U1、オペレーションを開始します
概要
財団によって解析されたタワーの技術を用いて実用化された無人のAC。
UNACは「UNmanned Armored Core」の略となっている。
コアに組み込まれる「フォーミュラブレイン」という基幹AIと機体の行動を制御するチップにより構成されている。
無人型故に容易に大量投入が可能であり、フリーランスの傭兵が勢いを失っていった一因でもある。
それ故にファットマン等UNACに否定的な人間も多く、彼らの様な人間からは「人形」と揶揄される事もある。
しかし、各勢力の主力として配備が進む中で突如として三大勢力の運用するUNACが暴走し、背中を撃つ形で各勢力の戦力を退け、各勢力の重要施設であるタワーを占拠してしまう。
これは、財団の時限式ウィルスによって特定のオペレーションパターンを実行した時に暴走するよう仕組まれていたものであり、三大勢力が用いる標準的なオペレーションパターンがその「特定のオペレーションパターン」であった事に起因する。
これにより瞬く間に世界情勢が三大勢力による睨み合いから、三大勢力対UNAC(財団)へと傾いていくが、三大勢力の物量と彼らが雇った傭兵達の活躍によって駆逐されていった。
しかし、それ自体も財団にとっては想定済みの事態であり、財団はその隙にタワーから未確認兵器を持ち出している。
また、UNAC自体も財団が人類の可能性を含む世界中の情報を集める為の端末として機能していた節もあり、UNACの戦闘経験を統合したオペレーションは、N-WGⅨ/vに搭載されている。
ゲームシステムとしてのUNAC
前作のアップデートで追加されたCOM傭兵の要素を推し進めたAI操作のACで有り、任務に同伴させる事が出来る。
ゲームではストーリーミッション03をクリアする事で使用可能になる。
COM傭兵と違い、ACのアセンブリとAIの行動を司るチップを変更・調整する事で戦闘スタイルを変化させる事が可能で、ミッションで稼いだ資金を投資したり、ワールドモードで取得した作戦ファイルを読み込む事でUNACのグレードが上がり、行動チップの種類や使用可能コストが増えていく。
なお、AIのアセンブリが苦手な人の為にブリーフィング前の編成時にサインズが提供するアセンブリ済みのUNACをレンタルする事が出来るが、ACのアセンブリとAIの変更は不可能と成っている。
また、ストーリミッションでは1機しか連れて行く事が出来ないが、ワールドモードに出撃する際には4機まで出撃可能。
4機出撃によりUNACのみの部隊を編成し、オペレーターと成ったプレイヤーの指揮のもとでオペレーションを遂行するRTSとして遊ぶ事も出来る。
初期状態ではカスタマイズ出来るUNACは1枠しか用意されていない為、4機でフル出撃する為にはサインズのUNACを使うしかないのだが、DLCによりカスタマイズ枠を増やす事でカスタマイズしたUNACのみで出撃する事も出来る。
ストーリーではUNACは暴走するが、プレイヤーのUNACは暴走しない為、安心して僚機として投入する事が出来る。