「適当に、適当に~」
プロフィール
人物
アビドス高等学校3年生。同学校の対策委員会の委員長を務める、アビドスにおける実質的な生徒会長。
元々副会長を務めており、他の同年代が居なくなったため、なし崩しに繰り上がった形である。
年齢に不釣り合いの非常に小柄な体型で、ピンク色の長い髪の頭頂に一本の巨大なアホ毛を持つ。
公式絵は左目を閉じているので分かりづらいが、右目は黄色、左目は青のオッドアイ。その他八重歯が生えている。
同メンバーの中では最年長なのだが、「ふぁ~、適当にやろうよ~ ゆとりが大事なんだから~」と、めんどくさがりな性格・言動が目立ち、真面目なセリカ辺りからはよく怒られている。
自分のことを冗談半分におじさんと称しており、プレイヤーからも「おじさん」や「ホシノおじさん」なる愛称で呼ばれる事が多い。
魚などの水に棲む生き物が好きで、わざわざ遠方までアクア関連のホビー雑誌を買いに行くほど。いつかは自分の水槽で魚を飼ってみたいらしい。
それら好きなもので白熱すると、(通常版のメモリアルロビーのように)普段のゆるい喋り方から一転した早口になる所も。
表向きは上述通りの性格だが、芯の部分では清濁併せ呑む達観した年長者であり、必要とあれば無茶もするが逆に後輩たちの暴走が超えてはいけないラインを超えそうになった時はしっかり諭したりもする。
また先生には気楽に接してはいるものの、昔から悪い大人に騙され厳しい状況にさらされ続けたためか、現在でも他の大人に対しては不信感を抱いている。
何か特異性のある存在らしく、彼女の身柄を狙っていたゲマトリアの黒服は「(自分達が把握している中で)最も強い神秘を宿す生徒」と語っていた。
栄えあるメインストーリーVol.1「対策委員会編」では、後輩達と学園を苛む様々な問題に対処していたが、先生の助力で進んだ調査の結果、最早自分達ではどうあっても解決不可能な段階に陥っていた事実を知る。
それでも学園や皆を守ろうと、独断で黒幕のカイザーPMC(+黒服)に己が身を売り渡してしまう。だが彼らが約束を守るはずもなく、実験材料として拘束されたまま、より直接的な略奪に晒されるアビドスを見て失意の底に沈む結果に。
しかし先生と対策委員会一堂が、それまで関わった他校の面々の助太刀を受けて突入し、彼女を無事に救出。
先生によって対策委員会の公認化や各種取引の違法性も証明され、生徒会長の座に付くことは固辞したものの、元通りの学園生活へ戻れることとなった。
その後メインストーリーVol.3「エデン条約編」にて再登場。アリウス分校に対抗し先生とゲヘナ・トリニティ連合、そしてヒフミを支援すべく、謎のアウトローの姿で揃って駆けつけた。
メインストーリーFinal.「あまねく奇跡の始発点編」ではシロコが行方不明になってしまったことを知り、先生の要請を断って自ら探しに行こうとしたが、ノノミの制止で先生を信じて要請に応じ、虚妄のサンクトゥム攻略作戦に参加。アビドス砂漠に出現した虚妄のサンクトゥムの攻略には便利屋68と共同で当たった。
その後、シロコ*テラーとの遭遇を経て、事件の真相を明らかにし、シロコを連れ戻すためにアトラ・ハシースの箱舟に飛び立つメンバーに同行した。その際、シロコ*テラーが「何か違う」と、シロコ本人でないことを見抜いた。
過去
メインストーリーでヒナと遭遇した際に「一年生の時とはずいぶん変わった、人違いじゃないかと思う程に」と言われ、当時のゲヘナ情報部に要注意生徒としてリストアップされていたらしく、現在の様になったのは一年前にあった何かしらの「事件」が切っ掛けとなっている様である。
その当時のホシノは目つきが鋭く髪もショートヘアで、触れれば火傷してしまいそうな雰囲気を纏っていた。
また、ノノミ曰わく、ノノミが初めてホシノと出会った頃は「常に何かに追われているようだった」そう。
「4th PV」ではこの頃の姿で何かを無表情で覗き込む姿が登場していた。「4.5th PV」では爆破されるビルのカットの後、この当時の姿で登場する。
ユメとの関係
※ユメ(ブルーアーカイブ)の記事も参照のこと。
前述の通り、かつて存在したアビドス生徒会では副会長を務めており、会長だった「ユメ先輩」とたった二人でアビドスを救おうとしていた。
また、ユメの遺体を発見したのもホシノであり、先述の4th PVのシーンはその時のものと思われる(「PHT決戦」より)。
当時のホシノは楽観的なユメに半ば呆れていたようで、アビドスの生徒会長として自覚を持たせるために彼女がくれた「アビドス砂祭りの昔のポスター」を目の前で破り捨てるなど、あえて厳しく接するときもあった。
