『我スルーされる、ゆえに我在り』【アニメDVD予約特典より】
『概要』
姫神秋沙(ひめがみ あいさ)とは、とある魔術の禁書目録に登場するキャラクターの一人である。自称「魔法使い」。
かつて住んでいた村を自身の血によって壊滅させ、隣人や家族を皆殺しにしてしまった過去を持つ。
また、禁書目録で最も不遇な扱いを受けているであろう人物である。
(例:お色気イベントの後に腹を裂かれる、血だまりの海に沈む、出番を奪われる等)
『吸血殺し(ディープブラッド)』
原石の一つで、「甘い香りで誘い、その血を吸った吸血鬼を問答無用で灰に返す」能力。
学園都市の開発術ではなく、自身の生まれついた環境から発現したものである。
真に恐るべきは死ぬとわかっていても吸わずにはいられない誘惑性を持つこと。無差別広範囲に作用するので、何もしなくても吸血鬼をおびき寄せて殺してしまう。
誘惑範囲は少なくとも村ひとつ分で、吸血鬼を呼び寄せてしまったことから考えると、さらに広い可能性もある。
吸われる事が前提である以上、姫神自身の吸血鬼化や失血死を防ぐ作用もあると思われる。
なお、『血』に直接関わる能力ゆえか自身・他者問わず「血の流れ」に詳しく、応急処置が上手くなるという副産物がある。
二巻終了後は歩く教会の効果を一部抽出したケルト十字架によって封印されている。
能力の性質上、吸血鬼にしか効果がないため、吸血鬼が(現時点で)登場していない本編ではあまり目立った活躍が出来ない。HELLSINGやジョジョの世界だったらもう少し取り上げられていただろうに・・・。
『謎の特別追悼企画』
本編の扱いに加えて漫画版「とある魔術の禁書目録」で三沢塾編をすっ飛ばされた事を不憫に思われ、原作16巻と漫画版「とある魔術の禁書目録」の単行本二巻と、電撃大王で連載されている「とある科学の超電磁砲」二巻の単行本で行われた、姫神追悼の為の企画。これら3冊のあとがきでそれぞれの作者による姫神が描かれている。