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柔王丸

じゅうおうまる

漫画「プラレス3四郎」の主人公「素形3四郎」のプラレスラー。本作のもう一人の主人公ともいえる存在。
目次 [非表示]

概要

主人公「素形3四郎」が製作したプラレスラーで、プラレスラー側の主人公的存在。


vsブラッディーX


赤色のJの字のはいった白いヘルメットに、上半身には柔道着の様な道着を着ている。ヘルメットの後ろ襟足からは腰まで届く長い髪が出ている。これらの道着及び髪は、試合中に受ける衝撃を緩和させる役割がある。

初期型

元々初期の柔王丸は、ナカマプラモのジュニアヘビー級相当のプラレスラーキットの試作品がベース。

プラレス3四郎/柔王丸初期型

ナカマプラモで行われた笹本悟のプラレスラーザ・魔人との戦いで初陣を飾り、修復を受けつつ辛勝。

この時の、FRP製プラパーツの重量と耐久性の問題を解決すべく、プラパーツをセラミック製に換装し強化している。

のちに、プラレス第1回日本選手権等で黒崎玄剛マッド・ハリケーンらと死闘を繰り返した。

中期型

プラレス3四郎 アニメ40周年!

荒巻多作ブラッディーXと非公式で決闘する事になり、その際に強化され、内部構造を全面的に改良。運動性を向上させている。

更にメタル製の手足の外装パーツを装着。エアーの噴射装置を手足に内蔵し、空中での姿勢制御などに用いている。

ブラッディ―Xとの戦いには辛くも勝利するも、破壊され、3四郎による全身38カ所の改良をうける事になった。

後期型

無冠の帝王PMPファイトッ

改良後の柔王丸は、ヘルメットに赤い装甲が追加され、肘から先と脛から下にも装甲が追加された。これらはメタル製の追加装甲であり、防御力を倍増させた。

改良後の初戦となった第2回プラレス日本選手権で、黒崎玄剛のミステリアスΣと初戦を戦った際に、リニアモーターを内部に仕込むといった新機能を披露した。

第2回プラレス選手権決勝では、エル・ウラカンとの激闘の果てに大破し、選手権後に再戦した際には音声入力に対応した。


ウラカンⅡとの戦いに際しては、腕部の姿勢制御フィンを円形に展開させ、対打撃用円形シールドに変形させる機能を追加した。しかしウラカンⅡにあっさりと破壊されてしまう。


タッグ選手権後は、通常のプラレス以外の環境(水中や無重力空間)に対応した柔王丸Sへと強化・改良された。


柔王丸S(スペース)

タッグ選手権後、謎の男『御前』の手先が操るモンスーン5号の自爆で破壊された柔王丸を、強化改良を施して復活させた姿。外装のプラスーツやメタル製装甲など、それまでの柔王丸とはかなり異なる外観を有している。

後に大貫条也の、対キング・ボヘミアン戦で初戦を飾る。

最大の特徴は『マルチ対応型』、すなわち『追加装甲・装備を装着する事で、あらゆる状況に対応する事が可能』な点。

劇中でも、対キング・ボヘミアン戦の中で追加装備を手足に装着し、真なる柔王丸S(無重力空間対応形態)になり、立体的な戦いを見せた。今まで体内に内蔵されていたエアー噴射装置は、この追加装備による外部装着式に変更されている。

3四郎が言うには、この追加装備を変更する事で、水中戦用の柔王丸M(マリン)、空中戦用の柔王丸Sk(スカイ)にもなれるとの事。


後にプラリンピアでは、プラリンピア仕様の外装になっていた。そのデザインは、元の柔王丸に近くなり、古代ローマの闘士を彷彿とさせたものになっている。装着している兜や籠手もローマ風のそれである。


※主人公的存在のプラレスラーながら、プラレスの激しさの体現の為か小破は当たり前、プラレス選手権決勝では2度とも大破している。またタッグ選手権の際は爆破され途中棄権している。


※原作では、第1話のザ・魔人との試合の途中から柔王丸の目に瞳が描かれるようになっている。その後は瞳があって、人間らしい表情をするのが当たり前のように描かれている。

これは実際にそういう表情を浮かべているのではなく、3四郎が柔王丸に思い入れがあるために『そういう表情を浮かべている』ように見えているに過ぎない(なので第三者が見たら、ロボット然とした無表情な顔のままである)。


番外

以下は、劇中には登場していないタイプ(妄想や夢の産物、および未採用に終わったものなど)。

  • 強化パーツ装着型

ウラカンⅡがマッド・ハリケーンと往来で対戦した際、完膚なきまでに破壊した様子を見て、焦った3四郎が行おうとしたもの。頭部に刃、手足にスパイク付装甲など、直接的な攻撃用強化パーツを用意し、それらを装着しようとしていた。制御プログラミングも変更していたらしい。

柔王丸を破壊されたくないという焦燥感から、3四郎はこの改造を実行しかけていた。しかし今日子から一喝された後、「(こんな改造されて)柔王丸がかわいそうよ」と泣きつかれた3四郎は、考えを改め、改造を取りやめる。

強化パーツはそのまま捨てられたが、単行本の一ページには、これらのパーツを装着した柔王丸が描かれている。

  • ウイング装着型

タッグ選手権後、柔王丸をいかに強化・改造するべきかを思い悩んでいた3四郎が、眠りに落ちて夢の中で見た幻の強化型柔王丸。

夢の中では、3四郎は自分自身が柔王丸になっており、別惑星上でクラスメイトの女子が襲われるところを助ける(今日子も、女戦士姿で登場)。しかし上手く動けず、ピンチになったところに柔王丸が現れ、敵を一掃した。

この時現れた柔王丸は、天使のように背中に翼を装着しており、自在に空を舞いつつ敵を攻撃、圧勝する。夢から覚めた3四郎は、この夢で見た柔王丸からインスパイアされ、柔王丸Sを思いつく。

夢の産物ゆえに、当然ながら実際には登場しない。

  • 荒巻強化パーツ装着型

モンスーン5号の自爆で破壊された柔王丸の修復をする3四郎の元に、荒巻多作が応援(と称した宴会)にと赴いた際。頼まれもしないのに荒巻が勝手に提案した強化パーツ、およびそれらを装着した柔王丸。

出オチのギャグのため、詳細は不明で、実際に採用もされていない。登場したのも一コマのみ。

その形状は、荒巻のプラレスラー、ブラッディ―Xに酷似したものであり、ブラッディ―Xに似た出足に胴体装甲、および口元にブラッディ―Xのような長い口のパーツを装着するというものらしい。黒崎はそれを見て、ブラッディ―Xのような姿の柔王丸を想像していた。

ちなみに3四郎本人はそれを聞かされ、頭を抱えていた。


アニメ版

セットアップ!柔王丸

アニメ版では、ロボット的な外観にリファインされた事もあってか瞳は描かれる事はなく、ロボット的な雰囲気で終始一貫表現された。当然、表情も変える事は無い。

また、髪の毛も無く道着も来ていない。胴体部の外装は、あくまでも道着のようなデザインにされているだけである。


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