概要
2023年から「DaFuq!?Boom!!」ことAlexey Gerasimov氏がSource FilmMakerにて制作し、Youtubeにて投稿している、1エピソード約30秒~5分程の3DCGのアニメーション動画。(最近では総集編等で10分超えの動画もある。)
内容は、トイレから人間の頭が生えたクリーチャー「スキビディトイレ」と、それに対抗する機械の顔をしたアンドロイド達、The Alliance(アライアンス)とのバトルを描いたアニメーションである。
初期(第1話~第6話)はネットミーム等を用いたネタ動画であったが、第7話に異形頭のカメラマン達とのバトル動画を投稿して以降そちらが人気を博し、現在ではバトルアニメーション路線となっている。
又、人気はアライアンス達の方が高く、pixivのイラストも多く存在する。
投稿後から人気を拡大し、再生回数1億回、ショート動画ver.では3億回以上を突破するエピソードも現れるなどしている。
現時点の最新話は第74話で、更にはこの作品を原作としたファンメイド作品やモバイルゲームが存在する。
登場するキャラクター
スキビディトイレ
タンク付き洋式トイレから人間男性の頭を生やしたクリーチャー。
様々な種類があり無数に存在する。基本的にレバーを引いて水を流すと頭が流されてしまい撃破される。
また、常に自分たちの種族を賛美する歌を歌うが、これを聞いた人間はスキビディトイレになってしまう可能性がある。
歌の元ネタはビーザー・キング(Biser King)というアーティストの楽曲「Dom Dom Yes Yes」のリミックス版。
アライアンスと敵対している。
詳しくは「スキビディトイレ」を参照。
カメラマン
スキビディトイレと同じく第1話(フルスクリーン版にて確認可)から登場している。アライアンスに加盟しており、スキビディトイレ達と敵対している。
その種類も豊富で、「ノーマル」「ラージ」「タイタン」「ウーマン」などの様々な別個体のカメラマンが存在する。
動画内の一人称視点のシーンの撮影者は基本的に彼らである。
詳しくは「カメラマン(Skibidi_Toilet)」を参照。
スピーカーマン
(他にもイラスト募集中)
第24話以降から登場する、顔がスピーカーになっているアンドロイド。
アライアンスに所属し、カメラマンやテレビマンと手を組んでスキビディトイレを殲滅している。
顔からは通常の音や音楽に加えて爆音を出すことが可能で、爆音を利用しナイフ等の物を飛ばしたり、スキビディトイレを吹き飛ばすことができる。
彼らもカメラマンと同じく「ノーマル」「ラージ」「タイタン」「ウーマン」などの別個体が存在する。
詳しくは「スピーカーマン(Skibidi_Toilet)」を参照。
テレビマン
第39話以降から登場する、顔がテレビになっているアンドロイド。
アライアンスに所属し、戦闘やカメラマンとスピーカーマンの支援を行っている。
顔のテレビ画面から様々な効果を持つ光を出す事が可能で、これらを駆使しスキビディトイレ達を殲滅している。またテレポートが可能。
彼らも「ノーマル」「ラージ」「タイタン」「ウーマン」などの別個体が存在する。
詳細は「テレビマン(Skibidi_Toilet)」を参照。
アストロトイレ
スキビディトイレ軍に所属していたが、とある理由により造反したとされるグループ。アライアンスとも敵対している第三勢力。
知能や戦闘力が極めて高く、近未来的な装備で武装している。
またノーモーションでのワープが可能で、個体によっては超高速移動やレーザー攻撃、バリアの展開などを行う。
詳しくは「アストロトイレ(Skibidi_Toilet)」を参照。
人間
第1話から登場しているただの人間。市民や軍人、研究者等が居るが、大半がモブキャラクターである。
物語の主軸がアライアンスやスキビディトイレであるためストーリーに絡む事は少なかったが、最近では物語の秘密が明かされると共に存在感が増してきている。
詳しくは「人間(Skibidi_Toilet)」を参照。
シークレット エージェント (Secret Agent)
第45話冒頭で初登場した、製作者であるDafuq!?Boom!氏のアイコンの人物と似ている謎の人間(?)。
Half-LifeにおけるG-manの様な雰囲気を持ち、作中での立ち位置にも類似性がある。
現れるエピソードはまちまちで、行動理由や目的も不明だがストーリーの根幹に深く関与しており、作中の最重要キャラクターの1人である。
詳しくは「シークレットエージェント(Skibidi_Toilet)」を参照。
余談
・同じ作者の投稿動画の中には、ロシアの大統領に似てる人物や第44代~第46代のアメリカの大統領に似てる人物達がトイレから顔を出したミーム動画も存在する。
見た目はスキビディトイレなのだが、本編との関連性は不明。
・キャラ名等はファンが呼称するものが多いが、味方陣営であるアライアンス(Alliance)という名前は実は公式名称である。(公式ストアから)
・著作権保護のためか、フルスクリーン動画では音声が一部消えていることが多々ある(特に39〜45話)他、用いられる楽曲も異なる場合がある。
・実は「Dom Dom Yes Yes」のアレンジの出処はSkibidi Toiletが最初ではなく、「skibidi bop yes yes yes」という同じ作者の動画である。(skibidi bop yes yes yesで歌っている人間(恐らくHalf-Lifeのキャラであるmale07)が第1話のスキビディトイレの元ネタ。)
・世界的に有名になった結果、有名な雑誌「Forbes」からのインタビューを受けている。
シリーズが作られた理由としては、作者のDaFuq!?Boom!!氏は「トイレから頭や手が出ている」悪夢を繰り返し見たのがきっかけだ回答している(実際、"トイレ+人間"という組み合わせは他の作品にも見られる)。
また、「物語の大体の流れは既に最後まで考案しているが、その過程は凄まじいものになるだろう」と示唆している。
・Forbes以外にも、海外のYouTuberからもインタビューを受けており、そこでは裏設定や今後の展望、新しいキャラクター(ネタキャラ含む)、このシリーズがいつまで続くのかといった重要な事柄を話している。
・作者によって服飾品やタンブラー、ノートブックといったSkibidi Toilet関係の商品が公式ストアから展開されている。
また、こちらのニュースサイトに、Bonkers Toysという企業と複数年のライセンス契約を締結し、今後公式の玩具を展開する予定であることが掲載されている。
※しかし、現時点では公式サイトのグッズ以外は全て非公式の海賊版であるため、それらの購入は推奨されない。
・最新動画の公開が近くになると、公式ストアのホームや公式Instagram、discordにリーク画像や文章が公開される。
最近ではXの公式アカウント(不具合の際に利用する非常用)で公開することもある。
※トロールリーク(ジョーク)もあるが、それらにも本編に関連した要素が含まれていたりする。。
・第74話に鉛筆とドリルと時計が登場していることから、ファンメイド作品の作者(特にDom Studio氏)達とは良好な関係性だと思われる。
関連動画
ショート版
フルスクリーン版
関連タグ
外部リンク
- DaFuq!?Boom!!氏のYouTubeチャンネル
- dafuqboom!!氏の公式ストア
- Skibidi Toilet wiki(英語版)
- Skibidi Toilet wiki(日本語)
- トイレ型ゾンビと激闘をくり広げるCGショート動画「skibidi tilet」がゲームアプリ化
- 海外で有名雑誌であるforbesにてDaFuq!?Boom!!氏がSkibidi Toiletについてインタビューを受けた際の記事。(捉え方によってはネタバレが含まれてるいる可能性があるため注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り(多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り2(多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り3(多大なるネタバレ注意)
- 海外YouTuberと作者とのやり取り4(特に多大なるネタバレ注意)