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崩壊:スターレイル

ほうかいすたーれいる

中国のゲーム会社miHoYoによるスマートフォン向け探索ストラテジー RPG。プレイヤーは「星穹列車」と共に、未知なる宇宙の星々を巡る旅路に繰り出す。
目次 [非表示]

この旅が、いつか群星に辿り着かんことを


注意!現在タグ荒らしが発生しております

現在、『崩壊:スターレイル』の女性キャラクターのみを描いたイラストに対し、イラスト投稿者以外が「穹(スターレイル)」「主観」「主観視点」「穹視点」「穹主観」等と言ったタグで埋め尽くす行為が広範かつ無差別に行われております。

イラスト投稿者の方へ

上記のタグ埋め尽くし行為は、イラスト投稿者自身がキャプションやタイトルでCPタグを付けないで欲しい旨を明記しても無視して行われ、また、投稿者自身がタグ削除した場合でも繰り返し行われていることが確認されています。

これらの行為が確認された場合、タグ欄の「+」ボタンを押すことにより履歴から埋め尽くし行為を行ったアカウントが確認できます。

そこから、当該埋め尽くし行為を行ったアカウントのユーザーをブロック対応及びプロフィール画面右側メニュー内の「報告」より、pixivガイドラインに定められている禁止事項「作品内容に無関係なタグを付加する行為」違反が行われている旨の報告・相談が可能です。


諸元

分類スマートフォンアプリ PCゲーム
ジャンルストラテジーコマンドRPG
対応OSAndroid iOS PC
開発・運営miHoYo(中国)
原語表記崩坏:星穹铁道
配信開始日2023年4月26日

概要

miHoYoによる第5作目のゲームとして新たに展開する、「新世代オープンワールド型コマンドRPG」。

2021年10月に初回目βテストが開始され、以降は二回目βテストを2022年5月に、三回目(ファイナル)βテストを2023年3月に、それぞれ終えている。

2023年4月26日に正式配信開始。

タイトルに共通点がある『崩壊学園』『崩壊3rd』に続く「崩壊シリーズ」第三弾であり、そのどちらとも違う、人類が宇宙進出の技術を得たパラレルワールドを舞台としている事が明言されている。

ジャンルとしてはスペースオペラの部類にあたり、プレイヤーは銀河を駆ける「星穹列車」の新たな乗車員として、まだ見ぬ世界を切り開くべく、様々な文明が点在する宇宙の星々を巡る事になる。

ゲームシステム

メニューやガチャ、探索などのシステムは、同社作である『原神』のものをベースにし、後に本作独自の様式へと改良を加えている。


システムは半オープンワールド形式のフィールドを移動し、敵とエンカウントするとコマンド式のターン制バトルに移行するというもの。

今までのように戦闘でリアルタイムアクションを用いる事はないが、逆にそういったものが苦手な人にはとっつきやすい。

さらにオートバトルや戦闘速度2倍にも設定できるので、ガッツリとプレイする時間が無い人にとってはありがたい仕様となっている。


開拓力(スタミナ)の回復周期は1ポイントあたり約6分、所持上限は240、0から最大までに必要な時間は約24時間。Ver1.2までは上限180だったが、ver1.3アップデートで上限は240になった。さらに同時に予備開拓力も実装され、開拓力が満タンになった後はそちらが増える(ただし予備開拓力の回復は18分に1ポイント回復と開拓力の3倍時間がかかる)。予備開拓力の所持上限は2400であるため、従来よりもスタミナが溢れる事態になりにくくなった。


各キャラにはそれぞれ「属性」と性能傾向を表す「運命」が設定されており、武器システムに相当する「光円錐」の種類や使用技(スキル)は後天的にカスタマイズすることは出来ない。