一方でホシノにとって大切な人であったのは確かであり、自分の部屋にはユメとの写真が飾られているほか、先述の破り捨てた「アビドス砂祭りの昔のポスター」と思われるポスターがテープで貼り付けて復旧された上で壁に貼られている(ティザーPVより)。
また、シロコが行方不明になった際には、ユメが行方不明になったときのことを思い出してかなり動揺していたほか、シロコ*テラーがホシノ達の前で泣きじゃくる姿を見たときには、別時間軸で「大切な人たち」を失ったシロコ*テラーを「ユメを失ったときの昔の自分」と同じ目をしていると評した。
なお、ホシノの現在の髪型や服装はユメと同じスタイルになっており、また現在のホシノが使用している盾もユメの形見なのでは?との推測もある。
真偽のほどは不明だが、もしかするとホシノは彼女の真似をしているのかもしれない。
また、ホシノが生徒会長になることを頑なに拒否していることにも関係があるのかもしれないが、詳細は明らかになっていない。
衣装
水着
「こっちおいでよ先生〜 、結構涼しいよ?」
3rd PVで先行登場後、イベント「リゾート復旧対策委員会」で本編にも登場した。
言動はいつも通り飄々としているが、そこかしこに先生に対しての信頼がうかがえる。
限定ガチャにも実装されたが、実施はイベント終了後のタイミングだった。一応、次のイベント「出張!百夜堂海の家FC計画」にも引き続き登場しているが。
ファンからの愛称はもちろん「水着おじさん」。実装時のSNSでも「水着おじさん」がトレンド入りしたくらいだった。
2023年7月18日(海の日)の「ん、先生、ちょっと時間もらうね。」海の日特別編ではノノミと共に登場し、途中でこの姿に着替える形で3Dモデルが披露された(なお制服の3Dモデルも初登場)。
武器
固有武器「Eye of Horus」のモデルはベレッタ1301 Tacticalのピストルグリップモデル、折り畳み式の盾も携行している。
1301はセミオートのショットガンだがアニメPVではミスなのかポンプアクションで射撃を行っている。
おそらく参考に用いたエアソフトガンがそのような構造だったためのミス。エアソフトガンの場合、コッキング式では実銃がセミオート式のものでも多くはポンプアクション式のように射撃を行う構造となっている。
盾は三つ折りとなっており、畳んだ状態ではカバンのようにスリングを付けて携行可能。展開時には裏側にはシェルホルダーがあり、予備弾を保持できる他、オフィシャルアートワークスでは拳銃(銃種不明)も格納されているのが確認できる。
EXスキルで最後の敵にとどめを刺して任務に成功すると役割を果たした盾を落とす細かい演出があり、地味にかっこいい。
性能
通常版
「盾だよ、集まって~」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 貫通 | 重装甲 | STRIKER | FRONT | タンク | SG |
EXスキル「戦術的鎮圧」はゆっくりとターゲットに向かって前進し扇状に5回発砲するというもの。さらにスキルレベル3で一定時間の気絶の追加効果を持ち、サブスキル「鎮圧のベテラン」によりシールドとの連携効果も持つ。
ユウカやツバキのような回避スキルは持たず、高い防御で敵の攻撃を受けきって後方の味方に起点を作るのが主な戦法。ノーマルスキル「応急手当」によりピンチ時に一度だけ体力を自己回復出来る。そのような運用方式から装備の中でも特にカバンが重要で、防御数値が1000加算されるT4(Lv40)になってからがタンクとしての本領発揮になる。
パッシブスキル「対策委員会の部長」は単純に防御力を上昇させるもので、装備品を★2にすれば「対策委員会の部長+」にグレードアップされさらに硬くなる。
欠点としては本人も気絶状態に弱いというものがある。特に高レベルの対重装甲任務で登場するヘルメット団の軽戦車の砲撃に気絶付与があるため、EXスキルが途中キャンセルになることも珍しくない。雷ちゃんやペロロ様などのデコイを使って気絶させる隙を与えないようにするのも手である。
水着版
「せっかくなんだし〜」
初期レアリティ | 攻撃 | 防御 | 役割 | ポジション | クラス | 武器種 |
---|---|---|---|---|---|---|
☆☆☆ | 爆発 | 特殊装甲 | STRIKER | FRONT | サポーター | SG |
味方への強力なバフを行えるのが特徴。
EXスキルでは攻撃力と爆発特効を上昇させるため、爆発属性との相性が良い。
このスキルのバフは他キャラクターのEXスキルと重複するので、遠慮なく使っていこう。
