CV:真堂圭
概要
バトルスピリッツ烈火魂の主要キャラクターの一人。
浜のバトラー集団を率いる、青属性のS級バトラー。
ストイックかつ男勝りな性格であり、中性的な口調で話す。誰に対しても見下した態度を取るなど、尊大な面もあるものの、それに見合う実力は持っている。
かつて、宝緑院兼続とは同じチームを組んでいたものの、彼の掲げる『バトスピ愛』を理解せず、自らの実力を高める以外に興味が無かった早雲は、今のままでは兼続を超えられないと考え、一方的に袂を分かつ道を選び、その後、デッキ破壊を主軸とした青デッキ使いとしての実力を磨き、新たに群青組を結成している。
現在も、兄貴分を捜し求める幸村、炎組の誇りを守る為に戦う利家、『愛』を掲げてムサシに平穏をもたらす兼続達3人とは異なって、バトラーとして戦い続ける者としての志と言えるものは持っておらず、ひたすら自らが勝利する事のみに固執している。
炎利家が無名のS級バトラー烈火幸村に敗北したという噂を受け、ムサシへと侵攻。暁佐助を打ち破り幸村にバトルを挑むものの、キースピリットである『戦国ソウルドラゴン』を召還されてしまった事で形勢が逆転し敗北。自らの未熟さを痛感し、いつか幸村に再戦する事を誓う。
しかしその後、幸村と再戦する為にかつての同志であった兼続とバトルし、最初こそデッキ破壊によって追い込んでいたものの、ソウル神速を発動させてキースピリットを召還した兼続によって、自らの志の低さを痛烈に指摘されてしまい、兼続の『愛』を絶対に認めないと叫びながら敗北した。
が、兼次は「バトスピ愛（天下布武）の前では、バトルは過程に過ぎない」と言う「過程よりも結果」の理念に対し、早雲は「１人のバトラーとして勝負を追及する」と言う、両者はある意味で対となる理想を掲げているため、一概に早雲の志が低いわけではない。
兼続への敗北後も、その事実から眼を背けようとせず、彼と幸村の試合を見届けている。しかし、頂上決戦後、兼続の意を受けたという紫鬼神蘭丸に、スタジアムを賭けて真白藤吉郎とバトルさせられるも、藤吉郎のカードである「鉄砲機兵タネガシマ」によって要であるデッキ破壊を封じられた上で敗北してしまい、スタジアムも奪われる事になる。
度重なる敗北から、組を解散させる決意をしようとする早雲であったが、自身を慕い続ける組のメンバーの叱咤激励を受け、もう一度群青組として戦う決意をする。その一方、蘭丸と藤吉郎の行動が、本当に兼続の差し金なのか、疑問を抱くことになる。
使用デッキ
「明王」と名のつく系統：闘神のスピリットを主軸とした青属性のデッキを使用する。
従来の青使い同様デッキ破棄を中心としたスタイルをとる。
スピリット
- ランマー・ゴレム
「覇王」から登場している小型の「造兵」スピリット。
- 青海童子
【粉砕】を持つ「闘神」スピリット。
- 蒼海明王
早雲のキースピリット。レアリティはマスターレア。
アタック時に相手デッキを７枚破棄、レベル２からはソウルコアをトラッシュに置くことで更に７枚破棄する等、デッキ破壊に特化している性能を持つ。
ちなみに初登場３話当時の効果裁定では、「〇〇することで✕✕する」効果は両者が処理できる状況でなければ発揮させない為、佐助のデッキが２枚しかなかった状態では本来レベル２効果自体が発揮できなかった。
が、後の裁定変更で、デッキ破壊の効果に限っては「〇〇することで✕✕する」は両立せずとも発揮することができるようになり、この効果処理は成立することとなった。
ネクサス
- 千間観音堂
早雲のデッキの中核とも言えるカード。
レベル１からは闘神のBPを＋２０００させ、
レベル２からはソウルコアを持つスピリットが相手のデッキを破棄したとき、相手のデッキを５枚破棄すると、レベル１の【粉砕】をするだけでも合計６枚も破棄することが出来る。
佐助とのバトルではこのカードを２枚配置し、青海童子のアタックで１１枚、蒼海明王のアタックで１９枚破棄させるなど、その強さを如何なく発揮していた。
余談
青属性の女性バトラーは非常に少なくレギュラーキャラでは少年突破バシンの澤ラギキョーカ以来となる。
他には「激覇」のミラ、漫画「バトスピ!私たちバトルスピリッツ部ですっ☆」の青山晴海 、ゲーム「デジタルスターター」の三葉葵姫子の５人しかいない。
また早雲を演じる真堂圭氏はメタルファイトベイブレードにて『天野まどか』を演じており、『バトスピ烈火魂』の劇中で初めて対戦した相手は偶然にもメタルファイトベイブレードで共演していた金田アキ氏演じる暁佐助だった。そして後に、同じくメタルファイトベイブレードで共演していた三瓶由布子氏演じる真白藤吉郎とも対戦している。
関連タグ
北条早雲・・・名前の由来。
