プロフィール
CV:阿部敦
舞台キャスト:河原田巧也
概要
箱根学園二年生。「神奈川の最速屋」と呼ばれるスプリンター。
特徴は極限まで鍛え抜かれた肉体と、針のように飛び出した二本ずつの睫毛が目立つ端正な顔立ち。
御堂筋には「キンニクマツゲ君」と揶揄された。
自らの肉体(特に筋肉)に対する愛情は並大抵のものではなく、大胸筋にはアンディ(右)、フランク(左)という名前をつけ、性格(?)まで把握している。
腹筋を意味する「アブ(アブドミナル・マッスル)」が口癖で、ペースを上げながら呪文のように唱え続ける。
……というあまりに特徴的な行動から、一見筋肉馬鹿(別の意味で)の変人のように見えるが、王者の一員として、スプリンターとして誇り高く、競争者に対する礼儀も欠かさない。
また箱根学園の先輩たちを心から尊敬しており、彼らや、自分が認めた相手を侮辱されると熱くなる一面も。
特に同じスプリンターでよき理解者でもある新開のことを慕っている。
初登場は本編第一回のインターハイ。箱根学園第二のスプリンターとして登場。
「全身スプリントマシーン」と称される肉体はインターハイがピークになるよう、厳しい節制と徹底した管理による肉体改造で得たもの。
インターハイファーストリザルトを田所・鳴子と競い、王者の実力を見せ付けたが……
二年目の新生ハコガクでは、新主将へ抜擢。
くすぶっていた銅橋を『怪道・銅橋』へ育て上げるなど、後輩を導く余裕と貫禄を身につけた。
自らは新たなる筋肉、背筋のファビアンを身につけ、王座奪還を狙う。
愛車はBH。
余談
前述の通り鍛え抜かれた肉体をもつが、自転車以外の運動は苦手。
本を読んだり、植物を育てたりするほうが好きだし得意。
またタイムが伸び悩み、自らに自信がもてずふさぎこんでいた時期もあった。
そんな折に新開からとあるアドバイスを受け、自らの殻を破ることに成功。現在の姿となる。
筋肉たち
アンディ:泉田の右大胸筋。攻撃的で排他的らしい。
フランク:泉田の左大胸筋。慎重かつ大胆らしい。
両胸筋とも、痙攣することで泉田に危機を知らせる。泉田は言葉も分かる……らしい。
ファビアン:新たに目覚めた泉田の第三の相棒、背筋である。厳しく、そして偉大な筋肉の父。
(名前の由来となった実在の選手、アンディ、フランク・シュレク兄弟とファビアン・カンチェラーラは実際に2009年以来行動を共にしているチームメイトである、もっともシュレク兄弟の脚質は二人ともクライマーであるのだが)