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ミラクルドラゴングレイブの編集履歴

2014-01-13 22:41:03 バージョン

ミラクルドラゴングレイブ

みらくるどらごんぐれいぶ

ミラクルドラゴングレイブとは、ドキドキ!プリキュアに登場するアイテムの一つ(メイン画像の槍)

概要

ドキドキ!プリキュアに登場する三種の神器の一つ。「あらゆるものを貫く光の」と言われている。ちなみに形状が本当にに似ているので『』と訳されている。


1万年前のプリキュア(詳細は不明)が所持しており、現在はトランプ王国の王女マリー・アンジュが管理している。 この槍を使えるのは王族の者だけ。ジコチューがトランプ王国に侵攻した際、王女が手にし、その槍の力でキングジコチューを石化させた(本気を出せばキングジコチューを消し去ることもできたらしい。そうしなかった理由はアン王女の項目参照)。


槍の穂先はトランプのスートを複雑に組み合わせたような独特の形状であるが、アニメでは穂先のアップがあまり描かれないためか、pixivの絵によっては穂先の形状がまちまちになっている。攻撃に使用する場合はその穂先が黄金の光に包まれる。さらにその光をビームライフルのように敵に射出することも可能。


プリキュア三種の神器」という概念は第30話で初めて示唆されたが、ミラクルドラゴングレイブは第7話の回想シーンで先行して登場しており、この時点でアン王女=槍使いというイメージを視聴者に強く印象づけている。


現在の所有者

トランプ王国崩壊後は、王宮の地下室に突き刺さり封印されていた。ジコチュー陣営にとっては自らを滅ぼしかねない危険な代物であるが、この槍を上手く自らの力になるように管理したいという思いもあったようだ。

しかし(イーラ曰く変な)魔法がかかっていたのかジコチュートリオが触れればダメージ(電撃)が加わる為、ジコチュー陣営は入手することも壊すこともできなかった。マーモ曰く、ジコチュートリオがアン王女を捕獲しようとしているのは、この槍の封印を解かせるためでもあるという。

ジコチュートリオは「プリキュアならば神器の正統後継者として、封印など無視して槍を手に入れることができてしまう」と考えており、プリキュアたちに槍が奪われることを警戒していた。

もっとも、プリキュア側は槍の現在の在処を知らなかったうえに、トランプ王国へ自由に行く手段も持っていなかったので、プリキュア側が独力で槍を見つけることはかなり困難だったと思われる。


しかし39話ではジコチューのナンバー1になる野心を変わらず秘めるベールが、プリキュアを利用して槍を引き抜かせた上で横取りする計略を立て、あえて槍の在処の情報をプリキュア側に伝える。だがその目論見は相田マナたちに見抜かれ、逆にマナたちはベールに騙されたふりを続けて槍の在処まで案内してもらうことにした。槍のある場所まで来た時点でマナ達はベールに案内御苦労さまとネタばらし。この時点でベールの計略は半ば破綻しかけていた。

だが諦めるのは早かった。途中経過はどうあれ、引き抜いてもらって力ずくで奪いとれば結果オーライだった。すでにベールの意図がバレてるのに槍を奪われるような隙をプリキュアが見せるとは思えないのだが、もはやベールには姑息な策略をする余裕は残されていなかったのだ。そしてプリキュアたちがこの槍を引き抜き、いよいよ力づくで奪う作戦に移る···はずだった。ところが、プリキュアですら抜くことができないという予想外の事態に見舞われる


そこに長い眠りから目覚めたレジーナがプリキュアたちを倒すために戦闘に参加。しかし、レジーナが眠りについている間に成長を続けたプリキュアたちとの間には実力差があり、レジーナはプリキュアたちに押し負けてしまう。

マナはレジーナに自分たちの仲間に戻るように説得する。

だがレジーナは、自分が父キングジコチューから離れたら、一人ぼっちにさせてしまうとそれを強く拒否。絶体絶命のレジーナは、父を守るための力を得れるならば何を犠牲にしてもよいとの気持ちで、祈るかのように槍に手をかける。

結果、槍はいとも容易く引き抜かれ、矛先は金色ではなく紫色に変色し覚醒。槍はレジーナの所有物となった。


ミラクルドラゴングレイブの入手により、かなり水をあけられていたプリキュア達との力量差が埋まり、レジーナはプリキュア達に撤退を余儀なくさせるほどの力を得た。


しかし第47話ではレジーナキュアハートの命がけの説得によって、盲目に父のみを愛するだけではその父を救うことはできないと気付かされる。世界を受け入れる心を取り戻したレジーナのプシュケーは元の色に戻り、同時に槍の矛先も元の金色に戻る。