属性説明
敵に持続炎ダメージを与える"燃焼"状態が得意
敵を1ターン行動不能にし、持続氷ダメージを与える"凍結"状態が得意
敵に持続風ダメージを与える"風化"状態が得意
敵に持続雷ダメージを与える"感電"状態が得意
物理敵に持続物理ダメージを与える"裂創"状態が得意
量子敵の行動順を遅延し、持続量子ダメージを与える"もつれ"状態が得意
虚数敵の行動順を遅延し、速度も低下させる"束縛"状態が得意

運命説明
壊滅耐久アタッカー。殴り合いの継戦能力に長ける
虚無デバッファー。敵に弱体効果を与える
巡狩単体アタッカー。与ダメージの追及に優れる
存護タンク。高い生存力をもって味方を防護する
知恵全体アタッカー。スキルや必殺技の消費による範囲火力に秀でる
調和バッファー。味方に支援効果を与える
豊穣ヒーラー。味方を回復させるRPGの必須ポジション

また、各キャラクターごとに「軌跡」(スキル、原神で言う「天賦」)と「星魂」(キャラ凸、原神で言う「命ノ星座」)があり、特に「軌跡」は原神より多い傾向となっている。


なお原神とは違い、フィールド上にプレイアブルキャラが常在し、会話することが出来る(無論シナリオ進行中はその限りではない)。

また、ストーリー中の会話はリップシンク(キャラの口パクとボイスを同期させる技法)対応となっており、二回目βテストの時点で既に日本語版に対する口の動きの完全同期が実現されている。


キャラクター

詳細はスターレイル登場キャラクター一覧を参照


舞台

主人公達の拠点。星々を駆ける列車と、その駅がある宇宙ステーション。


リリース当初から開放済み。永久凍土の惑星に築かれし唯一の都市。


リリース当初から開放済み。放浪を続ける超弩級宇宙艦隊の一角。


2024年2月のVer2.0で開放。集合夢の中に広がる銀河有数の娯楽都市。


プラットフォーム

iOS、iPad OS、Android、Windows、PlayStation5に対応する。

iOS版の最低対応バージョンはiOS10、推奨バージョンはiOS12以上。iPhone8Plus以降(A11 Bionic以上のチップを搭載する機種)が推奨端末とされている(原神、崩壊3rdと同じ)。


バージョン履歴

リリース日バージョンタイトル
2023/4/26Ver1.0星々へ続くレイル
2023/6/7Ver1.1銀河漫遊
2023/7/19Ver1.2仙骸に果て有り
2023/8/30Ver1.3業塵を映す天鏡
2023/10/11Ver1.4冬の夢から目覚めて
2023/11/15Ver1.5迷離幻夜譚
2023/12/17Ver1.6只人と神の栄冠
2024/2/6Ver2.0真夜中に夢を見るなら
2024/3/27Ver2.1深淵への狂走

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余談

事前ダウンロード数世界記録達成

  • スマホアプリデータ統計サイトの観測情報によれば、2023年4月23日に事前ダウンロードが開始されてから僅か一日後の4月24日に、IOS端無料ゲームアプリのダウンロード数ランキング1位に全世界計114か国で同時到達という、ゲーム史上前代未聞の記録が達成されている。

リリース日の話題

  • 正式リリース日は2023年4月26日であるが、実はこの日は「中国鉄道の父」と呼ばれている詹天佑の生誕日でもあり、「鉄道」をコンセプトにした本作にとっても別の意味で重要な記念日と言える。
    • また、現在の中国ではグレゴリオ暦と旧暦を併用しているが、グレゴリオ暦の2023年の「4月26日」は実はちょうど旧暦の「三月七日」でもある。なんともロマンのある偶然である。

