概要
SASUKEに出場している選手。職業は靴のハルタの営業マン。初出場は第21回で第24回と第27回で完全制覇ししている。完全制覇者を2回なしとげた選手は現時点で漆原裕治のみである。
特徴
身軽なためぶら下がり系のエリアが多い3rdステージの適正がとても高く第22回や第27回では他の選手が苦戦する中3rdステージを突破した。第24回では3rdクリア者が多く出たものの、他の挑戦者に比べ安定感もあり、なおかつスピーディーにクリアした。反面、ウォールリフティングやタックルといったパワー系のエリアとバックストリームといった水中が苦手である。一時期は三半規管も弱く、ローリング丸太やローリングエスカルゴはクリアしたものの目を回してしまうときもあったが、トレーニングにより克服した。また、リカバリー能力も高く、第23回ではアンステーブルブリッジで手を滑らせるもの片手で耐える、第25回ではダブルサーモンラダーでは飛び移りに失敗するもののバーの先端が引っかかり落下しない、第26回ではジャンピングスパイダーの壁の張り付きでバランスを崩したものの後ろにとびコースアウトせずに対岸に戻るという人間離れした技を見せている。
普段の練習ではSASUKEセットを使うと型にはまって違うことが起きたときに弱くなるからという理由であまり使わない。本人曰く公園も使い方次第ではSASUKEのトレーニングになるのこと。
勘違いされやすいこと
漆原は苦労人ではない安定した人生を歩んでいると勘違いされがちではあるが、SASUKEの予選は第11回から参加し本戦初出場は第21回と長い期間を要しており、また幼いときに父親が他界していたりと苦労している選手である。
そして最近は減ったが、一時期多くの人から勘違いされていたことは、SASUKEの第24回で史上三人目の完全制覇者になったのだが、そのときのゴム足袋を使用し実況のアナウンサーである初田啓介が漆原の挑戦のときだけ、ゴム足袋を強調して実況をしていたため、多くの視聴者が漆原だけが使用したと勘違いしてしまい、挙句の果てには「ゴム足袋でクリアする卑怯者」というイメージまでもつひとまで現れた。そのため、放送終了後に視聴者から「あの長靴フェアじゃない」というクレームが多く来てしまった。実際のところ、ゴム足袋使用はルール違反ではなく、今大会のファイナルでファイナリスト5人のうちのリー・エンチ以外の4人が使用していたので漆原は決して悪くない。その後、第27回でもう一度FINALステージに挑戦しクリアしているのだが、そのときはゴム足袋を封印している。また、ほかの挑戦者もこのクレームがあった後は、FINALステージに挑戦するときゴム足袋を封印している。