概要
『スーパーマリオシリーズ』に登場する敵キャラクター。
K・KでもK.Kでもなく、最新版では二か所にピリオドが付く「K.K.」が公式表記である(KK表記やケーケー表記の時もある)。
英語名は「Sumo Bro(スモウブロス)」で、日本語名からは分かりにくいがれっきとしたハンマーブロス系列の敵。
スーパーファミコンソフト『スーパーマリオワールド』で初登場。太い体型をした力士カメ。
公式イラストでは禿げ頭だが、ゲームでは角があるため踏むことができない。ブロックの上に現れ、すり足で少し移動し、四股を踏む。
四股を踏むと雷が落ち、地面が燃え上がる。下からブロックを叩くか、マント攻撃で倒すことができる。
その後しばらく音沙汰がなかったもののWiiUソフト『NewスーパーマリオブラザーズU』にて22年ぶりに復活した。
ロックさんみゃくにある砦にのみ登場する。より仕草が力士らしくなった。
今回は攻撃エフェクトが雷が地面に落ちたあとしばらく地を走る形になったため、炎柱は立たなくなった。
従来どおり下から叩くか、アイス攻撃で凍らせてからのヒップドロップ等で倒せる。
その後、カメックの魔法により巨大化したものが砦のボスとしても登場する。
ボスのほうは肩に縄の飾りをつけており、土俵入りする時の横綱みたいな見た目になった。
四股を踏む際に地震を起こすようになるため、ジャンプを怠ると走る電流の餌食になる。
また電流は画面端まで届く。ジャンプ力もあり、すばやく足場を移動するため足場の上は基本的に危険地帯。
しかし、すり足で移動する待機時間が長いため、落ち着いて対処すればそれほど怖い相手ではない。
それでも、複数人で挑んでいる場合はお互いが邪魔しあってミスを起こしやすい相手である。
K.K.の由来
四股を踏んで雷を落とし、空手のポーズで威嚇するという特徴から、サンダーストームという名称の技を持ち、空手の経験がある元横綱のプロレスラー「北尾光司」が元ネタではないかと推察されている。
公式設定としては『ペーパーマリオオリガミキング』に登場するオリビアが「カミナリきょうだい」の略と推察している。