上から骸骨の意匠が全身を覆っている。頭の角も稲妻の形をしている他、武器である槍にも同じ様に稲妻の装飾がある。
その能力は避雷針となる全身からの針を周囲の物体に打ち込み、その針目掛けて雷を落とすという物であり、劇中では自身の能力による大規模な落雷で街を破壊しようとした。
活躍
上記の能力で街の破壊しようと行動を開始する。無論その最中にゴーゴーファイブが駆けつけるが、5人は乾総監の指示で自身との戦闘より救助を優先する羽目となってまともに戦わない。
これ幸いとばかりに自身の避雷針による落雷で人名救助に当たっていた5人も含め、大勢の人々を負傷させるも、レッドの不意打ちで右角を落とされたためにその場は止むを得ず撤退する。一方、巽兄弟はこの戦いで大勢の怪我人を出してしまった事で乾総監から責任を問われ、着装停止処分を課せられてしまう。
その後、街を破壊しようと再び動き出すと、着装できないマトイ達5人を苦戦させる。
しかし、乾総監への誤解が解けたために5人は再び着装が可能となり、冒頭の台詞を言いながら針で攻撃するが、ゴーゴーファイブの怒りの猛反撃の末にカラミティブレイカーを受けて倒される。
巨大戦ではビクトリーロボに雷を落とそうと針を打ち込むが、落ちた雷はラダーアームを伝って逆に自身を直撃してしまう。そうして負傷したところに止めのビクトリープロミネンスを喰らい爆散した。
余談
ライマの登場した第8話は、協力者である乾謙二総監の初登場回となった。
また、第8話放送日(1999年4月11日)の3日後には、日本中を震撼させた凶悪犯罪である光市母子殺害事件が発生している。
そして何の因果か、ゴーレッド/巽マトイを演じた西岡竜一朗氏の出身も山口県光市である。
声を演じた根本氏は昨年の『星獣戦隊ギンガマン』では札僧正の声を担当していた。翌年の『未来戦隊タイムレンジャー』では武器商人バンジャンの声を演じることとなる。