ストーリー上の悪の張本人ゼムスの魂が「完全暗黒物質」として復活したもの。その姿はどうみてもミジンコ。
※SFCの頃から頭部先端に人に近い顔が描かれていたにもかかわらず、青い水晶体があまりにも目立ちすぎたためミジンコ呼ばわりが定着。ニンテンドーDS版で真実に気付いたプレイヤーも多いとか。
おかげでpixiv上に投稿されるゼロムスのイラストも本来の顔自体が描かれていなかったりする。合掌。
倒すと「グ……ズ……ギャアアアム!」と個性的な断末魔を残すが、あの御代の断末魔ほどにはネタにはされていない。
イージータイプでは全くの別デザインになっており、中央からエロい女の子が生えていて
「抱擁」を使ってパーティを石化しようとする。このイージータイプ版は、後にアドバンス版にてゼロムス:EGというボスキャラとして出演しているが、こちらは「抱擁」を使ってこない。実はSNES版ではゼロムスの外観はこちらである。
続編のFF4TAでは「ゼロムスマインド」として引き続き登場。長い雌伏の時を経て出た結論が「悪意こそ純粋な進化」。ある意味人間の進化はその通りかもしれない。
余談だが、ディシディアにてゴルベーザの最強武器として「ゼロムスの結晶」と言う武器が登場している。
生態
高威力+スリップのビッグバーンを撃ちまくり、抜け穴らしい要素もないことからシリーズ最強のラスボスという声も多い。逆に言えば、単純に攻撃に耐えられるほどパーティを強化すればシンプルに倒せる。良くも悪くも直球勝負の、わかりやすい強敵である。
完全暗黒物質ゆえか「ダークマター」を盗む事ができるのだが、入手したところで何の役にも立たない。かつてこれを盗むとゼロムスからのダメージが軽減されるとの噂があったが、解析によって全く関係がない事が判明している。
ゼロムス:EGに関してはゼロムスよりもパラメータは高いのだが、道中で入手できる『奥義の書』の一部を使うと『ミニマム化』『トード化』で一定ターンやたら体力が高いだけのザコになってしまう。その状態のまま倒すとかなりシュール。