プロフィール
名前 | 梶井基次郎(かじい・もとじろう) |
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年齢 | 28歳 |
誕生日 | 2月17日 |
身長 | 180cm |
体重 | 63kg |
血液型 | B型 |
好きなもの | 檸檬、爆弾、科学、オペラ、酒 |
嫌いなもの | 表通り、ジャズ |
「科学の究極とは『神』と『死』! どちらも実在し、しかし科学で克服できず ゆえに我らを惹きつける」
概要
横浜の裏社会に君臨する「ポート・マフィア」の構成員。
ザンバラに切った短い金髪にオレンジ色の縁のゴーグル、ボロボロの白衣と抹茶色のストールを身に着けた格好で、下駄を履いている。
一人称は「僕」、笑い方は「うはははは」。
与謝野曰く、「隠密主義のマフィアの中にあって珍しく顔の知れた爆弾魔」の指名手配人。一般人28人を殺害した丸善ビルの爆破事件を「素晴らしい実験」、死そのものを「無数の状態変化の複合音楽」と称するマッドサイエンティストで、その態度は医者である与謝野を激昂させた。
4巻カバー下ではバーらしき場所で広津柳浪と共に中原中也の愚痴を聞いてあげている。その時によっぽど暇なのか、スティックでかなり複雑なタワーを築き上げているため手先は器用な方なのかもしれない。
能力名は「檸檬爆弾(レモネード)」。「レモン」+「グレネード」からだと思われる。元ネタは忠実の梶井基次郎氏の代表作、「檸檬」。
活躍
初登場は第七話。
泉鏡花と共に、与謝野とターゲットの敦が乗った列車内へ潜入し、自らは運転手(と思われる人物)を殺害、列車をジャック。先頭・最後尾車両に大量の爆弾を設置した上で列車内のあらゆる場所を爆破する「物理学実験」を実行した。
(この時列車内には敦と与謝野以外にも乗客が大勢乗っており、無差別爆弾テロな状態であった)
直後に現れ、交戦した与謝野を最初のうちは檸檬型爆弾で瀕死の状態にまで追い詰めるも、逆に瀕死の傷のみを一瞬で治癒する彼女の能力「君死給勿(キミシニタモウコトナカレ)」で形勢逆転。フルボッコにされた挙句、鉈で切り刻まれて治療されてしまった。
しかしその後・・・?
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文豪ストレイドッグス ポート・マフィア 泉鏡花(文豪ストレイドッグス)
能力「檸檬爆弾」について
単行本第5巻のネタバレ注意!閲覧の際は自己責任で!!
第二十話でナサニエル・ホーソーンとマーガレット・ミッチェルの指揮する豪華客船=組合(ギルド)の前線基地の物資補給中に単身で潜入したのか、捕まって大量のレモン爆弾と共にボコボコの状態で再登場。
ナサニエルに列車の爆破事件の失敗とレモン爆弾を作り出すのであろう彼の能力を「くだらない」とこっぴどく批評される。さらに彼の能力「緋文字」で左肩付近に傷を受け、痛みに悶えるなか懐にレモン爆弾を放り込まれて爆死した・・・・・
・・・・・と思われたその時だった。
「ここで残念な御知らせ 君達宗教者は信じるのが仕事だろうが科学の根源は何時(いつ)だって疑うことだ!」
与謝野との戦闘において、白衣の袖口から大量のレモン爆弾を出すなどの行動から、彼の能力は「檸檬型爆弾を作り出す」という能力であると今まで思われてきた。
しかし檸檬型爆弾は全て梶井の手作りである。
梶井の真の能力は「檸檬型爆弾でダメージを受けない」というものであった。
『それ以外は役立たずじゃん』とか言ってはいけない。
ダメージを受けない理由は「檸檬が美しい紡錘形だから」というこれまたトンデモ事情。
とにかく彼が爆死せずに不敵な笑みを浮かべる中、船の物資補給用コンテナをヘリコプターが運搬しているところで彼がコンテナに設置していたと思われる爆弾が爆発。
扉が開いたコンテナから降ってきたのは大量のレモン爆弾であった。
即座に逃避する組合のメンバー。爆炎の中で高らかに笑う梶井。
こうして彼は単身で敵方の前線基地を瞬く間に陥落させるという大活躍を見せた。