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Fate/GrandOrderのサーヴァント⇒黄飛虎(Fate)


原典では

中国の小説『封神演義』の登場人物。

7代前より殷王朝に仕える名家・黄家武将であり、鎮国武成王と呼ばれている。

妲己輿入れ後、どんどん堕落していく紂王を心配していたが、紂王(正確に言うと妲己一味)により妻の賈氏と妹の黄貴妃(紂王の側室でもある)が自害したことを知り、造反を決意。

当時、その王朝の暴政から殷と戦うことを決めた西岐の西伯公・姫昌(=のちの周の文王)の許に降り、開国武成王と名乗ることとなる。息子たちや弟、父親もこの時周に仕官している。

戦場では五色神牛に乗り一騎当千の活躍を見せるが、張奎との戦いで戦死。


その後東岳泰山天斉仁聖大帝に封神される。


藤崎竜版では

🟡CV:田中一成細谷佳正

🟡区分:天然道士

🟡武器:巨大鉄棒→飛刀


バンダナを巻き、顎に無精髭を生やしたワイルドな中年男性。かなりの巨漢であり、天然道士と呼ばれる、仙人骨を有する特異な人間。

年上年下問わず、彼と交友する者には兄貴風を感じさせた。


仙人骨のエネルギーが宝貝や術ではなく肉体そのもののエネルギーに回される「天然道士」であるため、スタミナ・タフネス・腕力や脚力といった体力面に関してはそこいらの仙人や妖怪を軽々と凌駕しており、さらに殷王朝の名門武家である黄家の長男として武術を磨き戦場でも戦果と武功を重ね「武成王」にまで上り詰めてきたこともあり、「純粋な武芸」に関しては人間界でも最高峰。剣や槍などさまざまな武術を修めているが、特に得意なものは棒術であり、紂王の幼少時代からの武芸指南役を務めていたころには、紂王にもその精髄を教え鍛えてきていた。


またその武技や怪力は徒手でも遺憾なく発揮されており、本気で握力を込めれば宝貝すら握り砕き、全力で殴るために振るえば、爆炎半径100メートルを優に超える普賢真人の自爆の大爆発に巻き込まれても死なない、妖怪どころか天然道士でもない人間出身の仙道としては異常すぎる肉体耐久力の聞仲ですら、こらえきれずぶっ飛ばされ血を流すほどの威力を誇る。


愛用武器・戦法

自身の上背すら上回る巨大な鉄の棍を殷にいたころから愛用しており、その一振りで城壁や岩くらいなら軽々と破壊してのけ、まともに叩き込めば並の妖怪程度なら一撃で叩き潰せる。


また、単行本第10部~12部の趙公明一派との戦いにおいて、将軍として殷に仕官していた(つまり飛虎にとっては元部下)妖怪仙人・余化との戦いで、飛虎に武器として提供された大剣の妖精・飛刀による幻術と不意打ちすらねじ伏せ、そのままその飛刀で余化を打ち倒して以降は、不平を漏らす飛刀を力ずくで豪快に従え、愛刀にして戦っていった。



戦法としては、そもそも彼個人が対軍・対城兵器クラスの(それこそ普通の人間同士の戦なら、一人で軍勢相手に無双可能な)戦士であるため、純粋な白兵戦が多い。

ただ、仮にも殷の最高軍事司令官という立場でもあり、決してただの力馬鹿ではなく、自身の戦闘においても(その身体能力を巧く活用した)搦め手を打つことも多く、その経歴と人生経験もあって精神的にも「大人」であるため、滅多な事では自身を見失ったりせず、平静を保って戦況分析や決断ができる。

無論、軍人としても確かな実績を上げているため、「兵を率いた戦」の指揮能力は確かである(軍の戦略は殷時代は主に聞仲、時代は太公望が振るっていたため目立たないが、現場指揮官としての能力は間違いなく一流であったと思われる)。


また、そうした思考や闘志を支える精神力も作中の人物としては人間界・仙人界問わずトップクラスの強靭さを持っており、紂王を筆頭に数多の仙道・妖怪・人間たちを魅了・洗脳し虜にしていった妲己の誘惑の術を己の気合のみで撥ね退け、妲己の輿入れ以降急速に腐敗していく殷王朝の中で数少ない良識派であり続けた。


こうした数々の点を考えると、天然道士の「宝貝や術に頼らず、己の身ひとつで仙道や妖怪を打倒しうる存在」という評価に恥じない、戦士としても将としても有能な実力者といえる。


ただ、彼がいかに超人的な身体能力や強靭な心身や柔軟な思考力を持っていたとしても、あくまで出来ることは「異能のない人間の延長線上」でしかないため、超大規模で発動する攻撃や奇想天外な効力の宝貝・術(自身への精神干渉系除く)、そして状況そのものを動かす策謀の類には対処がしきれず、捕まったり術中に陥ったりすることもしばしばである。



来歴


原作同様、初登場時はの鎮国武成王であった。

妲己を倒しに来た太公望を救い匿ってやり、無気力に陥った太公望に発破をかけた。

妲己の策略により妻賈氏と妹黄氏を殺されてからは周側につき、文王姫昌によって開国武成王に任命された。


殷にいたころ、聞仲とは気の置けない親友関係であったが道を違え、仙界大戦において対峙することとなる。

十絶陣での戦いで、聞仲と共に王天君の創り出した紅水陣に閉じ込められる。肉を溶かし骨を蝕む強酸を浴びながらも聞仲と壮絶な殴り合いを続けるが、遂に力尽きてしまう。しかしその熱いは聞仲の心を揺り動かし、「じゃあな! 後は頼んだぜ!!」と高らかに叫びその生涯に幕を閉じた。

原作とは異なり、息子たちより早く命を落とす結果となったが、その意思は周の戦士達に受け継がれていった。


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封神演義

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