SF名作由来のネタ・オマージュ

  • 本作の世界観はサイエンスよりもファンタジーに偏ったものであるが、所々にSF名作に対するオマージュや、SFファンにのみ分かるようなネタ要素が多く詰め込まれており、制作側のSFに対する情熱の凄まじさが感じられる。
    • 例えば基本設定である「運命」や「光円錐」は、中国SFの名作『三体』の「光円錐の内は運命なり」という有名な台詞が元ネタとなったもの。
    • また、本作にはSF映画に対する数々のオマージュが存在する。
      • 序盤の「宇宙に浮かぶ宇宙ステーション+大ボリュームのクラシック音楽」という演出は、『2001年宇宙の旅』以来のSF映画の定番。
      • アチーブメント「天外魔花」はSF映画の古典的名作とされている『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』の中国名から取ったもの。
    • 映画の他に、作中の多々あるアチーブメント名の多くはSF小説から取ったもの。

軽く挙げるだけでも、以下の例が見られる:

アチーブメント名元ネタとなったSF作品
子供時代の終わりアーサー・C・クラークのSF小説『幼年期の終わり
1:4:9アーサー・C・クラークのSF小説である『2001年宇宙の旅』に登場する「モノリス
失楽した世界アーサー・コナン・ドイルのSF小説『失われた世界
愛する時間はたっぷりあるロバート・A・ハインラインのSF小説『愛に時間を』
銀河系乗客ガイドダグラス・アダムズのSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド
群星、我が帰る場所アルフレッド・ベスターのSF小説『わが赴くは星の群』
破壊された人間アルフレッド・ベスターのSF小説『破壊された男
451°Fレイ・ブラッドベリのSF小説『華氏451度
ディラック海のさざ波ジェフリー・A・ランディスのSF小説『ディラック海のさざなみ』
クラーラと太陽石黒一雄のSF小説『クララとお日さま
人造カタツムリは電気樹の夢を見るか?フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

※なお、上記の他に(SF小説ではないが)宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』が姫子の光円錐の名前になっている。


そして星穹列車も、国内外でも高名な漫画家・松本零士の代表作のひとつである「銀河鉄道999」に登場する999にも雰囲気が似ている。

※不幸にも運営開始の2023年4月26日より前の2月13日に氏は亡くなっており、存命されている内に運営開始していたらどう思われるだろうかと悔やまれるファンも存在する。


製作スタッフのJRPGに対する情熱

開発メンバーの多くは本作で採用されている「ターン制のコマンドバトルRPG」というゲームジャンルのファンであり、本作のプロデューサーであるDavid Jiang氏は「本作は日本のRPGに強く影響を受けている」と公言している。


Cut-In

その中でも株式会社アトラスが制作する女神転生シリーズの派生作品ペルソナシリーズの戦闘システムにかなり影響を受けており、プロジェクト立ち上げ当時の最新作であるペルソナ5「自分たちがターン制RPGを作る上での目標」だったと言う。その為ペルソナシリーズは開発チーム内にもプレイヤーが多い。

そして、2023年4月にはDavid氏の送った手紙によってアトラスのペルソナシリーズディレクターとの対談を実現させ、同年の年末にも再び訪問している。年末にDavid氏がアトラスを訪問した際には、ペルソナシリーズ等のキャラクターデザインを勤める副島成記氏が描いた三月なのかのイラストサイン色紙がアトラスから贈られた。


HSR x Trails - Tio & Asta

またDavid氏は日本ファルコム開発の英雄伝説シリーズの現行作「軌跡シリーズ」の大ファンでもある。その中でも一番思い入れのあるタイトルは、軌跡シリーズに触れるきっかけとなった「零の軌跡」であり氏が使用しているチャットアプリのアイコンも10年間零の軌跡の登場キャラの「ティオ・プラトー」から変えていないという。

こちらも2023年4月に日本ファルコムの社長との対談を実現させ、同年年末に再訪した。再訪の際にこちらはDavid氏に現在は購入が困難となっているというティオのキーホルダーが贈られ、「こんなに相思相愛なら、お互いの作品でコラボレーションするのはいかがですか?」と記者から投げ掛けられた所、ファルコム社長は「うちはいつでもOKですよ」と返したとの事。


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