所有者の資格についての考察

レジーナにとってみれば、父親であるキングジコチューを封印した仇のアイテムであり、尚且つ彼女もジコチューの一員であるのにも関わらず、他のジコチュートリオが触れることすらままならなかった槍を見事に使いこなしている。

そこでなぜ彼女が槍を使えるのかという謎が出た。

ベールは「槍がレジーナを選んだ」と発言しており、レジーナには槍の意志のようなものが認めるに足る何かがあるようだ。

これについて、主に次の2説が視聴者の間で推測されている。


「誰かを守りたい」という想いに反応した

槍を手にする直前、「私がパパ(キングジコチュー)を守る」という想いをレジーナは強く抱いている。

そこで、このときのレジーナの想いを「愛の発露」として槍が受け取ったために彼女に力を貸したとする説がある。


同じプリキュア三種の神器の一つである「マジカルラブリーパッド」は、前の所有者であったキュアエンプレスが不屈の心を持つプリキュアであった。そしてキュアハート達がリーヴァ・グーラとの戦いで「絶対にあきらめない心」を発露したことで現在の形に覚醒している。

三種の神器の使用条件がこのような使用者の心に反応するタイプであるのなら、ミラクルドラゴングレイブも似たような発動条件があると考えることができる。


ただしこの時点でのレジーナは父キングジコチューの洗脳を受けていて、父への依存心が強制的に増大されている。なので亜久里はレジーナの父への思いは愛などではないと考えていて。それどころかレジーナを「愛なき存在」と斬って捨てている。

だが、キュアハートはレジーナの鬼気迫る様子を振りかえって「あれは洗脳されて操られた結果の行動ではなく、レジーナが本心から父のために自分たちを倒そうとした愛の行為だ」と発言している。

槍がジャネジーに染まって紫色になったことも含めて、レジーナのキングジコチューへの思いは愛なのかどうかは視聴者の間でも多数の考え方が出た。


アン王女との繋がり

ジコチュートリオのみならずプリキュア達も槍を抜くことはできなかったことから、ミラクルドラゴングレイブはそもそもアン王女のみ、もしくはその血縁者にしか扱えない代物であることも考えられる。

レジーナは「キングジコチューの娘」とされているが、彼女はある時点から過去の記憶が一切なく、その出自が謎に包まれている。ベールも一瞬「こいつジコチューじゃないんじゃないのか?」と推測している。

そこで、レジーナにはアンジュ王女と何らかの繋がりがあるという説がでている。


また、変身前の姿はレジーナに、キュアエース変身時の姿がアン王女に似ており、両者と何らかの関係を劇中で示唆されている円亜久里が、39話中では足止め役を買って出ておりミラクルドラゴングレイブを抜くチャレンジをしていないので、亜久里が手にしていたらどうなっていたのかという疑問が示されている。



以下はその後のネタバレについて記しています









亜久里とレジーナの正体はアン王女の分身体であり、さらにキングジコチューの正体はアン王女の父王であった。

アン王女は「国と民が滅ぶことがわかっていても、大好きだった父王を殺すことができなかった」という葛藤に心が引き裂かれ、その二つに分かれた心がレジーナと亜久里を生み出した。このうちレジーナは、父への愛の思いのみが純粋に凝縮した分身体で、亜久里がみんなを守りたいという正義の心のみが純粋に凝縮した分身体である。そして、アン王女は自分が父を殺さなかったのは王族にとっては許されない自己中な感情であると苦悩していたため、その負の感情がレジーナのジャネジーの根源となっている。

レジーナはいわば「愛の心を持つジコチュー」という相反する要素を併せ持つのである。


そうなると、やはりミラクルドラゴングレイブはアン王女でないと使いこなせないアイテムという説が有力といえる。

ただし、レジーナが愛は独占ではないことを理解したことで槍が黄金色を取り戻したことから、槍が使い手の心に呼応することも間違いない。

結果的に、「アン王女の分身であるレジーナが、愛に目覚める必要があった」という両方の条件が必要だったのだと言えるだろう。

レジーナがミラクルドラゴングレイブを手にしたときに、愛のアイテムがジャネジーに汚されるという状況になってしまったのも、レジーナの愛は自己中な感情と切り離せない性質なものだったからと考えられる。


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マリー・アンジュ レジーナ(プリキュア)

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