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チョウチンアンコウの編集履歴

2016-02-17 23:16:39 バージョン

チョウチンアンコウ

ちょうちんあんこう

チョウチンアンコウは深海に生息するアンコウ目チョウチンアンコウ科の魚類。

概要

名前の「チョウチン」は提灯を意味する。頭頂部についた誘引突起が提灯をつるした竿に見えることと、それを光らせることによってとなるをおびき寄せることからそう名づけられた。食用にはされないものの、アンコウキャラクターとして描かれる場合、このチョウチンアンコウがモデルになることが多いほど一般的な種である。


生態

水深200mから800m位の深海に生息する。丸みを帯びた体格で下あごが出っ張っている。メスが40cm以上成長するのに対し、オスは4cm程度と、メスがオスに比べてかなり大きいのが特徴。


繁殖方法

前述したとおり、チョウチンアンコウの仲間は メスに比べてオスの体長は圧倒的に小さい。そのため体の小さなオスは、メスに出会うとメスの体に噛み付き、離れないように寄生する。噛み付いたオスはそのうちメスの体と同化血管でつながることでメスの体の一部となり精子を供給するだけの器官となってしまう。

これは、広く暗い深海でオスとメスが出会える確率は少なく、一度出会えてもまた出会えることが出来ない可能性のほうが大きいためだと考えられている。1匹のメスに対してオスも1匹というわけではないため、中には1匹のメスに十数匹ものオスがくっついている個体もある。


ただし、これらはチョウチンアンコウの仲間にだけ見られる特徴であり、通常食用にされるアンコウの仲間では見られない。

こういったシステムは「矮小雄」や「矮雄」などと呼ばれ、原始的な生物の世界ではわりとスタンダードであったりする(人間でもしばしば見られるが、大概はろくでもない場合が殆どである)。


関連タグ

海洋生物  深海 提灯

一妻多夫

チョンチー ランターン

しんかいコンチェルト・・・ばるぱんさー氏による海洋生物がテーマの漫画作品。四話の主題はチョウチンアンコウである。

深海魚のアンコさん

ハングラー

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