サブスキルでコスト回復力を高めてくれるのも非常に強力。EXスキル発動中のみという条件はあるが、最大強化で684と破格の数字になる。
他のコスト回復持ちキャラクターと組ませれば、凄まじい回転率でEXスキルを使えるようになる。
上記の点から、最強クラスのキャラクターと言える。
残念ながら限定キャラのため、特定の時期でないと入手不可。
余談
動いてないのに暑いよ~…
イベント「リゾート復旧対策委員会」のイベントページで発言したセリフ。
このセリフは一種のミームとなり、音MADが多数作られるようになった。
ちなみに、2023年1月の「ブルアカふぇす!」では、「動いてるのに寒いよ~…」と言っている。
(ホシノのメッセージは8:37から)
1.5周年記念のショートアニメ
おそらくは上記のリゾート復旧対策委員会イベントの直前だと思われるが、水着やキャンプ用品を買いにセールを狙ってデパートにアビドス高等学園の対策委員会メンバーと共に(引きずられるかのように)やってきていた。
デパート内にて二手に分かれ、ノノミと共に水着を選びに来ていたがセールの混み具合に唖然としていたところで百鬼夜行連合学院のメンバーと出会い、朗らかに交流をしていた。
その際に混み合うセール会場で凄まじい動きで水着を手に入れるイズナを見て「おそろしくはやい動き。おじさんでなきゃ見逃しちゃうね」と語るが……ネタとして呟いたのか、本当に傍にいたノノミでは見逃すレベルではやいが、ホシノでは見逃さない程動体視力等が優れているという意味なのかは不明。
その後、原因は不明だが突然デパート内の警備ロボットが暴走し、デパート内にいた対策委員会メンバー、百鬼夜行のメンバー、そして補習授業部やゲヘナの風紀委員会メンバーと共にこれを鎮圧した。
同アニメ内ではヒナがホシノのことを名指しで気にかけたり、ふたりが共闘する熱いシーンが見られる等、9分という短い時間の作品でありながら、まるで主人公であるかのような見せ場の多さであった。
beautiful day dreamer
「その素晴らしい肩、やるねぇ。ねぇ、おじさんたちと野球やらない?」
ゲーム開発部をメインにしたショートアニメだが、こちらにも登場。
何気にどちらのショートアニメでもセリフありで登場した唯一のキャラ。モモイの投球を見て、ゲーム開発部を野球に勧誘した。試合中はベンチでダベっていたが、タイムの判断はちゃんとしている。
中国版予告ショートアニメ
「えぇ~!?嘘でしょ~?おじさんもう予告PV公開しちゃったんだけど…」
中国版の予告で公開されたショートアニメ。bilibiliで公開されたため、グローバル版はおろか日本版のYouTube公式チャンネルにも無い、知られざるもう一つのショートアニメ。中国語版が存在し、声優が異なるのも特徴(他はグローバル版でも音声は日本語)。
2つに分かれた構成になっており、もう一つのショートアニメとして公開された動画がホシノのいうPVだったらしいのだが、セリカがなぜか巨大化した怪獣のような扱いをされ、挙げ句某7つ集めると願い事が叶う玉の出てくる漫画だったりある同じあだ名を持つ者達の奇妙な冒険を描いた漫画だったりをネタにしていたという設定にしてあるなど色々とツッコみどころが満載。
なお、便利屋68を主役にしたショートアニメもある。
モチーフ
黒服からは「暁のホル……」(恐らくホルス)と呼びかけた事や、古代エジプトのホルスの目では、右目が太陽(ラーの目)の象徴。左目が月(ウアジェトの目)と象徴されている事から考察すると、ホシノの右目は黄色で左目は青目のオッドアイなのも、右目の黄色は太陽、左目の青色は月を表しているのではないかと考察し、この事からホシノのモチーフは「ホルス神」ではないかと推測される(固有武器の名前も「Eye of Horus(ホルスの目)」で、盾にも「IRON HORUS」と書かれている)。
また、ホシノの盾はユメの形見でないか?との説がある一方で、過去の描写でも盾には「IRON HORUS」と書かれている。ホルス神は「大ホルス」と呼ばれる神(ラーの息子)と「小ホルス」と呼ばれる神(オシリスとイシスの息子)の二柱が存在することから、ユメとホシノの二人で大ホルスと小ホルスを表しているのではないか?とも言われている。
また、古代エジプト王朝では代々のファラオがホルスの化身と扱われていた時代があり、ホルスという神格は次代のファラオへと継承されていく王権という側面があった。この継承される神格という側面を表していた可能性もある。
関連動画
PV
水着版のPV。ナレーションはホシノ=花守ゆみり。