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龍神剣

りゅうじんけん

青山剛昌の漫画作品『YAIBA』に登場する魔剣、風神剣もしくは雷神剣が「龍神の玉」の力で変化した両刃に龍の頭と翼の装飾がついた魔剣。
目次 [非表示]

風来のシレンシリーズに登場するドラゴンキラーの上位武器。→ドラゴンキラーを参照。

概要

主人公、鉄刃の愛刀である雷神剣富士山火口内にある試練の場で初代龍神(以降:龍神と表記)より授かった「龍神の玉」の力で玉に宿る力を十二分に発揮できるように変化した姿。対になる鬼丸猛の所持する風神剣でも同様の形状に変化する。


玉に宿る力とは富士山火口の試練の入口を閉ざす石版を開放するために必要な7個の特殊な力を宿した玉の内6つ(水・金・火・大・闇・氷)と言葉を話し他の玉の在り処や能力を知る「当」の玉に置き換わる飛行能力を基本の能力とする。

更に必要に応じて風神剣の波動や月からの侵略者であるかぐや一味の攻撃を防ぎ切るバリア機能や全ての玉の力を同時解放することにより龍の形状のエネルギーが玉より現れ、使用者を龍の口内に収める形で展開、その気になれば地球を塵にすることが出来る凄まじい威力の龍の咆哮のような波動を撃つことも可能となる。


使用者の体力・技量・発想に対し、ある程度柔軟に剣が応えてくれると刃に玉を譲った龍神は説いている。作中では鬼丸城から発射される鬼丸砲を咄嗟に防ごうとする動作から先述のバリアを開眼したり、今まで力を使うたびに玉の交換が必要だった各種能力を龍神剣の状態で強化された状態で使用するといったコンビネーション攻撃(例として氷の力で凍結させ機動力を奪ったうえで巨大化し動けない相手に特大の火炎玉を直撃させる)などの描写もある。


ただしあくまで龍神の玉が鉄刃に対し、玉の力を解放出来るように玉の力で彼の持つ魔剣を変化させている状態なので玉の力や体力を使い果たしたり力を抑えている時は元の雷神剣や風神剣の形状に戻ってしまう。

また鉄刃に玉を譲った龍神はそのままの状態で玉の力を解放出来ているので彼の持つ刀は龍神剣に変化したりはしなかった。


アニメ版『剣勇伝説YAIBA』では原作のかぐや編までの制作だったため、刃が所有した魔剣の中では最強の剣として描かれた(武器としては魔王剣に対しては黒星がついている)。


龍神の玉

作中でかつて月の女帝かぐやが龍の巫女に憑依し京の都で侵略と暴力による圧政を強いていた際、時の朝廷が「日の本の国に伝わる神宝」の一つとして万一用意できたなら献上する見返りに月に帰って欲しいという交渉材料として意見奏上し、かぐや側も戯れに承認したことで捜索が始まった。


当時は日の本の遥か南方に棲む龍が所持しているとされ、捜索に向かった武士はその龍に飲まれ落命したと都では話題になっている頃、命からがらその武士は玉を持ち帰り約束通りかぐやに献上した。

だが見た目がシンプルな緑色の玉に漢字で「龍」の一文字が書かれているだけのものであったため、当然偽物と判断され献上した武士に投げつけたかぐやは証拠を見せよと告げ、武士もその要求に応じて力を解放し龍神として覚醒(曰く、「龍神の玉とは降魔の玉」=魔性を滅ぼす玉とのことでその姿と迸る力の由来をかぐやや朝廷の公家衆に説いている)。戯れに憑依した巫女の体ではかぐやは十分な力を発揮出来ずその状態で龍神に憑依の要である頭上のうさ耳を切られて分離できなくされたことで老衰による死亡を防ぐため1000年後に現れる次代の巫女出現までかぐやは月に撤退、この事件が真実を隠す形で改ざんされ後世に伝わった内容がYAIBA世界のかぐや姫伝説となる。


しかしその恐ろしいまでの力がある龍神の玉の悪用を恐れた龍神は以降人前から姿を消し富士山火口の奥底に玉の力で試練を築き、万一かぐやが1000年間生き延び再侵攻してきた時の備えとした。

また龍の力を秘めた玉の伝説として、出力を抑え力を分けた7つの玉を人の世に遺した。この遺された玉については鉄刃一行以外にもYAIBA世界の伊達政宗松尾芭蕉は天下取りのために玉の捜索を行っている。


関連タグ

YAIBA

雷神剣風神剣…ベースとなっている魔剣。

覇王剣…上記2振りが合体した真の姿で真名が判明するまでは「風雷剣」と呼ばれていた。

魔王剣…龍神の宿敵となるかぐやが作成した悪の力を用いて星を破壊する力を持つ暗黒の魔剣。

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